憲法という希望

憲法という希望

869円 (税込)

4pt

「憲法は日々を生きる私たちの味方です。しかし、私たちがそれをうまく使いこなさなければ、憲法を活かすことはできません」気鋭の憲法学者が憲法の歴史・理念を分かりやすく解説し、人権問題や地方自治など、現実の社会問題に対して、憲法をどのように使い活かすのかを語る。また、NHK「クローズアップ現代」元キャスター・国谷裕子氏との憲法対談も収録。「憲法」がより身近になる、日本国民必読の一冊。

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憲法という希望 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年06月05日

     「憲法の本」というと,硬いんじゃないかというイメージが先行するのだが,本書は,その先入観を気持ちよく砕いてくれて,とてもスイスイと読むことのができた。

    社会に息苦しさが蔓延しているとすれば,それは国家が何らかの失敗をしているということであり,その解決の道筋は憲法に示されている可能性が高い。今こそ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年07月13日

    学生時代、憲法を勉強していて、憲法の体温を感じたことはなかった。
    ところが、この本は全く違う。
    政府任せにして批判ばかり繰り返す日本人になってはいけない。

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    Posted by ブクログ 2017年07月01日

    普段読まないジャンル。
    監査でもよく言っている、フレームワークを使って考える、の憲法版(憲法がフレームワーク)。

    ・国家権力の三大失敗「無謀な戦争」「人権侵害」「権力の独裁」
    ・憲法はこれを防ぐためのもの
     (リスクに対するコントロールですね)
    ・訴訟戦略の巧拙
    ・道徳よりも法務教育!
    ・人権侵害...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年10月10日

    今年5月14日に大阪弁護士会が主催して行われた憲法講演会の講演と対談をもとに、加筆・修正してまとめられた本。講演会に行けず残念に思っていたので、読むことをすごく楽しみにしていました。

    先の見えない息苦しい世の中、その原因を突き止め進むべき道を確かめるためには学問に触れること。そこには人類が積み重ね...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年12月31日

    著者が書いたというのではなく、大阪弁護士会が主催した講演会での講演をもとにした本。後半は国谷裕子さんとの対談になっている。国谷さんの夫が大阪の弁護士さんだからこういう企画ができたんだろう、きっと。
    ふだん新聞やメディアで見かける著者のコメントからすると私と同じ左寄りの人という印象だったんだけど、初め...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年05月04日

    さらっと読める憲法の本。面白かった。
    最後に推薦書をいくつか挙げてくださっているのでこれから少しずつ読んでみようと思う。

    ・選択的夫婦別姓訴訟のアプローチについて
    ・辺野古基地問題からみえる現政権の憲法観

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    Posted by ブクログ 2017年10月06日

    ちょうど別方面からも「木村草太さん」を薦められ、初めて彼の本を読んだ。
    読みやすく、わかりやすく、おもしろい。
    最後に「本当のプロ(教授と言われる人達を指す)は、一般の人が理解できる言葉に直してこそプロだ」というようなことを書いてあって、その通りだと思った。
    片方から批判するのではなく、憲法を使って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月09日

    p.23-p.26
    憲法とは「過去に国家がしでかしてきた失敗のリスト」
    「国家権力の三大失敗は、『無謀な戦争』『人権侵害』『権力の独裁』」
    「こうした三大失敗を踏まえて、無謀な戦争をしないように軍事力をコントロールしよう、人権侵害を防ぐために大事な権利をあらかじめ示しておこう、独裁にならないように権...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月02日

    111頁『憲法について考えると、権利者への恐ろしさがわいてきます。例えば、辺野古基地問題を突き詰めていくと、「安全保障に関することは、すべて内閣が勝手に決めていいのだ」との思想に向き合わなければならなくなります。』といったように、日頃のニュースでもやもやっと感じることがあったとき、憲法について理解が...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月29日

    著者の講演をもとにした本で、前半は夫婦別姓と辺野古基地移転という具体的な問題を取り上げて「憲法を使いこなす」方法が語られています。

    憲法の解釈においては、他の場合よりも概念法学の弊に陥ることを避けなければならないと思いますが、生きた憲法の運用の実例を教えてもらえるという意味で、本書の議論は啓発的だ...続きを読む

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