憲法の無意識

憲法の無意識

836円 (税込)

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なぜ戦後70年を経てもなお改憲は実現しないのか。なぜ九条は実行されていないのに残されているのか。改憲、護憲の議論が見逃しているものは何か。糸口は「無意識」である。日本人の歴史的・集団的無意識に分け入り、「戦争の末の」平和ではない、世界平和への道筋を示す。デモで社会を変え、国際社会に九条を贈与しよう。「憲法の無意識」が政治の危機に立ち現れる。

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憲法の無意識 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    図 p141, 142

    146 『資本論』は、国家の経済政策・税制や国家間の関係をあまり取り上げていないので、そのような要素が前面に出てくる事態には、簡単に適用できない。
     特にマルクス以降の金融資本や帝国主義の現象をうまく説明できない。
     そこで、マルクス主義者は『資本論』を再考・修正する必要に

    0
    2025年02月04日

    Posted by ブクログ

    柄谷さんの本は毎回期待しながら読むのですが、今回も期待を裏切らず面白く拝読しました。柄谷さんの本は、書いてあること自体正しいか正しくないか、という視点で読むのではなく、素直に「そう来たか」というところを面白がって読む方が私は好きです(正確に言えば私のレベルでは正しいかどうかなどわからない)。本書は複

    0
    2023年04月30日

    Posted by ブクログ

    憲法九条は無意識の超自我である。アメリカに押し付けられたものでもなく、憲法九条は、天皇体制の護持を謳う一条とセットで検討されたが、マッカーサーにとっても重要なのは第一条であり、朝鮮戦争勃発時に九条の改定を迫ったほどだ。日本人にとっては、天皇自体が集合的無意識の象徴だとも言える。面白い切り口だ。

    0
    2024年07月05日

    Posted by ブクログ

    現憲法の底流にあるものは,明治憲法ではなくて徳川時代の体制にあるという議論は目新しいが納得できるものだ.特に象徴天皇制については非常にしっくり当てはまると思った.第9条についての議論で無意識であるが故にこれまで存続してきたというのも,よく考えた考察だと感じた.カントの著作から哲学的な議論もあったが,

    0
    2016年12月14日

    Posted by ブクログ

    柄谷行人は、自分が大学生の頃はいわゆるスタープレイヤーであった。彼の著作を読むことが一種のステータスでもあったように思う。もちろん一部では、ということだが。
    本書は、その柄谷の憲法九条に関わる四つの講演を新書にまとめたものである。憲法改正が政治的なイシューになっている中で、それに対して反対であるとい

    0
    2016年09月19日

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