ヒトとヒグマ 狩猟からクマ送り儀礼まで

ヒトとヒグマ 狩猟からクマ送り儀礼まで

1,012円 (税込)

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生態系の頂点に立ち,近づきがたい野生動物ヒグマ.ヒトはいつどのような進化をたどってユーラシア大陸でヒグマと出会い,なぜ文化的に共存することになったのか? ヒグマの動物学的・生態学的な特徴から説き起こし,時代と地域を超えた進化上の展開を追い,クマ送り儀礼に見る人間と自然との豊饒な文化の意味にまで迫る.

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ヒトとヒグマ 狩猟からクマ送り儀礼まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    そうか、ヒトとヒグマの講義はもうないのか。一番よかったと言っていたのにな。新書じゃないのも出してほしい。

    0
    2025年06月07日

    Posted by ブクログ

    ヒグマはヨーロッパ、ユーラシア、北米に分布しています。
    その中、北海道に分布しているヒグマが単位面積あたりの棲息数が一番多いということです。
    ヒグマは大型の哺乳類で人間のように立って歩くこともできて、肉も植物も食べる雑食性ということで、人間に似ています。
    このような特徴がヒトとヒグマは精神的な結びつ

    0
    2025年04月06日

    Posted by ブクログ

    ヒグマを通じて社会を作り、知っていく。翻って現代では自分を相対化して見つめることができなくなり、手当たり次第に破壊が繰り返されているのかもしれない。

    0
    2025年06月25日

    Posted by ブクログ

    人とヒグマの関係は長い。山に暮らす人々は畏れと敬意をもって共に生きてきた。だが都市化と人口減少で里山は荒れ、境界が曖昧になり衝突が増えている。その背景に人間社会の変化を映す。ヒグマは脅威であると同時に豊かな自然の象徴でもある。命を奪う事件は痛ましいが排除だけでは解決しない。共存の道を探ることが地域を

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    ヒグマの生態、ヒトとの文化的な関係性を考察する。
    ヒグマが生態系の頂点にあるとともに生態系を維持するのにも与っているってのは、「言われてみれば確かに」でしたね。ただヒグマはブラキストン線以北にしか生息していないので、ヒトとの関係性については限定的かも。

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    羅臼岳で東京の会社員が下山途中にランニングしていてクマに襲われた事件の直後である。クマに襲われるということはあまり書いてはなかった。クマと文化について、特にツキノワグマよりもヒグマの神祭りの関係が丁寧。
     北大での授業の記録である。

    0
    2025年08月22日

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