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あなたがいてもいなくても
不倫、だけど純愛。心に迫るラブストーリー。 放送局に勤める倫子。3年近く一緒に暮らした上司であり局のディレクターである達彦が亡くなった。恋人として達彦と濃密な日々を過ごした倫子だったが、それは、許されぬ不倫の恋でもあったのだ。葬式の日に初めて会う達彦の妻・ひとみと娘。そちら側の席に自分ではない女性がいる現実に打ちのめされる。ストーリーは、葬式の日から遡り、二人の女性の間で揺れ動く達彦との日々を紐解きながら進んでいく。最後に妻ひとみから倫子へ手渡された達彦からの手紙。そこには倫子に対する深い愛情がしたためられていた。禁じられている恋だったかもしれない、だけどお互いが必要だと思えた確かな瞬間があればいい。「愛」だけを純粋に求め合った二人の軌跡をたどる物語。2007年4月に刊行した「六月の海を泳いで」からタイトルを変え、加筆改稿し待望の電子化。 -
いつか棺桶はやってくる(小学館文庫)
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 地下200メートルに20億の巨費を投じて作られた医療機器メーカーの謎の研究所で働く内藤タダオは、帰宅後、何の前触れもなく、自宅マンションから元美人受付嬢の妻がいなくなっていることに気づいた。ラッピングされた漱石の「明暗」初版本、膨大な記号の羅列で埋め尽くされたノート4冊などを残して。マンションの階段には、ここ数日、「マーちゃん」と名乗る二十代半ばの謎の女性が座り込んでいた。「まむし」と名づけられたタダオの研究内容が、「歴史上最も残酷な殺人兵器となる可能性」を秘めていることと何か関係があるのか-。三島由紀夫賞候補作。 -
美堂橋さんの優雅な日々。 ~恋のオワリと罪のハジマリ~
その確固たる美意識と優れた頭脳を元に、次々と事件を解決する刑事、美堂橋梓。“異端児”と称される同僚、烏丸や関戸と共に忙しない日々を過ごす彼には、とある心の癒しがあった。 それは、骨董店“sanctuary”。優しい叔父、遥の経営するそこで過ごす時間は何よりもの宝物だった。 しかし、巷で起こり始めた美術品を狙う連続空き巣事件が、幸せだった彼らに悲惨な別れを与え──。 これは、摩訶不思議な骨董店の店主、美堂橋がまだ刑事だった頃の物語。そしてこれは、一つの恋の終章で、悲しい運命の序章である。 -
美堂橋さんの優雅な日々。 ~恋とヒミツのつくりかた~
ある街の摩訶不思議な骨董店“sanctuary”。店主は、元刑事の経歴を持つ変わり者の男・美堂橋梓。美術品や装飾品、果てはガラクタまで、自らの美意識にかなう品のみを集めたその店で、美堂橋は今日も優雅に暮らしている――はずだった。 ある日突然居候としてやってきた天然女子高生・百合のおかげで、骨董店は毎日トラブルの連続。そんな中、元同僚の刑事・関戸により新たな事件が持ち込まれる。それは美術館から盗まれた、とある絵画の捜索依頼。しかしその事件の裏には、美堂橋の悲しい『ヒミツ』が隠されていた。 -
イン・ザ・ヒーロー
“名もなきヒーロー”たちの夢が動き出す! この道25年のベテランスーツアクター・本城渉は、ブルース・リーに憧れる熱血漢。“顔出し”で映画に出演する夢を持ちながらも、新人の人気俳優・一ノ瀬リョウにその座を奪われるなど、度重なる辛酸を舐めてきた。 そんな本城に、ハリウッド映画のアクション大作からオファーがかかる。一世一代のチャンスだが、それは命をも落としかねない危険なスタントだった。 周囲の反対を振り切り、自分の夢のため、そして誰かのヒーローになるために、本城は撮影スタジオへと向かうが――!? 観客に顔を知られることなく、肉体を酷使して闘うスーツアクター。アクション映画や特撮ものには欠かせない“影の主役”である彼らに日本映画史上初めてスポットを当てた映画『イン・ザ・ヒーロー』を完全ノベライズ!! -
たんぽぽのまもり人
この世のすべての人ひとりひとりの側に降り立ち、その生涯を共に歩む、天からの使い―― 「守護者(ガーディアン)」。 修行中のガーディアン・トキオは、今回初めて女性を担当することに。彼女の名は翼。雪のクリスマス・イブに生まれた、素直で心優しい、でもちょっとそそっかしい女の子。トキオの傍らで、翼はすくすくと育っていく。だが、どんな時も彼女の良心と勇気を懸命に支え続けるトキオの姿は、決して彼女の眼に映ることはない。そして翼が初めて恋を知った時、トキオの中にはある痛みが……。人間たちと無償の愛を生きる守護者たちを巡るラブ・ストーリー。 -
絵画の住人
国分寺駅から徒歩数分のところに、まるで人の目から隠れるかのように建つ画廊がある。名画の複製ばかりが飾られている、その小さな画廊には、ある特別な秘密が隠されているらしく――。 高校を中退し、その場しのぎのバイトで食いつなぐ青年、諫早佑真。ある日、この世のものとは思えぬ美しい少女に導かれるように、AOKI画廊へと足を踏み入れる。絵画には興味のない彼だったが、画廊のオーナーから頼まれ、雇われ画廊主を務めることに。しかし、働きはじめた佑真は、すぐあることに気づく。 ――この画廊の絵、生きているんじゃないか……!? -
落第教師 和久井祥子の卒業試験
「――逃げなさい。そして自分で居場所を見つけて!」 教師として母校に赴任した祥子は、モンスターペアレントの標的にされ、気の休まらない日々を過ごしていた。それでも生徒を助けようと、解決の方法を探るのだが……。 そんな祥子も、私生活では二十代のふつうの女子。人も羨む男性から告白されるものの、旧友である晴彦との関係が変わり始めて……。 恋に仕事に悩む祥子が行き着く場所は、時間を経ても変わらない学校の片隅にある花壇だった。移りゆく季節と共に、助けられる側から、助ける側へと立場を変えて、落第教師・和久井祥子が突き進む。 -
きじかくしの庭
恋人の心変わりで突然フラれた亜由。ちょっとした誤解から、仲たがいをしてしまった千春と舞。家でも学校でも自分の居場所を見つけられずにいる祥子。高校生の彼女たちが涙を流し、途方に暮れる場所は、学校の片隅にある荒れ果てた花壇だった。そしてもう一人、教師6年目の田路がこの花壇を訪れる。彼もまた、学生時代からの恋人との付き合いが岐路を迎え、立ちつくす日々を送っていた。熱血とは程遠いけれど、クールにもなりきれない田路は、“悩み”という秘密を共有しながら、彼女たちとその花壇でアスパラガスを育て――。 躓きながらも、なんとか前を向き歩こうとする人々の物語。 -
奇祭狂想曲
おちゃらけな大学生、名雪小次郎。彼はある日、思わぬ事態に驚愕する。すなわち ―― 金がない。 このままでは卒業どころか、明日を迎えることさえ叶わないと自覚した小次郎は、夏祭り 「嗚鼓宮祭」 で、濡れ手に粟の金儲けをしようと企む。しかし、頼りの相棒・魔王が逮捕され、ピンチに陥る。しかも、かつて敵対していた女子高生・朝霞愛理を人質に、街中を逃げ回ることになってしまい……。 第17回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作である 『おちゃらけ王』 の名雪小次郎が、またまた大奮闘!? 疾走感あふれる愉快痛快な逃亡劇に、酔いしれろ! -
株式会社ハピネス計画
幸せを売る会社って、どんな会社なんだろう。 恋人から婚約を破棄されたうえに、会社からはリストラにも遭い、不幸のどん底にあった氏家譲は、中学時代の友人であった武蔵と10年ぶりに再会する。 「よう、久しブリ照り!」 いきなりそう話しかけてきた武蔵は、「自分の愛人の相手をしてやってほしい」と譲に頼んできた。武蔵の依頼を引き受けた譲だったが、当の愛人からあらぬ誤解(ロリコン疑惑)を受け、インチキ臭い神社へ連れていかれることに。 そこで譲は中学時代の同級生の女性・藤原たまりに出会う。さらに武蔵がステキに胡散臭く経営している会社「ハピネス計画」で働きはじめ、譲の人生は転々としていく。 怪しいけれどどこか憎めない人物たちの行動に巻き込まれ、振り回されつづける譲に、やがて小さなハピネスが。 -
彼女との上手な別れ方
でも、それは最高の愛し方。 チケットを違法に高値で転売することを生業とするガジロウは、金と女がすべての冷徹な遊び人だ。交通事故がきっかけで、願いを叶えてくれたら預金通帳の中身をすべてくれるという四人(女三人男一人)と出会ったガジロウは、いいカモを見つけたと小躍りする。しかし、願いは四人それぞれで無理難題ばかり。それでも大金を得るためと奔走するガジロウに、やがて変化が訪れ、物語は最後、想像すらしなかったクライマックスを迎える。 タイトルの意味を知ったとき、きっと大きな感動に包まれます! 読み手の予想を鮮やかに裏切る、最高に素敵な物語!! 「これまでに体験したことのない読後が待っていました」などなど全国の書店員さんも絶賛! -
不思議系上司の攻略法
梶原健二はしがないSE。その日も土曜日にも関わらず取引先に呼び出されていた。仕事が一段落した後、連れて行かれたのはよりによってメイド喫茶。しかし、健二はそこで 「カヨ」 と呼ばれるメイドと出会い、その献身さに一時の癒しを得たのだった……。 そして月曜日。グループ企業から派遣された年下の女性が健二たちのチームの上長として着任。露骨に煙たがる同僚たちをよそに、健二はまったく別の衝撃を受けていた。そう、その女性はメイドの 「カヨ」 に良く似ていて……!? なさそうでありそうな、新感覚オフィスラブストーリー。 -
カップルズ
男と女の噂の真相を、小説に仕立てた作品集 その街ではいくつもの噂話がささやかれている。 結婚から五年が経ち、すっかり冷えきった仲になった夫婦の噂(「好色」)。 酒と博打と女が原因で街から夜逃げした若い男の噂(「カップル」)。 不幸な事件で命をおとした夫と、未亡人となった女の噂(「アーガイルのセーターはお持ちですか?」)。 街のデパートに勤務する男と、街から上京して活躍している女優との噂(「輝く夜」)。 ある交通事故をきっかけに男が悔やむことになる冬場だけあらわれる娼婦の噂(「あなたの手袋を拾いました」)。 アーケード街で似顔絵を描いて街に住み着いた男の噂(「いまいくら持ってる?」)。 かつて街じゅうの男が群がったホステスとある男の噂(「グレープバイン」)。 そしてその街にはひとりの「小説家」が暮らしていた――。 噂はいつも事実よりひと回り大きい。ただ「小説家」にとってこれほど興味をひかれるものもない。噂の収集に余念のない語り手の「私」はその真相を探りつつ、実際に耳にした噂の数々を可笑しみと皮肉にみちた小説へと仕立てあげてゆく。 文壇屈指の小説巧者・佐藤正午が、その街に暮らす「小説家」の視点を借りて描いた、著者真骨頂とも言える作品集。全七篇を所収。 -
移動動物園
復活した悲運の作家、幻のデビュー作。 『海炭市叙景』で奇跡的な復活を果たした悲運の作家、佐藤泰志のデビュー作の文庫版を電子化。山羊、栗鼠、兎、アヒル、モルモット…。バスに動物たちを乗せ、幼稚園を巡回する「移動動物園」。スタッフは中年の園長、二十歳の達夫、達夫の三つ上の道子。「恋ヶ窪」の暑い夏の中で、達夫は動物たちに囲まれて働き、乾き、欲望する。青春の熱さと虚無感をみずみずしく描く短篇。他に、マンション管理人の青年と、そこに住むエジプト人家族の交流を描く「空の青み」、機械梱包工場に働く青年の労働と恋愛を描写した「水晶の腕」を収録。作者が最も得意とした「青春労働小説」集。 -
恋愛寫眞 もうひとつの物語
市川拓司のもうひとつの名作、待望の電子化! あの『いま、会いにゆきます』よりも好きだという人が数多くいます。堤幸彦氏の映画『恋愛寫眞』との競作として世に出、その後『ただ、君を愛してる』と題して再度映画化され、物語の完成度とともに、恋することの切なさや美しさをリリカルに描いた傑作恋愛小説として話題を呼んだ、市川拓司氏のもう一つの傑作です。物語のラストで語られる名セリフ、「別れはいつだって思いよりも先に来る。それでもみんな微笑みながら言うの。さよなら、またいつか会いましょう。さよなら、またどこかで、って。」の言葉の意味を、ぜひ味わってみてください。 -
セシルのビジネス
元「ダ・ヴィンチ」編集長が書いた長編小説 聡子は32歳、6度目の結婚記念日に夫から離婚を切り出され、あっさりと承諾する。かねてから結婚に希望も安寧も求めていなかった聡子は、離婚後の自らの経済基盤を確立するため、男子大学生を相手にした「テレフォン・アドバイザー」というビジネスを始める。それは、「セシル」と名乗り、1日2回、「客」である男性に電話をかけ、世間話をしたり相談に乗ったりするというものだ。母親や友人も巻き込み、新しいビジネスは順調に推移するかに見えたが、突然、彼女の前に「客」のひとりである池内太郎という大学生が現われ、彼女の生活は急転する。 -
愛のむきだし
『ヒミズ』の園子温、快進撃の原点!! 高校生のユウは、ある日をさかいに、父親から懺悔を強要される。ユウは父の期待に応えるべく、毎日、「罪作り」に励むようになる。それは次第にエスカレートし、気付けば彼は“盗撮のカリスマ”になっていた。 運命の女性・ヨーコと出会ったユウは、生まれて初めて恋に落ちる。が、ヨーコには、謎のカルト教団の魔の手が近づいていた。ユウは必死でヨーコを救おうと試みるが、盗撮の件がばれて徹底的に拒まれる。やがて、ユウの真っ直ぐなヨーコへの愛情は、予想を裏切るクライマックスをたぐり寄せる……。 宗教、盗撮、監禁、そして――世界に向けて衝撃作を発表し続ける映画界の鬼才・園子温が実話をベースに挑んだ、無敵の純愛エンタテインメント作。 -
初恋は? 人間だもん! 七十八年目の竹の花
■内容紹介 小学生の頃に出会った初恋の相手を思い続けて七十八年。多くの人がしょせん叶わぬ思い出だと、記憶の彼方に追いやってしまうところを、いつまでも思い続けることなどできるのだろうか。妻や息子に対する裏切りにはならないのだろうか。ただ、人がその人を思い続けるとき、思う側はどんな苦難も乗り越えていける力を、思われる側は生涯の幸せを得る。はたしてこれに勝る幸せがあるのだろうか。「咲かぬといわれる竹の花でさえ、十五年かそこらで咲くこともあるのに」と、残念な気持ちを募らせながらも、初恋の人を思う、みずみずしい気持ちのまま、人生をはつらつと生きていく主人公の姿を描く純愛私小説。 ■著者紹介 春山 一兵(はるやま いっぺい) 大正13年3月23日生まれ。鹿児島市出身。中央大学経済学部卒業。本名倉内清隆。著書に『おじいさんのむかしばなし』(小社刊)、『シベリア発 伜の遺言√9 』(文芸社)。 -
デビルの仕業
■内容紹介 ・大きな目、スマートな体。ステキなカノジョを何とかデートに誘いたい。しかしカノジョの正体は?――「恋の季節」 ・カーナビと連動させて、車の中でこだわりの鍋がつくれる「カーナベ」。石狩鍋を選択すると、自動運転に切り替わり……。――「カーナベ」 ・「死ぬとどうなるの?」ボクの質問に答えたパパは、別の世界に連れ去られ、皮膚をはがされて……。――「デビルの仕業」 ■著者紹介 目代 雄一(もくだい ゆういち) 1958年高知県生まれ。香川大学教育学部を卒業、小学校教諭になる。高知県内の小学校、養護学校に勤務しながらショートショートを執筆する。小説現代ショートショートコンテスト入選作品が『ショートショートの花束2』『ショートショートの花束3』(いずれも講談社)に収録される。 -
アザユキ
■内容紹介 中学3年の夏休み。劣等生の達也はすべてにやる気を失っていた。偶然出会った年上の美少女ミヨが県内トップクラスの高校の生徒だと知った達也は、その高校を受験するという無謀な決意をする。学校説明会でミヨに赤いボールペンをもらった達也の成績はありえないほど上がり続け合格圏内に達するが、達也の周りの人たちには不幸が訪れてしまう。やがて、ミヨの謎が明らかになり、達也は決断を迫られるが……。心をゆさぶるラスト。切なく甘い青春ストーリィ。 ■著者紹介 式田 亮(しきだ りょう) 千葉県生まれ。大学を卒業後、進学塾専任講師となる。剣道、居合道ともに4段。J‐SHINE認定小学校英語指導者。日本ユニセフ協会、日本赤十字賛助会員。千葉県千葉市在住。 -
植物図鑑
※幻冬舎から配信中の『植物図鑑』と同じ内容となっております。重複購入にご注意ください。 「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか? 咬みません。躾のできたよい子です」「――あらやだ。けっこういい男」――ある日、道ばたに落ちていた彼、イツキ。さやかが彼から聞いたのはそれだけ。でも、それで充分だった。二人の共同生活は次第にかけがえのない日々となっていく――。花を咲かせるように、この恋を育てよう。『阪急電車』『図書館戦争』の有川浩、最新にして最高のラブストーリー! 番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載!!
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