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Posted by ブクログ
2017年の読みおさめを、『保元物語』と『平治物語』にしようと思い立つ。
どちらも日下力氏が訳注されていて、以前に二冊ほど読ませていただいていたので、ワクワク。
とりあえず現代語訳のみを読み終えた感想。
鳥羽院が崇徳天皇の後継者として、弟君である後白河天皇を立て、崇徳院(新院)の子が天皇とならなかったことを発端として、各々が武士を伴わせた乱に発展する。
源為義パパの子沢山ぶり(最終的に男子66人を夢見るって、どんな……)にも関わらず、生まれた子のやらかし具合。
六男為朝が強すぎる。色んな意味で。
戦では一番の見どころです。
この人が生き残ってたら、源氏の勢力図はきっと変わっていただろう。
為義パパの位が剥奪されるくらいのやらかしぶりは、最後まで衰えず。鬼ヶ島、無理やり改名。
しかし、『椿説弓張月』の為朝と同一人物とは思えない。。。
それから後白河院もよっぽどだが、崇徳院もやはり同じ血筋、怨霊化怖すぎる。
十善を積んだと言われど配流され、そのエネルギーを一気に悪に傾け注ぎ込む、凄まじさ……。
清盛と義朝も、それぞれ「らしい」立ち位置。
現代語訳、スルスル読めました。
「保元の乱にこそ、親の首を切りける子もあれ、叔父が首切る甥もあれ、兄を流す弟(おとと)もあれ、思ひに身を投ぐる女性(にょしょう)もあれ、これこそ日本の不思議なりし事どもなり。」
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