青春の逆説

青春の逆説

616円 (税込)

3pt

3.8

自意識過剰でちょっぴりウブな中学生、毛利豹一。彼の三高入学の顛末と無頼な学生生活、そして中退後の新聞記者生活を、恋愛失恋や珍奇な人たちとの交流を織り交ぜながら、痛快無比に描いた長編青春小説。

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青春の逆説 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2011年10月27日

    オダサクがこんな青春小説を書いていたなんて、知ってました?

    これなら、なにも背伸びして『夫婦善哉』なんか読まなくてもよかったのにと思いました。

    0

    Posted by ブクログ 2017年08月15日

     あの織田作之助の作品が、「夫婦善哉」以外で文庫で読めるなんて嬉しい限りです。

     角川書店の関係者の方々、もっとアピールして下さい!

    0

    Posted by ブクログ 2012年03月15日

    「夜は短し」で和服の美人さんが読んでた織田作之助全集で「織田作之助ってダレ??・∀・?」ってなってずっと興味があったところ、
    ちょうどよさそうなやつがあったので読んでみました。

    この主人公ほど自尊心とか敵愾心とかあったら、ってわたしにだって少しはあるけど、生きづらそうだなー
    一挙手一投足に、そこま...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    自意識過剰男の青春と挫折を描いた物語。
    すっごいタイトルですね,これ。天才。
    小説自体は,後半から尻すぼみな感じもあるが,
    前半のラストなどは,これぞオダサクといった感じ。
    主人公の友人が文無しで金策に走りながらも,
    喫茶店でホットケーキを食べてしまう描写に笑える。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    作者が自身を戯画化して描いたと思しき、自意識の強いイヤミな男が主人公の青春モノ。
    この主人公、頭はいいもんで、つるっと奨学生として三高、つまり今の京大に入るんですが、周りの連中のエリート気取りが鼻についてしょうがないもんで、ダメ仲間とともに授業をさぼってうだうだしてるんです。このあたりの描写がむちゃ...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年02月13日

    初オダサク。特に後半の文章のテンポの軽やかさと切迫した内面描写に引き込まれる。だからこそオチに関しては初め尻すぼみに感じたが、青春って本来そういうもんだよなーと。
    ちなみに、これを読んでいた時は13年ぶりに東京に大雪警報が発せられ、この物語の雰囲気ともよく合っていた。珈琲も美味くなる。

    0

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