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Posted by ブクログ
水の中にいるみたいな本だった
11月の朝の水
キンキンではないけどあたたかくもなくて、冷たい寄りの常温の水
主人公がお医者さんというのもあって、落ち着いた視点と心情の昂りの少ない語りが特徴的
死を望む主人公だけど、儚くはなくてすごく強い人だと私は思った
幼少期の体験から心は暗さに囚われてるけど、職場や会話(ヒデを除く)ではそれを感じさせないし、冗談も言ったりしてて社会生活に馴染んでいる
作中、「水」がキーアイテムでありキーワードなのですが、その表現がよかった…
母が溶けた水、とか。
全体的に湿度高めの話だけど、読後の満足感はすごく高かった…なんだろうなこれ
もう1回読みたい
Posted by ブクログ
これがすばる文学賞作家というものか…!大衆文学よりも純文学に近い印象。(純文学まったく詳しくないけど。)
無音での読書におすすめ。例えBGM程度だとしても音楽や話し声がある場所では読むのが難しいように思う。“含みが多い”というのかな、集中しないと世界に入れないし、え、誰の声?え、なんのこっちゃ?となる。もったいない。
希死念慮、尊厳死、安楽死、これらをとても意識する。なのになぜかロマンチック。なぜ?
読みながら、これはどう終わるのだろう、作家さんはどう終わらせるつもりなんだろうと考えてたけど、結果この終わり方で良かった。少なくてもわたしの中では正解だと思わせられたし、人生とはそういうものだと思う。(あと、坂本さん大好き。)
BOOKOFFの110円コーナーでタイトルに惹かれて手にしたけど読んでよかった作品。そしてそう思えるのはきっと今のタイミングだったと思う。
Posted by ブクログ
「うずくまって泣きました。。。」
というポップに惹かれて衝動買い。
でも読んだあと「違う」と思った。
なんだろ…
うずくまって泣く、というような外的な行動には昇華されないと思うんだけど。
もっと内的な「痛み」のイメージ。
一人で心の中で感じて、耐える、痛み。
私はカタい文体とか白黒はっきりするものが好きだから
こういう叙情的でふわふわした文章は苦手なんだけど
これはすごくよかった。
「死」の暗さと恋愛のせつなさが重なって、
どうしようもない思いにかられる。
かなりの変化球だけど、
やっぱり「恋愛小説」だと思った。私は。
『モルヒネ』。
タイトルがいいね。
この言葉の持つ重い印象とか苦しさ、
そして「死」のイメージが
読んでる間ずっとつきまとって文章に意味を与えてる。
「不安真理と愛情を混同するな」
若い頃のヒデの言葉。
違う、と大きな声で否定したいけど、
論理的に反論はできない。
これを言った本人は本当にどうしようもなくなったとき
昔の恋人を頼ったわけだけど、
それはどっちの心理かと考えると、どっちにでも解釈できる。
さらりと書かれたこの文章がちくりと刺さったのは
誰もが経験したことがあってでも目をつぶってきた、
とても人間的なものだから、だと思う。
Posted by ブクログ
無音がよく似合う。
この本を読んだ人はちょっと不思議に思うかもしれないが俺にはこの本を読んでいて常に無音を感じ続けた。それは真紀の心なのかもしれないと感じた。どこか音のない世界にただいるだけのために生きていく真紀。その世界に唯一存在を感じることができたヒデとの間にいろいろな想いが伝わってきた。
完全に俺の感性だけどなwでも、二人の関係性にちょっと惹かれたりもする。ただそれでも俺は長瀬のようにしかなれないと思う。そんな中で読者としてみるとどこか不思議な魅力があったりして。
個人的には難しい話だと思うしちょっと読みにくいかも?ただ考えさせられることもがかなりあった。どこか共感できないところもなぜか惹かれたりして。
Posted by ブクログ
購入者:今倉
何度か泣けるポイントがあります…。私は号泣でした…。薄いので気軽に読めると思います。
貸出:村田(2007.3.12)返却(2007.4.9)
言葉の表現がとても繊細&綺麗で読みやすかったです。がラスト、私的にモヤモヤ感100%!でした。
貸出:本浦(2007.11.23)
主人公は本当は寂しがりやで怖がりなんだと思いました。昔の恋人には腹立ちました。始めから登場するなよ!って思いました。
貸出:秀司 返却:(2007.12.18)
最近、重い話ばかり読んで結構疲れる1冊でした。恋愛とは引きずるものなのかなと、病気・健康関係なく、少し嫌な気分にもなりました。 貸出:柳瀬(2007.12.18)
貸出:中山(2008.5.6)返却(2008.5.13)
重たいです。生死がテーマの作品です。全編どんよりした感じです。生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。
貸出:仲村(2008.9.8)返却(2008.11.27)
最初から最後まで、重く、苦しく、読めば読む程心がズーンと暗くなりました。これを読んでいる途中で、「余命一ヶ月の花嫁」を読んで号泣したんですが、この本では泣けませんでした・・・読み続けることが苦痛になりましたが、なんとか最後まで読めて、最後は村田さんと同じく、モヤモヤ感でいっぱいでした。
貸出:滝口(2009.4.6)返却(2009.5.9)
生育環境、実体験に基ずいたような誰もが抱えている寂しさ不安冷たさ感じられる恋愛小説。未婚の女性にはおもいかも。
貸出:川端(2010.11.18)
予想していた結末とは違う終わり方で、僕的には最後にもう少し良いも悪いも読者が裏切られる終わり方だと良かったのに、少し物足りない感じでした。主人公の設定がなかなかありえないのが良かったのと、自身の存在を表現出来なくなった時、自分ならどうするかを考えれる、そんな作品でした。
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