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結婚間近の医師・藤原真紀の前に、7年前、黙って姿を消した恋人・倉橋克秀が現れた。オランダでピアニストとして活躍しているはずの彼が、なぜ突然?やがて、克秀が余命3ヶ月の末期癌であることが発覚した…。書店発、話題のベストセラー、ついに電子化!
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Posted by ブクログ
ただただ、 泣きながら読んだことを覚えている。 モルヒネという言葉が 鎮痛薬であることは分かっていて読んだ記憶もある。 また読んでみようかな。 泣きたいわけじゃないけれど、 あの時の私と、今の私は 痛みの感度が随分と変わった気がする。
読んだのは3度目ですが、やっぱり好きですこの小説。 ただ3度読んでも、恋愛小説といえるほど恋愛が主題になっているとは思えない(笑) どちらかといえば、尊厳死や安楽死について考えさせられる話だと認識しています。 わたしもあんな風に、毅然とした態度で人を看取ることができればと思うけど、きっと愛する人に...続きを読むはどんな形でも長生きしてほしいと延命措置を望むのだろうなあと毎回考えてしまう。
評価が分かれるタイプの本ですが、私は好きです。 自分の心の暗い部分に引きづられながら、人生を謳歌することも能動的に死ぬこともできない毎日を送っている人は実は少なく無いのでは無いでしょうか。 そんな人にとっては良い本だと思います。
昔から気になってた本で、、やっと読んだ。 想像していた内容とは感じが違った。 最初のうちは、なんか分かるって思てたけど読むうちに分からなくなり‥ 難しかった。 ちょっとダークな感じ。
死について考えさせられる小説。 所々の比喩や、真紀とヒデの会話のやり取りの描き方が 上手いなと感じた。
「うずくまって泣きました。。。」 というポップに惹かれて衝動買い。 でも読んだあと「違う」と思った。 なんだろ… うずくまって泣く、というような外的な行動には昇華されないと思うんだけど。 もっと内的な「痛み」のイメージ。 一人で心の中で感じて、耐える、痛み。 私はカタい文体とか白黒はっきりする...続きを読むものが好きだから こういう叙情的でふわふわした文章は苦手なんだけど これはすごくよかった。 「死」の暗さと恋愛のせつなさが重なって、 どうしようもない思いにかられる。 かなりの変化球だけど、 やっぱり「恋愛小説」だと思った。私は。 『モルヒネ』。 タイトルがいいね。 この言葉の持つ重い印象とか苦しさ、 そして「死」のイメージが 読んでる間ずっとつきまとって文章に意味を与えてる。 「不安真理と愛情を混同するな」 若い頃のヒデの言葉。 違う、と大きな声で否定したいけど、 論理的に反論はできない。 これを言った本人は本当にどうしようもなくなったとき 昔の恋人を頼ったわけだけど、 それはどっちの心理かと考えると、どっちにでも解釈できる。 さらりと書かれたこの文章がちくりと刺さったのは 誰もが経験したことがあってでも目をつぶってきた、 とても人間的なものだから、だと思う。
無音がよく似合う。 この本を読んだ人はちょっと不思議に思うかもしれないが俺にはこの本を読んでいて常に無音を感じ続けた。それは真紀の心なのかもしれないと感じた。どこか音のない世界にただいるだけのために生きていく真紀。その世界に唯一存在を感じることができたヒデとの間にいろいろな想いが伝わってきた。 完全...続きを読むに俺の感性だけどなwでも、二人の関係性にちょっと惹かれたりもする。ただそれでも俺は長瀬のようにしかなれないと思う。そんな中で読者としてみるとどこか不思議な魅力があったりして。 個人的には難しい話だと思うしちょっと読みにくいかも?ただ考えさせられることもがかなりあった。どこか共感できないところもなぜか惹かれたりして。
在宅医療の医師、真紀の前に、もと恋人が7年ぶりに現れる話。 しかし、その元恋人は余命3ヶ月の末期癌であった。 末期癌患者の疼痛緩和で使われる「モルヒネ」を話の軸としてストーリーが展開し、愛と、残りの命を考える作品でした。
購入者:今倉 何度か泣けるポイントがあります…。私は号泣でした…。薄いので気軽に読めると思います。 貸出:村田(2007.3.12)返却(2007.4.9) 言葉の表現がとても繊細&綺麗で読みやすかったです。がラスト、私的にモヤモヤ感100%!でした。 貸出:本浦(2007.11.23) 主人公は本...続きを読む当は寂しがりやで怖がりなんだと思いました。昔の恋人には腹立ちました。始めから登場するなよ!って思いました。 貸出:秀司 返却:(2007.12.18) 最近、重い話ばかり読んで結構疲れる1冊でした。恋愛とは引きずるものなのかなと、病気・健康関係なく、少し嫌な気分にもなりました。 貸出:柳瀬(2007.12.18) 貸出:中山(2008.5.6)返却(2008.5.13) 重たいです。生死がテーマの作品です。全編どんよりした感じです。生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。 貸出:仲村(2008.9.8)返却(2008.11.27) 最初から最後まで、重く、苦しく、読めば読む程心がズーンと暗くなりました。これを読んでいる途中で、「余命一ヶ月の花嫁」を読んで号泣したんですが、この本では泣けませんでした・・・読み続けることが苦痛になりましたが、なんとか最後まで読めて、最後は村田さんと同じく、モヤモヤ感でいっぱいでした。 貸出:滝口(2009.4.6)返却(2009.5.9) 生育環境、実体験に基ずいたような誰もが抱えている寂しさ不安冷たさ感じられる恋愛小説。未婚の女性にはおもいかも。 貸出:川端(2010.11.18) 予想していた結末とは違う終わり方で、僕的には最後にもう少し良いも悪いも読者が裏切られる終わり方だと良かったのに、少し物足りない感じでした。主人公の設定がなかなかありえないのが良かったのと、自身の存在を表現出来なくなった時、自分ならどうするかを考えれる、そんな作品でした。
「生」「死」に対する観念、主人公で医療にも関わっている女性は本作の中で印象に残る言葉を残していた。印象に残る、つまるところ恐らくは一般的な生死に関する考えとは真反対なのである。それは結局のところ作者の心理を反映している的なことが末尾で他者によって語られていた、深くは知らないがそうなのであろうし、その...続きを読むように作者の背景、人生が小説の中に現れるということがAIにはできない趣をうんでいる。話の展開としては終盤に向けて少し物足りなさを感じたものの、様々に考えさせられるところがあった。純粋な医療、恋愛物とは言えないが、こういった小説は残るべきだと思う。
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