モルヒネ

モルヒネ

618円 (税込)

3pt

結婚間近の医師・藤原真紀の前に、7年前、黙って姿を消した恋人・倉橋克秀が現れた。オランダでピアニストとして活躍しているはずの彼が、なぜ突然?やがて、克秀が余命3ヶ月の末期癌であることが発覚した…。書店発、話題のベストセラー、ついに電子化!

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モルヒネ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年10月27日

    読んだのは3度目ですが、やっぱり好きですこの小説。
    ただ3度読んでも、恋愛小説といえるほど恋愛が主題になっているとは思えない(笑)

    どちらかといえば、尊厳死や安楽死について考えさせられる話だと認識しています。
    わたしもあんな風に、毅然とした態度で人を看取ることができればと思うけど、きっと愛する人に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年06月09日

    評価が分かれるタイプの本ですが、私は好きです。

    自分の心の暗い部分に引きづられながら、人生を謳歌することも能動的に死ぬこともできない毎日を送っている人は実は少なく無いのでは無いでしょうか。

    そんな人にとっては良い本だと思います。

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    Posted by ブクログ 2019年09月26日

    昔から気になってた本で、、やっと読んだ。
    想像していた内容とは感じが違った。
    最初のうちは、なんか分かるって思てたけど読むうちに分からなくなり‥
    難しかった。
    ちょっとダークな感じ。

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    Posted by ブクログ 2018年06月26日

    死について考えさせられる小説。
    所々の比喩や、真紀とヒデの会話のやり取りの描き方が
    上手いなと感じた。

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    Posted by ブクログ 2013年03月31日

    「うずくまって泣きました。。。」
    というポップに惹かれて衝動買い。
    でも読んだあと「違う」と思った。

    なんだろ…
    うずくまって泣く、というような外的な行動には昇華されないと思うんだけど。
    もっと内的な「痛み」のイメージ。
    一人で心の中で感じて、耐える、痛み。


    私はカタい文体とか白黒はっきりする...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年12月05日

    無音がよく似合う。
    この本を読んだ人はちょっと不思議に思うかもしれないが俺にはこの本を読んでいて常に無音を感じ続けた。それは真紀の心なのかもしれないと感じた。どこか音のない世界にただいるだけのために生きていく真紀。その世界に唯一存在を感じることができたヒデとの間にいろいろな想いが伝わってきた。
    完全...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年05月04日

    在宅医療の医師、真紀の前に、もと恋人が7年ぶりに現れる話。
    しかし、その元恋人は余命3ヶ月の末期癌であった。

    末期癌患者の疼痛緩和で使われる「モルヒネ」を話の軸としてストーリーが展開し、愛と、残りの命を考える作品でした。

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    Posted by ブクログ 2019年01月16日

    購入者:今倉
    何度か泣けるポイントがあります…。私は号泣でした…。薄いので気軽に読めると思います。
    貸出:村田(2007.3.12)返却(2007.4.9)
    言葉の表現がとても繊細&綺麗で読みやすかったです。がラスト、私的にモヤモヤ感100%!でした。
    貸出:本浦(2007.11.23)
    主人公は本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月05日

    婚約中の女性が、かつて邪険にされた元恋人の末期癌に付きそうという、ちょっと理解に苦しむ設定の話。取り澄ましたシュールな文章で不思議な世界を描いている。

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    Posted by ブクログ 2019年04月30日

    在宅医療、緩和ケア、尊厳死、看取り、家族ケア、、福祉的視点から興味を持ち読み始めました。在宅で看取る家族の悩みや不安、それでも最善の医療を選択し、幸せに逝ってほしいと思う気持ち、1つの例としてとてもリアルだと思いました。恋愛小説と言えども、恋愛小説感は薄いです。安達さんの本は初めて読みましたが、回り...続きを読む

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