モルヒネ

モルヒネ

618円 (税込)

3pt

結婚間近の医師・藤原真紀の前に、7年前、黙って姿を消した恋人・倉橋克秀が現れた。オランダでピアニストとして活躍しているはずの彼が、なぜ突然?やがて、克秀が余命3ヶ月の末期癌であることが発覚した…。書店発、話題のベストセラー、ついに電子化!

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モルヒネ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ただただ、
    泣きながら読んだことを覚えている。

    モルヒネという言葉が
    鎮痛薬であることは分かっていて読んだ記憶もある。

    また読んでみようかな。
    泣きたいわけじゃないけれど、
    あの時の私と、今の私は
    痛みの感度が随分と変わった気がする。

    0
    2025年02月18日

    Posted by ブクログ

    読んだのは3度目ですが、やっぱり好きですこの小説。
    ただ3度読んでも、恋愛小説といえるほど恋愛が主題になっているとは思えない(笑)

    どちらかといえば、尊厳死や安楽死について考えさせられる話だと認識しています。
    わたしもあんな風に、毅然とした態度で人を看取ることができればと思うけど、きっと愛する人に

    0
    2014年10月27日

    Posted by ブクログ

    評価が分かれるタイプの本ですが、私は好きです。

    自分の心の暗い部分に引きづられながら、人生を謳歌することも能動的に死ぬこともできない毎日を送っている人は実は少なく無いのでは無いでしょうか。

    そんな人にとっては良い本だと思います。

    0
    2020年06月09日

    Posted by ブクログ

    昔から気になってた本で、、やっと読んだ。
    想像していた内容とは感じが違った。
    最初のうちは、なんか分かるって思てたけど読むうちに分からなくなり‥
    難しかった。
    ちょっとダークな感じ。

    0
    2019年09月26日

    Posted by ブクログ

    死について考えさせられる小説。
    所々の比喩や、真紀とヒデの会話のやり取りの描き方が
    上手いなと感じた。

    0
    2018年06月26日

    Posted by ブクログ

    「うずくまって泣きました。。。」
    というポップに惹かれて衝動買い。
    でも読んだあと「違う」と思った。

    なんだろ…
    うずくまって泣く、というような外的な行動には昇華されないと思うんだけど。
    もっと内的な「痛み」のイメージ。
    一人で心の中で感じて、耐える、痛み。


    私はカタい文体とか白黒はっきりする

    0
    2013年03月31日

    Posted by ブクログ

    無音がよく似合う。
    この本を読んだ人はちょっと不思議に思うかもしれないが俺にはこの本を読んでいて常に無音を感じ続けた。それは真紀の心なのかもしれないと感じた。どこか音のない世界にただいるだけのために生きていく真紀。その世界に唯一存在を感じることができたヒデとの間にいろいろな想いが伝わってきた。
    完全

    0
    2012年12月05日

    Posted by ブクログ

    在宅医療の医師、真紀の前に、もと恋人が7年ぶりに現れる話。
    しかし、その元恋人は余命3ヶ月の末期癌であった。

    末期癌患者の疼痛緩和で使われる「モルヒネ」を話の軸としてストーリーが展開し、愛と、残りの命を考える作品でした。

    0
    2012年05月04日

    Posted by ブクログ

    購入者:今倉
    何度か泣けるポイントがあります…。私は号泣でした…。薄いので気軽に読めると思います。
    貸出:村田(2007.3.12)返却(2007.4.9)
    言葉の表現がとても繊細&綺麗で読みやすかったです。がラスト、私的にモヤモヤ感100%!でした。
    貸出:本浦(2007.11.23)
    主人公は本

    0
    2019年01月16日

    Posted by ブクログ

    「生」「死」に対する観念、主人公で医療にも関わっている女性は本作の中で印象に残る言葉を残していた。印象に残る、つまるところ恐らくは一般的な生死に関する考えとは真反対なのである。それは結局のところ作者の心理を反映している的なことが末尾で他者によって語られていた、深くは知らないがそうなのであろうし、その

    0
    2025年10月30日

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