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誰かの優しい灯火(トモシビ)があなたの心をあたためる。関東の最東端を走るローカル線「銚電」。小さな列車にまつわる人々の奇蹟の物語。【あらすじ】十五歳の春。その女子高生は、小さな列車に飛び乗った。入学したばかりの高校へ、淡い恋心を胸に―。大正時代から、今も現役で走り続けるローカル線「銚子電鉄」には、乗客の数だけ人生のドラマがあった。歴史を知る老人、倦怠期を迎えた夫婦、夢を追う青年など。彼らは時に交差し、それぞれが誰かの灯火として行く先を照らしながら、やがて一つの奇蹟に遭遇する。心がほっこりと温まる、電車と人々の優しい物語。【文庫書き下ろし】
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年06月28日
ローカル線を舞台にした、3つの物語。
憧れの先輩に会うために入学した女の子。
電車の運転手になりたかった、窓際サラリーマン。
運命の人に出会ってしまった、熊のような男性。
の3本かと思ったら、始まりと終わりに
小さくもうひとつの物語が。
全員の時間と空間が、折り重なっています。
ので、別の所で脇...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年09月30日
ふるさと銚子とそこに走る銚子電鉄を舞台に小説を書いてくれたことに敬意を表して購入。内容はごくごく普通の青春ラノベ。3つの章の登場人物を相互にオーバーラップさせ、各々のベクトルで進む手法に新しさは感じない。そこそこ鉄道のことを取材して書かれているが、第二便は一畑電車やいすみ鉄道の事例の焼き直しだ。第三...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月09日
やさしくて温かな、ゆっくりとした時間の流れる物語でした。
最初の15歳の女子高生のお話に胸がキュンとしました。
電車の窓から、ホームにいる好きな男子の姿を目で追ったあの頃…。
青春でしたね~。
銚子電鉄、残念ながら乗ったことはありませんが、
車で旅行した時に駅で買った、たい焼きの大きくて美味しか...続きを読む
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