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東京都北区・音無橋のそばの定食屋。生死不問でご来店お待ちします――会社になじめず仕事もできず、鬱屈した毎日を送る凛々が野良猫と雨宿りをした「たもと屋」。そこは心残りのある死者が立ち寄る定食屋だった。身も心も疲れ果て死者と勘違いされた凛々は、勧められるまま食事を注文する。懐かしい味に心もお腹も満たされた死者たちはやがて旅立つ。凛々もまた、仏頂面でも面倒見のいい店主の青年のごはんを常連客と食べるうちに、元気を取り戻していく。逝く時も、生きる時も、寂しい人はお越しください……。定食屋を舞台におりなす、ちょっと不思議なごはん物語。
...続きを読むPosted by ブクログ 2022年09月04日
作者買い! やっぱり竹岡葉月先生の本だけあって、料理がすごーい美味しそうだった! お腹が空いてくる一冊! 凛々さんがくたびれたおじさんと手を繋いで街を歩くシーンが一番好きだった><。色々、わたしだったら、とか、想像させられた! 菫さんの正体は、わたしは全く分からなかった! 正体が分かった時は、意外過...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年09月17日
菫さん視点で始まる物語なので、いざ始まった本編が凛々さん視点で大変混乱した。
結局誰に感情移入して読めばいいのかという。
凛々さんがたもと屋店主に惹かれていくのに、菫さんがいるから凛々さんが主役バディに横槍入れているようにしか見えず、素直に応援できなくて。
実際カップルでしたしね。
ごめんよ、凛々さ...続きを読む
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