無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2016年01月16日
◎若者論を類型別に明快に語る
テレビでもよく出てくる香山リカ先生の著書。2002年に書かれた本だが、あまり古さを感じさせない。
最近の若者が考えそうなことを、6つの類型に分けて、さらにその類型ごとに詳しく解説してくれている。たとえば買い物。買い物は自分で自分をほめるために行くイメージもあるが、買...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
「若者」の心を、ここまで理解しようとしている、現に理解している大人がいるのかと感心した。
自分と異なる感覚を持った若い世代を理解するための気力と体力を惜しむあまり、若者を自らに馴染のあるやり方に無理やり押し込もうとする怠惰な大人のなんと多いことだろうか。
異質なものを受け入れ、理解し、さらに共生して...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月02日
1テーマ2~4ページで著者の考察がまとめられている、読みやすい作品です。
法則とは言い過ぎかもしれないけれど、
「若者は実はこうなのではないか?」という分析と、
「若者に対して大人はどう接していくべきか」という問いかけ
でまとめられている形式。
「なんだよ、いまどきの若者は!」なんて...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月05日
約10年前の書籍。イマイマな情報を提示している側面が強い書籍なので、若干に古めかしい点がないわけではないけれど、まだまだ前線で戦える本だと思います。高校入試なんかにもよく出題される文章ですね。
個人的には香山さんのことがあまり好きではないので、やや批判的な目で読み進めていたわけですが、それでも...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年03月12日
書かれている「若者像」と自分がほとんど重なる部分がなくて、これは自分と彼らのどちらが特殊なのだろう、と思った。僕もいちおう若者のはずなのだが。
分析の材料としているのが、若者の言動の一部だけを切り取られたものという印象が拭えず、もっと深い事例を欲しいと感じた。でもこれは本書の性質上難しいだろうから、...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月27日
大学教員をしている著者が日々接している学生の行動を例に、
一見無秩序に見える若者の行動言動の根底には実は一定の理念や考え方が存在することを指摘している。
若者に対して好意的な見方をしていると思われる著者には若者である自分は好感を抱いたが、
現実にはこの「若者らしさ」を全て備えている若者は存在しないと...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。