小説作品一覧
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4.0“3分で読める”楽しく不思議な物語。都会に住む「4人のキャラクター」が登場する。その主人公たちの連作でもある16の物語。 【内容】 フシギ委員/さくらさくら/目/逃げるプール/都会(まち)の星座/気クラゲ/天才タクミ君の自由研究/校庭の魔物/小鳥の歌/海のモノ/ビ生物/カトウさんの事情/吸血鬼(ヴァンパイア)の首/ノロリウィルス/こちょこチョコ/宇宙(そら)は歌う 〈主な登場人物〉 僕(ヤマモト ソウタ)/タナカ リョウ/スズキ ノリコ/サトウ タカシ 【著者プロフィール】 掘 真潮(ほり ましお) 女性小説家。2016年『瓶の博物館』でショートショート大賞受賞。 同年12月ショートショート作品集『抱卵』(キノブックス)でデビュー。2019年2月『夢と気づくには遅すぎた。』(キノブックス)を出版。 ウェブ連載『悪夢か現か幻か』(キノノキ)。他に広告として『水都物語』を執筆。最新刊の『5分後に意外な結末ex・アクアマリンから あふれる涙』(学研プラス)にも作品掲載。
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4.0才能を決めるのは、遺伝子か環境か? 棋士一家に生まれた京介と、母子家庭で育ったライバル・千明。二人の“天才”は同じ病院で一日違いに生まれ、直後に不審な火事が起きた。「僕たちは取り違えられた子どもなんだろうか」。芽生えた疑念の果てに、彼らが辿り着く真実とは? 将棋界を舞台に描かれる、才能と運命、青春の光と影、そして家族の絆を問う感動作。 天才棋士の 才能は遺伝か環境か? そして愛はどこにある? 第一回「けんご大賞」作家 最新刊文庫 文庫版特別篇 「After Story 女の戰い」収録 「正直に答えてくれ。お前は、あの人と、母さんと、家族になれるか?」 彼らの人生を狂わせたのは、15年前の病院火災と「赤ん坊取り違え疑惑」。切ない選択の先に、希望の光は見えるのか。涙なしには読めない家族と友情の物語。 単行本 2022年7月 文藝春秋刊 文庫版 2025年6月 文春文庫刊 この電子書籍は文春文庫版を底本としています。
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-ぼくと彼女は共犯関係にある――。 第一回「週刊文春」小説大賞、準大賞受賞作が電子書籍化! 発行部数65万部のNo.1週刊誌「週刊文春」と、 小説投稿サイト「エブリスタ」が夢のコラボ。 「週刊文春」小説大賞が堂々誕生! 「表の顔、裏の顔」をテーマに募った多数の作品の中から、 第一回の準大賞を受賞した「ぼくらの犯した罪の半分」を 電子書籍オリジナルコンテンツで配信いたします。 【あらすじ】 半年前に起こったある事件、ぼくはその一部始終を書き記そうとしている。 SNSで出会った顔も知らない女性・ユリアと、ふと立ち寄った花屋で働いていた香純。 二人の女性の間で起こった悲劇、そしてその時ぼくがとった行動とは――。 驚愕のサスペンス小説! 表紙イラスト・くろのくろ
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3.2「僕はもうすぐ君の彼氏になる男……でも僕たちは付き合ってはダメだ。なぜなら僕たちは、いつか人を殺すから……」 それはただのいたずら電話のはずだった。だけど僕らは出会い、そして僕は彼女に一目惚れをして……。
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4.3こんな「生き方」があったのか! 会社を辞めてまで作った日本で唯一のプロ応援団。 「本気」を仕事にした男たちが心をゆさぶられた8つの実話にもとづく感動ストーリー。 【目次】 「生き方」を選んだら、応援団が仕事になった エール1 ずっと、息子のことが心配だった―金髪お父さん涙の結婚式 エール2 あなたが日本を支えている―誇り高き、サラリーマン エール3 「押忍!」「ホス!」―心が折れそうになったinフランス エール4 好きに言葉はいらない―母の日の小さな応援団 エール5 素晴らしきバカとの出会い―過酷すぎる24時間マラソン エール6 未来のナイチンゲールへ―涙の応援授業 エール7 僕らは必要とされているのか……―気仙沼に響いた「がんばれ」 エール8 もう、自分から逃げたくない―18年前のリベンジ
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3.8「知の巨人」立花隆と「知の怪物」佐藤優が作り上げた空前絶後のブックリスト! まず「ブックリスト1」では、21世紀を生きるための教養書を、書斎の本棚からお互いが100冊選んだ。 「私は年齢は四十歳から五十歳ぐらいで、「教育」の現場に携わる人を思い浮かべて百冊リストを作りました。「教育」というのは学校教育だけでなく企業や役所での教育を含みます」(佐藤) 「二十一世紀はインターネット時代でもある。しかし、ネットで最先端の情報に辿り着き、わかるためには、評価が定まった基礎的な本をまず読んでおかなければならない。そうでないと、そもそも検索エンジンにどういうキーワードを入れていいかわからないはず」(立花) ついで「ブックリスト2」では書店にある文庫・新書からお互いに100冊ずつ選んだ。 「意識したのは、二十代、三十代のがっついたビジネス・パーソン。武器として本を使う人を念頭において、徹底的に実用性を重視しました」(佐藤) 「万巻の書を読みつくせる人はいません。結局は、人生の残り時間を確認しながら、最大の成果を得られるように計画を作るしかない。そのとき、知識の系統樹が頭に入っていることが大切です」(立花) 博覧強記の二人が400冊もの膨大な愛読書を持ち寄り、古典の読み方から、仕事術、インテリジェンスの技法から、戦争論、歴史、宗教、科学を縦横無尽に語り、知性の磨きかたを徹底指南する。
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-高校2年生の美島陸(みしまりく)は、何故かいつもの帰り道で迷子になった。いざなうような三毛猫についていくと、どこまでも続く階段に、不思議な姿をした神様が二人。その場所にたどり着けたことがすでに、奇跡の始まりだったのだ――。人を探したくて言葉を喋る猫、幸せを求めて後ろ足で立つ犬、家族のために、早熟な才能を得た小学生。そして陸が願った未来とは……!
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-いじめっ子といじめられっ子からはじまった、“さいきょうのでこぼこコンビ”。 何でも言えた小学時代、言えないことやあえて聞かないことが増えた中学時代。それでも、お互いを思う気持ちは変わらない。きっとこれが「大人になる」ってことなんだろう。 恩師との出会いや母親との別離……。良くも悪くもすさまじい求心力を持つだいちゃんを一番近くで見守ってきたまことは、そのもどかしい感情を持て余していた。 「僕は、ずっと前から知っていたよ。時々、そのパワーに圧倒されて、息苦しくなるくらいに」 学校という小さな世界でもがく少年たちの機微を描いた、淡色の青春群像劇。
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4.0弁護士事務所で働く青年・諒佑のもとに、幼馴染みである誠の捜索依頼がもたらされた。少年時代の出来事をきっかけに毎年必ず集まると約束していた日──クリスマスを目前に、誠はなぜ失踪したのか。諒佑は誠たちと出会った18年前の夏を回想する。無戸籍の諒佑と双子の妹の美子、ヤクザの家に生まれた誠、不法滞在の両親と暮らす姉弟マヨンチットとククリン。学校には行けずとも、楽しく豊かだった5人の生活は、殺人事件を機に一変する。誠の行方を追う諒佑は、奇しくもその事件の真相に迫ろうとしていた。警察小説の旗手、新境地たる傑作長編。/解説=若林踏
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3.7数十年に一度の日食が起きた日、名門大学の学生寮で女子学生が亡くなった。密室状態の現場から自殺と考えられたが、小説家としても活躍し、才気溢れた彼女が死を選ぶだろうか? 三年間をともに過ごしながら、孤高の存在だった彼女と理解し合えないまま二度と会えなくなったことに思い至った寮生たちは、独自に事件を調べ始める――。第十九回ミステリーズ!新人賞受賞作「ルナティック・レトリーバー」を含む五編を収録。大胆なトリックと繊細な心理描写で注目を集め、新人賞二冠を達成した新鋭による、鮮烈な独立作品集。/【目次】街頭インタビュー/カエル殺し/追想の家/速水士郎を追いかけて/ルナティック・レトリーバー
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5.0高橋一生主演! カンテレ・フジテレビ系火曜よる9時放送中のドラマの小説版 生き物のフシギが大好きな主人公が、あなたの“フツウ”をざわつかせる! 飛べない鳥って、本当は“飛びたくない鳥”かもしれない!? 生き物の不思議が大好きな主人公が、常識にとらわれない発想で波乱を巻き起こすコミカル&ハートフルドラマ 【あらすじ】 相河一輝は、 動物行動学を教える大学講師。大好きな生き物のこととなると、ほかのことには目もくれず没頭してしまうため、ルールを守れず、職場では叱られてばかり。時間を守ることも苦手で、通い始めた歯科クリニックの院長・水本育実からは「常識っていうものがないんですか?」と言われる始末。しかし、常識や固定観念にとらわれず、自分の興味や好奇心に素直に従い、“毎日を心豊か”に過ごす一輝の姿勢に、周囲の人々も次第に影響を受けていき……。周囲を気にして本当の自分を見失っているすべての人に贈る“気づき”の物語。
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-関連動画累計620万再生以上『ぼくらのレットイットビー』『HEAVEN』のはりーPが「針原つばさ」として、伝えたかったすべてを綴る初の書き下ろし長編小説。カバーイラストをはじめとしたアートワークは、米津玄師、栗山千明など数々のアーティストの映像作品を手掛けてきた実力派の制作ユニット・南方研究所が担当。誰かを好きになること、誰かを愛すること。純粋に生きる人々の姿が胸を打つ、それぞれの大切な「今」を生きる物語。どんなに絶望しても――大丈夫と言ってあげたい。■ストーリー■絵が大好きで美術系の高校に進学したものの、別の高校へ転校することになったれい。夢を失い落ち込んでいた彼女の心の支えになったのは、作家「岸利とおる」が書いた一冊の小説だった。そんなある日、れいは小説の内容が本当の出来事であったことを知らされる――。 厭世観と隣り合わせの日々の中、詩を書いて生きてきた岸利とおる。孤独を愛し、孤独に愛された、彼にもまた才女、桜子との悲恋があった。親友との再会、そして巡る運命の出会い。壊れかけた心が生きぬく強さを問いかける、愛と友情の物語。
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-不確かな未来と冒険の物語を、その情熱で捕まえて、前へ進め!! 私立栂山高校に入学した川瀬真一は、想いを寄せる村上遥香に強引に誘われて、活動内容が不明な「サバイ部」という部室を訪れる。そこで待っていたのは、不思議な言葉と術を使う珠美先輩と、制服のポケットからなんでも出てくるメガネの磯山先輩、そして可愛らしいハムスターの清正。その後、現れた部長を見て、真一は驚愕する。部長は7年前、真一の前から突然姿を消した高坂アキラだった。体が弱く皆と一緒に遊べなかった真一にとって唯一の親友だったアキラだが、真一のことも、あのとき交わした“約束”も覚えていないようで……。アキラの身に何が起こったのか? 不思議な部活動で巻き起こる学園青春物語。
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3.5町田そのこ氏、おすすめ! 「自分を誰かに明け渡さない。それが、誰かを救うことにもなるのだ」 札幌の進学校に通う土橋輝明は、数学と生物が得意な高校3年生。同学年の特進クラス国立文系で第一志望は北大文学部という秦野あさひとは、「優等生」同士ということで、学校行事にペアで駆り出されることも少なくない「腐れ縁」だ。ある日、あさひに相談を持ち掛けられた輝明は、予想外のディープな内容に驚き、思わず席を立ってしまう。翌日、彼女が失踪したことを知った輝明は、片親の違う弟で「料理研究部」では彼女の後輩でもある吉川航とともに、その行方を追い始める。あさひはどこへ消えたのか? 輝明は東京へ、そして沖縄へ向かう。徐々にあさひの過酷な生い立ちを知るにつれ、輝明は……。 単行本刊行時、朝日新聞、毎日新聞、北海道新聞、京都新聞、「本の雑誌」、「SUMISEI Best book」など各紙誌で絶賛された青春ロードノベルの傑作、待望の文庫化! 【目次】 前口上 起 二○一三年七月中旬、北海道札幌市 承 二〇一三年七月下旬、埼玉県所沢市 転 二○一三年七月下旬~八月上旬、沖縄県那覇市~慶良間諸島 結 二○一三年十二月下旬、北海道札幌市 納め口上 解説 藤田香織
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-“運命の赤い糸”が見える高校生・肇(はじめ)は、同じ力をもった朱莉(あかり)と惹かれ合うが――。 【運命が見える僕らの、決して運命じゃない恋】 触れた相手の“運命の赤い糸”が見えてしまう高校生・肇。その秘密を抱えて過ごす日々のなか、彼が運命的に出会ったのが、一つ年下の少女・朱莉だった。 思いがけない巡り合わせから、実は彼女も同じ糸を見られると打ち明けられた肇。しだいに二人は、“糸”の秘密をめぐる共犯者として惹かれ合うのだが……。 互いに告げられない過去に向き合いながら、思いを自覚したその時、運命が見えてしまう二人に、哀しい事実が突きつけられる。 ――これは、運命ではない恋を巡る、二人の物語。
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-犬に噛まれた顔の傷を言い訳に、世の中との係わりを断ってしまったマレック。母親のクラウディアは彼を立ち直らせようと若者たちの相互自助グループへ送り込むが、突然マレックの父親が亡くなって――。十代の孤独な心を綿密に観察し、乾いた筆致で描き出す青春小説。
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-学校に通いながら植物園で働く女子高生のアスカは、あるとき何かから逃げるように植物園に現れた少年と出会う。 彼は言葉も知らず、感情を表現することも拙く、“何も持っていない”存在だった。 キョウと名付けたその少年が、富裕層の人間の献体用に生み出されたクローンだと知ったアスカ。 実はとある病により自分の余命があと一年しかないとわかっていたアスカは、この世界からいなくなる自分と引き換えにキョウに何かを遺してあげるために、彼とタイムリミット付きの生活を始めることを決意する。 なんでもない日々……けれどだからこそ大切な毎日をこれからもずっと彼が笑って生きていけるように――。 遺伝子研究が目覚ましい発展を遂げた社会で、偶然出会った少年と少女の、哀しくて少し可笑しい、期間限定の恋の物語。
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5.0離婚の危機を迎えていた菱見悠人は、気分を一新しようと一人旅を決意。中古車を購入して1週間の気ままな旅行に出かける。しかし、その車のナビには女性の幽霊が取り憑いていて――「私、殺されたの。犯人を一緒に捜してくれない」と懇願され……。ひょんなことから始まった、お人好しの青年と明るい幽霊との珍道中。はたしてその旅の結末は……。軽妙なタッチで描かれるライトミステリー、かと思いきや、感涙必至のヒューマンストーリー。
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3.3ぼくには仲良しの兄・サイモンがいた。でも死んでしまった。ぼくはサイモンに会いたくてたまらない。19歳になったマシュー・ホームズは、統合失調症の治療の一環として、自分自身について書いている。大好きだった兄サイモン、ダウン症だった彼の死は、幼かったマシューの思いつきがもたらしたようなものだった。罪の意識に苛まれるマシュー。彼には「ぼくを忘れないで」というサイモンの声がいつも聞こえている。精神科病棟の看護師だった著者だからこそ書ける、病める青年の苦しみ、不安、喜び、そして家族のこと。サイモンとマシューの兄弟を、あなたは忘れることができないだろう。コスタ賞の新人賞と大賞を同時受賞した傑作小説!
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5.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「ぼくのすんでいるところは/山と海しかない しずかな町で/はしに行くとどんどん貧乏になる。/そのいちばん はしっこが/ぼくの家だ」。ぼくの名前は二太。腹違いの兄・一太と、年の離れた姉かのこ、両親不在の3人暮らし。どん底の生活の中にも、小さな幸せをみつけて、辛い日々をたくましく健気に生きていく兄姉弟たち。むき出しの現実を見ながら、幼い心にいくつもの決意を刻んでいく「ぼく」の成長譚を、切なさと希望あふれる描写で描き出す、西原理恵子の代表作!【オールカラー】 ※本電子書籍は「ぼくんち 上」「ぼくんち 中」「ぼくんち 下」を1冊にまとめた合本版です。
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3.8メジャーリーグベースボール(MLB)のナショナル・リーグに所属するニューヨーク・メッツは、低迷が続いていた。テコ入れのため、ゼネラルマネージャー(GM)に、日本人の高岡脩二が大抜擢される。39歳の彼はそれまで、メジャーの数チームで編成を担当しており、その手腕をかわれて、日本人で初めてGMに起用されたのだ。「勝つ野球」のため、高岡は大胆なトレードを敢行。出塁率を重視する“スモール・ベースボール”で好発進したメッツを迎え撃つのは、高岡のかつての師で、アトランタ・ブレーブスの老練GM、70歳になるアーノルド・ウィーバーだった。グラウンドの裏側で組織(チーム)を率いる対照的な二人のBOSS。その熱い駆け引きの行方は? 日本人初のGMによるメジャー制覇は実現するのか――。野球小説であると同時に、様々なビジネスシーンで応用可能なリーダー論としても堪能できる傑作長編!
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3.1ハンナは作家志望のレオに助言を仰ぎ、四人の男女が図書館で起きた事件を追う推理小説を執筆していた。だがレオは暴走を始め……
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-幽霊の訪問を受けた青年に贈られた死体の謎……名探偵・貴船が解くあやかしトリック! ある夜、大学生の翔はゆきずりの美女に一目惚れした。なんとか近づきたいと尾行した翔だったが、青山霊園で見失ってしまう。さらに彼女が名乗った名前のOLは、既に自殺して青山霊園に葬られていることが判明した。やがて、夜だけその美女が翔の前に現れるようになると、不可思議な現象が身の回りで起き始める。そしてついには殺人事件が…! 名探偵・貴船があやかしの謎に挑む本格ミステリー。●大谷羊太郎(おおたに・ようたろう)1931年、東大阪市に生まれる。慶応大学文学部国文学科中退。大学在学中にプロミュージシャンとしてデビュー。芸能界で過ごした後、1970年に『殺意の演奏』で第16回江戸川乱歩賞を受賞。翌年より推理作家専業。トリック中心の推理小説を120冊以上発表。近年は時代小説でも多くの著書を発表している。
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3.5新変格の無人の荒野を突き進む、シリーズ第二作! 吸血鬼が棲む館で血塗られた惨劇が。怪奇幻想ミステリー 東京・雑司が谷の墓地裏に教会を構える神霊壽血教は吸血鬼・ストリゴイを崇拝する異端の新興宗教。 「教主の様子がおかしい」との妻からの相談を受け、心理学を学ぶ大学院生・夷戸武比古(いどたけひこ)は教会を訪れる。 あらゆる用事を放り出して、ひたすら近所にできた観覧車に見入る教主・印南尊血に戸惑う夷戸。 やがて教主の娘が密室で死に(自死か殺人か?)、惨劇の幕が開く。 果たしてそれは教会に棲む吸血鬼の仕業なのか? 本格ミステリと怪奇幻想ホラーがせめぎ合う、賛否両論の異色作。
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4.3強制売春の被害者が起こした思いもよらぬ事件。グレーンス警部が直面する北欧の闇とは? スウェーデン警察小説シリーズ第二作。
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-海沿いの町に暮らす高校二年生・瀬山流星は、中学の時の部活動退部をきっかけに、人との距離を置くようになる。本当は友だちと仲良くしたいし、青春を謳歌したい。そう思ってはいるものの、どうして良いかわからず、流星はぼっちのまま。かといって、周りから可哀想な奴だと思われないために毎日必死だ。そんな流星に「この曲好きなの? 私も好き」と話しかけてきたのは、天真爛漫でクラスの人気者・月島美月だった――。居場所のない主人公の最初で最後の恋。こじらせてしまった高校生の成長を描いた、笑って泣ける青春小説。
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