北條民雄 小説随筆書簡集

北條民雄 小説随筆書簡集

2,398円 (税込)

11pt

4.7

ハンセン病療養所での隔離生活という極限状況で創作されたすべての小説(完成作品)を中心に、川端康成や中村光夫と交わした数多くの書簡、一部の未完小説と随筆も収録。創作期間わずか数年で夭逝した天才作家の、魂の軌跡を辿る。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    生きることの意味、人生とな何かを考えさせられる。
    重い病気を患い、ただただ何もせず、何も生まず、誰かに得するわけでもなく、その日その日をただ生きる。
    そこに意味はあるのか?生はあるのか?それは最早人と呼べるシロモノなのか…
    それでも自死を選ばず、ただハンセン病患者として、新しい生き方を見つけること、

    0
    2022年04月05日

    Posted by ブクログ

    重かった。細かい描写がこれでもか、これでもかという勢いで迫ってくる。見たことはないが、どんな様子だったかリアルな映像が浮かぶ。
    それだけ素晴らしい文章力だということだ。

    0
    2016年03月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いのちの初夜が100分de名著で取り上げられたことから興味を持ち、読んだ。

    北条民雄の書くものを小説だけでも生涯に一度は読むべきだと思う。
    陳腐な表現にしかならないが、生きる苦悩、死ねない苦痛、死の必要性、全ての人に共通する普遍的な苦しみと想像を絶する世界が描かれている。

    このような世界が日本に

    0
    2023年06月15日

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