包帯クラブ ルック・アット・ミー! ──The Bandage Club Look At Me!

包帯クラブ ルック・アット・ミー! ──The Bandage Club Look At Me!

小説・文芸
1,716円 (税込)

8pt

関東のはずれの町に暮らす高校生、ワラ、ディノ、タンシオ、ギモ、テンポ、リスキ。彼らはそれぞれに傷ついた少年少女たちだった。戦わないで自分自身の大切なものを守りたい、そんな思いから彼らは包帯クラブを結成する。その活動を描いた前作『包帯クラブ』から16年。本作は前作の終わりから話が始まる。場所に包帯を巻く活動は、無理解や反発などを受け、自粛を余儀なくされる。しかし、ひっそりと集まりバンド活動を始める彼ら。発表の場を求めながら、さまざまな人と出会い、再び物語は動き出す。本作では、未来の、成人した彼らの姿も交差して描かれる。この世界にあふれた悲しみのひとつひとつを手当てすることは難しいが、だから何をしたってむだ、とは言いたくない。自分たちのやり方で、自分を守り、大切な人たちを守ろうと踏み出す彼らの第2幕が開く。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • タイトル
    :
    包帯クラブ ルック・アット・ミー! ──The Bandage Club Look At Me!
  • タイトルID
    :
    1149516
  • 電子版発売日
    :
    2022年06月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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包帯クラブ ルック・アット・ミー! ──The Bandage Club Look At Me! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    先が見えない暗い現実に希望の光を与えてくれる一冊。ディノの優しい言葉が心に響いて鳴り止まない。包帯クラブの仲間に出逢い、想像力の大切さ、行動する勇気をもらった。

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

    前作からかなりの年月がたって失念したことも多かったけれど本作品だけでもこんなに感動を味わうことができた。ついつい自分のことだけを考えてしまいがちな日常。コロナ禍でままならないことが多い今、心に響いてくる内容だった。人の痛みに寄り添うことがこんなにも大きな力となって世界中に広がっている。彼らの青春時代、現代と綴られいく文章を夢中になって読んだ時間はとてもとてもかけがえのない体験だった。私自身の生き方を見直すきっかけになるかな。

    0
    2022年04月25日

    Posted by ブクログ

    前作があるのを知らずに読みました。涙が溢れる。
    『この世に生を受けたすべての生き物は、命の危機にあるときには、〈ここよ、わたしはここ。わたしを見て。わたしに手を差し伸べて。〉と助けを求める権利…いえ義務がある。命とは、決して個人だけのものではなく、多くの人や自然とつながっているのだから。』胸を打つ言葉にたくさん出会えた。

    0
    2022年04月09日

    Posted by ブクログ

    「この世界には、たくさんのつらいことがある。悲しみがあふれている。その一つ一つに手当てをすることは誰にもできない。だからといって、何をしたってむだ、なんて言いたくはない。」

    前作からかなりスケールが大きなり、世界を舞台にした物語になっていたけど、「包帯クラブ」が伝えたい根っこの部分はずっと変わらない。
    コロナ禍で余裕がなくなり、つい自分のことばかりになってしまっている僕らに、誰かのためにほんの少しでも、自分にできることをしようと思わせてくれる。
    誰かに寄り添う人がいる。優しさを与える人がいる。
    それは小説の中だけのフィクションではなく、自分が一歩踏み出してみるだけで、誰かに何かを与えることだってできるんだ。
    そんな勇気を与えてくれる本でした。

    読んだあとはきっと、近くの知り合いでも、遠くの誰かにでも良いから、優しくしてあげたいって気持ちになるはず。

    0
    2022年03月17日

    Posted by ブクログ

    一万円選書で選んでいただいて読みました。前作は読まず、この巻からでしたが、お話にはスムーズに入っていけました。内容が爽やかでベタな大人の青春って感じで読み終わったあと、スッキリした優しい気持ちになりました。

    0
    2022年10月23日

    Posted by ブクログ

    この世に生を受けたすべての生き物は、命の危険にあるときには、〈 ここよ、わたしはここ。わたしを見て。わたしに手を差し伸べて。〉と助けを求める権利…いえ、義務がある。
    「助けて」や「わたしを見て」の代替としての役目が包帯にはあるんですね。

    0
    2022年05月12日

    Posted by ブクログ

    傷そのものに包帯を巻くのではなく、傷ついた場所に包帯を巻くという小さな行動から始まった「包帯クラブ」。
    その活動は、いつの間にか反響を呼んだが、理解できないことや反発があった事により、自粛させられた。
    その後、六人の高校生は、包帯=「バンド」という意味合いから、音楽の「バンド」を始めるようになった。
    そして、成人した彼らは、世界の紛争の現場へと活躍を拡げていく。


    前作が発刊されたのは、2006年。あれから16年なので、読んだ時の記憶は曖昧でしたが、雰囲気は蘇ってきました。

    映画化もされていて、ちなみにそのキャストは、

    ディノ:柳楽優弥
    ワラ:石原さとみ
    ギモ:田中圭
    タンシオ:貫地谷しほり
    テンポ:関めぐみ
    リスキ:佐藤千亜妃

    です。

    小さな活動から、まさかワールドワイドに発展していたとは驚きでした。
    序章では、成人した「ワラ」の物語が描かれています。国際医療団の看護師になった「ワラ」は、紛争地にて傷ついた人達を助けています。そこで、フォトジャーナリストとして活躍する「ディノ」が撃たれたことを知ります。

    過去を振り返るかのように高校時代の模様を描きながら、同時進行で「今」も描かれています。

    高校時代の描写は青春小説でした。こちらは「ギモ」の視点で進行していきます。包帯を巻く活動は自粛したものの、バンド活動ではその経験が活かされています。
    訴えたいことを歌詞にしたり、包帯を使ったりと「包帯クラブ」再始動のような活動に、読んでいて心が躍りました。

    その中で垣間見る、人々との交流や困難な状況にどう前向きに捉えていくのか。
    良いなぁ、青春!とか思ってしまいました。前向きに頑張っている高校生達に自分もなんだか前向きな気持ちにさせられました。
    特に困難を乗り越えての演奏シーンは読み応えがありました。

    一方で、成人した物語では世界の紛争が背景になっています。ギモは看護師、ディノはフォトジャーナリスト、その他のメンバーも世界の現場で活躍されています。
    青春時代とはうって変わり、こちらはシリアスさが勝っていました。まさか、あの高校生達がこうも成長するとは・・。
    みんな頑張っていて、それぞれが成長し「人」のために頑張っている姿に勇気を与えられました。
    また、戦争が与える影響など世界情勢も絡んでいて、色々と深く考えさせられました。

    「包帯クラブ」で培ったものが、世界にまで発展している光景に「継続は力なり」という言葉が浮かび上がってきました。
    傷ついた場所に包帯を巻く。それだけの行動なのに世界の人達にまで影響を与えていることに改めて感動してしまいました。

    0
    2022年03月19日

    Posted by ブクログ

    前作は出版された直後くらいに読んでいまして、映像版は未視聴。そういえばあの本おもしろかったよな、と調べたところ続編が出ているとのことで購入しました。ちょっと自分が求めていた方向性の物語ではなかったことに加えて、社会問題のテーマがてんこ盛りで、読んでいてすごく疲れました。また、過去と現在の話が章ごとで入れ替わる構成、語り手が変わったり、一人称だったのに突然三人称が混じったりと、やはり疲れる要素が多くしんどかったです。これを読む前に前作も読み直したのですが、昔、子どもだった時分には特に感じなかった細かいことが気になってしまい、何というか自分も汚れて擦れた大人になってしまったなぁ、と……。この物語にあるように、世界が優しいものであれば良いのですがね。

    0
    2025年03月26日

    Posted by ブクログ

    「包帯」が人を癒す力にも繋ぐ力にもなる。そんな物語でした。みずみずしい青春の一幕と、目をそむけたくなるような現実が交互に織り交ぜられて、そして最後には物語は、きれいな一枚を紡ぎあげていく。そんなお話でした。

    0
    2022年09月15日

    Posted by ブクログ

    自分が高校生のときに、これの前作の包帯クラブを読みました。
    なのですっかり前のお話は忘れていたけれど、その時高校生?くらいだったワラたちが私と同じように大人になっていたのはちょっとだけ感慨深かったです(覚えていないくせに 笑)。

    ストーリーは、少しできすぎているな…と感じながらも、なんとか最後まで読み切った…っ!という気持ち。

    0
    2022年09月02日

包帯クラブ ルック・アット・ミー! ──The Bandage Club Look At Me! の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    筑摩書房
  • タイトル
    :
    包帯クラブ ルック・アット・ミー! ──The Bandage Club Look At Me!
  • タイトルID
    :
    1149516
  • 電子版発売日
    :
    2022年06月10日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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