エッセイ作品一覧

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  • 子どもの心とまなざしで 倉橋惣三絵本エッセイ
    -
    1巻897円 (税込)
    本書は、保育絵本『キンダーブック』(本誌及び付録「ツバメノオウチ」)に掲載された文章の中から、絵本理解、子ども理解と関連の深い文章を中心に選んでまとめ、本田和子先生(元お茶の水女子大学 学長)に解説をお願いした一冊です。 本田和子先生は解説で、本書について「そこで語られようとするのは、保育を語るこれまでの言説で、倉橋が語っても語っても語り尽くせなかった「子ども性」、「究極の子どもらしさ」あるいは、「子どもなるものの真髄」ではないか。」と評し、「今一つの保育論」であると言います。 科学的認識と詩的認識が一体化した世界把握。これら子どものコスモロジーを読み解くために究極の子どもへの接近を試みた、倉橋惣三の隠れた名著。

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  • あなたが怪
    4.3
    濡れ女、山童、しょうけら、わうわう、火車、ぬっぺっぽうなど、70(仮)の妖怪たちを描いたコミックエッセイ。怪談雑誌『幽』連載に書き下ろしを多数加えて出版。あなたの周りの怪しい出来事は妖怪たちの仕業?笑いとユーモアをちりばめて、現代の日常的怪異を妖怪になぞらえて描いた快作。
  • あのね、わたしがねちゃってても、あとででいいからだっこして
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 100万PV突破の大人気ブログ『リンゴ日和。』待望の書籍化! 5才と2才の姉妹を育てる生活をかわいいタッチのイラストとともに綴ったエッセイ。 愛情たっぷり、ときにツッコミ役のママの視点、娘を溺愛するパパの奮闘ぶりも人気。 大切な人と過ごすふつうの毎日がいちばんいとおしいと気づかせてくれる一冊です。 描き下ろしの漫画&エッセイも8編収録。 (本文より)  いつも夜寝るときは下の子をかまいがちで、長女にあまりかまうことができません。  先日、長女が寝る前にこう言いました。 「あのね、わたしがねちゃってても、あとででいいからだっこして」 「ちょっとでも、いっぱいでもいいから あとで、だっこして」  なんだか、寝ちゃっててもいいからだっこして、っていうところにちょっとぐっときてしまった私です。  実際寝ちゃってたら、だっこしたかどうかなんてわからないでしょうが、だっこして欲しかったんでしょうね……。 目次 Chapter1 いつまでも覚えておきたい、キュンとする娘たちの行動 Chapter2 小さくても意外に複雑な娘たちの心模様 Chapter3 姉妹のパパは大変? パパの深い愛は娘たちに届くか Chapter4 悩んだり、成長に喜んだり。色々あります、育児の小話 Chapter5 子どもは笑いの宝庫? ちょっと笑えるできごと集
  • 豊臣秀吉を名乗る人物から刀狩りの連絡が来ました。詐欺でしょうか?
    3.8
    龍馬はLINEで薩長同盟、光秀はTwitter乗っ取られ、聖徳太子はスマホで自撮り!? くだらないけど、おもいっきり笑える! 妄想力フルスロットルの歴史パロディ! 【もし、歴史上の偉人が現代にいたら!?】【もし、歴史上の出来事が、今日起こったら!?】 子供時代、誰もがやった「歴史教科書への落書き」。くだらないけどみんなで大笑いした、あのころの妄想をふたたび燃え上がらせ、大人の技術と暇を全力投入した歴史パロディ集。 (内容抜粋) 「坂本龍馬がLINEを使ってたら?」 「幕末時代に『週刊少年ジャ●プ』があったら?」 「明智光秀がツイッターのアカウントを乗っ取られたら?」 「弥生時代に不動産屋がいたら?」 「『古今和歌集』がタワレコで売っていたら?」 などなど・・・・・・
  • 家族という名のクスリ
    4.5
    50万部超のベストセラー『家族という病』の著者・下重暁子氏は同書で、「親や家族の期待は子供をスポイルしている」「配偶者は他人」などと家族の価値を否定し、自立した個人の重要性を強調。また80万部のベストセラー『おひとりさまの老後』の著者・上野千鶴子氏は、「ひとり暮らしは、さみしいだろうか?」「ようこそ、シングルライフへ」などと綴る。これらの言説に対して<下重暁子さん、上野千鶴子さん、あなたたちの「歪んだ家族論」に私は反論させてもらいます!!>と声を上げたのは、本書の著者・金美齢氏だ。金氏は、「メディアや学界などで仕事をしている関係から公的な立場を与えられた彼女たちが、ちゃんと結婚をし、子供をなし、家族という共同体を営み、社会を支えている人たちの生き方を批判する。これを傲岸不遜と言わずして、なんと言おう」と憤る。「『おひとりさま』の貴方を看取るのは誰?」と問う著者が改めて説く「家族の価値」。

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  • 電子書籍は本の夢を見るか
    -
    スマートフォン、タブレットPC、TV会議、バーチャルアイドル、電子書籍…。高速インターネットで、便利に豊かに回る社会。その一方で、二千年以上人間とともにあり、その文化の根幹を形づくってきた「本」の存在が揺らいでいる。本の歴史とICT技術の発展の、双方を見つめ続けてきた著者が、老舗印刷会社の経営者として、研究者として、パソコンマニアとして、父親として、愛書家として、「本」と印刷、そして情報化社会を生きる人間の今と未来を語る。

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  • 38歳のデトックス出産~分娩台のブライアン・イーノ~
    -
    映像監督、エッセイストとして活躍中の著者・古川アイラブユーが綴る、妊娠・出産エッセイ。 38歳で妊娠、そして子宮筋腫の巨大化、子宮頸がんに……。人生初の妊娠中に、人生初の手術&大病2連発。大病を抱えながらも出産に臨むことで、身体のデトックス、そして心のデトックスを経験したとする著者が、十月十日の物語をユーモラスかつ赤裸々に語ります。 現在、いわゆる高齢出産を体験する女性が増え続けていますが、関連書籍は非常に少ないというのが現状です。本書は、高齢出産に臨む女性たちにぜひ読んでもらいたい一冊。また、これから出産を迎えるであろう、すべての夫婦、カップルの喜びや苦労に寄り添う一冊となっています。 著者:古川アイラブユー(こがわ・あいらぶゆー) 神奈川県横浜市出身、東京在住の映像監督/エッセイスト。英国ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ・ファインアート科卒業。その後、ロンドンにて映像ディレクターとして活動する傍ら、現フジオプロ代表の赤塚りえ子氏と共に、現代音楽家Matthew Herbert主催のAccidental Records / Soundslikeのレーベル専属VJを担当。帰国後、主に広告映像の企画・演出を行なう。映像作品はonedotzero、RESFEST等の国際フェスティバルで上映された他、shots magazine Japan Selection等に収録。エッセイと自筆によるマンガ作品は、Suddeutsche zeitung magazine(南ドイツ新聞電子版)にて連載され、2012年、独Carlsen社より『TAGEBUCHH NACH FUKUSHIMA (「Tokyo Interrupted : 東京一時停止」)』として出版される。
  • 「マッサンの妻」竹鶴リタが大切にしたもの
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 朝のドラマで話題沸騰! 「マッサンの妻」竹鶴リタが愛した家族、暮らし、その夢を孫である著者が明かす。秘蔵写真や直伝のレシピ、ドラマ主演女優との対談も収録。リタの素顔に迫るビジュアルブック。◆秘蔵ポートレート集 ◆リタの愛用品 ◆直伝料理レシピ ◆リタを知るキーワード ◆竹鶴孝太郎×シャーロット・ケイト・フォックススペシャル対談 など内容充実!!
  • 歌とエッセイ 残照 生きて生きゆく
    -
    1巻880円 (税込)
    魂のこもった歌とエッセイで綴る 渾身の生き様が胸をうつ 第一部 はるかなる日々 満州で誕生・引揚げ・学校時代・教職・結婚 第二部 こころの旅路 海外演奏・郷愁の旅・古典文学・日本の旅情 第三部 闘病・東日本大震災 助かった命や引揚げを経ての都会の明け暮れ、 若さの葛藤と喜怒哀楽 家族への愛と箏曲の活動中に四人の介護、 その後自らの闘病中も常に前向きな日々
  • 人生を変える対話の力:今日からあなたも励まし上手
    -
    国語教育のプロで、「対話」をテーマに大学夏季講座でも人気の著者が、他者との対話を成功に導くコツを伝授。たった1つの言葉でも人の心を動かす力となる!── 自らの体験を踏まえ、“励まし”の言葉が希望を取り戻させ、前に進む勇気を与えてくれると説く。
  • 未来予測を嗤え!
    4.0
    統計学やビッグデータの普及によりいろいろな分野で未来を予測することが可能になった。しかし予測では知ることができない、人類にとって大事なことがある。人気の書評家と気鋭の数学者による白熱講義!
  • 一日一日はたからもの
    3.0
    103歳の歌人・渡辺つぎさんの短歌作品103首とエッセイ。明治生まれのつぎさんの作品は明るくユーモアにあふれ、私たちに元気と勇気を与えてくれます。あなたの心に癒しと励ましの花束を贈ります。
  • はるかなる「先生」への道
    -
    1巻880円 (税込)
    人から「先生」と呼ばれることは、ただ事ではない。そう呼ばれるにふさわしい人格を身に付けた「徳人」となれるよう、生涯を通して修養に努めなければならない。 確かな人生観・世界観・理念を持ちながら行動し、自らを高めていく努力を継続している者だけを、人は自然に、心から「先生」と呼ぶのである。
  • チェリーココの WONDERFUL DAYS
    無料あり
    5.0
    「私はどんなささいな日でも 楽しみを感じることができるような人になりたい 明るい笑いをふりまけるような人に」 ――――『11/楽しみ』より おかっぱヘアに大きなリボンがかわいい女の子のスムと、ウサギのココ、犬のハッピーが紡ぎ出す、ほのぼのとしたものがたり。 作者・バラエティスムが、多様なストーリーと表情を持つ幼いころの自分と、お父さんからもらったうさぎのぬいぐるみ、お母さんからプレゼントされた犬をモチーフに、楽しくて心温まる日常のエピソードを描いた作品です。 ピュアな気持ちが溢れるスムの表情と、カラフルキュートなイラストに添えられたポエムに、心がぽかぽか温まります。 あなたにも“チェリーココ”からの幸せが届きますように。 「LINE」のスタンプでおなじみ! ‘チェリーココ’のとっても可愛いアートブック バラエティスム ‘チェリーココ’のキャラクターデザイナー兼イラスト作家として活動中の彼女の本名は、朴・スミ。しかし、彼女の幼い頃からの友達は今でも、スミではなく‘スム(Sum)’というニックネームで呼ぶそう。現在は‘バラエティスム(Varietysum)’というペンネームで、多様なストーリーと表情を持つ幼い頃の自分を‘スム(Sum)’というキャラクターにして、少しの変化にも敏感、ちょっとしたことでも笑いが絶えない、そんなピュアな女の子の物語‘チェリーココ’を描いています。
  • 名優のごちそう
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦後を代表する劇評家であり、小説家である戸板康二が、演劇雑誌「演劇界」に昭和58年から昭和63年にかけて連載した歌舞伎エッセイの中から珠玉の73篇を集めました。六代目菊五郎、初代吉右衛門、十五代目羽左衛門、六代目梅幸、初代猿翁、五代目松助、八代目訥子、二代目松蔦など。立役、女形、脇役までキラ星のごとく名優たちが活躍した大正・昭和・平成の名舞台を戸板康二独自の的確で愛情あふれる視線で描いています。戸板夫人による生前の思い出を綴った「思い出折々」も収載しました。

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  • 歌舞伎の森
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 著者は、「歌舞伎とは、ただ舞台を楽しめばよいもの」だと考えています。「歌舞伎」を「森」にたとえ、ただ森林浴をするように、舞台の華やかさに身を任せるのも楽しいし、木々や草花の種類を確かめながら散策するように、舞台の知識を持って観劇するのも楽しいと述べています。NHKプロデューサー・ディレクターとして数多くのTV舞台中継を手掛け、その中で「歌舞伎」に持った様々な疑問に対する答えが本書です。一般的な「案内書」「鑑賞入門」には触れられていない、「代役の条件」「二種類の子役」などなど、現場で感じた様々な具体的な疑問に答えています。役者さん、裏方さん達に直接「聞いた、……教えられたことを思い出しながらエッセイ風に綴った、読み物」です。

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  • サイクリング・ブルース
    3.9
    忌野清志郎の自転車生活を大公開! 「自転車に乗れない日が3日続くと、気分が悪くなる」忌野清志郎の、“自転車愛入門書”。LSD(ロング・スロー・ディスタンス=長い距離を、時間をかけて、じっくり走る)の自転車旅の楽しさを、キューバや沖縄、東北など国内外7つの旅のフォトエッセイで紹介するほか、旅のルートやLSD的自転車アイテムの選び方など、実用情報も満載です。自転車ファン・清志郎ファンには清志郎流のこだわりを知ることができ、「自転車生活を始めてみたい」人は“自転車だから感じる”旅に出たくなる1冊です。 【ご注意】※作品はレイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 ※この作品はカラー写真が含まれます。
  • てんてんこまちが瞬かん速
    3.8
    1巻880円 (税込)
    イルリメこと鴨田潤、初の書籍!待望の書き下ろし小説は、スケボー、バンド、サイキック…!?ラッパー、トラックメイカー、プロデューサーとしてのみならず、近年は本名の鴨田潤名義で弾き語りによる作品もリリース。その独特の筆致が各方面から高い評価を得ているイルリメ=鴨田潤、自身初の単行本。過去に発表した短編やコラムもあわせて収録。

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  • 文壇五十年
    3.0
    自然主義文学の泰斗が、日露戦争以降から敗戦までの文芸・演劇・美術の変遷を回想。団菊以後の左団次、島村抱月の活躍、そして新風の如く登場した荷風や花袋へのオマージュ、江戸趣味や洋行の影響を受けた文学者たちの姿を描く。大逆事件や戦時下の言論制約のなかでの揺れ動いた芸術運動を冷徹な視点で描く文学的自叙伝。
  • いまなぜ白洲正子なのか
    3.8
    日本の美の定点観測者、白洲正子を描いたはじめての評伝。白洲次郎、青山二郎、小林秀雄、吉田茂…多彩な人脈を紐解きながら、能、骨董、花など卓越した鑑識眼がなぜ生まれたのかを探る。

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  • 刑務所なう。 ホリエモンの獄中日記195日
    3.7
    2011年6月20日、堀江貴文は収監され受刑者となった。以来、誰よりも自由を制限されている状況から、ほぼリアルタイムでメルマガを発信し続けている。手紙にびっしり日記を書いてスタッフに送付するという、アナログかつ型破りなやり方で…。塀の中でもホリエモン節は健在。獄中メシで何キロやせた? 面会にきた面々と何を語ったのか? シャバを見つめた「時事ネタ時評」と読書記録150本も収録した、前代未聞の「リアルタイム刑務所日記」。実録マンガ付き!
  • 瞳さんと
    -
    直木賞作家・山口瞳夫人が初めて明かす「本当の瞳さん」。 2人は昭和21年に、開設されたばかりの鎌倉の学校で出会った。大恋愛の末、2人は結婚。小さな出版社の編集者だった夫はその後、サントリーの宣伝課に転職する。大企業に入れたことで安穏とした、小市民的な生活を手に入れることができたと妻は安堵していた。ところが、週末の夜に社宅の寝室兼居間で書いていた『江分利満氏の優雅な生活』で直木賞を受賞。作家に転身し、安穏とした生活が一転する……。19歳と18歳で出会ったときから別れまでを、妻しか知りえないさまざまなエピソードをまじえつつ、夫がそのとき何を悩み苦しみ、何を喜んだのか――妻の視線で直木賞作家・山口瞳の素顔を綴った。

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  • モーツァルトの手紙
    -
    モーツァルトの音楽は、パリやウィーンやイタリアの孤独な宿舎で書かれた。彼はその合間合間に膨大な量にのぼる几帳面な手紙を書きつづった。その大部分は父親に、また愛する姉や妻に送られたものであるが、どれ一つとして、彼の愛情の深さ、信仰の深さを示していないものはない。時として、そこには彼の音楽に感じられるのと同じく、躍動するような陽気さと、明るい諧謔が爆発し、読む者は思わずほほえみに誘われる。
  • 死にたい老人
    3.5
    もう充分に生きた。あとは静かに死にたい――。83歳の小説家は、老いて身体の自由がきかなくなり、男の機能も衰え、あらゆる欲望が失せ、余生に絶望した。そして、ゆるやかに自死する「断食安楽死」を決意。すぐに開始するや着々と行動意欲が減退、異常な頭痛や口中の渇きにも襲われ、Xデーの到来を予感する。一方で、テレビのグルメ番組を見て食欲に悩まされ、東日本大震災のニュースにおののきつつも興味は高まり、胃痛に耐えられず病院に行く。終いには、強烈な死への恐怖が! 死に執着した小説家が、52日間の断食を実行するも自死に失敗した、異常な記録。
  • 玄冬の門
    4.0
    人間はオギャーと生まれたその日から、死のキャリアとしてこの世に生き、約束された死は必ず実現する。 いわば死を抱えながら生きる病人としてこの世に生まれ、再び「大河の一滴」となって海に帰る。 肉体としての自分は消えてなくなるけれど、大きな生命の循環の中に、命のエネルギーは溶け込んでいって、そこで永続する。 だから、天上天下唯我独尊。 犀の角のごとく独り歩めというブッダの言葉のように、孤独死、結構ではないかと思うのです。 青春、朱夏、白秋、玄冬 人生を四つに分けた時の最後の舞台 このステージを最良のステージにするための、7つのすすめ 1. 同居自立のすすめ 2. 非相続のすすめ 3. 再学問のすすめ 4. 妄想のすすめ 5. 趣味としての養生のすすめ 6. 楽しみとしての宗教のすすめ 7. 単独死のすすめ
  • 一読、十笑、百吸、千字、万歩 医者の流儀
    5.0
    1巻858円 (税込)
    80歳・現役医師が提唱する「一読、一笑、百吸、千字、万歩」とは、生きる姿勢を整える方法。一日に十回は笑おう、百回位深呼吸をしよう、一万歩目指して歩こう……。人生の活力が湧く書下し!
  • 「おバカ大国」オーストラリア だけど幸福度世界1位! 日本20位!
    3.5
    車が暴走するデコボコ道路を裸足で闊歩。泥酔して暴れ、ルーズで浪費好き、それがオーストラリア国民、オージー。粗野でマイペースな彼らは、国際的に「おバカ」とも揶揄される。しかしOECD調査の幸福度では4年連続「世界1位」。相容れない「おバカ」と「幸福」が同居するのはなぜか? 在住18年の著者が、実体験とデータから秘密を探る。領土問題やTPPなど、国際的課題を抱える「賢い」日本。今こそ愛すべき「おバカ」大国から学べ!
  • 内臓とこころ
    3.8
    「こころ」とは、内蔵された宇宙のリズムである―おねしょ、おっぱい、空腹感といった子どもの発育過程をなぞりながら、人間の中に「こころ」がかたちづくられるまでを解き明かす解剖学者のデビュー作にして伝説的名著。四億年かけて進化してきた生命の記憶は、毎日の生活の中で秘めやかに再生されている!育児・教育・保育・医療の意味を根源から問いなおす。

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  • 美しく怒れ
    4.4
    「憤り」とは世界に体当たりする情熱である――。グローバル時代の社交術から官僚依存批判、シャツスタイルのススメまで、時代の数歩先を駆け抜けた芸術家による鮮やかな日本論! 岡本敏子による「太郎の眼」収録。
  • 幸せな挑戦 今日の一歩、明日の「世界」
    3.7
    全国大会に出場したのは小学校の時だけ。選抜歴も同じ小学生時代の「関東選抜」が最高キャリア。なぜ「非エリート」の彼が日本代表まで上りつめることができたのか? サッカー観の根底に流れているものは何か?
  • 森の生活 (ウォールデン) 上
    3.9
    1~2巻858~924円 (税込)
    ソロー(一八一七―六二)は、ウォールデン湖畔の森の中に自らの手で小屋を建て、自給自足の生活を始めた。湖水と森の四季の佇まい、動植物の生態、読書と思索――自然と共に生きた著者の生活記録であると同時に「どう生きるべきか」という根本問題を探求した最も今日的・普遍的なアメリカ文学の古典。湖とその周辺の写真多数を収める新訳。

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  • ことばへの旅(上)
    3.0
    人間が長い歴史を経て築き上げてきた、果てしなき“ことばの森”。そのなかを放浪し、すばらしい“ことばの木”に出会い、その木のなかにイデア(本質的な特徴)を発見したときの感動!著者のそうした感動から生まれた本書は、いわゆる箴言集ではない。著者ならではの深い思索によって、様々なことばの本質をあぶり出してみせる一方、私たちに読書の愉しみ、考えることの喜びを教えてくれる。「人間の知性は明鏡ではなく、意志と感情で曇った鏡である」(フランシス・ベーコン)、「異なった人間には異なった真理がある」(オスワルト・シュペングラー)、「君子は淡くして以て親しみ、小人は甘くして以て絶つ」(荘子)など、心に響くことばをもとに展開される名随筆は、人生や社会の諸問題を考える上で格好の道しるべとなろう。

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  • 人間を考える(PHPビジネス新書 松下幸之助ライブラリー) 新しい人間観の提唱・真の人間道を求めて
    3.3
    松下幸之助ほど人間について深く思索し、それを経営に活かした人物はいない。「人間とは何か」という命題は東西古今を問わず、哲学者たちが挑んできた究極のテーマであるが、本書は経営者である著者が、20年以上の思索と人生経験から導き出した一つの解答である。本書の制作に際し、半年の間に60数回にも及ぶゲラ(校正刷り)の検討がなされた。最後の校閲が終わったとき著者は、「自分はこれまでいろいろなことを考え、話してきたが、結局このことが言いたかったのだ。自分の考え方の根本はこれに尽きる」と真情を吐露したという。宇宙の本質から始まり、宇宙と人間との関係、人間の使命へと展開していく著者の思索の根幹は「人間は万物の王者である」ということである。そこから誰もが磨けば光るダイヤモンドであるという人間尊重の精神が生まれ、一方で王者としての大きな責任も生じるのである。松下経営の真髄を知るための必読書。

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  • 常岡さん、人質になる。
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アフガンで“タリバンに拘束された!”と報道され、157日間拉致されていたジャーナリスト、常岡浩介氏の拉致~解放~帰国までの人質騒動を描いたコミックエッセイ。マスコミ報道のおかしさ、人種のギャップ感、真実の取り違いなどをコミカルに描き、事件以来はじめて、真相と真実を明かした問題作!?が登場。
  • 毎日がイタリアン
    5.0
    1巻838円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イタリア男・アンドレアと結婚した関西娘LOCO(ロコ)の“ズッコケ”イラストエッセイ。グルメ、ショッピング観光情報はもちろん、イタリアの変な常識からイタリア男の甘?い愛情表現まで全て漫画で紹介。オシャレだけど微妙にズレてる国・イタリアに、全力投球でツッコミまくります! ・Chapter1 イタリア男と結婚・Chapter2 イタリアな人々・Chapter3 イタリアの常識・Chapter4 おいしいイタリア・Chapter5 イタリアでお買い物・Chapter6 イタリア観光
  • 霊能者になれなかった刑事
    -
    東京下町の5つの警察署において、巡査部長(デカチョウ)、警部補(キャップ)として、25年間、種々雑多の事件の処理に当たってきた元刑事が語る「テレビの刑事もののようにカッコいいものではない、その真実の姿」。

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  • ゆき姐の漫画エッセイ 英語と格闘 in New York
    -
    超・英語嫌いだった著者が、なんと子連れでニューヨーク暮らし!? ところが、やさしいニューヨーカーたち、まま友や子どもたちとの出あいには、英語が話せるようになる秘策がいっぱいだった! 英語が苦手な人でもこれなら出来る!!かも・・・の楽しい漫画とエッセイです。

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  • 雑学の威力(小学館新書)
    3.3
    最強の雑学王が伝授する「物知り」になる技。 雑学的知識を身につけ、それを正しく使うことができれば、 人生が好転する! 雑学の力とはなにか !? 「コミュニケーション力、会話力がアップする」 「周囲の人から面白がられ、ウケがよくなる」 「好奇心が高まり、色々なものに興味がわいてくる」 「趣味の幅が広がり、人生が格段に楽しくなる」 「発想が豊かになり、仕事にもいい影響を与える」 などなど、数多くの雑学の威力を、 本書で具体的に解説する。 そしてどうすれば、切れ味鋭い雑学を身につけることができるのか、 著者が30年かけて会得した「物知り」になる習慣を初公開。 数々のクイズ特番を制覇し、 コメンテーターとしても人気のやくみつるが、 ついにその「知の源泉」を明らかにした。
  • 国を愛する心(小学館新書)
    4.0
    “今を生きる”私たちの魂に響くエッセイ集。  『氷点』『塩狩峠』『銃口』――。数々の名作を発表してきた三浦綾子はまた、多くの良質のエッセイも書き遺している。幅広いテーマのなかから、戦争や平和、人権、教育といった社会問題について書かれたものを厳選してまとめた一冊。大半が単行本未収録の、“今を生きる”私たちの魂に響く提言集になっている。  三浦綾子は、戦争中に教師という立場にあった自らの罪を認めながら、次代を生きる者たちのために、さまざまな問題に言及する。太平洋戦争を「侵略戦争」と言い、「過ちを過ちとしない限り、幸いな次代をもたらすことはできない」と書く。平和憲法を評価し、安保条約や国家機密法、自衛隊の海外派兵に異を唱える。原子力発電所については、「一日も早くこの世界から原発のなくなる日を」と結ぶ。また、「愛のないところに、真の教育が成り立つはずがない」と、人間が人間を教えることに心を寄せ続ける。  本書で取り上げられた多くのテーマは、解決できていない。原発事故を経験し、安保関連法案が成立、憲法改正も現実味を帯びてきた今だからこそ、胸に鋭く突き刺さる言葉の数々。つねに弱者の立場に立ち、キリスト者のまなざしで語られたエッセイ集。 【ご注意】 このコンテンツには、小学館より配信中の「三浦綾子電子全集」と、一部重複する内容が含まれます。同全集をご購入済みの方は、試し読みで目次をご確認いただくことをお勧めします。
  • こはる日和―うちのおしゃべり4にゃんず―
    5.0
    1巻836円 (税込)
    猫ブログ人気ランキング1位! デブ美猫・こはる、保父キャラ・こちび、甘えん坊・こうめ、末っ子・ちまきのろーずまりー家の4猫様、そして時々やってくる預かり仔猫さんたちの超マイペ~スな日常を綴った選りすぐりの写真マンガに、思わずニンマリ。寝顔に、あくびに、すまし顔……見ているだけで、癒されます~。
  • 水と森の聖地 伊勢神宮
    -
    聖地を巡る写真家が写真と文で綴る伊勢神宮。 <自然に畏敬の念を持ち、様々なことを通じて自然の一部になることを示してくれる伊勢神宮から、私は宇宙を感じる。それは大きく、たおやかな世界観。日本元来の調和の精神と包容力は、この先、世界にとって、とても大切な光となるであろう>(本文より)~ニューヨーク滞在中に目の前で同時多発テロを目撃し、衝撃のあまり写真を撮ることができなくなってしまった写真家・稲田美織。その後世界中の聖地を巡る旅を続け、最後に辿り着いた母なる国「日本」。導かれるように訪れた「伊勢神宮」を撮り続けることによって、世界に類を見ない「本物の日本」に気づかされる。その本質を美しい写真と文章で直感的に綴った一冊。「神様」とは何か。伊勢神宮が2000年の時をかけて、日本人そして人類に伝えようとしていることは何か。読んで、見て、感じさせてくれるオールカラーのヴィジュアル文庫。一章、伊勢神宮とは。二章、神宮にみる衣食住。三章、神様の山。四章、神宮の祭りと式年遷宮。 【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
  • 人を束ねる 名古屋グランパスの常勝マネジメント
    3.9
    サッカー界のカリスマ、ストイコビッチ監督は「久米さんが名古屋グランパスのGMで本当に助かっている」と手放しで賞賛する。GMとはゼネラルマネジャー、つまり組織(チーム)の様々なことを決める要職だ。親会社から巧みに予算を引き出し、ときには盟友の首を切り、ときには新人を強奪する。監督やフロントと、年齢も個性も性格も違うサッカーエリートたちを如何にして融合し、勝てる集団へとまとめあげているのか。組織再建のヒントが満載。
  • 新星座巡礼
    4.7
    四季の夜空をめぐる星座の数々を月を追って紹介するほか、南半球の星座、星座の歴史までを豊富なエピソードを添えて易しく語る。大正十四年に刊行された処女著『星座巡礼』を改稿した星座入門の決定版。

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  • お魚バンザイ!
    3.0
    “定食マイスター”今柊二が「日本人に生まれて良かった」と思える新鮮でうまい「お魚定食」を求めて日本全国食べ歩きガイドエッセイ!!脂ののった焼魚定食や柔らかく煮込まれた煮魚定食、新鮮なお刺身定食に海鮮丼、カラッと揚がったアジフライやカキフライ定食、回転寿司…「お魚メニューの世界」を定食に関する連載を数多く抱える“定食マイスター”今柊二氏がご案内します。また来年に移転が決まっている海鮮好きにはたまらないスポット「築地」の食べ歩きも敢行。「肉」の定食以上に種類が多い「お魚」定食、その奥深い世界をご紹介します。
  • チャールズ・M・シュルツ 勇気が出る言葉
    値引きあり
    4.3
    スヌーピーの作者、チャールズ・M・シュルツによる、初の名言集。作者自身のリアルな発言をPEANUTSコミックのイラストとともに紹介したオールカラー本。仕事について人生について悩んだときに勇気をくれる1冊。
  • 旅する清志郎。
    5.0
    素顔の忌野清志郎、秘蔵写真満載の永久愛蔵本! キューバ、沖縄、九州、箱根・・・。 忌野清志郎さんと旅を続けたビーパル編集部。 素顔のボスはシャイで知的なアウトドアマン。 本誌だけが知るボスの旅を網羅した一冊です。 日本ブルース&ロック界のキング忌野清志郎が日本やキューバを自転車で駆け抜け、大好きな温泉でまったりと休日を過ごす。そんな貴重な旅の時間を記録した写真を満載。 さらにビーパルに連載された清志郎画伯の生き物イラストに未収録編を加えて再編集。他ではみられない清志郎に会える、まるごと一冊「素顔の清志郎」の世界がここに!愛と平和を訴え続けたミージュシャンのブルースな旅のすべて。 ※底本時に付属していたDVDは、電子書籍の仕様上、付属しておりません。あらかじめご了承ください。 【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。 ※この作品はカラー写真が含まれます。
  • アメリカの活動写真が先生だった
    -
    米映画に教えられたおかしくも切ない人生譚!高校時代から映画製作を始め、アメリカ映画に人生を教えてもらった著者が、愛着をもって語る異色の映画案内で人生案内。50作近い映画のビデオ作品紹介付きで、2重映しに浮かび上がる戦後日本の映画の楽しみ方。

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  • 長考力 1000手先を読む技術
    3.5
    将棋の棋士は、勝負どころでは数時間もの長考に“沈む”ことがある。その間、「没我」の世界に入り、無数の選択肢のなかから選び取った一手は、ときに勝敗を決定づけ、ときに劣勢を覆す絶妙手となる。一流棋士はなぜ、それほどの長時間にわたって集中力を保ち、深く思考し続けることができるのか。そして、直感力や判断力の源となる「大局観」とは何か。タイトル獲得通算13期を誇り、「緻密流」とも称される異端の棋士が初めて記す、「深く読む」極意。
  • 吾輩は看板猫である
    4.3
    猫は気まぐれでいつも寝てばかり、なんて思っている人いませんか。いえいえ実は猫って働き者なんです。青果店やたばこ屋さんで、まったり店番をしている看板娘ならぬ看板猫たちを愛くるしい表情溢れる写真とともに一挙に紹介!昭和レトロな店構えの店頭で、のんびり、ゆったり、でもしっかりと店番しておる子たちを見ていると、思わずほっこりすること間違いないです。猫好きなら絶対満足する写真集です。
  • アメリカのめっちゃスゴい女性たち(電子限定版)
    3.4
    逆境こそ、またとないチャンスである。女も男も、人種も生まれも関係ない、やる気と努力で栄光をつかんだ55人のワクワクする負けない人生! この本は15年間アメリカに暮らした私が「スゴい!」「カッコいい!」と感動した アメリカ女性たち55人について書いたエッセイ集です。日本でも既によく知られている女性たちよりも、「もっと日本の女性にも知って欲しい」と思った女性たちを多めにしました。 また、最初から恵まれている人よりも、多くの障害を乗り越えた人を多く取り上げました。女性というだけでなく、人種、民族、貧困、身体障害、親によって絶望的に未来を阻まれたが、逆にそれによって誰よりも強くなった人々です。 女性たちは戦ってアメリカの歴史を変えてきたのです。 本書にあるように、GMやペプシ、ゼロックスをドン底から救い、生まれ変わらせたのは女性経営者でした。低迷する日本企業の救世主となれる女性たちは、その才能を発揮することのないまま、どこかに埋もれているのでしょう。 ※電子版では、紙版の書籍にある写真は掲載されていません。
  • 嘘みたいな本当の話みどり 日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト
    4.1
    泣いた、笑った、驚いた! 今回も、日本全国からとっておきの“嘘みたい”な話が集まりました。選者・内田樹、高橋源一郎両氏の琴線に触れた実話145編に、田原総一朗、横尾忠則、立川談春、三浦大輔、小泉武夫、近藤聡乃、山崎ナオコーラ、横塚眞己人氏、計8名の「あの人の『嘘みたいな本当の話』」も特別収録。 『きょうの猫村さん』で大人気・ほしよりこさんのたのしいイラストも満載です!!
  • 戦中派復興日記
    -
    20代最後の2年を綴った戦後日記第4弾! 昭和26~27年。山田風太郎が20代最後にして独身生活最後の2年間を精力的に過ごした2年間を綴っている。 〈夜、成城の横溝氏たずねのんでいるうち前後不覚、気がつくと、どこともしれぬ深夜の町をフラフラ歩いていた。眼鏡消失、額にけがして血だらけ、金も消失。さかんにお巡りにトッチメられ、朝ヘトヘトになってかえる(昭和26年3月9日)〉 〈およそ日本民族の最大の弱点は科学的精神の欠如だろう。換言すれば推理力による把捉を重んじないという性向だろう。これを矯正するために探偵小説は一臂の力をかし得るはずではないか。日本の民衆に推理という精神作用がいかに興味あるものであるか、これを知らせるために探偵小説をかくという気概があってもよいではないか(昭和26年6月23日)〉 〈概していえば余は肉体でかく芸術家を軽蔑する。肉体でかく、とは肉体小説をかくという意味ではない。鈍で、ただ丈夫だけで押しまくるような作家である。小説でいえば田村泰次郎。余は頭でかく作家である。而して余は感性でかく作家には全面的に降服せざるを得ない。例えば太宰治(昭和27年5月10日)〉 終戦から6年、戦後日記の掉尾を飾るシリーズ第4弾。
  • 戦中派闇市日記
    -
    医学生作家となった山田風太郎誕生の2年間 昭和22年~23年。25歳の青年は東京医学専門学校(現在の東京医科大学)で試験と実習に追われる傍ら、前年書き上げて探偵小説専門誌に投稿した『達磨峠の事件』が入選、人生の大きな転換期を迎えていた。 〈むずかしい。小説の苦しさを初めて知った(昭和22年3月30日)〉 〈新憲法施行の祝日だそうな――。冬に逆戻りしたような冷たい雨、風! ザマ見やがれッてんだ。推理小説「歯車」(仮題)構成す、『植物性神経外科』読(昭和22年5月3日)〉 〈朝、江戸川氏より明元旦午後より夜にかけ遊びに来ぬかとのハガキ来る。ひるごろ、ビヨウキエンキスルとの意の電報来る。この年末の忙しいのに乱歩さん、何をマゴマゴひとりで騒いでいるんじゃ(昭和22年12月31日)〉 探偵小説の重鎮・江戸川乱歩との交流、氏に宛てた手紙の草稿、食糧不足が続く占領下での日常、東京裁判の判決、殺到する小説執筆の依頼……青春の只中で、作家への道を歩み始めた日々と戦後日本を感性豊かに綴る。医学生・山田誠也から作家・山田風太郎へ――。混乱の渦中に記された、戦後最大の物語作家誕生の記録。『戦中派焼け跡日記』に続く、山田風太郎戦後日記シリーズ第2弾。

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  • おばあちゃんの台所修業
    4.0
    自然の恵みの中で生きることを大切に――。米のおいしい炊き方や、だしの引き方、自然の調味料あれこれ、むだなし料理のすすめといった、料理や生活の基本から、一介の主婦が「北畔」という店を持つようになる話まで。明治生まれの「おばあちゃん」料理研究家による、台所のいろは。

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  • いのち問答 ――最後の頼みは医療か、宗教か?
    4.0
    現代医学は人の身体を診るが、苦悩まで見通しているか?かたや宗教者は心を見つめるが、身体への科学的視点は持ち得ているか?「生と死」を徹底的にとことん考え語り尽くした異色問答エッセイ。
  • 2015年放射能クライシス
    4.0
    1巻792円 (税込)
    4年後に起こるニッポンの危機とは何か? おびただしい量の放射性物質が拡散してしまった日本。かつては「原発推進派」で日本原子力学会平和利用特賞まで受賞した科学者である著者が、2015年が日本の節目であると分析する。チェルノブイリ事故による小児がん患者が4年後に急増したからである。ヨーロッパの論文によれば、今回の事故で最大40万人のがん患者が発生する可能性まで指摘されている。かつて旧ソ連も原発事故が引き金となって崩壊へと突き進んでいった。高度なネット社会のなかで、この厳しい現実に直面した時に予想される国内外の激しいリアクションに日本は耐えられるのか? 放射能汚染によって世界の中で孤立化する日本の辿る道とは? 生活、社会、経済に忍び寄る本当のクライシスとは? あらゆる側面から近未来予想図を描く。そしていまある食品や水は大丈夫なのか?魚はプルトニウムに汚染されていないのか? といった具体的な例を挙げながら現状での危機を避ける生き方も提示する。さらには「事実を隠しウソをつく」企業や政府、メディアの欺瞞と裏側を暴き、2015年の悪夢を回避するためにいま最も必要なものは何なのかを説く。
  • 世界で一番いのちの短い国 シエラレオネの国境なき医師団
    4.0
    医療事情が世界最悪の国で奮闘する医師の姿 平均寿命34歳(2002年)、日本のわずか半分以下。世界で最も医療事情が悪い国、西アフリカのシエラレオネ共和国。十年以上も内戦が続き、病院の建物は壊れ、医師や看護師も国外に逃げ出している。この医療システムが崩壊した、世界で一番いのちの短い国に派遣された医師が、寝食を忘れ、力を尽くして、目の前のいのちを救っていく……。そして、その国の未来のため、帰国したあとの医療レベルが維持されることを願い、さまざまな困難を乗り越え、現地スタッフへの教育にも取り組む。「本当に意味のある国際協力」を求め続ける医師の涙と笑いの奮闘の記録。 ●山本敏晴(やまもと としはる) 1965年宮城県仙台市生まれ。医師・医学博士・写真家・国際協力師。南アフリカにて人種差別問題に衝撃を受け、中学校の頃から数十か国を撮影。「本当に意味のある国際協力」について考え続ける。2000年より数々の国際協力団体に所属、アフリカや中東で医療援助活動を行う。2003年より2年間、国境なき医師団・日本理事。2004年、都庁からNPO法人の認証を受け「宇宙船地球号」を創設。「持続可能な世界」の実現を目指し、世界に目を向ける人々の育成を行う。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

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  • 日本語を使う日々
    3.3
    日本人よ。使え、そして、読め、日本語を! 日本人だから当たり前のことなのに、あえて“意識的に”、日々、日本語を使い続けた人気漫画家・吉田戦車(日本でイチバン日本語を使う漫画家?)の、なんでもない日常生活のひとこま(4コマ…ではなく)。 あの日本最大にして至高の国語辞典『日本国語大辞典』編集部から発信するニューウェーブ日本語論には賛否両論(?) web日本語で3年にわたって連載されたエッセイ『日本語を使う日々』(全36話)に加えて、新たに書き下ろし1編も収録。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

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  • 日本人を操る8つの言葉
    3.7
    日本人がとらわれがちな8つのキーワード。人間関係、派閥、世間体、スケジュール、自己実現、若さ、情報、創意工夫……。なぜとらわれるのか、その思考の罠を探る。
  • 幸福は永遠に女だけのものだ
    3.9
    「女に生まれたということが、女の幸福の第一歩なのである」。女性的原理について論じた表題作をはじめ、ホモ・セクシャリズムやフェティシズム、オナニズムを語る「異常性愛論」、有名女優をめぐる考察「モンロー神話の分析」等、存在とエロスの姿を軽やかに読み解く傑作エッセイ29編を収録。文庫オリジナル。

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  • 色弱が世界を変える カラーユニバーサルデザイン最前線
    値引きあり
    4.4
    国内320万人、男性20人に1人が色弱者――街の色が変わり始めた! カラーユニバーサルデザイン最前線。近年、交通信号機や電光掲示板などの公共物、鉄道や地下鉄路線図、地図、教科書や教材などの刊行物、駅や病院、各種施設などの案内表示、そして電子機器から家電の操作画面に至るまで、何かが変わったことに気づいている方もいることでしょう。それは今、確実に世の中に浸透し、大きく育まれようとしています。

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  • 成り上がり 金融王・安田善次郎
    -
    ハダカ一貫から、日本一の金融王へ!幕末から明治、大正と、激動の時代を生きた銀行業の元祖・安田善次郎。富山の貧しい下級武士出身ながら、商人として「千両の分限者」となることを志した善次郎は、数々の挫折と失敗を乗り越えて両替商・安田屋を江戸で開店、成功をつかんでいく。一代でみずほフィナンシャルグループの礎を築いた安田善次郎の、波瀾万丈の前半生に光を当てた長編小説。

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  • 仏教のぶっ-仏教はじめの一歩-
    5.0
    この本は、仏教のことはまだよくわからないけれど、ちょっと勉強してみようかな、という方へ向けた、仏教入門の本です。 「浄土」「自業自得」「布施」など33の仏教用語を、単に知識として知るだけではなく、私たちの身近な生活の話題から考えていきます。 「あれさえなければ幸せになれるのに…」「あの人はあんなに幸せそうなのに…、私は…」そんな思いに苦しめられるのが私たち人間です。そういう私たちに、仏教は、ちょっとモノの見方を変える視点を教えてくれている。仏教を学んでみようかな、という方はもちろん、悩んだり、人生が苦しいと感じている方にもぜひ手元に置いておいていただきたい本が誕生しました。 ところで、みなさま、お釈迦様にもいろいろな呼び方があるってご存知ですか?「ブッダ」「釈尊」「ゴータマ・シッダールタ」―。すべてお釈迦様のことです。なんでそんなにいろいろな呼び方があるのでしょう? そんな素朴な疑問に答える「今さら聞けない!? 仏教のキホン」コーナーも、書き下ろしで掲載しています。「お釈迦様の主な弟子たち」「仏教にまつわる年中行事」などについて、大谷派僧侶の真城住職がいろいろなキホンをわかりやすく解説します。
  • 僕は自分が見たことしか信じない 文庫改訂版
    4.2
    名門・鹿島アントラーズでJリーグ3連覇、19歳から日本代表に定着。移籍したドイツのシャルケ04でも屈強な男たちを相手に自らのポジションを築きあげ、欧州の大舞台で躍動し続けている。どうして、この男は結果を出せるのか。ポーカーフェイスに隠された、情熱と苦悩が今ここで明かされる。15万部突破のベストセラーに大幅加筆!
  • 中国人と日本人
    -
    日中双方のふところの中で育ち、自ら現地を視察し事業展開する著者が、繁栄に向けて離陸した中国の知られざる素顔と、両国人の気質の差異を実務・文化の両面からわかりやすく解説する。アジアの時代をむかえた今、巨大な隣国とどうつきあうか……。

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  • 山なんて嫌いだった
    4.1
    芸能界一の山好きで知られ、日本トレッキング協会の理事を務める市毛良枝さんが、山と出会い、こころひかれてゆく過程を素直に綴った、初の書き下ろしエッセイ。 大の運動嫌いだった彼女が、山に登ることによって大きく変わってゆく様子が、飾りのない文章で描かれています。 初登山の燕岳から、南アルプス塩見岳、八甲田山、安達太良山、八ヶ岳、双六岳、槍ヶ岳、九重山、天城山、キリマンジャロなど、10年間の山旅はもちろんのこと、『山と溪谷』取材の裏話、登山家たちとの交友、エコロジー問題、そして自身の内面変化なども描ききった話題作。

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  • ヘンクツジイさん、山に登れば
    -
    ひとりで低山を歩くのが好きなジイさんは、少しヘンクツでへそ曲がり。山を歩けば、ぼやいてばかり。箱根のハイウェイに囲まれた「人跡薄踏」の低山に登ったり、利用度ゼロの林道を歩いたり。『山と溪谷』2007年~09年に不定期連載された作品に、書き下ろしを加えた一冊。ユーモアとウィットに富んだ9編のエッセイ。

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  • 若手社員が育たない。 ――「ゆとり世代」以降の人材育成論
    3.8
    まじめで優秀、なのに成長が見られない。そんな若手社員が増えている。「ゆとり世代」とくくられる彼らは、なぜ育たないのか? 成長する者と成長しない者の差はどこにあるのか? 彼らが成長する秘訣は何か? 本書はそんな疑問に答えるべく、若手社員の世代的特徴、現在の職場環境、大学での経験など問題の背景を探り、彼らが育つ改革プランを提案する。リクルートで学生・企業双方を長年研究してきた著者が成果をまとめた、渾身のリポート。
  • 本屋になりたい ――この島の本を売る
    3.9
    「本屋になりたい」という気持ちのままに東京の巨大新刊書店から沖縄の小さな古本屋へ。この島の本を買取り、並べて、売る日々の中で本と人のあいだに立って、考えたこととは。
  • 銀幕遊びの流れ旅
    4.0
    須貝興行、スガイ・エンタテイメント、ゲオディノスと40年の長きに亘り「映画」の世界に身をおいてきた著者の「流れ旅」が沢山のエピソードと共に語られる。著者の作品論や俳優論であり、交遊録でもある。映画や映画人に対する限りない愛情が随所に感じられ、また幅広い人脈に驚かされる。本書は札幌映画サークルの広報誌「シネアスト」に5年間に亘り掲載した原稿を元にしている。
  • レジより愛をこめて~レジノ星子~
    完結
    4.3
    貯金ナシ、頼れる旦那ナシ、最近は仕事の依頼もナシ。でもって、もう若くもナシ…。崖っぷち漫画家・レジノさんが、スーパーのパートで、毎日約300人分のレジを打つ中で生まれた数々のドラマたち。ドン底のドン底まで落ち込んでも、それでも働くのだ、「明日」も。 「働くこと」って、自分にとって、一体なんだろう? お金を稼ぐ、それだけじゃない「何か」が、漫画を通して見えてくる。
  • 開高 健 電子全集17 耳の物語/珠玉
    値引きあり
    -
    さまざまな「音」の記憶を通じて、自らの人生を綴ったオリジナリティ溢れる自伝、『耳の物語 破れた繭 』、『耳の物語 夜と陽炎 』。 草の呼吸、虫の羽音。 焼夷弾の無慈悲な唸り。焼跡を流れるジャズのメロディ。驚きとともに聞いた「できたらしい」という女のひと言などなど、大阪に生まれてから大学を卒業するまでの青春時代を、《音》の記憶によって再現している、オリジナリティ溢れる自伝。日本文学大賞を受賞作。 その他、アクアマリン、ガーネット、ムーン・ストーン、3つの宝石に托して語られる、遺作となった『珠玉』や、晩年の傑作純文学『赤い夜』、『一日』の3作品を収録しています。 【収録数】4本 付録:開高健ゆかりの編集者による回顧談など4点
  • なぜ飼い犬に手をかまれるのか 動物たちの言い分
    3.8
    飼い主を群れのリーダーと思う犬、飼い主を自分の母親と思う猫、漢字を区別するカラス……ハッ!とする動物の謎に迫る。「中学一年で北アルプスの白馬岳を登ったとき、大雪渓の雪の上を一生けんめい歩いている小さな黒い虫たちに気がついた。なぜ雪渓の上を歩いているのか。そもそもどこからきて、どこへいこうとしているのか? 雪の上に食べものはあるのか?」日本を代表する動物行動学者である著者は、少年のころより生きものや自然とふれあいながら、じつにたくさんの疑問を胸のうちに暖めてきた。身近な犬や猫の行動から、チョウやホタル、さまざまな虫たちの行動まで、深い関心を寄せ、疑問を解いていこうとする珠玉のエッセイ集。

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  • 開高 健 電子全集12 ロマネ・コンティ・一九三五年/紙の中の戦争
    値引きあり
    -
    純文学の作家として書き下ろした短編名作と、行動派の作家が読み解く文学と戦争。 純文学作家・開高健の面目躍如たる短編の名作「ロマネ・コンティ・一九三五年」、「玉、砕ける」(川端康成文学賞)、「黄昏の力」他、座談の名手として知られた開高健による<文芸インタビュー・人とこの世界>(計12回)、そして行動派の作家・開高健のジャーナリスティックな視点がキラリと光る「紙の中の戦争」などなど、多彩多様な顔を持つ開高健の魅力を存分に味わうことのできる作品群を収録。 【収録数】小説4本 エッセイ31本 付録:開高健記念館に保存されているワインコレクションの写真 など3点
  • 綺麗になる古典美人道
    4.0
    『ブス論』著者による古典モテ論エッセイ。 平安時代にも江戸時代にも「美容書」はあった! 紫式部は、モテ色とブス色の秘密を知っていた! 竹取物語のころから、毛穴は忌み嫌われていた!! えっ、洗わない洗顔って、実は、平安時代からあったの!?  ……などなど、現代にも通じる部分が多い古の“美人道”を、『源氏物語』をはじめとした物語文学などを題材に、古代~平安~江戸時代の具体的な美容法や恋愛テクを例に挙げつつ、わかりやすく面白く浮かび上がらせた古典美容エッセイです。’02年5月号より雑誌「美的」で連載された「ニッポンの美意識のルーツをたどる 大塚ひかりの古典美容道」の単行本を電子化。
  • インド怪人紀行
    3.4
    今度の旅のテーマは「インドにハマる者は、インドの”何に”ハマるのか?」。日本を出発して40日後、オレはボロボロになって帰ってきた。そこまでオレを追い詰めたインドという国の正体は……笑撃旅行記。
  • 心が温かくなる日蓮の言葉
    5.0
    「酒と女房があればいい」「親友のためなら地獄に落ちる」「馬をわが子のようにかわいがる」…。日蓮の遺した手紙の一節である。厳しい一面が先行しがちだが、彼ほど庶民感情を解し、喜怒哀楽を素直に表現した僧はいない。だからこそ宮沢賢治も内村鑑三も矢内原忠雄も共感したのではないか。本書では、文学的にも評価される日蓮の至言をより多くの方に読んでいただけるように「いのち」「感謝」「誇り」「友情」「愛」「信」「悲しみ」「国土」といったテーマごとに分類。理解しやすい解説を心掛けた。数え切れない法難を乗り越えてきた彼の言葉は時代を問わず悩める人々の心に火をともす。

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  • できるかなクアトロ
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 インドの奇祭に乱入、ゴビ砂漠で恐竜の化石発掘、小学生相手にマジバトルと、サイバラの挑戦はますますディープに、アグレッシブに!! 大人気の『できるかな』シリーズ第4弾登場!
  • 開高 健 電子全集7 小説家の一生を決定づけたベトナム戦争
    値引きあり
    3.0
    ベトナム戦争の従軍経験から『輝ける闇』『夏の闇』その他多くの作品が生まれた。 ベトナム戦争を取材するため、開高健が朝日新聞社の臨時海外特派員としてベトナムを訪れたのは1964年~65年のこと。このとき開高健はジャングルでベトコンに包囲され、集中砲火を浴び、九死に一生を得る経験をする。その後68年、73年にもベトナムを訪れているが、「ヴェトナムでは徹底的に教え込まれることがおびただしくあった。三度訪れて、三度とも、それぞれ異なる場所と異なる様相で、とことん注入されることがたくさんあった。」(『開口閉口』より)。とことん注入されたものを素材にし、テーマにして、『ベトナム戦記』や『サイゴンの十字架』などのルポルタージュが生まれる。『輝ける闇』『夏の闇』などの純文学の傑作が生まれる。そして多くのエッセイが生まれることになるのである。“ベトナム”をキーワードに数多くの開高作品を収録した。 【収録数】ルポルタージュ:2作 小説:10作 エッセイ他:38篇 付録:担当編集者などによる解説6点、ベトナムで死を覚悟して座り込む開高健の写真など5点 【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
  • 開高 健 電子全集4 同人誌時代 同人誌『えんぴつ』とサントリー宣伝部『洋酒天国』の頃 1949~1958
    値引きあり
    -
    同人誌『えんぴつ』の時代からサントリー宣伝部『洋酒天国』時代まで(1949~1958年)の小説・エッセイ・広告コピー。  1949年、大阪市立大学に進学した開高健は文芸部に入り、翌年1月『市大文芸』に〈印象生活〉を発表する。これが小説家・開高健の処女作である。直後に関西大学の学生だった谷沢永一と知り合い、同年3月谷沢主宰の同人誌『えんぴつ』に加入する。二ヵ月後、『えんぴつ』の合評会に出席した牧羊子と出会い、結ばれ、1952年7月に長女・道子が誕生する。53年に大学を卒業し、55年2月に育児に専念するために寿屋(現サントリー)を退職することになった牧羊子と入れ替わる形で同社に入社、宣伝部に配属になる。56年4月寿屋のPR誌『洋酒天国』の創刊と同時に編集発行人になり、芥川賞の受賞を機に退職する(58年5月)まで編集長として、またコピーライターとして特異な才能を発揮することになる。開高健の言葉を借りるならば“小さな説を書いて飯を食う”ようになる前に同人誌に発表された小説、青年期を振り返って書いたエッセイ、そして寿屋勤務時代に書いた広告コピーなどを多数収録。 【収録数】小説:16作 評論・エッセイ:105篇 付録:開高健×牧 羊子の結婚写真やサン・アドの部屋で撮った写真など9点 他 【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
  • 開高 健 電子全集2 純文学初期傑作集/芥川賞 1958~1960
    値引きあり
    -
    芥川賞を受賞した『裸の王様』をはじめ『パニック』『巨人と玩具』『流亡記』など純文学初期傑作集他。 寿屋(現サントリー)宣伝課に勤務していた1957年に開高健は3作品を発表している。 8月に発表した『パニック』で一躍新人作家として注目され、10月に発表した『巨人と玩具』は翌年に大映映画で映画化され、12月に発表した『裸の王様』で第38回芥川賞を受賞する。この頃の開高健は自身の内心に寄り添って作品を描くことはすまいと決心し、ひたすら“外へ!”という指向で文体を工夫し、素材を選び抜いた。そうして生まれたのが『パニック』であり『巨人と玩具』であり『裸の王様』だった。これ以降も、遠心力で書く文学を指向しつづけ、『流亡記』『屋根裏の独白』などの作品を発表し続ける。芥川賞受賞前後に発表されたこれらの文芸作品に加え、同時期に新聞や雑誌などに書いたエッセイ多数を網羅。付録として芥川賞選考委員たちの選評、芥川賞受賞当時の写真なども収録。 【収録数】短編小説:15作 エッセイ:168篇 付録:芥川賞受賞当時のインタビュー記事や写真など8点
  • ベネズエラへふたたび
    -
    1巻770円 (税込)
    1973年 南米へ旅立ったトモコが、2010年 ふたたびベネズエラへ! 愛すべきミ・ファミリアとの再会、著者による先住民活動家ノエリ・ポカテラのインタビューなど、ベネズエラの“いま”を集めたフォトエッセイ。 前作「ミ・ファミリア」のこぼれ話も掲載。

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  • 記憶する力 忘れない力
    3.8
    芸歴40年の落語家が伝授する秘伝の暗記術!! 「毎日一行の日記」「リズムとメロディーで覚える」「長屋の間取りやキャラの趣味まで考える」。人はなぜ覚え、せっかく覚えたことをなぜ忘れてしまうのか。つまらないことをいつまでも覚えているくせに、肝心なことをコロリと忘れてしまうのはなぜなのか。落語家の日常生活、接している人、意識していることから、「暗記の真髄」について縦横無尽に語り尽くす。
  • スチャラカ 東京のオキテ
    3.5
    なんで家賃、こんな高いねん! 食べ物の味が違うし、セクハラも一味違うような……。生粋のナニワっ子が一念発起で始めた東京ひとり暮らし。それは愕然と呆然の日々だった。仕事・知人ナシの彼女に、明日はあるのか!?『中国てなもんや商社』の著者の爆笑上京エッセイ☆

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  • 釣魚大全
    -
    幻の釣り指南書、釣り人の聖書といわれているウォルトンの「釣魚大全(ちょうぎょたいぜん)」の初版本の完訳。釣り特有のゆったりとした気分、それぞれの魚の棲み家と四季の生態にあわせた釣るための作戦と周到な準備――餌の用意、竿や仕掛けのこまごまとした準備と工夫――自分の苦労ばなし、自慢ばなしを人に聞かせたいという釣り人の生態まで、「自然のなかで遊ぶ楽しさ」を楽しく披瀝した名著。「300年以上も昔から私の手許まで流れ漂ってきた釣りの楽しみの情感、ああ、はるばると伝わって来たものだな、という気持ちだった」これは訳者の言葉である。

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  • 森の生活(ウォールデン)
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    ソローはマサチューセッツ州生まれ。ハーヴァード大卒業後、小学校の教師。ついでエマソンに私淑し、徹底した個人主義の実践としてウォールデンの池のほとりで2年間にわたって独居生活を試みた。本書はその報告であり、自然とともに生きることの意味を新たに問いかける。正式なタイトルは「ウォールデン…森の生活」という。

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  • 不肖・宮嶋 踊る大取材線
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    22歳でプロとなるや、数々の修羅場をハッタリとツッコミでフィルムに収め、世に“不肖”の名を轟かせた宮嶋茂樹が、カメラマン人生16年の集大成をものす。赤尾敏との知られざる交流、松田聖子に祟られた顛末、オウムとの激しい攻防戦…こりゃホンマ笑わずして読めませんでエ。

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  • 引き際の美学
    3.8
    突然、無責任に辞める首相、「老害」といわれても居座り続ける経営者……日本人は、いつの間に往生際が悪くなったのか。できる男は去り際、散り際、別れ際も潔い。「始めるよりも終わるほうが難しい」と説く著者が引き際の美学を語る。

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  • 地球どこでも不思議旅
    5.0
    1巻759円 (税込)
    メキシコ、中国、日本、行く先々で大コーフン、シーナ旅紀行第1作。 プロレスに憧れて王国メキシコへ。ラーメンにひかれて中国シルクロードを駆けめぐる。京都、出雲、津軽、高松など日本列島も縦横無尽。世界おもしろ見聞記。 ●<総天然色版>胸鳴の墨西哥面白案内 ●プロレス王国メキシコの謎と秘密と大コーフン ●日本列島みぎひだり水平直角大勝負 ●<総天然色版>絲綢之路と十億の人々 ●いま中国・シルクロードはどうなっておるのか 【ご注意】※この作品はカラー写真が含まれます。
  • からいは うまい
    3.8
    辛味にこだわる作家シーナのピリヒハ紀行、待望の文庫版を電子化。 “からいはうまい、うまいはえらい”と辛味食材にこだわり続ける椎名誠氏の初の極辛追跡紀行、待望の文庫版、電子化なる。トウガラシ大国韓国へ初上陸。キムチ、カルビにプルコギ、冷麺、ビビンバ、チジミにケジャンと韓式食の辛味の真髄を味わい尽くす旅は2千キロに及ぶ。さらに世界の屋根チベットの辛味食に挑み、とって返してわが日本のワサビと辛味大根を体験。食味学の大家・小泉武夫東京農大教授の「辛味食文化入門」を付す丸ごと1冊極辛本。) 【ご注意】※この作品はレイアウトの関係でお使いの端末によっては読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ※この作品はカラー写真が含まれます。
  • 逆説のニッポン歴史観
    3.0
    1巻759円 (税込)
    「戦後民主主義」のまやかしを暴き出す! 「戦前は軍事が主流で外交は付録であった。戦後は外交中心で、軍事は付け足しになっている。これはどちらも誤りである。いろいろな要素をバランスよく組み合わせて、価値を守っていくというのが、本当の意味での大人の社会である」(著者あとがきより)事実の正確な検証なくして、ある見方、考え方のみを無批判に受け入れてきたのが戦後過程ではなかったのか。結局“拉致犯罪国家”を放置してきたのは、いったい誰だったのか、を明らかにする。

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  • 歌舞伎町のミッドナイト・フットボール -世界の9年間と、新宿コマ劇場裏の6日間-
    4.0
    異能の音楽家が綴るエッセイ第二弾 21世紀日本を代表するカルチャー・ヒーローとなった菊地成孔が、1996年から2004年の間に書いたさまざまな領域についてのエッセイ・評論をコンパイルし、その合間に新宿歌舞伎町のホテルで過ごした6日間の記録が挿入される、という形式の異色エッセイ。音楽の、文学の、映画の、セックスの、料理の、言語学の、精神分析の、格闘技の、愛と憎しみと生と死の、憂鬱と官能にまみれたアマルガム。饒舌なトリックスターにしてエレガントアンニュイの司祭、菊地成孔が贈る、『スペインの宇宙食』に続く第二エッセイ集。 「2004年4月23日午前7時30分。 少なくとも今の僕にとって、地球は新宿歌舞伎町を中心に回っている。あらゆる人々の欲望と、悲しみと、快楽と、絶望と希望を、平然と乗せて」(本書より)

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  • 修羅の群れ 稲川聖城伝(上)
    -
    昭和8年、風雲急を告げる時代の横浜で、19歳の稲川角二は任侠に生きる決意をする。厳しい博徒修業の末、数々の出入りで名をあげた男は、その才覚を買われ35歳で熱海に一家を構える。そこにはモロッコの辰をはじめ、彼の器量と人柄に惚れた若者たちが集っていた……。のちの稲川会総裁・稲川聖城の人生を実名で描いた長編ドキュメンタリー小説。
  • 実録・広島やくざ戦争(上)
    5.0
    戦後の混乱期、新旧やくざが抗争をくり広げ混迷を極めていた広島に関西の二大勢力「山口組」「本多会」が進出。兄弟の盃を交わした者同士でも闘争を余儀なくされた仁義なき街で、ひとりの男が頭角を現してきた。彼の名は山田久――。いまに続く「共政会」の草創期を支えた男の、血で血を洗う抗争の日々を実名で描いた長編ドキュメンタリー小説。
  • 渚の旅人 かもめの熱い吐息
    4.0
    福島県相馬市、福島県いわき市、宮城県女川町、宮城県石巻市――2011年3月11日の東日本大震災前に著者が旅した東北。そこで出会ったのは住民達の優しさだった。彼らの穏やかで丁寧な暮らしぶりとともに、震災後の今だからこそ伝えたい、そして取り戻さなければならない美しい風景やおいしい特産物など、東日本の魅力を書き綴った旅エッセイ。
  • 奇食珍食 糞便録
    3.8
    世界には「トイレがない」環境で生きる人々が26億人以上存在すると言われている。タクラマカン砂漠、チベット、パプアニューギニア、シベリア、フォークランド、モルジブなど、世界の辺境を長年めぐってきた著者ならではの視点で、「人間が何を食べ、どう排泄してきたか」をテーマに余すところなく、赤裸々にルポルタージュする。カバー写真はモルジブ、マレの伝統漁法。横木に釣り師が座って魚を狙う。人間の糞が魚のエサに、魚は人間の飯に。これぞ見事な食物連鎖だ。【目次】第一章 世界糞便録/第二章 奇食珍食/最悪なるもの(あとがきにかえて)
  • ひとり、風に吹かれるように つれづれノート(25)
    3.7
    ひとり、風に吹かれる。そんな風に生きたい。――子供たちの進路に心悩ませ、諸事に慌ただしく過ごしながらも、銀色さんが新たに興味を持ったものとは……。時に頷き、時にほっこりな銀色ライフがここに!
  • 嘘みたいな本当の話 [日本版]ナショナル・ストーリー・プロジェクト
    3.4
    「人生にはいろんなことがあるよねって僕は読んでてホッとしました」 ──内田樹 ★ほしよりこの楽しいイラストに、 柴田元幸×内田樹による〈特別対談〉も収録! ひとはいつだって、それぞれの現実を生きている ◎スリに遭い、大事な写真がなくなった!でもある日、郵便受けを開けたら……(「写真」) ◎死のうと思った。二歳の息子と車に乗ってエンジンをかけたそのとき……(「死のトンネル」) 「あるある」から「まさか!」まで、どこかの誰かの身に起きた、本当にあったストーリー。 ポール・オースターが呼びかけ、全米から体験談が寄せられた『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』。 いきいきとアメリカの姿を描き出した、感動のプロジェクトを日本でも。
  • 偏愛的作家論
    3.0
    小説本来の楽しみとは、スタイルを味わうことにあるとする著者が、石川淳、三島由紀夫、久生十蘭等、二十四人の日本作家へ捧げたオマージュ。乱歩の「玩具とユートピア嗜好」を探るかと思えば、『黒死館殺人事件』への傾倒ぶりを語り、南方熊楠こそ「悦ばしき知恵」の体現者であると自在に筆をすすめていく、本の快楽主義者のための書。

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  • 姜尚中の青春読書ノート
    3.4
    夏目漱石、ボードレール、丸山真男。悩める少年・永野鉄男が、政治学者・姜尚中になるまでに、一体何があったのか。書物との出会い、それは快楽と苦悩を伴う、新たな旅へのいざないだった。在日二世の論客として発言を続ける著者が、青春期の苦悩をへて政治学者として世に出るまでに精神的支柱となった「座右の書」を厳選。だれもが読んでおきたい5冊の古典でたどる、注目の政治学者の原点。

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