伊賀公一の作品一覧
「伊賀公一」の「色弱が世界を変える」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
「伊賀公一」の「色弱が世界を変える」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
小説・文芸
Posted by ブクログ
色覚と言うのは血液型と同じようなもの。
持って生まれた型を変えることは出来ないし治療すべき対象でもない。
色盲・色弱の人が、どのような世界を見ているのか、
口絵のカラー写真でまず驚く。
考えてみれば「赤」と一口に言っても、
自分が見ているものと人が見ているものが同じとは限らないし
それを知ることもない。
え?その差がどうやって分かるの?という疑問はとりあえず置いとくとして(笑)
この本からは色々なヒントが見えてきた。
「言葉と実態」な哲学的な問題やら就職や結婚に関する差別問題に留まらず、
むしろもっと実用レベルの公共デザインの問題なのだ。
信号の色や交通標識など生死にかかわるもの
テレビやトイレの空き表示や仕事で使う付箋など生活しやすさにかかわるものなど
「色のバリアフリー」の視点から考えなおしたい事柄は山ほどある。
自治体や企業の意識の変化と行動が伴うことで改善のスピードは加速される。
そして何かを変えていく、生んでいくのに必要なのは、
色覚のタイプにかかわらず、
その人の中の好奇心やフットワークや考え方や能力知識で
動くことから、それに応えるように様々な縁や運が
呼び寄せられ巻き込まれていくんだなと思った。
カラーコーディネーター1級の試験の件は読んでいてトリハダが立った。