経済作品一覧

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  • 60歳からの知っておくべき経済学
    5.0
    財政の仕組み、税金、保険、年金、仮想通貨、家の購入…… 正しい経済知識があなたを守る! 「人生100年時代」が本格的に訪れる中で、高齢者たちがセカンドライフをより充実させるために、積極的に「学び直し」をする動きが広がっている。  向上心のある高齢者にとって、特に役立つ学問の一つが「経済学」だ。なぜなら、経済学を学ぶことで自分の生活で起こっている事象をより深く理解し、物事を捉える視点が大きく変わるからだ。  退職金で悠々自適に生活するにしても、余剰資産を運用してお金を増やすにしても、年金だけで細々とやっていくにしても、どんな状況でも経済に関する知識が欠かせない。  現代社会では玉石混淆の情報が溢れていて、老後の豊かな生活を送るためにはどうすればいいのか、という問いに対する答えを探すのは容易ではない。そのため、物事を定量的に捉え、理性的に考えることが必要だ。  わかりやすくいえば、経済学は人々の資源の生産、分配、消費の過程を研究する学問だ。 「マクロ経済学」では、国の経済全体の動向や構造を、国内総生産(GDP)、失業率、物価上昇率、貨幣供給量などを通じて分析する。一方、「ミクロ経済学」では、個々の市場や企業の行動、意思決定を価格、需要、供給、利益最大化などを通じて研究する。  これらを専門的に考えようとすると、数式が必要になるため、文系出身者には少しハードルが高い。そのため、本書ではできるだけ基礎的なデータを使い、シンプルな言葉で説明するように心がけた。  本書を読むことで、大人として知っていて当然の経済の仕組みを学び直し、孫にも得意げに教えることができるくらい、理解度が深まれば幸いである。 高橋洋一(本書 はじめに より) 【内容】 序 章 学び直しの姿勢 第1章 経済の一般常識 第2章 日本の財政の真実 第3章 知っておきたい税の基本 第4章 社会保障・年金のイロハ 第5章 個人資産の形成・防衛術 終 章 シニア就業者に役立つ新視点
  • ニューズウィーク日本版 ペーパーバックス 経済超入門 ゼロからわかる経済学&世界経済の未来
    5.0
    リーマン・ショック後の世界経済はどう変わったか? トランプ大統領のもとで世界経済はどうなるのか? また、エコノミストの予測はなぜはずれるのか? (エコノミストの通知表付き) 図解と用語解説で経済学がもっと身近になる。 ・まずは経済学でニュースを読んでみる ・[用語解説]ゼロからわかる経済学 ・経済学者・エコノミストの「予測」 ・世界経済・日本経済の未来 ・[用語解説]そうだったのか世界経済23 ・覚えておきたい経済学の偉人10 など。
  • サクッとわかる ビジネス教養 ワインの経済学
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ワインは最強のビジネスツールだ! 欧米では必須の教養であり、 ビジネスツールとして度々用いられる「ワイン」 本書では、 古今東西!ワインがもたらす経済効果を多角的に解明。 古代エジプトのツタンカーメン王とワインのかかわりから、 フランス革命にワインが与えた影響、 そして投資商品としてのカルトワインまで、 幅広い視点で解説。 監修は「ワインは最強のビジネスツール」と言う、アジア人初のワインスペシャリスト渡辺順子氏。 豊富なイラストで、見るだけで楽しい、まったく新しいワインにまつわるビジネス書。 ・ワインツーリズムが生み出す莫大な経済効果 ・コンビニワインが500円で販売できる理由 ・伝説の権威付け、パーカーポイント ・キャッチコピーがワインを売る ・格付けという名のビジネスモデル ・ボルドーVSブルゴーニュ 対局にある販売戦略 ・ハイブランドがワインの世界を変える ・温暖化がワインのグローバル化を推し進める ・ワインは立派な外交ツール ・偽造ワインの隠し味は醤油 ・ボルドーもブルゴーニュもベルサイユ宮殿が大口顧客だった ・腐ったぶどうが極上の甘口ワインになった偶然 本書は、文字中心のテキストを読むのは億劫。もっと手軽にワインとワインにまつわるエピソードを知りたい。それも上辺だけの理解ではなく、きちんとビジネスツールとして会話・説明ができるようになりたい!という、ちょっととズルしたい(?)方にぴったりの楽しくもためになる一冊です。
  • 中国経済衰退の真実 オールカラーのグラフで一目瞭然
    5.0
    1巻1,280円 (税込)
    中国経済の生死は 日米が握っている ◉「習近平バブル」崩壊に打つ手なし ◉「人民元決済」暗躍の限界 ◉ウクライナ戦争後のドルVSモノ ◉米利上げで中国からカネが逃げ出す 習近平政権が隠蔽しても 数字は嘘をつきません 【オールカラーグラフ60枚】 2024年、衰退するのは中国だ 強権の中国共産党が土地、カネ、人、モノを支配する異形の市場経済モデルが不動産バブルを作り出すのだが、それを支えるのがデフレ日本である。「30年デフレ」の日本で生み出されてきた巨大な余剰資金は、ニューヨークなど国際金融市場を経由して、中国本土に流れ込み、中国経済膨張の原資になってきた。日本の脱デフレとそれに伴うカネ余り解消こそは、習近平体制にとって大きな打撃となりうる。
  • 新訳 平和の経済的帰結
    5.0
    今こそ読みたい、平和のための経済論 「過剰な制裁が、新たな戦争を生み出す」 100年前、憎悪へ突き進む世界に警鐘を鳴らした 20世紀最高の経済学者・ケインズの傑作が復活! 山形浩生氏「ずいぶんきな臭い時代になってきた現在、本書をきっかけに少しでも戦争/平和と経済についてまじめに考えてくださる方が増えてくれることを祈りたい」ーー「訳者解説」より 〈本書の背景〉 1919年、経済学者にして官僚でもあるジョン・メイナード・ケインズは、 第一次世界大戦後のパリ講和会議にイギリス代表団の一員として参加した。 しかし、ドイツへの過剰な制裁を課す議論の方向性とヴェルサイユ条約の、 あまりのひどさに絶望し、辞表をたたきつけて、即座に本書を書き上げた。 〈なぜ今、読むべきなのか〉 世界的なベストセラーとなり、ケインズの名を一躍押し上げた本作は、 「ナチスの台頭」「第二次世界大戦開戦」を予言した書としても知られる。 戦後処理と世界経済の枠組み構築を考える際のバイブルとも言える本書は、 戦争の時代に足を踏み入れている現代においても、主張が色あせない一冊である。 【主な内容】 序文 第1章 序論 第2章 戦争前のヨーロッパ 第3章 会議 第4章 条約 第5章 賠償 第6章 条約後のヨーロッパ 第7章 修正案 訳者解説
  • 財政・金融政策の転換点 日本経済の再生プラン
    5.0
    世界の経済政策が大きく転換しようとしている。これまで財政政策は抑制的に、金融政策は独立して行うことを常識としてきたが、昨今、その実効性が疑問視されるようになったのだ。巨額の政府債務と長期の低金利政策で財政破綻さえ囁かれる日本。この苦境はどのように打開すべきなのか。本書は財政・金融政策の理解を整理し、両政策の現代的な意義と機能を考察。日本再生の第一歩として必要な新たな経済政策を提言する。
  • クライメートテック 新しい巨大経済圏のメカニズム
    5.0
    脱炭素の潮流が生み出す 巨大市場!  世界の投資はGAFAやSaaS系企業を中心とするIT企業から、カーボンニュートラルを目指すスタートアップ企業群である「クライメートテック」に向かいつつあります。  しかし、クライメートテックにはこれまでの経済とは異なる力学があり、それを正しく理解しなければ、この波を捉えることは難しいのが実情です。  本書は日本企業のビジネスマン、投資家、起業家が、クライメートテックの背景と力学を本質から理解した上で、クライメートテックの最新のトレンドを把握することを目的とします
  • 持続可能な発展の話 「みんなのもの」の経済学
    5.0
    あふれるごみ,とまらない温暖化,生物多様性と水の危機――.私たちの身の回りに,環境問題が差し迫る.一人ひとりでは解決できないこの難問を,〈環境と経済〉の視点から解きほぐし,SDGsへのさまざまな取り組みを意味あるものにする道を指し示す.持続可能な発展をめざして,みんなで,ここから世界を変えよう.

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  • 資本主義の本質について イノベーションと余剰経済
    値引きあり
    5.0
    〔それでも、究極的に資本主義は受け入れなければならないシステムなのである。〕 冷戦下ハンガリーにあって社会主義経済の非効率性を明晰に論じ、その後は新古典派経済学に痛烈な批判のメスを入れたコルナイ・ヤーノシュが、 世界経済危機を経験した世界に向けて、満を持して問うた「システム・パラダイム」に焦点を当てる圧倒的論考! 資本主義と社会主義の境界が再び問い直される今こそ読まれるべき、「異端派」の巨峰が遺したメッセージ!  【本書「日本語版への序文」より】 「私は資本主義を「良い社会」だとは思っていない。多くの点で「悪い」と思っているが、それはちょうどチャーチルの民主主義にかんする見方と同じである。つまり、私は資本主義を、あらゆる実現可能な選択肢のなかでもっとも悪くはないものと見なしているのだ。より重要なことに、私は資本主義を、実際に行われた唯一の選択肢である社会主義よりもずっと良いと判断している。」 【本書の内容】  日本語版への序文  英語版への序文 第I部 イノベーションとは何か  第1章 はじめに  第2章 資本主義、社会主義、技術進歩  第3章 技術進歩の転換と加速  第4章 人は歴史的事実をどう受けとめるか  第5章 おわりに 第II部 不足経済と余剰経済  第1章 はじめに  第2章 財とサービスの市場―余剰の再生産メカニズム  第3章 財とサービスの市場―概念装置と測定手法  第4章 労働市場―余剰再生産のためのメカニズム  第5章 実証的な説明と因果分析  第6章 余剰経済の効果とその評価  第7章 一般的図式からの応用  第8章 おわりに 補論1 自由、平等、博愛―社会主義体制崩壊以後の変化の考察 補論2 一人の東欧知識人の目に映るマルクス  訳者あとがき  参考文献  索引  訳者略歴 *本書の原本は、2016年にNTT出版より刊行されました。文庫化にあたり訳文を改訂しました。
  • 入門 環境経済学 新版 脱炭素時代の課題と最適解
    5.0
    私たちは製品やサービスを消費して豊かな生活を享受する一方で、気候変動や廃棄物汚染、生態系破壊など多くの環境問題に直面している。経済活動と環境保全は相反する関係にあるが、バランスのよい最適解はどこにあるのか? 本書は経済学の基礎理論を押さえ、それを環境問題に応用して望ましい政策を検討する。旧版にカーボンプライシングなど最新テーマを大幅加筆して、豊かな環境を引き継ぐための制度設計を提示する。
  • ビジネスを思い通りに操る ズルい行動経済学
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 原価を圧縮する努力をしているのにお客さんの入店が増えない、客単価が上がらない、契約がなかなか取れない……そんなビジネスの場面でよくあるさまざまな困った状況に対し、行動経済学の知見に基づく「どう解決するべきか?」をクイズ形式で出題。豊富なまんがで一見難しそうな話も分かりやすくストーリー仕立てで解決。行動経済学の知識に触れながら、「流されないコツ」あるいは逆に「人を動かすコツ」「自分を動かすコツ」が学べます。
  • 給料が上がらないのは、円安のせいですか? 通貨で読み解く経済の仕組み
    5.0
    1巻1,400円 (税込)
    なぜ、今まで通り頑張っているのに、豊かになれないのか。その構造的な欠陥が、わかります! 私たちの給料が低いのは、円安のせいなんでしょうか? いえ、違います。「物価が低いまま」だからです。この答えに対して、「あらゆるモノの価格が上がっているんですけど」と違和感を持つ方もいらっしゃるでしょう。この正確な答えを知りたい方にこそ、本書はお勧めです。本書は、マクロ経済解説に定評のある、第一生命経済研究所の首席エコノミスト・永濱利廣氏が、円高・円安論を皮切りに、知っているつもりでよくわからない「為替の基礎知識」を、講義形式で体験できる一冊となっています。円高になれば、経済は良くなるの? 物価はなぜ、上がらなければならないの? 金利が上がるのは、良いこと? 悪いこと? 経済の仕組み、お金の流れについて学び直したい! 投資、ローン、資産形成で損したくない! そんな人たちにおくる、金融リテラシーが上がる1冊です。
  • MEGATHREATS(メガスレット)世界経済を破滅させる10の巨大な脅威
    5.0
    破滅は目前だ。平和と繁栄の好循環は終わった――10の巨大な脅威に備えよ! 金融・財政の緩和に過剰債務が重なった現在、1970年代のスタグフレーションとは比較にならないレベルの「大スタグフレーション債務危機」が待っている。 世界金融危機を予見した「破滅博士」が世界大混乱を警告。 【10の巨大な脅威(MEGATHREATS)】 ・過剰債務の罠とバブル ・過剰な財政出動 ・国際準備通貨たる米ドルの信用失墜 ・脱グローバル化 ・人口の時限爆弾 ・中国陣営と西側陣営の新冷戦 ・不平等の深刻化 ・気候変動による災害の激甚化 ……など 【本書に寄せられた賛辞】 「事前警告があれば、事前準備ができる。本書を読み、備えよ」――マーティン・ウルフ 「現在の経済状態に関する最も明快な解説」――ナシム・ニコラス・タレブ 「間違いなく見事な分析」――ケネス・ロゴフ 「楽観的な予想ではないが冷静な分析である。必読」――バリー・アイケングリーン 「本書の警告を無視するなら、命がけの覚悟で」――モハメド・エラリアン 「人類全体への警鐘」――イアン・ブレマー 「好むと好まざるとにかかわらず、危機は迫っている。人類が直面する巨大な脅威は世界を大きく変えてしまうだろう。 生き延びたいなら、見ないふりをしてはいけない。備えることだ」――本書より 【著者】 ヌリエル・ルービニ ニューヨーク大学スターン経営大学院名誉教授。クリントン政権では大統領経済諮問委員会(CEA)の国際問題担当シニアエコノミスト、ガイトナー国際金融問題担当財務次官の上級顧問を務め、アジア通貨危機と世界金融危機に対応。
  • 兜町の男 清水一行と日本経済の80年
    5.0
    経済小説の巨人・清水一行の波乱の生涯と日本経済の興亡を、現役作家・黒木亮が徹底取材で再現! 城山三郎の2倍近い作品群を残した“経済小説の巨人”清水一行。東京・玉の井の私娼街で育ち、共産主義者として戦後の焼け跡を奔走した後、兜町を這い回って企業小説の書き手としてのし上がった男の生涯を、その時々の日本経済の動向とともに描いたノンフィクション。『小説兜町』でデビューする35歳までの長い焦燥と屈辱の日々と、一躍流行作家になってから79歳で亡くなるまでの生き様を、膨大な取材で再現する。ベルリンの壁の崩壊を目の当たりにして、滂沱の涙を流した男の心にずっとあった想いとは果たして何だったのか!? 【目次】 プロローグ~小説兜町、第1章 玉の井、第2章 ああ、インターナショナル、第3章 藤原経済研究所、第4章 小説兜町、第5章 流行作家、第6章 動脈列島、第7章 軽井沢、第8章 ベルリンの壁、第9章 土に還る 【著者】 黒木亮 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『鉄のあけぼの』『法服の王国』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。
  • 秘録 齋藤次郎~最後の大物官僚と戦後経済史~
    5.0
    齋藤次郎――。かつて小沢一郎と組み、増税による「財政再建」という、経済・財政政策としての保守本流路線に賭けた筋金入りのエリート官僚がいた。齋藤は二度勝負した。大蔵事務次官時代の1994年には、細川護熙連立政権を使って国民福祉税の導入を試み、退官後の2007年には、読売新聞主筆の渡邉恒雄を巻き込み、自民、民主両党の大連立構想を梃にドイツ型の増税を目指した。毎日新聞の元政治部長による伝記的ノンフィクション。
  • 米国株 超入門―週刊東洋経済eビジネス新書No.396
    5.0
    日本株に比べ圧倒的なパフォーマンスを誇る米国株。魅力はわかるが、まだまだハードルが高いと思っていませんか? 「米国株」といっても個別銘柄だけでなく、ETF(上場投資信託)や公募投資信託だってあります。当然、日本の証券会社から売買もできます。ただ為替や課税制度は要確認です。長期的な経済成長が期待できる米国経済を背景に、米国株の可能性とリスクを「基本の“キ”」からやさしく指南。『米国会社四季報』があれば、情報収集だって困りません。日本株だけでは何となくもの足りないと思っている方にも、まだ間に合う米国株超入門編です。 本誌は『週刊東洋経済』2021年9月11日号掲載の22ページ分を電子化したものです。情報は底本編集当時のものです。その後の経済や社会への影響は反映されていません。
  • 金融経済の裏側
    5.0
    日本から流出した黄金が、ユダヤ金融資本を育てた!世界を裏側から操るディープステートの誕生から、その凄惨な戦いをねずさんこと小名木善行が目からウロコの解説を試みた!

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  • 花見酒の経済
    5.0
    昭和25年「ものの見方について」で敗戦日本の生き方にひとつの指針を示した著者は、12年後、折から高度成長期にあった日本経済の底の浅さを危ぶみ、落語の“花見酒”にたとえて、その破綻を警告した。「日本独自の経済学」の確立を訴えたその主張は、貿易摩擦に苦しむ今日のわが国にとって、いまだに新鮮さを失っていない。 (※本書は1987/6/1に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)
  • カーボンニュートラルの経済学 2050年への戦略と予測
    5.0
    日本政府は2020年10月26日、2050年までに二酸化炭素ネット排出量ゼロ(カーボンニュートラル)にするとの政策目標を表明しました。この目標を実現するための経済政策の道筋は日本では明確にはなっていません。米巨大IT企業をはじめ世界の企業は、サプライチェーン全体を脱炭素にしようとしています。脱炭素を目指さなければ彼らとビジネスができなくなります。DX(経済社会のデジタル化)を加速することで脱炭素を実現する変革のシナリオを描くことが必要なのです。排出量ゼロへの挑戦は歴史的ビジネスチャンスでもあるのです。  日本経済研究センターは、人工知能(AI)やあらゆるモノがネットにつながるIoT、ビッグデータが広く深く普及した第4次産業革命後のデジタル経済を想定、2050年度に13年度 比8割削減した場合の経済構造や削減コストを試算しています。現状で想定できるデジタル経済へ全面的に移行すれば、エネルギー消費量は6割減少し、さらに1万円/トン・CO2(t-CO2)の環境税(炭素税)を課税すれば8割削減は可能、との結果が得られています。1.5℃目標の達成には税率を2.1万円超/t-CO2にするほか、脱原発に移行するならば、CO2を地中埋設するCCS(CO2の回収・貯留)が必要になります。デジタル経済への移行が、生産性向上につながる経済改革だけでなく、結果的に温暖化ガス削減にも貢献し、排出量ゼロも可能性があるのです。  本書は、日本経済研究センターに蓄積されてきた地球環境問題の知見と長期予測の成果を活用してカーボンニュートラル実現に必要な制度、政策と企業の選択を明らかにするものです。
  • 反緊縮の経済学
    5.0
    1巻4,400円 (税込)
    「よくわかる」「入門」では飽き足らない読者向けに、経済論壇および経済政策の現場で活躍する硬派エコノミストが、世界経済の現状を解説し、世界の経済論戦を展望する経済評論書。  世界経済の回復は遅々として進まず、近年はコロナ禍がそれに追い打ちをかけている。多くの国は財政赤字の拡大をおそれ、「不況下の財政引き締め」が世界的に蔓延している。他方で、世界の多くの経済学者たちは、このような深刻な不況下では「超拡張的な金融政策とマイルドな財政政策のポリシー・ミックス」を主張してきた。この流れをより大きな経済学説史の視点から見ると、これまで繰り返されてきた「緊縮派と反緊縮派の終わりなき闘い」のバリエーションとみることもできる。MMTの台頭も、その文脈でとらえることが可能だ。  本書は、2000年代からコロナ禍にいたる世界経済の状況と、世界の経済論戦を展望し、なぜ停滞が長引いているのか、これから世界経済はどこへ向かうのか、この間、世界の経済学者たちは何を議論してきたのかを明らかにし、世界経済の本格回復のために必要な政策を提言する本である。
  • 21世紀の経済政策
    値引きあり
    5.0
    1巻3,118円 (税込)
    これ1冊で、21世紀の世界経済を動かす主要な考え方がまるわかり。なぜ日本はデフレから抜け出せないのか、政治と金融政策の関係、日銀が金融緩和を恐れる理由、MMT理論は通用するのか、そしてコロナ後に求められる経済政策まで網羅。ノーベル経済学賞受賞者から、日米の経済学者、政治家など89人をインタビュー。 主な発言者 ジョセフ・スティグリッツ(ノーベル経済学賞受賞者) ピーター・ダイアモンド(ノーベル経済学賞受賞者) 青木昌彦(スタンフォード大学名誉教授) 清滝信宏(プリンストン大学教授) ウィリアム・ノードハウス(ノーベル経済学賞受賞者) ローレンス・サマーズ(元アメリカ財務長官) ジョン・テイラー(元アメリカ財務次官) 安倍晋三(第90、第96~98代内閣総理大臣) 岩田規久男(元日本銀行副総裁) 原田泰(元日本銀行政策委員会審議委員) 岩井克人(東京大学名誉教授) ポール・クルーグマン(ノーベル経済学賞受賞者) 伊藤元重(東京大学名誉教授) 伊藤隆敏(コロンビア大学教授) ジョージ・ソロス(ソロス・ファンド・マネジメント会長) ロバート・シラー(ノーベル経済学賞受賞者) クリストファー・シムズ(ノーベル経済学賞受賞者) 著者略歴 浜田宏一(はまだ・こういち) 1936年、東京都に生まれる。第2次~第4次安倍内閣(2012~2020年)官房参与。イェール大学名誉教授。東京大学名誉教授。国際金融論に対するゲーム理論の応用で国際的な注目を浴びる。日本のバブル崩壊後の経済停滞については金融政策の失敗がその大きな要因と主張、日本銀行の金融政策を批判する。 1958年、東京大学法学部卒。1957年、司法試験合格。1960年、同大経済学部卒。1965年、イェール大学にて経済学博士号取得。 1969年、東京大学経済学部助教授。1981年、同学経済学部教授。1986年、イェール大学経済学科教授。2001年から2003年まで、内閣府経済社会総合研究所所長を務める。法と経済学会の初代会長。著書に20万部のベストセラー『アメリカは日本経済の復活を知っている』(講談社)、『経済成長と国際資本移動――資本自由化の経済学』(東洋経済新報社)、『国際金融の政治経済学』(創文社)など。世界の有識者による論考・分析を配信する国際的NPO「プロジェクト・シンジケート」定期寄稿者。
  • ドラえもん社会ワールド 経済がよくわかる
    5.0
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 ドラえもんのまんがと記事で経済を学ぼう。 ドラえもんのまんがと記事で、「経済」のしくみを楽しくわかりやすく学ぶことができる児童書です。日本公認会計士協会東京会の監修のもと、経済活動のシステムやお金の流れ方などを、日本と世界というグローバルな視点も含めて解説していきます。 仮想通貨など新しいお金のニュースや、最近話題の行動経済学をテーマにしたおもしろコーナーなどで、子供達に楽しくわかりやすく、お金に対するリテラシーを身につけてもらいます。 ※この作品には一部カラーが含まれます。 (底本 2019年1月発行作品)
  • 中国経済の属国ニッポン マスコミが言わない隣国の支配戦略
    5.0
    2030年にも、中国はGDP(国内総生産)で米国を抜き、世界一の経済大国になる。2021年、結党100周年を迎えた中国共産党は、歴史的な政策転換を提示。それは、中国を中心にしたブロック経済を構築し、米国や日本抜きでも成長し続けるという内容だ。さらに、テクノロジーや軍事力でも、中国が米国に取って代わる日が近づく。一方で、近年の日本経済は「爆買い」など、中国に大きく依存してきた。隣国の覇権獲得は、日本が今後、中国の土俵の上で外交やビジネスの遂行を強いられることを意味する。このまま日本は中国の属国に成り下がるのか? 数多のデータから、中国の覇権国家化の現状と、我が国にもたらす影響を見通す。
  • 金融危機の行動経済学 投資家心理と金融の脆弱性
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●なぜリーマン危機は起こったのか? リスクの存在が明らかだったのに、なぜ見過ごされたのか? それは、米連邦準備理事会(FRB)をはじめとする政策当局、銀行など金融機関、プロの投資家、ほとんどの市場参加者が誤った信念に囚われていたためだ――。本書は、ノーベル賞経済学者カーネマンとトヴェルスキーが切り拓いた行動経済学の理論、概念、最新の心理学研究の成果を用いて、資産価格(住宅価格、株価)が暴落することはないという人々の強い期待、信念そのものが危機をもたらしたことを明らかにします。また、信用サイクルと景気循環のメカニズムを、行動経済学をベースに解き明かします。現実のマクロ経済問題に行動経済学を適用した初めて本。 ●金融機関の市場・運用関係者、機関投資家などプロ投資家から、投資や行動経済学、景気循環、金融政策、バブルといったテーマに関心を持つ読者にぜひお勧めしたい本です。 ●資産価格が下落していたにもかかわらず、さまざまな当事者はヒューリスティックにとらわれてリスクの存在を見逃していました。問題の本質は、なぜ人々はリスクと危機の出現に気づかなかったか? 本書は、このミステリーを、人々の期待に着目し、分析します。そして、期待データを分析することで、金融危機を引き起こす信用サイクルを予測することが可能であることを示します。
  • お金はどこへいった? 明日の仕事に使える経済小話
    5.0
    本書は、オンラインサロン「右腕倶楽部」(現在は名称を変更して「CLUB RIGHT HAND」、略して「CRH」)に2019年8月にから2020年11月まで、著者がほぼ毎週投稿してきた「お金にまつわる話」の一部に若干の加筆修正を行ったものです。 本書はビジネスを指向されている「CLUB RIGHT HAND」参加サロンメンバーの方々を念頭において書いたものです。少し専門的な内容も含まれていますが、なるべくわかりやすくお伝えし、それらの知識がさらに新たな興味、知識につながること、実際のビジネスの場で役立つことを狙っています。著者の投稿に対して、サロンメンバーからの興味深いコメントも多数あり、メンバーと著者のやりとりの一部も掲載しています。 楽しみながら読み進めるうちに、知らぬ間に経済の知識が身につきます。アフターコロナ時代を生き抜くためにおすすめの一冊です。
  • 経済安全保障リスク 米中対立が突き付けたビジネスの課題
    5.0
    江崎道朗氏(評論家)推薦! 製造・軍事覇権をめざし日本や欧米の知的財産をねらう中国、 法規制を厳格化し技術・頭脳流出を防ぐ米国―― 米国・中国とビジネスをする日本企業は来るリスクにどう備えるか? M&Aの現場で、中国が手段を選ばずに軍民両用技術を自国に移転しようとする姿をこの 目で何度も見てきた。こうした実情を目のあたりにして、アメリカと中国との対立経緯や中国での新たな事業リスクを整理した本が必要ではないかと考え、筆を執ることになった。一年前には想像すらしなかったことだった。(あとがきより) 【目次より】 序章 日本の先端技術が中国の軍拡に利用されている 技術の兵器転用を公言する中国人投資家/ダミー会社という手口/外国人の土地買収の制限のない日本 他 第1章 世界の技術を買い漁る中国のシナリオ 目的は世界制覇/人民解放軍空軍将校が書いた『超限戦』理論/外国資本を接収できる国防動員法/全中国人がスパイになる国家情報法/中国の軍民融合政策と智能化戦争/ディスプレイ技術をめぐる見えない戦争/中国軍と関係が深い中国企業リスト/中国人留学生や研究者による技術流出/日本学術会議の矛盾「/中国製造2025」とは 他 第2章 中国の軍民融合政策に呑まれる日本企業 消えゆく日本ブランドのPC/英国諜報機関はレノボを排除/電気自動車は「タイヤのついたスマートフォン」/半導体をめぐる安全保障問題/トヨタがアメリカから制裁される?/中国に電極技術を売り渡した日産自動車/監視カメラ用イメージセンサーを供給するソニー/アメリカの制裁対象企業と密接なパナソニック/英アームの中国子会社を中国に売り渡したソフトバンク 他 第3章 米中の法規制合戦が招くリスク [第1節 厳格化するアメリカの対中制裁] 中国海洋石油集団とDPワールドによる買収劇/資本移動がなくても申請審査を義務付けた「2019年度国防権限法」/外資による土地所有規制/ECRA(輸出管理改革法)/日本企業が直面する「アメリカ政府との取引停止」/学術界対策を強化した「2020年度国防権限法」/ファーウェイに対するハイテク部品禁輸措置 他 [第2節 中国の輸出管理法の衝撃] 「輸出管理法」成立でアメリカと全面対決/輸出許可制の導入で輸出・投資環境が激変/恣意的な運用への懸念/制裁措置と国外適用の導入 第4章 日本企業の中国ビジネス展望 日本企業の脱中国が進まない理由/改正外為法は日本政府のクリーンヒット/問題を残す「コア業種」の概念/外国人による投資を大幅に規制/イメージで終わらない「脱中国依存」へ 他
  • 新自由主義の暴走 格差社会をつくった経済学者たち
    5.0
    1960年代以降、アメリカの市場原理主義を推し進めた経済学者たちがどのように政府の政策決定に影響を及ぼしたかを検証し、経済保守主義者が規制緩和を唱え自由競争を称揚した結果、超格差社会が生まれた過程を明らかにする。解説:前田裕之(日本経済新聞社)
  • 日本経済再起動
    5.0
    「国民のために働く内閣」「コロナの収束と経済の立て直しに全力で取り組む」内閣発足後、こう強調した第99代首相・菅義偉氏。同時に、規制改革、地方経済活性化、行政のデジタル化、不妊治療への保険適用などに向けてアクセルを踏んだ。スガノミクスは日本経済と日本国民を救えるのか!?菅義偉を最もよく知る男・内閣官房参与髙橋洋一と 日本を代表するリフレ派論客・経世済民政策研究会顧問田中秀臣が スガノミクスについて激論!第一章「アベノミクス」から「スガノミクス」へ第二章 日本のコロナ経済対策はうまくいった!第三章 「MMT」なるものは、いかにデタラメか第四章 コロナで苦しむ人たちをいかに経済で救うか第五章 スガノミクスが力を入れる「構造改革」アベノミクスを発展させれば個人・家計へのメリットも大きくなり日本経済は甦る!
  • 世界を騙し続けた [詐欺]経済学原論 「通貨発行権」を牛耳る国際銀行家をこうして覆せ
    5.0
    1巻2,198円 (税込)
    ◎ 富を奪われ続けた日本国民よ、テロも戦争も不況も人為的に作らている。資本主義も民主主義も〈国際銀行権力〉という犯罪的秘密結社に操作されていたのだ。 ◎ 「マネーの創造と消滅」の両方について触れている教科書がまったくない! FP、証券アナリストの教本にもない。学校のみならず、金融のプロ、行政の現場も知らない。マスコミも報道しない。憲法にも「通貨発行権」の記載がない。 ◎ 国際銀行家は、社会主義のように商品量や商品価格を直接管理はしない。しかし通貨量を操作することで、市場メカニズムと矛盾することなく、彼らの望む方向に誘導している。 ◎ 市場は銀行システムを信用しているが、そのシステムは市場に誤解を与える詐欺的な代物である。 第1章 なぜ、開かれた社会である自由民主制が、操作されるのか? 第2章 国際銀行権力による通貨発行権の独占と自由民主制の乗っ取りの歴史 第3章 人類史上最強の経済システム、資本主義経済の謎と操作方法を解き明かす

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  • 英語原典で読む現代経済学
    5.0
    1巻2,178円 (税込)
    英語力を鍛えつつ、経済学を究める ◆英語力×経済学=教養!◆ 一昔前までは、どこの大学にも原書講読の授業があり、しかもそれは全体のカリキュラムのなかでもかなり重要な位置を占めていた。そこでは、サムエルソンの教科書やケインズ『一般理論』、ヒックス『価値と資本』などを原典で読むことが推奨されていた。もちろん、現在でも、原書講読に当たる授業はある。しかし、その比重は、語学教育が「聞く」「話す」方向へシフトしていった時代の流れを反映して、ずいぶん落ちてきた。 他方、大学生やビジネスパーソンのあいだで往年の受験参考書、原仙作『英文標準問題精講』(中原道喜補訂、旺文社、初版1933年)が人気を集めているという。「使えるエイゴ、話せるエイゴ」に回収されない英語熱はいまだに、いやかえって強まっている。 こうした要請に応えるのが本書といえる。本書は、英語力を鍛えながら、経済学を学ぶという、大学の原書講読を書籍化したものである。古典派からケインズ革命を扱った第一弾に続き、ハイエク、ポランニー、シュンペーター、サムエルソン、フリードマン、ガルブレイスらの文章を味わう。英語原典で触れることで、読者は奥深い社会科学の森に足を踏み入れる。知的刺激を覚醒させる一冊。
  • 実証分析のための計量経済学
    5.0
    1巻2,860円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 推定結果を多数紹介しながら、理論や数式展開を極力省略して、直感的・実践的に解説したテキスト。多くの分析手法を取り上げ、入門から大学院レベルまで幅広くカバー。

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  • マンキュー 経済学Ⅰ ミクロ編(第4版)
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いま世界で一番で読まれている大ベストセラーテキストのミクロ編、最新改訂版(原書第8版)。豊富な図や例を用いて、ミクロ経済学の基礎の基礎から、情報の経済学、政治経済学、行動経済学といったフロンティアまで扱う。丁寧な解説でテキストにはもちろん、ビジネスマンがもう一度ミクロ経済学をおさらいするのにも最適。全7部、22章構成。
  • 地下経済の最新手口に学ぶワルの経済教室
    5.0
    善良な一般市民を食い物にする、詐欺や悪質商法、カルト宗教といった地下経済。 ワルたちがターゲットを巧みに操作し、大金を手にできている理由は、ワルたちが実践している「ウラのビジネステクニック」にあった。大勢の中から詐欺に最適なターゲットをピンポイントで選び出す、高度なマーケティング能力。ターゲットの心を丸裸にする会話術。 そして、ターゲットの財布から大金を引き出す交渉術……。その黒いビジネステクニックの中には、オモテのビジネスで応用できるものもある。『ついていったらこうなった』(小社刊)でお馴染みの詐欺・悪徳商法アナリストの多田文明が地下経済の最新手口を解明。そこで使われている驚きのテクニックを明らかにする!
  • 新版 戦時下の経済学者 経済学と総力戦
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    二つの世界大戦は社会のすべてを動員する総力戦であり、そこで重要だったのが経済だった。本書では総力戦下の経済学者たちの言説がどんな役割を果たしたか、戦後にどう影響したかを追う。英米独日の経済抗戦力を経済学者はどのように判断したのか。経済学はイデオロギー対立のなかにどのように巻き込まれたのか。マルクス経済学、さらには西洋思想への対抗手段とされた日本経済学とは。第32回石橋湛山賞受賞作に最新の研究成果を加筆。 目次 まえがき 第一章 河上肇――戦時下の経済思想の「先駆け」 第二章 陸海軍と経済学者 第三章 経済新体制をめぐって 第四章 思想戦のなかの経済学 第五章 「近代経済学」とは何だったのか あとがき 新版のあとがき 人名索引
  • ~2021年「世界経済リスク」入門
    5.0
    2020年はブレグジット、台湾総統選挙で世界は大荒れ! EUは解体、米中貿易戦争は新たな局面に入り、台湾の総統選挙では中国が統一圧力を強める。2020年の世界と日本経済の行方を読む!
  • 2050年の経済覇権 コンドラチェフ・サイクルで読み解く大国の興亡
    5.0
    トランプ大統領によって世界の盟主の役割を変えようとするアメリカ、経済覇権をめぐってアメリカとの摩擦が激化する習体制の中国、人口規模で中国を凌駕するインド、大国の狭間で漂う日本--。2050年に向けて新しい世界秩序がどのようになるのかは、多くのビジネスパーソンにとって重大な論点です。60年の超長期の景気循環であるコンドラチェフ・サイクルに基づく長期サイクル論をもってすれば、覇権国家の興亡も併せて長期の世界像を読み解くことが可能です。 本書は、2050年の世界経済・覇権国を読み解く政治経済予測の書。軍事力・科学技術、人口、国際収支、交易条件の動向も併せて次の覇権国、経済秩序を予測します。 長期サイクル論は、圧倒的国力を持ったひとつの国(世界大国)が国際公共財を供給して、世界秩序を維持し、世界大国の力が衰えると、世界秩序は不安定になり、覇権継承戦争が起こり、その中から次の世界大国が出現するというもの。世界経済の超長波を上昇30年、下降30年の計60年が1周期であるコンドラチェフの超長波ととらえ、それが世界政治システムの長期サイクルと連結しているとします。
  • ナチス 破壊の経済 上――1923-1945
    5.0
    ナチスの経済政策が、いかに付け焼き刃に過ぎなかったかを、圧倒的データと史料で描ききり、通俗的理解を覆す決定版、ついに邦訳。「本書の第一目的は、経済をヒトラー体制理解の中心に据え直すことだ…20世紀経済史の決定的な特徴として突出しているのは、ドイツ、あるいは他のヨーロッパ国の特異な優位性ではなく、一連の新経済大国、なかでもアメリカによる「旧大陸」の失墜だ…アメリカは私たちの第三帝国に対する理解の中心軸となる…東部で最後の一大領土掌握を行うことで、ドイツは、国内の豊かさと、来るべきアメリカとの超大国競争に勝つために必要な基盤の両方のための、自給自足基盤を作り上げようとしたのだった…だがヒトラーといえど、根底にある経済力や軍事力の均衡を変えられはしなかった。要するにドイツ経済は、アメリカはおろか、イギリスとソヴィエト連邦両国を含むヨーロッパの隣国すべてを圧倒できる軍事力を作り出せるほど強くはなかったのだ…ヒトラーの内心では、アメリカが第三帝国に与える脅威は、よくある単なる超大国間の対立ではなかった。ヒトラーのユダヤの世界的陰謀に対する不変の恐怖と絡み合っていたのだ」(序文より)上巻では、シュトレーゼマン政権(1923)から、ヒトラーの政権掌握、再軍備と戦争準備、そしてポーランド占領後(1940)までを扱う。雇用創出、アウトバーン建設といったナチ経済政策につきまとう神話の実像を暴きつつ、戦争遂行に向けた、外貨確保を中心とした金融経済政策、および兵器、食糧、労働力、資源の動員体制の確立を、あますところなく詳述する。
  • ユダヤ人と経済生活(1)
    完結
    5.0
    「資本主義はユダヤ人が発展させた」という説を主張し、彼らの宗教観、歴史をひもとくことでこれを論証したゾンバルトの代表的名著をまんが化。ユダヤ人はどのようにして財を成していったのか。経済の中心となったユダヤ人の移動が国家の栄枯盛衰をもたらすさまを描きます。今回は楽しく、ユーモアたっぷりです。
  • 北欧式 お金と経済がわかる本 12歳から考えたい9つのこと
    5.0
    経済の専門家が子どもたちのために書いた 学校では教えてくれないお金と経済のしくみ 子どもも大人も、町を歩けばたくさんの商品やポスター、宣伝を目にしますし、お店にはさまざまなものが売っています。にもかかわらず、子どもたちは学校や家庭において、お金と経済の関係やその基本的な仕組みや知識について話をしたり考えたりする機会はあまりありません。本書は、経済の専門家である著者が、子育てをする中で子どもたちに知っておいてほしいと感じた「お金や経済のしくみ」についてやさしく解説した本です。お金の稼ぎ方、借り方、扱い方(予算・使う・貯金)、カード、税金、消費、銀行、経済の難しさ(失業や貧困)など、12歳以上の子どもたちに知っておいてほしい・考えてほしい9つのキーワードについて解説していきます。■本書の特徴■ ●北欧と日本の違いを考えよう!  ふだんあまり意識しない、消費と経済の関係、個人経済と社会経済の違いやしくみについて、北欧(ノルウェー)と日本を対比しながら知ることができます。また、各章の各パートでは、次のような囲み記事が用意されてており、学んだ知識をさらに深めることができます。  ・「知ってる?」(本文に関連した豆知識)  ・「さらに知りたい人へ」「さらに考えよう!」(学んだことを深める課題や知識)  ・「話し合ってみよう!」(友達や家族と話し合える問い)■本書で考える9つのこと■ 1. お金の稼ぎ方:賃労働と起業家精神 2. お金の借り方:借金と利子 3. お金ってなに?:歴史と形態 4. お金の扱い方:予算・使う・貯金 5. 安全な買い物:デビッドカードとクレジットカード 6. 税を払う意味:税金と脱税と政治 7. 消費者の権利:消費・リサイクル・経済成長 8. 銀行の役割:銀行と金融市場 9. 経済の難しさ:失業と貧困※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。
  • AIアルゴリズムマーケティング 自動化のための機械学習/経済モデル、ベストプラクティス、アーキテクチャ
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マーケティング自動化の予測モデル、ベストプラクティス、アーキテクチャをまとめた大著! 1・2章では、アルゴリズムマーケティングの概念、ケーススタディ、理論基盤となる機械学習/経済モデルを説明します。3~6章では、「プロモーションと宣伝」「検索」「レコメンデーション」「価格設定と品揃え」といった領域を取り上げ、「顧客と商品のマッチング」「顧客に適した商品の特定」「商品特性の最適化」を考察します。本書は、どのような理論を基に各領域のシステムが実現されるか、総合的に理解できる稀有な一冊です。(本書は『Introduction to Algorithmic Marketing: Artificial Intelligence for Marketing Operations』の翻訳書です。統計学や微積分学などの数学的知識を前提としています)。原著への読者の声―「市場原理を理解して実装しようとする者にとってきわめて有益」「小売業に関わるデータサイエンティストは必読」。推薦の言葉―「本書はマーケティング分野でのデジタル変革を鮮やかに映し出しており、データサイエンスがいかにしてあらゆるマーケティング活動に不可欠な部分になるのかを示している。データ駆動型アプローチとスマートなアルゴリズムによって、従来の労働集約型のマーケティングタスクにディープな自動化がどのようにしてもたらされるのかを詳しく解説している。意思決定は改善されるだけでなく、はるかに高速になる。このことは、加速する一方の競争環境において決定的に重要である。データサイエンティストとマーケティング責任者の必読書である」(Andrey Sebrant, Director of Strategic Marketing, Yandex)。
  • 生産性向上だけを考えれば日本経済は大復活する シンギュラリティの時代へ
    5.0
    三橋貴明の最新経済論。今回、著者がテーマに選んだのは「生産性向上」。デフレ不況にあえぐ日本経済の復活のキモは「生産性を向上させること」だと断言する。 ・少子高齢化は経済復活の大チャンス!・外国人労働者で人手不足を解消してはいけない ・発展途上国とは生産性が低い国のことを指す ・AIやドローン技術の発展で何が起こるのか? ・デフレ脱却のための唯一の方法とは? ・成長否定論が日本を殺す など、驚きの経済論を展開。その明快で舌鋒鋭い理論に、これまでの間違った常識がくつがえされていく。これからの日本経済、そして技術革新が進んだシンギュラリティの世界で、我々はどうすればいいのかが理解できる1冊!
  • ケインズを読み直す:入門 現代経済思想
    5.0
    1巻1,936円 (税込)
    「長期的に見ると、われわれはみな死んでしまう。嵐の最中にあって、経済学者に言えることが、ただ、嵐が過ぎれば波はまた静まるであろう、ということだけならば、彼らの仕事は他愛なく無用である。」 (本書より)  ジョン・メイナード・ケインズの名を知らぬ者はいないはずだ。20世紀最大の経済学者としてその名は、経済学の世界を越えて日々口にされている。ただ、大著『雇用・利子および貨幣の一般理論』はいまだに「財政赤字主義」などと誤って紹介されることが多い。  こうした状況は現在に至るまで全く改善されていない。それどころか「ケインズ反革命」の最終的な帰結ともいえるリーマンショック以降、その傾向には拍車がかかっているとさえ言えるだろう。  本書は、当代を代表する経済学史家が初歩からケインズを解説する入門書である。ハーヴェイ・ロードでの出生、ブルームズベリー・グループにおける活動、リディア・ロポコヴァとの結婚といった重要な伝記的事実を押さえるとともに、セイの法則▽貨幣数量説▽乗数理論▽流動性選好説▽IS/LM分析▽フィリップス曲線▽自然失業率仮説――など現代経済学の基本枠組みをこれ以上ないほど分かりやすく説明している。  加えて、コラムでは、ケインズの英語原文を掲載し、大学での原典講読さながらに、その読み方と学説上の意味を詳述。巻末に現代経済学者列伝を付し、生き抜くための経済学入門の決定版とした。
  • 金持ち課税――税の公正をめぐる経済史
    5.0
    「国はいつ、なぜ富裕層に課税するのか。今日、これほどタイムリーかつ意見の対立する問題はない。…20世紀の高課税は民主主義の影響だったのか、不平等への対応だったのか。…本書は、過去へさかのぼり、富裕層課税の歴史が現在の状況に何を教えてくれるかを示していく。…我々の考えでは、社会が富裕層に課税するのは、国民が国家は富裕層に特権を与えていると考え、公正な補償によって富裕層に他の国民より多く課税するよう要求する時だ」「1914年に大規模戦争時代が到来し、富裕層課税を支持する強力な新主張が生まれた。労働者階級が徴兵されるなら、公平に、資本家階級にも同様のことが要求される。…戦争の負担が平等でないなら、富裕層はより重税を課されるべきだ。…しかし、大規模戦争がなくなると、そうした主張は消えていく。代わりに、富裕層への高課税は新たな既存体制となり、富裕層への課税は「公正」だと、何の説明もなしに主張するしかなくなっていった。そのような状況で、富裕層の税が下がっていくのは不可避だった」(本文より)世界的に不平等が拡大するなか、税による解決は可能なのか? 歴史から新たな回答を提示する基本書。
  • 脱ポピュリズム国家 改革を先送りしない真の経済成長戦略へ
    5.0
    日本こそ! 大衆迎合主義の危機 ◆腰くだけの労働市場改革、反発を恐れて手を出せない社会保障、補助金漬け飼料米の農政--目先の利益のために社会全体の長期的な利益を犠牲にするポピュリズム政治が日本の将来を脅かそうとしている ◆ポピュリズム政治は世界的な潮流ともいえるが、少子高齢化が急激に進む日本では、その負担は重い。それなのに「先送り」をやめる政治決断ができない。 ◆著者は、経済財政諮問会議の民間議員も務めた規制問題の第一人者。「今を生きる人」「特定の業界の人」にやさしい政策が後代の人たちに取り返しのつかない負担をかけることや、一般消費者に質の低い商品・サービスを押しつけることになることを指摘。 性別や年齢にかかわらず長く働けるようにすることで、社会保険料を長く納められ、給付の抑制を最小限にする、労働・社会保障の一体改革を提言。
  • 経済学は役に立ちますか?
    5.0
    政策運営の重要な役割を担う竹中平蔵氏とEテレ「オイコノミア」などTVで注目の行動経済学者大竹文雄氏との対談本。 現代の課題を経済学の視点から見ると、どのように見えるのかを分かりやすく解説。

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  • 大前研一 2018年の世界~2時間でつかむ経済・政治・ビジネス、今年の論点~(大前研一ビジネスジャーナル特別号)
    5.0
    2018年の「経済・政治・ビジネス」を大前研一が特別講義! 2017~2018年の世界・日本の動きを俯瞰し、国と企業の問題・トレンドを解説。 トランプ政権はどうなった? BREXITの行く末は? 中国の存在感はこれからどうなる? これらの世界の動きに対して日本はどうするべきなのか。 2時間の講義で、2018年のビジネスのためのしっかりした知識を身につけることができます。 *「大前研一ビジネスジャーナル」シリーズは、大前研一が主宰する企業経営層のみを対象とした経営勉強会「向研会」の講義内容を再編集しお届けしています。 本書は特別号として2017年12月に実施した講義を書籍化しました。 <トピック> ■総論――「没落国家日本」がはっきりと位置付けられた 世界中が「低欲望社会化」する中、日本は美しい衰退に向かう ■2018年 世界の「経済」 緩やかに回復し、三極体制に向かう世界経済 主要各国の金融政策は緩やかに正常化へ。出口が見えないのは日本だけ 「金余り」「土地余り」でも欲望が刺激されない日本 ■2018年 世界の「政治」 世界各国・各地で政治リスクが高まっている ポピュリズムと右傾化からの揺り戻しがそろそろ始まる 何一つ成果を挙げられていないトランプ政権1年目 「ロシア疑惑」でトランプは政権放棄の可能性も 独・仏・英・EU――BREXITは欧州の分離独立の見せしめに 中国が差し掛かっている「中進国のジレンマ」 ■2018年 世界の「産業」 IT企業の世界的躍進、進むキャッシュレス化etc――中国に後れを取る日本 ■2018年の日本はどこへ向かうか 安倍政権の政策では「国難突破」できない 低生産性で低賃金。安い給料に慣れ切っている日本人 日本が陥っている「低生産性のジレンマ」 ■2017年総括と2018年の見通し

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  • 中原さん、経済オンチの私に日本の未来を教えてください
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    ◆あなたは、こんな苛酷な未来を生き抜ける? 2025年 定年が75歳になる 2027年 持ち家の価格が下がり続ける 2030年 稼げる難関資格が負け組に 2037年 あのトヨタが絶体絶命の危機に 2042年 給与の天引き額が最大化 経済学のセオリーが通用しない時代、 政府の御用エコノミストには語れない 日本経済のこれから、本当の危険度! イノベーションが雇用を奪う 10年以上先も生存するために! 誰もが安泰ではない世の中が加速する10年後、 楽観はダメ! 戦略的な「撤退戦」が求められる!
  • 経済がわかる 論点50 2018
    5.0
    日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストの選んだ50の論点を読むだけで、2018年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊です。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第II部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「戦後最長の景気回復を実現できるか」「経常収支の大幅黒字は続くか」「米国政治の混迷は続くか」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「再び円高は進むのか」「中国株式市況の上値の重さは改革で振り払えるか」「原油の減産相場の行方はどうなるのか」といった金融・マーケットのトピック、「教育無償化」「TPP11」「働き方改革」などの制度の解説、さらには「大学の2018年問題」「民泊元年」など、読む方の生活に密接した話題について網羅します。 読む方に、理解するように努めて読ませるのでなく、コンパクトな解説と図表を駆使して読めば頭に入るようにと、読みやすさを工夫しています。 一方で、好評を得ている、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2018年の国内外の経済を包括して理解できるストリーライン「2018年、実感なき回復の新常態は打ち破れるか」を第I部で提供します。 また、特別寄稿「ベンチャーが開く新時代への扉」も収録。
  • 炎上する世界経済
    5.0
    1巻1,870円 (税込)
    「震災→恐慌→五輪→戦争」繰り返す悪夢のシナリオ 世界は「90年×2=180年」サイクルで動く! 「大東亜戦争=日本の属国化」の歴史が、再び始まる! 「関東大震災→1940年東京五輪中止→太平洋戦争」と「東日本大震災→2020年東京五輪→北朝鮮危機」の驚くべき符合とは。 「英国のEU離脱」と「米国のトランプ勝利」をたんなるポピュリズムとして捉えるのは間違いだ。なぜなら、「欧州ロスチャイルド家」と「米国ロックフェラー家」が、それぞれの背後でまったく異なる動きを見せているからだ。 そして近年、不気味さが際立つロシアの目的とは。「世界の奥の院」に操られた2020年東京五輪をめぐる暗闘を透視する。
  • コレクションと資本主義 「美術と蒐集」を知れば経済の核心がわかる
    5.0
    いま最も注目される経済学者、水野和夫氏と、コレクションの歴史と現在を知り尽くした山本豊津氏。資本主義の誕生からそれが終焉したあとの未来まで、経済学から美術までを縦横無尽に引用して語り尽くす。
  • アメリカに食い潰される日本経済
    5.0
    1巻1,584円 (税込)
    やってるフリだけのトランプ魔術に世界が騙された。ニューヨーク・ダウは史上最高値を更新。日経平均も1万9000円台まで戻した。しかし、このトランプ大統領“ご祝儀相場”はもう終わりだ。トランプの「アメリカ・ファースト!」とは国内最優先主義のことだ。アメリカにはもうおカネがない。膨大な財政赤字が積み上がり、貿易赤字も許容できない水準だ。トランプは日本から巨額の資金を毟り取る。トランプのどぎたない次の手口を大予測! 【特別付録】トランプ暴落にも耐えられる11推奨銘柄
  • 本当は世界がうらやむ最強の日本経済
    5.0
    人口減、長期化するデフレ、国債リスクや年金崩壊、格差拡大…… 今、多くの日本人は日本経済の未来に対して、非常に悲観的なイメージを抱いている。 しかし、諸外国と比較したデータを冷静に見つめれば、 日本経済と日本の社会システムは、世界一と言ってよいほど恵まれている状況にあるのだ。 日本在住30年以上のドイツ人エコノミストが、医療や学費から家賃、そして株価といった、 誰にでもわかるシンプルな統計データを元に、日本の「好都合すぎる未来」をはっきり描き出す。 【著者紹介】 イェスパー・コール 1961年ドイツ生まれ。80年、レスター・B・ピアソン・カレッジ・オブ・ザ・パシフィック卒。 86年ジョン・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院にて国際経済学修士を取得。 京都大学経済研究所研究員、東京大学教養学部社会科学研究室研究員を経て、 89年、S.G.ウォルバーグ証券会社日本経済担当チーフ・エコノミストに就任。 J.Pモルガン(東京)調査部長、タイガー・マネジメントL.L.C日本駐在事務所マネージングディレクター、 メリルリンチのチーフジャパンアナリスト、J.P.モルガン株式調査部長などを歴任。 2015年、世界で運用資産残高630億ドルを超えるウィズダムツリー・ジャパン最高経営責任者(CEO)に抜擢される。 一貫して日本経済の調査に携わっており、通産省の産業金融小委員会を始め、 財務省の関税・外国為替等審議会外国為替等分科会の専門委員など、各種政府諮問委員会のメンバーとしても活躍。 著書に『日本経済これから黄金期へ』『平成デフレの終焉』など。 【目次より】 ◆まえがき なぜ世界は日本をうらやむのか ◆第1章 実は全然衰退していない日本 ◆第2章 実は急上昇している日本企業の底力 ◆第3章 実は絶対に破綻しない日本国債と金融 ◆第4章 実はトランプ勝利で活性化する日本 ◆第5章 少子化、五輪、AI…実は好都合な近未来
  • 財政改革の衝撃―待つも地獄、進むも地獄の日本経済
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    借金経済の悪循環を すぐに断ち切れ! 改革を断行すれば景気急落は避けられない。だが、先送りを続けていれば、大増税、年金カット、悪性インフレ、もの不足、貧困社会への転落が待っている。 『右肩下がりの日本経済』『日本経済 恐ろしい未来』など、日本経済への警鐘を鳴らしてきた著者が、経済水準が大きく下落することを覚悟のうえで改革を断行することによって、膨大な国の借金がなくなり、過重な足かせが外れれば、もう一度経済を再生することができる道が開けることを示す。限界に近づきつつある赤字財政への警告の書。
  • 日本経済はなぜ最高の時代を迎えるのか?―――大新聞・テレビが明かさない マネーの真実19
    5.0
    1巻990円 (税込)
    【その「経済ニュース」にダマされてはいけない!】混乱が迫るいま、なぜ円安・株高なのか? なぜトランプノミクスが日本経済の「追い風」となるのか? 「トランプ相場」の到来を言い当てた外資系金融マンが、国内メディアに歪められた「通説のウソ」を斬り、プロフェッショナルならではの「真実」を突きつける!!
  • サービス立国論―成熟経済を活性化するフロンティア
    5.0
    サービスこそ成長戦略の核心!  サービス経済化の実態を、豊富なデータと最先端の分析に基づいて明らかにし、日本経済を再び成長軌道に乗せるための政策を提言。これまで包括的に解明されていなかったサービス産業に焦点を当てた、日本を代表する官庁エコノミストによる画期的な日本経済論。 サービス産業は日本経済の7割以上を占めます。それほど重要なのに、これまでその実態は必ずしもきちんと理解されてきませんでした。むしろ、誤解が多かったのです。本書は、このサービス産業をめぐる通念を打破し、製造業とは異なる産業としての特性と必要な政策を、イノベーション、労働市場、都市・地域経済、国際化、景気変動との関連などからとらえた経済書です。また、本書では、製造業のサービス化についても取り上げます。 本書は、統計データや内外の理論・実証研究をベースにさまざまな誤解を正し、成熟経済化している日本の活力を高め、新しい成長を実現するために必要な方策を提示します。いずれも、「新発見」があり、読者に新鮮な視点を提供するものです。
  • 合本版 経済数学の直観的方法 マクロ経済学編/確率・統計編
    5.0
    理系学生伝説の参考書『物理数学の直観的方法』の著者による、画期的な経済数学の入門書。理系と文系の中央位置から、双方を視野に入れる独自のアプローチで直観的な理解の道を拓いていきます。現代経済学の最重要理論である「二大難解理論」のうち、「マクロ経済学編」では「動学的マクロ均衡理論」を、「確率・統計編」では「ブラック・ショールズ理論」を一気に理解することを可能にします。
  • 乱気流 小説・巨大経済新聞【上下 合本版】
    5.0
    1巻1,386円 (税込)
    リクエストコスモス社未公開株譲渡をめぐり、政・官・財を巻き込むスキャンダルが発生、日本経済を牽引してきたとの自負を持つ東京経済産業新聞社では、社長が連座し退任に追い込まれる。これが名門新聞社の迷走の始まりだった……。【上下 合本版】で登場。
  • ドキュメント TPP交渉―アジア経済覇権の行方
    5.0
    1巻1,650円 (税込)
    米国を抜いて「世界第一位の超大国」になるシナリオを描いている中国に対し、日米両国はどう対応しようとしているのか。 日米の戦略の中核は、TPP環太平洋パートナーシップ協定である。 太平洋を取り巻く、日米を中心とした12カ国がTPPに大筋合意した。 日米安全保障条約が日米軍事同盟ならば、TPPは日米経済同盟とも言えるものである。 中国に経済覇権を握らせてはいけない、経済覇権は日米が支える。 そんな熱意で交渉は進んだ。 未来のアジア太平洋の覇権は、TPPの行方が鍵を握っている。 アジア太平洋、そして世界の覇権の将来を左右するTPP交渉を6年間にわたって取材し続けてきた朝日新聞記者が、その交渉経過と舞台裏をあますところなく描いたドキュメント。
  • 米国会社四季報編集部直伝! 米国株投資の基礎の基礎―週刊東洋経済eビジネス新書No.168
    5.0
    『米国会社四季報』は、投資パフォーマンスでも株主還元の面でも日本株を上回る魅力を持った米国株情報を、より多くの方々に伝えるために2014年に創刊されました。  収録情報は、大手金融情報プロバイダーであるS&P Global Market Inteligenceやインタラクティブ・データから提供を受けたデータを和訳のうえ、さらに独自調査に基づく情報を加えています。創刊80年を迎える投資バイブル『会社四季報』の編集ノウハウを盛り込んだ、本格的な米国企業データブックです。  本誌では、『米国会社四季報2016年春夏号』収録情報をもとに、米国株投資の魅力や概要などをご紹介します。 ●●目次●● はじめに~米国会社四季報とは 米国株個人投資家座談会 波乱相場を乗り切る注目銘柄はコレだ! 米国株Q&A 米国証券市場の概要 日米株価・経済指標の歩み 米国会社四季報の主な掲載項目
  • 不平等の経済学
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 1998年ノーベル経済学賞を受賞したインド出身のセン教授の主著の一つ。厚生経済学への批判から生まれたセンの「福祉の経済学」の理論を集大成した名著拡大版。 【主な内容】初版まえがき 拡大版まえがき 第1章 厚生経済学・功利主義・衡平性 第2章 不平等の測度 第3章 準順序としての不平等測度 第4章 勤労度・必要度・不平等度 補論 四半世紀後の『不平等の経済学』
  • 中国経済はどこまで崩壊するのか
    5.0
    効かない景気対策、積み上がる不良債権、人民元国際化をめぐる矛盾……。中国経済に何が起きている? これからどうなる? 新興国ブームの終焉を予言したエコノミストが冷徹に読み解く! 長年、危ぶまれてきた「中国経済崩壊」は、いまや議論の前提となったようにも思える。いったい中国経済はここから「どこまで悪化していく」のか。しかし、信頼できる数字が表に出てこないなかで、その行方を予測するのは簡単ではない。本書では、近代経済学の知見を有し、歴史にも精通した気鋭のエコノミストが、数々のマクロ指標、中国人の経済観、アメリカなど他国の政策動向も踏まえつつ、中国経済の現在と未来を徹底分析。その先にあるのは長期停滞か、ハードランディングか、それとも体制崩壊か? さらには中国がほんとうに「バブルリレー」の最終走者であり、そこでバトンが途切れたとき、日本・世界経済の命運はどうなるのか? ヒステリックな「崩壊論」でも無条件の「礼賛論」でもない、いま日本人がどうしても知っておかねばならない、中国経済の真実。内容例:リレーに譬えられる「バブルの発生と崩壊」のサイクル/中国はいま「中所得国の罠」にはまるかどうかの瀬戸際/中国はアンカーか、次の走者にバトンを渡すのか/金融緩和を講じつつ、人民元買い支えを行なう矛盾/「ゴーストタウン」のような不良債権はどれだけあるのか/場合によってはマイナス成長に陥る可能性も/財政出動は機能しないどころか、無駄に終わる ……ほか。

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  • 日本「新」社会主義宣言 「構造改革」をやめれば再び高度経済成長がもたらされる
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    翻って現在の日本を見ると、デフレで国民の実質賃金が下がり、当然ながら購買力も減り、経済は需要不足に悩む。それにもかかわらず、政府の需要創出や所得分配の強化といった正しい対策は打たれず、緊縮財政と構造改革ばかりが推進され、国民の貧困化が続いていく。グローバリズムと自由競争ばかりが尊ばれ、本来の経済の語源である「経世済民(世を經おさめ、民を濟すくう)」が置き去りにされている。カール・マルクスの亡霊に頼らずとも、我が国が目指すべき「正しい社会主義」の形はあるのだ。すなわち、高度成長期の日本である(本書より抜粋)●2015年12月の共同通信社の世論調査で、景気が良くなったと「実感していない」と回答した人は73・7%にのぼり、15年10~12月のGDPは2四半期ぶりにマイナス成長をした。果たしてこれは中国経済の減速など外的要因が原因なのか? いや、デフレ化した日本で「デフレを退治する」と言ってかじ取りを任された、安倍政権が次々実行する「デフレ化政策」の結末である。疲弊する国民経済復活ために必要なことは「規制緩和」でも「緊縮財政」でもましてや「グローバリズム」でもない。統制型経済への回帰が唯一の道である! 消費税増税から「岩盤規制」緩和の正体、さらには「マイナス金利」まで、日本で行われている多くの「政策」の正体を読み解き、その「問題点」や「嘘」を網羅。その先にある「国民経済」再生への提言を三橋貴明が288ページものボリュームで書き尽くした。 「脱・構造改革」こそが「黄金の四半世紀」復活への道だ!
  • 東洋経済電子書籍 2015年ビジネス・実用BEST100
    無料あり
    5.0
    東洋経済新報社では、電子書籍を2010年から本格的に開始し、1300タイトル以上の作品をご提供しています。ラインナップも、経済・経営書、自己啓発、ノンフィクション、データ集、実用書など多岐にわたります。  本書では2015年1月~12月の売上集計をもとに、電子書籍の売上トップ100タイトルをご紹介いたします。皆様の読書体験の一助となれば嬉しく思います。

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  • リクルート事件と失われた日本経済20年の謎 江副浩正元会長の霊言
    5.0
    日本の経済成長復活のカギは、「リクルート事件」に隠されていた。 事件の「真相」を江副氏本人があの世から激白! 嫉妬、悪評等、島国根性……急成長企業や成功者を悪とみるマスコミと日本人の問題点とは? 日本経済“負のスパイラル”のきっかけとなった事件からさまざまな教訓を導きだす。 【安倍政権の成長戦略の意外な死角も明らかに。】 ■■ 江副浩正の人物紹介 ■■ 1936~2013年。実業家。リクルートホールディングス創業者。東京大学教育学部卒業。大学在学中、東京大学新聞での営業経験をもとに、リクルートの前身である大学新聞広告社を設立。進学・就職・転職や不動産、旅行等の情報誌を次々と創刊するとともに、人材派遣や不動産、IT等の関連事業を展開し、急成長。1988年、「リクルート事件」が発生し、同社会長を退任。贈賄罪により有罪判決を受けた。 目次 まえがき 1 リクルート創業者、江副浩正氏を招霊する 2 未公開株譲渡の真意とは? 3 マスコミの「嫉妬」を感じていた 4 「メディア性善説」を持っていたのが、甘かった 5 日本人の嫉妬の原因は「島国根性」? 6 「失われた二十年」の真犯人は「日本教」? 7 「成功者を受け入れる風土ができなければ、デフレ脱却はできない」 8 「戦後民主主義」が「経営者性悪説」をつくった 9 「才能による経営」と「徳による経営」 10 情報産業と日本の未来は? 11 江副浩正氏の「現在いる世界」とは 12 江副浩正氏が「現代日本」へ伝えたいこと 13 江副浩正氏の霊言を終えて あとがき
  • トップエコノミストの経済サキ読み術
    5.0
    人気エコノミストが、ファッション、映画、アイドルなどの意外な話題を交え、日本経済の今の姿をとらえ、先行きを展望。様々なデータを用いて、経済・金融の動きを読み解く視点が学べる、ライブ感に溢れた解説書です。 日々のマーケットでの真剣勝負を通じて体得した、経済の流れを読み抜く技術を紹介します。
  • 東洋経済電子書籍 2014年ビジネス・実用BEST50
    無料あり
    5.0
    東洋経済新報社は明治28(1895)年に創立され、この度120周年を迎えます。  電子書籍は2010年から本格的に開始し、2015年5月現在、1000タイトル以上の作品をご提供しています。ラインナップも、経済・経営書、自己啓発、ノンフィクション、データ集、実用書など多岐にわたります。  本書では2014年1月~12月の売上集計をもとに、電子書籍の売上トップ50タイトルをご紹介いたします。皆様の読書体験の一助となれば嬉しく思います。
  • 反米経済 凋落するアメリカに追随してはいけない
    5.0
    1巻1,400円 (税込)
    米国の世界経済における相対的な重要性が低下している。しかし、日本は国内景気の悪化の原因をもっぱら米国経済に求め、いつものとおり「米国経済が回復すれば、国内景気も自然と持ち直す」といった安易で悠長な景気回復論を展開している。「米国一極集中時代」が終わろうとしているときに、手をこまねいて米国景気の回復を待っているようでは、日本経済はどんどん力を失っていくだろう。「米国依存型の経済構造からの脱却」=「反米経済」を、エコノミスト門倉貴史が鋭く主張する!

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  • スチュワードシップとコーポレートガバナンス ―2つのコードが変える日本の企業・経済・社会
    5.0
    1巻3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スチュワードシップとコーポレートガバナンスの2つのコードが一体となり促す日本企業の改革。何が起こり、どこに向かうのかを示す。 【主な内容】 はじめに 第1章 インベストメント・チェーンと説明責任の輪 第2章 英国のコーポレートガバナンス 第3章 過度なショート・ターミズムの克服を目指したケイ報告書の意義 第4章 日本版スチュワードシップ・コードと伊藤レポート 第5章 企業価値向上のイメージを描写する情報開示 第6章 経営者とのスチュワードシップ関係を追求する機関投資家像 第7章 ESG投資とそれをプロモートするアセット・オーナーの存在 第8章 取締役会評価の時代
  • 追悼 孤高の大経済学者・宇沢弘文―週刊東洋経済eビジネス新書No.87
    5.0
    2014年9月18日、ノーベル賞に最も近かった経済学者、宇沢弘文氏が86年の生涯を閉じました。数理経済学者として米国で活躍した後、“行動する経済学者”として、公害に悩む水俣で患者の苦しみを聞き、空港建設問題に揺れる成田では国と住民の調停役を買って出ます。  「社会的共通資本」の理論を提案し、すべての人々が幸せに生きられる社会を考え続け、その思想は世界中から高く評価されました。大経済学者の波乱の86年をたどります。環境や医療問題、石橋湛山に関する過去のインタビューも同時収録。  本誌は『週刊東洋経済』2014年10月18日号、2008年11月1日号ほか、『自由思想』(石橋湛山記念財団発行)117号掲載の27ページ分を電子化したものです。 ●●目次●● 人間の心の復権を唱え続けた大経済学者 Interview「市場原理主義と官僚統制が医療を崩壊に追い込んだ」 Interview「『比例的炭素税』を導入せよ」 対談 宇沢弘文×三好俊夫(松下電工会長:当時) 「資本主義の“次”を問う。国、企業の新たな役割」 Interview「『有髪の僧』石橋湛山へのアフィニティー(親近感)」
  • つかれる時代の元気がでる経済学
    5.0
    1巻385円 (税込)
    ニッポンの元気を取り戻すために、現在の経済は何が問題なのか? 何が必要なのか? カリスマ精神科医が心理学を活かし解説した、株や年金、不況の話など、わかりやすい経済の処方箋! 用語解説つきで、初心者にもやさしい経済入門書!
  • 経済がわかる 論点50 2015
    5.0
    2014年までの『日本経済の明日を読む』を大幅に刷新。日本有数のシンクタンク・みずほ総合研究所のエコノミストが選んだ50の論点を読むだけで、2015年の国内外の経済の重要な動きを先読みできる一冊。 コンパクトな解説と図表で読みやすさを工夫。ビジネスマンはもとより、学生から金融のプロまでといった幅広い読者の方に向けて情報を発信。 50の論点の構成は、「日本経済」「海外経済」「金融・マーケット」「制度・政策」「ビジネス・社会」(第II部の各章)ごとに10の論点を解説します。 「再度の消費増税で日本経済はどうなるか」「米国経済の拡大は順調か」といった定番の国内外経済の見通しはもちろん、「日経平均は2万円超えるか」「円安はいつまで続くのか」「原油価格の高止まりはどうなるか」といった市場のトピック、「雇用制度の見直し」などの制度の解説、さらには「カジノビジネス」「語学ビジネス」など、読む方の生活に密接した話題について網羅。 『日本経済の明日を読む 2014』で好評だった、ワールドビジネスサテライトのコメンテーターも務める高田創チーフエコノミストによる、プロにとっても読みごたえのある、2015年の国内外の経済を包括して理解できるストーリーライン「再び不確実性の時代を生きる――世界の『日本化』、日本の『脱・日本化』」を第I部で提供します。 【主な内容】 論点50をまとめるに当たって 第1部 チーフエコノミスト 高田創の視点 再び不確実性の時代を生きる 第2部 2015年の経済がわかる50の論点 第1章 日本経済がわかる10の論点 第2章 海外経済がわかる10の論点 第3章 金融・マーケットがわかる10の論点 第4章 制度・政策がわかる10の論点 第5章 ビジネス・社会がわかる10の論点
  • トマ・ピケティ『21世紀の資本論』を30分で理解する! ―週刊東洋経済eビジネス新書No.76
    5.0
    重厚な経済書が欧米で飛ぶように売れている。フランス人経済学者、ピケティ教授による『Le Capital au XXIe siecle(21世紀の資本論)』だ。  格差の拡大は資本主義に内在するメカニズムだとし、急進的な課税による再分配を求める。日本の足元に広がる不透明な状況は、本書が示す資本主義の暗鬱な未来の一様相なのだろうか。  著者独占インタビューや、欧米でこの本が売れる背景、そして日本の中間層にはこれからどういった影響があるのかを徹底解説します。 また電子特典として、池田信夫氏(アゴラ研究所所長)による書き下ろしQ&Aも収録しました。    本誌は『週刊東洋経済』2014年7月26日号第1特集の20ページ分に、電子版特典を付加したものです。 ●●目次●● 『21世紀の資本論』著者 トマ・ピケティ 独占インタビュー 平等でない世界に鮮烈な一撃 成長理論で読み解く 富める者がますます富む構造/アゴラ研究所所長 池田信夫 グローバル資本主義の中で中間層は解体されてしまう/日本大学国際関係学部教授 水野和夫 米国はなぜピケティに熱狂するのか 足元に広がる貧困の芽 日本の中間層は大丈夫か 【電子書き下ろし】 Q&Aでわかるピケティと『21世紀の資本論』/池田信夫(アゴラ研究所所長) Q すごい厚さですが、要するに何が書いてあるんですか? Q なぜ700ページも必要なんですか? Q 19世紀のGDPをどうやって測定したんですか? Q その結果、どういうことがわかったんでしょうか? Q 格差が拡大する原因は何ですか? Q 資本主義で格差はずっと拡大してきたんですか? Q この本の何が画期的だったんですか? Q ピケティってどういう人ですか? Q アカデミックな評価はどうなんですか? Q こんな専門的な本が、どうしてベストセラー1位になったんですか? Q これはマルクスの『資本論』とどういう関係があるんですか? Q 大学で学ぶ普通の経済学とまったく違う感じですが、どう理解すればいいんですか? Q 日本とはどういう関係があるんでしょうか?
  • バーンスタインのトレーダー入門 ――30日間で経済的自立を目指す実践的速成講座
    完結
    5.0
    ヘッジファンドマネジャー、プロのトレーダー、マネーマネジャーが公表してほしくなかった秘訣が満載! 30日間で経済的に自立したトレーダーになる! 世界のマーケットの構造と性質はこの30年間に大きく変わった。われわれはもはやバラバラな経済国家ではなく、複雑で相互依存的に絡まり合った世界に住んでいる。こうした状況の下でマーケットの日々のボラティリティはかなり大きくなり、われわれトレーダーに大きな利益のチャンスを与える一方で、大きな損失のリスクも突き付けている。トレーダー兼アナリスト、そしてトレーダーの教育者として35年以上にわたるキャリアを持つジェイク・バーンスタインは、こうした現在のマーケットに適切に対処する方法を教えてくれる。彼は正しいトレーディングツールと高いモチベーションがあれば、だれでもコンスタントに利益を出せるトレーダーになれると信じている。 22章から構成される本書のトレーディングの授業は、先物や株式などあらゆるマーケットで利益を上げられる実践的な速成投資講座である。ここで紹介されているセットアップ、トリガー、フォロースルーというトレーディングの3つの基本条件(プロセス)をベースとするバーンスタインのトレード手法は、そのルールを正しく順守すれば、トレーダーにコンスタントな利益をもたらすだろう。また異なるマーケットやタイムフレームなど、3つのレベルにおける分散投資の必要性、どのような優れたトレーディングシステムやトレード手法を使おうとも、トレードの成否を決定するのはそのトレーダーの心理と行動、そして規律であるというのも貴重なアドバイスである。 トレーディングによる経済的自立を手にするうえで、経済学やファイナンスなどの専門知識や学位は不要である。必要なものは正しい決定を下す意思力、それを順守する規律と行動力である。本書ではその具体的な方法をはじめ、今日のダイナミックなマーケットで成功するための分析と行動のスキル習得法についても詳述されている。
  • イソップ寓話の経済倫理学 人間と集団をめぐる思考のヒント
    5.0
    ウサギとカメの競争の話などで有名なイソップ寓話集。つい子どもの読み物と考えがちだが、その教えるところは、厳しい競争社会を行き抜くための叡智の宝庫である。 ヘビは邪悪で、ロバは愚か、キツネは狡猾、サルは賢いようでいて知恵が浅い??こうして性格づけられた動物たちは、その言動を通じて様々な愚行の典型を示す。そこに描かれるのは、賢いものが勝ち残り、愚かなものが敗退するという徹底した弱肉強食の世界であり、他者の善意に甘えたり、悪い性質がよくなったりする「幻想」は一切排除されている。 このような寓話の数々を、感情レベルで理解せずに、損得の「勘定」に還元して考察する「経済倫理学」の立場から読み解いたのが本書である。人間は感情に即して生きる一方、利益を求めて不利益を避け、正義を成就して不正を避けようと行動している。そんな人間社会の現実の中を、他者と競い合って生きていく上で、本書はまたとない知恵袋となろう。

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  • 瀬戸際のデジカメ―週刊東洋経済eビジネス新書No.56
    5.0
    日本勢が牽引してきたデジタルカメラ市場が急変している。  これまで2ケタ成長を続けてきた一眼レフカメラの販売が減少に転じ、コンパクトデジカメも急縮小。デジカメ全体では市場は4割も減少している。また、スマホの登場により、低価格帯のコンパクトデジカメは事実上消滅したとまでいわれている。  こうした事業環境の急変に対し、瀬戸際に立たされた各メーカーの現状と将来について迫る。  本誌は『週刊東洋経済』2014年2月8日号第2特集の10ページ分を抜粋して電子化したもので、お求めになりやすい価格となっています。 【主な内容】 市場4割減の衝撃 キヤノン「成熟化の議論は早い。革新の余地はある」 富士フイルム「光学関連事業全体で伸ばしていく」 パナソニック「動画性能、クラウド関連を強化」 ニコン「ニーズ多様化に対応、さらなる成長狙う」 リコー「販売数が少なくても儲かる仕組みを作る」 カシオ計算機「コンデジで新しい分野を開拓する」 オリンパス「ミラーレス売上拡大、新規ビジネスも」 フルサイズで大攻勢。ソニーの「脱家電」戦略 Interview ソニー デジタルイメージング事業本部長 石塚茂樹 イメージセンサーに求められる次の展開 国内外部品メーカーにデジカメ変調が波及
  • 経済再生は「現場」から始まる 市民・企業・行政の新しい関係
    5.0
    長く不況にあえいでいた日本経済にも、ようやく回復の兆しが見られるようになったという。しかしそれは一部の業界、大企業にとどまり、経済再生のカギを握る中小企業はあいかわらず苦しんでいるのが実態である。本書では、金融機関の企業支援、産学協同、企業間ネットワークの構築、生活基盤を支える地域医療など「現場」のさまざまな取り組みを紹介し、中小企業の再生、地域経済の再生に向けて新たな「解」を提示する。
  • 進化するネットワーキング : 情報経済の理論と展開
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 進化したウェブの時代における、まったく新しいネットワーキングの経済分析。近年注目の新たな理論によるインターネット企業の分析をふまえ、今後の政策・企業戦略を考える。
  • 経済人類学
    5.0
    1巻1,155円 (税込)
    経済活動の人類史的意味を原始社会にさかのぼって明らかにし、広大な時間的空間的視野の中で、“経済的営為”の本質を考察する新しい学問、経済人類学の初めての体系的入門書。 【主な内容】 第I部 深層への回帰 1 経済人類学とは何か 2 経済人類学の諸潮流 3 ポランニーの経済史学 4 歴史認識におけるシンボリズムとコスモロジー 5 文化人類学における経済人類学 第II部 交換・貨幣の両義性 6 沈黙交易 7 貿易港と対外貨幣何か 8 貨幣の起源と本質──文明と貨幣── 9 貨幣のシンボリズム 第III部 領野を超えて 10 魔力・経済倫理・法 11 聖性と魔性の異人たち──民俗学への視座── 12 実在的認識論の世界
  • 攻守ところを変えて 日銀副総裁になった経済記者
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 日銀副総裁にしてジャーナリスト、エッセイストである著者の、素顔の魅力を凝縮したエッセイ集。時には舌鋒鋭く社会・経済問題に迫り、時に心温まる筆致で読む人をほろりとさせる。

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  • 未来創造の経済学
    5.0
    どうすれば、日本経済は復活できるのか!?新自由主義のハイエクが、公共投資のケインズが、イノベーションのシュンペーターが、それぞれの経営政策を語る。
  • 図解 経済入門 基本と常識
    5.0
    知っておきたい経済に関する基本と常識を、わかりやすい文章と図・表・イラストで解説。基本用語やポイントとなるキーワードなどを随所に盛り込んでいるので、初めて勉強する人でもそれぞれの仕組みや全体像がスラスラと理解できます。 できるビジネスマン必携の1冊。 <電子書籍について> ※本電子書籍は同じ書名の出版物を底本とし電子書籍化したものです。 ※本文に記載されている内容は、印刷出版当時の情報に基づき作成されたのものです。 ※印刷出版を電子書籍化するにあたり、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。また、印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。 株式会社西東社/seitosha
  • 「本間さま」の経済再生の法則 欲を捨てよ、利益はおのずとついてくる
    5.0
    1巻1,300円 (税込)
    「本間さまには及びもないが、せめてなりたや殿様に」と謳われた酒田の豪商・本間光丘。光丘が十八世紀の半ばに本間家の家督を継いでから五十年の間に、本間家はこの俗謡に謳われるような存在にのし上がった。本間家の家業は北前船交易による商業活動、金融業などだが、光丘はそれだけでなく、庄内藩の財政再建にも携わったのである。光丘はまた、植林事業などの公共事業に私財を投じている。儲けたものは社会に還元する――この基本哲学により、本間家繁栄の礎は築かれたと言えよう。本書は、そんな光丘の商いの極意に迫った快作。不況の今こそ、本間光丘の経営哲学に学ぶべきものは多いが、その光丘の教えのエッセンスを、法則の形で各項目末に掲載。著者の童門冬二氏は、日本経済再生のためには地域経済の活性化が不可欠、と述べているが、本書は地域再生のために何が必要かについての提言をも含んでおり、ビジネスマン・地方自治体職員必読の書になっている。

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  • 「経済雑誌ダイヤモンド」創刊号 1913(大正2)年5月10日発行 ダイヤモンド社創業100周年記念復刻版
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ダイヤモンド社は2013年5月に創業100周年を迎えました。創業はすなわち「経済雑誌ダイヤモンド」(現在の「週刊ダイヤモンド」)の創刊です。大正2(1913)年は、日本の産業界が軽工業段階から産業革命を経て重化学工業へ向かっていた時期です。本書は100年前の日本経済と雑誌創刊の発熱を感じる1冊です。
  • 100年に1度の不況に負けない銀座ママの経済学
    5.0
    引き抜き合戦・おじさま教育・出世すごろく・出戻り歓迎…… 不況に打ち勝つおミズのマル秘「経済学」 なぜ不況のいま、銀座の高級クラブが儲かるのか? 不況こそチャンス!! 銀座を知り尽くした美人ママが明かす お金のトキメキ経済学

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  • 最新版 北朝鮮入門―金正恩時代の政治・経済・社会・国際関係
    5.0
    1巻3,080円 (税込)
    本書は2017年に刊行した『新版 北朝鮮入門』以来、7年ぶりの改訂版となった。北朝鮮の対外政策はこの間、米韓両国と対話を進めたり、交渉が頓挫すると一転して中露との連携を図ったりするなど目まぐるしく動いた。朝鮮労働党規約や憲法も改正され、政治体制のほか、軍事、経済、社会でも多くの変化が起きた。そのため多くの章で全面的な書き換えが必要となった。最新の動きを追加するだけでなく、歴史的な背景などを理解しやすくするため章の構成などを含めて一新した。  金正恩が強調する「自力更生」や「自給自足」は、国際社会と隔絶された世界に生きる「国際的孤児」というイメージにつながりがちである。  だが国連加盟国の8割以上は北朝鮮と国交を持っており、グローバルサウスには北朝鮮と良好な関係を維持している国が少なくない。そうした国々が抱く北朝鮮への認識は、日本のそれとは異なる。本書で取り上げたように、安保政策で連携する日米韓でも脅威認識に温度差があることを考えれば、その他の国々とのギャップは驚くに値しない。先進7カ国(G7)でも英国やドイツは北朝鮮と相互に大使館を設置して久しい。  北朝鮮の核・ミサイル開発が北東アジアの不安定要素となっていることは論をまたない。それはけっして放置できない問題であるものの、即効性のある対応策を見出すのが困難なことも認めざるをえない。だからこそ、国際社会を俯瞰する広い視野を持ち、単に脅威を煽るのではなく北朝鮮の実像を冷静に見つめて現実的な対応策を議論することが求められている。
  • 学びなおすと政治・経済はおもしろい
    5.0
    1巻1,430円 (税込)
    高校で習った政治経済をもう一度きちんと学びなおす本です。新聞やニュースをより本質的に理解するために必要な知識や基礎理論がしっかり学べます。学校教科書では見えてこなかった現実の経済や政治の実態を踏まえて、「なぜ国の借金は増えてしまったのか」「憲法とは何か」などを、理論と現実を結びつけて、わかりやすく丁寧に解説しています。「何が問題なのか」を整理し、単なる知識だけではなく原理を学ぶので、広く政治経済に関する洞察力が鍛えられる一冊です。
  • ジョーンズ マクロ経済学II―短期変動編
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界金融危機後の新しい経済政策のモデルを学ぶ 経済成長の分野の優秀な若手の経済学者による、はじめてのマクロ経済学の大型テキスト。世界経済危機はなぜ起こったのか? それはグローバル経済にどのような影響を与えるのか?  最近25年間で最も発展したマクロ経済学の分野である金融政策の最近の研究成果を、学部レベルの読者にやさしく解説するという初めての試みであり、マクロ経済学全体を理解する流れの中で金融理論を理解することができる。民間銀行間の資金の貸借が行われる短期金融市場の利子率をコントロールすることで現実に実施されている先進各国の中央銀行の金融政策を分析するなど、IS/LM分析に代わるIS/MPモデルを提示するなど、世界金融危機後の新しい経済政策のモデルを学ぶことができるテキスト。
  • ジョーンズ マクロ経済学I―長期成長編
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今こそ、経済の発展と成長を考えよう! なぜ世界には、豊かな国とそうでない国があるのか? どうすれば経済は成長し、豊かな国になれるのか? マクロ経済学において経済成長についての理解は、過去25年間で大いに改善され、最も活発に研究される分野の1つになったにもかかわらず、学部レベルの教科書にはなかなかそれが反映されてこなかった。 本書はこの魅力的な分野の成長についての最近の研究成果を、学部レベルの読者にやさしく解説するという初めての試みであり、マクロ経済学全体を理解する流れの中で経済成長理論を理解することができる。 マクロ経済学における金融政策の最新の成果は、続巻の『ジョーンズ マクロ経済学2) 短期変動編』で学ぶこととなる。
  • 世界一わかりやすいミクロ経済学入門
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (本書のまえがき)ビジネスにマジで役立つミクロ経済学を!世の中にミクロ経済学の教科書は掃いて捨てるほどあります。それらと比べて本書のウリがどこにあるかについて説明しましょう。★ビジネスにマジで役立つ題材だけにしぼっている!あなたが経済学部卒の社会人か経済学部の学生であるなら、次の質問に答えてみてください。「学部で勉強したミクロ経済学が仕事で役立ったことがありますか?」、「学部で学んでいるミクロ経済学が将来、仕事に活かせる予感がしますか?」。どちらの答えもきっと、NO!でしょう。悲しいことに、これらの解答は正解なのです。経済学者であるぼくもこれらの解答に激しく同意します。世の中のミクロ経済学の定番教科書が役立つのは、経済学の大学院に進学するごくごくわずかな人にだけで、それ以外の大量の社会人・学生さんには全くの無用の長物にすぎないと思います。なぜこんな悲劇が起きているかはここではあえて語りません。代わりに、本書はそういう悲しい現実を打ち破る試みとして書いた、ということを胸を張って述べます。本書は、ミクロ経済学の定番教科書から、ビジネスに不要な部分を削除しました。そして、誰もがビジネスに携わっていく中で活き活き使える「ものの見方・考え方」だけを採用することにしました。(中略)★難解な無差別曲線・効用関数・微分はバッサバッサと削除した!(中略)★経済学の根本的な疑問に答える!(中略)★解いて楽しいオタクっぽい練習問題を導入!(中略)ではでは、ミクロ経済学の楽しい勉強をいざ開始することとしましょう!第1講 需要曲線と供給曲線/第2講 野菜の需要曲線と価格弾力性/第3講 オークションはどんな仕組みになっているか/第4講 売った人の得、買った人の得~余剰の考え方/第5講 人は心の中に「好み」を備えている/第6講 直接交渉をシミュレートする/第7講 手番のあるゲームの戦略/第8講 戦略としての価格付け/第9講 企業はなぜ倒産するまで値下げ競争するのか/第10講 ナッシュ均衡はいろいろな事例を説明できる※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • クルーグマン マクロ経済学 第2版
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ◆ノーベル経済学賞受賞!経済学者クルーグマンによる入門テキスト。 ◆クルーグマン流「アカデミック・エンターテインメント」の集大成。 ◆まったくの初学者でも、読むだけで経済学のエッセンスが身につく。 ◆豊富な事例、とくに現実のビジネスにそくしたエピソードが満載。 【第2版はここが変わった!】 ◆第9章「長期の経済成長」では、世界経済の持続可能性についても解説。 ◆第17章「危機とそれがもたらしたもの」を新たに追加。 ◆各章にビジネス・ケースが入り、さらに事例が豊富に。
  • レヴィット ミクロ経済学 発展編
    5.0
    世界的ベストセラー『ヤバい経済学』のレヴィットと気鋭の若手経済学者が贈る これ一冊で「本当に使えるミクロ経済学」がマスターできる初中級テキスト ビジネスマンの学び直しにも、入門では物足りない一年生にも! 豊富な実例、グラフ、数値例で理論を無理なく理解できる懇切丁寧な構成。 練習問題も多数収録! 規制、技術革新、価格戦略、独占と寡占、ゲーム理論、情報の非対称性、外部性などに加え、 ノーベル賞受賞で話題の行動経済学・実験経済学もしっかり学べる新定番 [本書の特徴] ・読みやすいのに本格的なミクロ経済学の分析ツールが身につく。 ・経済学を初めて学ぶ学生にも最適。 ・理論を説明するだけでなく、その活用法と現実のデータも示す。 ・通常の中級テキストでは省略されているグラフや数値を使った説明が豊富。 ・数学が苦手な学生でもわかるように懇切丁寧に説明。 ・微分は補論に入っており、微分を使用してもしなくてもわかる構成。 ・コラム「ヤバい経済学」で、経済学の面白さと可能性を実感できる。
  • レヴィット ミクロ経済学 基礎編
    5.0
    世界的ベストセラー『ヤバい経済学』のレヴィットと気鋭の若手経済学者が贈る これ一冊で「本当に使えるミクロ経済学」がマスターできる初中級テキスト ビジネスマンの学び直しにも、入門では物足りない一年生にも! 豊富な実例、グラフ、数値例で理論を無理なく理解できる懇切丁寧な構成。 練習問題も多数収録! [本書の特徴] ・読みやすいのに本格的なミクロ経済学の分析ツールが身につく。 ・経済学を初めて学ぶ学生にも最適。 ・理論を説明するだけでなく、その活用法と現実のデータも示す。 ・通常の中級テキストでは省略されているグラフや数値を使った説明が豊富。 ・数学が苦手な学生でもわかるように懇切丁寧に説明。 ・微分は補論に入っており、微分を使用してもしなくてもわかる構成。 ・コラム「ヤバい経済学」で、経済学の面白さと可能性を実感できる。
  • 集積の経済学―都市、産業立地、グローバル化
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 近年における交通費と通信費の劇的な低下は、経済活動における距離や立地の重要性を死滅させたわけではない。世界はフラットになったわけではなく、むしろ、交通費や通信費の低下によって新たに顕在化された新しい「力」によって、経済活動は場所や地域、国家といった地理的広がりにますます不均等に分布するようになった。 本書は、こうした交通費と通信費の大きな低下によって顕在化された新しい力の方向性、なかでも高い生産性を持った現在の大都市を出現させた力について、その活動の集積を生み出すメカニズムを明らかにするものである。 本書の最大の特徴は、都市・地域経済学の古典的な基本文献から最近著しい発展を見せている「空間経済学」の最新の研究成果までを踏まえて、様々な空間的規模における経済集積の出現と経済効果を統一的なミクロ経済モデルによって分析し、かつわかりやすく説明している点にある。
  • 新版 北朝鮮入門―金正恩体制の政治・経済・社会・国際関係
    5.0
    1巻2,640円 (税込)
    2011年12月の金正日死去で始まった金正恩体制の北朝鮮は、 核・ミサイル開発の速度をそれまで以上に速めているように見える。 2016年1月には「初の水爆実験に成功した」と主張、 大陸間弾道ミサイル(ICBM)開発も進展している。 潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)も実戦配備に近づいている模様だ。 北朝鮮の核・ミサイル開発は、日本にとって直接の脅威となる。 国民的な関心の高い日本人拉致問題の解決も進んでいない。 日本の安全保障を考えるならば、北朝鮮を知ることは必要不可欠である。 隣国である以上、嫌いだから無視すればいいということにはならない。 本書では、何が問題なのかを知り、問題解決に近づけるために、 気鋭の研究者と新聞記者が、 金正恩体制、経済、社会、国際関係、核開発に至るまで、 日本人にとって理解不能に近い、謎に包まれる北朝鮮の全体像を 平易かつ網羅的に解説。 図表、用語解説、北朝鮮の憲法、関連年表、文献紹介など、 資料も充実しており、この一冊で北朝鮮のすべてがわかる!
  • ノーベル経済学賞 天才たちから専門家たちへ
    値引きあり
    5.0
    二十世紀後半の混沌たる現実は、自然科学と平和が対象のはずの賞を「拡張」させた。大恐慌、世界大戦、東西対立、欧州統一、共通通貨……。多くの知性が熱い議論を交わし、相対立する政策が提起される。受賞を後悔したミュルダール、デモ隊に乱入されたフリードマン、投機に足をすくわれたマートンとショールズ……彼らは何を語り、何を見ようとしなかったのか。半世紀近くにわたる歴史を一気にたどり、将来を展望する。
  • 守護霊インタビュー 堺屋太一 異質な目 政治・経済・宗教への考え
    5.0
    キャリア官僚から作家、大臣、そして政界の仕掛け人へ。 官僚組織と政財界を知りつくした、堺屋氏の“異見”。 政界のご意見番は、こう考えていた。 ▽遷都、地方分権論について ▽米大統領選のゆくえ ▽消費増税をどう見ているのか ▽マイナス金利の是非 ▽社会保障問題は解決できるか ◇◇ 霊言・守護霊霊言とは ◇◇ 「霊言現象」とは、あの世の霊存在の言葉を語り下ろす現象のことをいう。これは高度な悟りを開いた者に特有のものであり、「霊媒現象」(トランス状態になって意識を失い、霊が一方的にしゃべる現象)とは異なる。外国人霊の霊言の場合には、霊言現象を行う者の言語中枢から、必要な言葉を選び出し、日本語で語ることも可能である。 また、人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂のきょうだい」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
  • 教養としてのマクロ経済学
    5.0
    1巻1,980円 (税込)
    経済の長期停滞、人口減少、少子高齢化、・・・・ 日本をとりまく厳しい現実は、経済学の言葉で語るとどんなふうに語れるのだろう。 そして、アベノミクスの経済政策は、どのようなリクツで、この厳しい現状から日本を立ち直らせようとしているのだろう。 断片的情報でいっぱいになってしまったアタマを、「経済学」という縦糸ですっきり読み解いてみよう。すると、今話題の成長戦略はどこに、どのような経路で効いてくるのか、こないのかが自分で判断できるようになる。 成功するか、失敗するか、というようなおおざっぱな議論ではなく、1つ1つの打つ手が、何を目的にしたものなのか、経済学的にはどのように読み解けるのか、を自分で考えるための手引きとなる本。
  • 小論文これだけ!法・政治・経済編―国立・難関私大の受験生必読!
    5.0
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「樋口式小論文の決定版」と評判のロングセラー『小論文これだけ!』シリーズの「社会科学」編。「民主主義」「グローバル化」「国際政治」など難関私大や国立二次受験者向けに、より特化した内容を解説。 【主な内容】 第1部 「書き方」編 ―社会系小論文のポイントはこれだけ! 1 社会系の小論文特有のポイント 2 小論文の書き方の基本 3 さまざまな問題への対応 4 社会系小論文の土壇場テクニック 第2部 「書くネタ」編 ―法・政治・経済ネタをもっと身につける 1 法・憲法 2 民主主義 3 人権 4 ジェンダー 5 少子高齢化 6 グローバル経済 7 日本経済 8 国際政治 9 日本の政治 10 国家のあり方
  • 中国も日本のようになってしまうのか? 日中バブル経済比較論
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    現在の中国経済の状況は、日本の高度成長時代とバブル経済時代にさまざまな点で似ている。中国の気鋭のジャーナリストが日本の学・政・財界の有識者に日中の比較と中国経済の今後について問う。中国バブルの崩壊は日本にも大きな影響を及ぼすのは確実だ。その時期は? 果たしてソフトランディングは可能なのか?
  • あやうく、未来に不幸にされるとこだった
    5.0
    「いま、あなたは幸せですか?」 実は、最近の調査では、自信をもって「幸せだ」と答えられる人は 2割もいないのです。 この数字を見てもわかるように、 多くの人が悩みや不安を抱えています。 私たちと同じように、昔から人々は常に悩み、 さまざまな不安を感じてきました。 そして、過去の偉人たちは、 こうした悩みや苦しみが自分自身の「未来」から 来るものだと気づき、対策やアドバイスを残しています。 日常の中で幸せを感じるためのヒントや考え方です。 この本では、先人たちの知恵を私たちの生活に合わせて 「即役立つ」ように整え、気楽に試せるようしました。 毎日の生活の中でのちょっとした不安や 疑問に向き合い手がかりが、 きっとこの本の中に見つかるはずです。 ~~人生をラクにするコツが満載!~~ ●無理してサブスクに入っていた方がお得? ●考えすぎると何を悩んでいるのかがわからなくなる ●心に無理・無駄があるのは“いい人”の証拠 ●「手放せない」と思い込んでいるのはなぜか ●自分とは、「変える」のではなく、「変えて」もらうもの ●いい人であることを意識的にやめてみる ●人間としての成熟とは「期待しない」こと ●SNSは単なる道具と考える ●モノが心に与える影響を甘く見てはいけない ●心の整理は、モノの整理から ●「考え事をしていたら、家に着いていた」そんな人は要注意 ●現在が残念な時ほど、もっといまに集中する ●老後の「2000万円足りない」は本当? ●「ただ貯めること」も、実は無計画でしかない ●ときには直感を信じてみることも大事 ●「折れない人」というのは、結果を気にしない人 ●成長という言葉にこだわらない ●不安とは、自由であること

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