経済、経済、と言葉はよく使うけど、経済学って実は全然わからない・・・。
そんな人におすすめなのがこの『経済超入門』。
経済学の入門書はたくさんあるけれど、大体の入門書は難しい言葉を用いて学問チックにまとめている。
が、この『経済超入門』は図解と記事を使って各用語や出来事を2~3ページに圧縮。わかりや
...続きを読むすい内容に仕上げているため非常にわかりやすい。
肝心の内容はというと、マクロとミクロの違いといった考え方の基本や、流動性の罠・価格の弾力性といった専門用語の章、シュンペータやアダムスミスといった経済学の偉人の考え方を紹介するのが1章。
2・3章では国際ニュースを経済学の視点から解説したり、世界経済予測をし、現実世界と経済学を結び付けている。
後半を読んでいて「経済の外部性ってなんだっけ?」となっても参照ページを振ってあることが多いのですぐに見返すことができ、大変便利。経済学の入門とは、こういったものをいうのでは、と思うほど満足いくものでした。経済学をある程度知っている人は見てももったいないかもしれません。