作品一覧

  • 円安の何が悪いのか?
    値引きあり
    4.0
    1巻522円 (税込)
    ■「俗説」が蔓延る議論に終止符を打つ! 過去3年間続いた円安について 多くのメディアが否定的な評価を下している。 「円安が国民の生活を苦しくしている」 「円安によって経済状況が悪くなる」 「円が安くなり国家の価値が下がる」 「円安により日本の産業が弱体化する」 こうしたニュアンスの評価が散見される。 しかし、2022年から24年まで進んだ円安は 「行き過ぎて」もいないし 「日本経済に悪影響を及ぼす」こともない。 ■「円安=悪」という論調は 無責任なメディアや一部の経済学者による俗説であり 明らかな誤解である。 そもそも為替レートは通貨の価値を示すが いずれかもしくは両国の通貨価値が動けば変動する。 たとえば、米ドルの価値が高まると、 その分だけ相対的に円の価値が下がりドル高・円安になる。 じつにシンプルなメカニズムによって 為替レートは日々動いている。 為替レートを決めるのは マネタリーベースの比率などであり それらをコントロールしている それぞれの国の金融政策である。 こうした単純な理論が正しく解説されないままに 円安悪玉論がまかり通っているのが現状だ。 ■2008年のリーマン・ショック後に 日銀による金融政策の失策により超円高を招き 2012年までデフレと円高の悪循環に 自ら陥ってしまったことは周知の事実である。 長いデフレ不況のトンネルを経て アベノミクスから10年を経過して 再び日本経済は息を吹き返そうとしている。 いかに円安が日本経済にとって大きな効果を生んでいるか。 なるべく多くの資料をひもときながら 本書でじっくりと検証していく。 ■本書の内容 第1章 円安悪玉論を検証する 第2章 日銀が犯した歴史的な大失政 第3章 円安の追い風を吹かせた米国経済 第4章 日本にとって円安と円高のどちらが有利なのか? 第5章 円安がもたらす7つの効果
  • 日本の正しい未来 世界一豊かになる条件
    3.5
    1巻715円 (税込)
    人口減少でも財政赤字でも一人当たりGDPはアメリカを抜く!日本経済の超基本認識が変わる――世界の投資家は知っている日本経済の実力。一見、平穏なデフレ社会。もう欲しいものはない、満足な生活。経済成長いらないじゃん。財政破綻コワいよね。――目にみえない危機は、そのスキにやってくる。「ゼロ成長の日本」衝撃のラストシーンを回避せよ!
  • 日本経済はなぜ最高の時代を迎えるのか?―――大新聞・テレビが明かさない マネーの真実19
    5.0
    1巻990円 (税込)
    【その「経済ニュース」にダマされてはいけない!】混乱が迫るいま、なぜ円安・株高なのか? なぜトランプノミクスが日本経済の「追い風」となるのか? 「トランプ相場」の到来を言い当てた外資系金融マンが、国内メディアに歪められた「通説のウソ」を斬り、プロフェッショナルならではの「真実」を突きつける!!
  • インフレ貧乏にならないための資産防衛術
    3.5
    本書は、一般の投資家に向けて、アベノミクスが成功してインフレ時代が到来したとき、どのようにして貴重な金融資産を防衛・運用すべきかという視点で、具体的な投資手法や考え方を示しています。  2012年末の安倍政権誕生以来、日本経済には、明るい動きが広がっています。2014年に入ると、企業のベースアップ復活や人手不足などがメディアでも伝えられるようになりました。行き過ぎた円高も解消し、2014年3月期には企業業績も前年度比30%以上の増益となっています。デフレもやわらぎ、インフレ率も約15年ぶりにマイナスからプラスに浮上しつつあります。  日本経済を映す鏡であるマーケットでも、景色が一変しています。株価をみれば、2014年初の海外市場の混乱によって直近こそ下がっているものの、2013年の日経平均株価は、堂々、戦後4番目の上昇率でした。アベノミクス発動前までは主要先進国のなかで唯一、下落基調をたどっていた日本の株価も、米欧の株価と肩を並べる勢いで上昇しています。  20年にわたって続いたデフレの終焉により、日本人の資産運用を取り巻く環境は、大きく変わるでしょう。「アベノミクスでバブルがやってくる」などの俗論にだまされずに、しっかりとした考え方に基づいて、資産運用に取り組むことが必要です。歴史的ともいえるインフレ経済への大転換を目前に控えて、個人投資家の皆さんは、これまでの投資の発想を、根本から見直すときが来ています。  本書を読めば、その大きなヒントが得られるでしょう。 【主な内容】 第1章 アベノミクスで始まった歴史的な大転換 第2章 アベノミクスの弱み 第3章 脱デフレがもたらす日本経済の復活 第4章 円安・株高・金利上昇──マーケットは大きく変わった 第5章 インフレ時代の実践的資産形成術 第6章 それでもインフレで日本人は豊かになる
  • 「円安大転換」後の日本経済~為替は予想インフレ率の差で動く~
    3.3
    1巻748円 (税込)
    為替相場は貿易収支やユーロ不安などの要因で円安や円高に振れるわけではない。為替は外為市場に参加している投資家が抱く「予想インフレ率の差」で動く。そして、これに影響を与えることができるのは、中央銀行の政策だ!――アベノミクスにより日銀が適切な金融政策を行い1ドル=105円の円安になれば、日本の株価や雇用、財政赤字はどう好転するか。マネックス証券のチーフエコノミストが過去の円安局面を元に詳細に分析。
  • 不透明なインフレ経済を見通す 新しいお金のルール
    3.0
    株価上昇!→「だから何??」なアナタ、そのままでは10年後も貧乏です! 「投資以前の経済の基本」「インフレ時代に必要なマネーの知識」「初心者のための2つのシンプルな投資戦略」などについて、人気のエコノミストが語る! 「投資を知らない日本人」のための、新しい投資の教科書!
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?
    4.0
    1巻1,100円 (税込)
    「平均年収300万円台」の時代がすぐそこまで来ている! 元ゴールドマン・サックス証券のエコノミストである村上尚己氏が、日本経済の問題を「日本人の給料減少」「日本経済が貧乏になった」という切り口で見ていくビジネス経済書。2000年までは世界第3位だった日本人の収入(=日本の一人あたりGDP)は、最低のときには世界19位にまで転落した。日本人の平均給与の推移を見ても、ピーク時(1998年)467万円から2011年には409万円にまで減少している。
  • 日本経済はなぜ最高の時代を迎えるのか?―――大新聞・テレビが明かさない マネーの真実19

    Posted by ブクログ

    日本経済がトランプ大統領の経済政策とアベノミクスの相乗効果により、円安株高になり今までの経済停滞が解消されるというお話です。とても、分かりやすく簡潔に書かれている所に読みやすさを感じました。著者の職業柄、投資に適した分析も入っているので、投資家の方々にも参考に読んでみることをお勧めしたい一冊です。

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    2017年03月30日
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    マネックス証券のチーフエコノミストによる円高・デフレがどうして続いてきたか、どうすれば解決するかを世に問う一冊。
    基本的にはこれまでの日銀がいかに日本経済にとって弱体化させる方向に施策を行い、それをまるで正しいことのように言い募ってきたかをこれでもかと完膚なきまでに叩きのめし、それと全く逆の施策によって日本経済が劇的に改善していくと、豊富なデータを使って示していく。その中には新聞や書籍などでいかにもその通りと言ってしまいそうになる説(例えばデフレの正体の藻谷氏の説など)を唱えている人に対しても、それを覆す事実を示すことによって否定していく部分もあり、これまでなんとなくわかったようなわからなかっ

    0
    2013年03月18日
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?

    Posted by ブクログ

    デフレ不況や金融政策やそれらへの俗説についてデータを用いて説明している。これまでリフレ派の本を読んできたが、内容はそれらとあまり変わらないが、資金買い入れ基金についての説明は読んだ限りの本で書かれた物はなかったかな。これが初めてかな。

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    2013年02月15日
  • 円安の何が悪いのか?

    Posted by ブクログ

    分かりやすい。いかにFRBが優秀で、日銀がダメかが分かる。文中にもあったが三重野〜白川の間、失策が続き、日本はダメージを受け、いまようやくそのつけを払い終えようとしている。そんな中の円安悪論を正論で論破している。

    0
    2025年01月23日
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?

    Posted by ブクログ

    「2〜4%のインフレ目標政策」「ゼロ金利政策の長期化」「大規模な量的緩和政策」の3点セット
    →本当にマネタリーベースの残高を増やしていくだけで景気が回復するのだろうか?

    0
    2018年11月04日

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