村上尚己のレビュー一覧

  • 日本経済はなぜ最高の時代を迎えるのか?―――大新聞・テレビが明かさない マネーの真実19
    日本経済がトランプ大統領の経済政策とアベノミクスの相乗効果により、円安株高になり今までの経済停滞が解消されるというお話です。とても、分かりやすく簡潔に書かれている所に読みやすさを感じました。著者の職業柄、投資に適した分析も入っているので、投資家の方々にも参考に読んでみることをお勧めしたい一冊です。
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?
    マネックス証券のチーフエコノミストによる円高・デフレがどうして続いてきたか、どうすれば解決するかを世に問う一冊。
    基本的にはこれまでの日銀がいかに日本経済にとって弱体化させる方向に施策を行い、それをまるで正しいことのように言い募ってきたかをこれでもかと完膚なきまでに叩きのめし、それと全く逆の施策によ...続きを読む
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?
    デフレ不況や金融政策やそれらへの俗説についてデータを用いて説明している。これまでリフレ派の本を読んできたが、内容はそれらとあまり変わらないが、資金買い入れ基金についての説明は読んだ限りの本で書かれた物はなかったかな。これが初めてかな。
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?
    「2〜4%のインフレ目標政策」「ゼロ金利政策の長期化」「大規模な量的緩和政策」の3点セット
    →本当にマネタリーベースの残高を増やしていくだけで景気が回復するのだろうか?
  • 日本の正しい未来 世界一豊かになる条件
    世間に蔓延する嘘や雰囲気に騙されない為に特に若い方に読んで頂きたい本。メディアやそれに連なるコメンテーターや識者が垂れ流す偽りを根拠を用いて正しています。具体的には日本の借金問題やデフレ、国債、人手不足などです。増税などの経済負担は将来世代や現役世代に負担を押し付けるのではなく、高齢世代に「自分達の...続きを読む
  • インフレ貧乏にならないための資産防衛術
    この人はマネタリストだよね。アメリカの経済学が世界の基準だと思い込み、アメリカのマクロ経済学を唯一絶対で全知全能の経済学として信仰している。しかも、その自覚すらない。
  • 「円安大転換」後の日本経済~為替は予想インフレ率の差で動く~
    日本の円高が日銀の政策不足と海外(アメリカ)との予想インフレ率の違いが関係していると説いている。
    終始一貫して日本のデフレ脱却のためには円安が必要だと。
    アベノミクスが円安株高に向かった。作者の予想通りに進展してきている。
    本のとうりになるのか楽しみである。
    ただし、1ドル=105円はとうに過ぎてし...続きを読む
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?
    アベノミクスの柱のひとつである金融緩和とは何か、なぜ必要か、を説明し、それをしてこなかった日本銀行の政策が失敗だったと説く。
    他国と比べて日本が特異なこともわかった。

    100%賛成というわけではないが、具体的な提言は将来に希望を持たせる。グラフや数字を多様しているのはいいが、マジックでもあり如何様...続きを読む
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?
    Twitterにて平日に日経新聞の記事への批評、NY市場の総括、そしてリフレ政策の有益性、反リフレ派への反論を適切に書いている村上さんの著書。


    正直、Twitterで少々口が悪いというくらい痛烈な批判を展開しているので怖いイメージがあったが、本を読むとおしなべて理路整然であり、無駄なものが一切な...続きを読む
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?
    経済の事はよくわからないので、この人の主張が正しいのかどうかははっきりとは分かりませんが、ちょっと話の進め方が強引な感じがしました。とは言え、読んで納得できる部分も多く参考にしようと思います。日銀にすべての責任を押し付けている感じがとてもするのですが、いろいろ調べてみようと思います。
  • 日本の正しい未来 世界一豊かになる条件
    前に買って長いこと読まずに置いておいたので、賞味期限切れになってるかもと思って慌てて読んだ。
    1行でまとめると、「安倍政権は増税などという馬鹿なことはやらないだろうから、2020年代は明るい社会がやってくるよ!」という内容です。大雑把過ぎて申し訳ありません。
    この楽観的な予想のハズレっぷりは、むしろ...続きを読む
  • インフレ貧乏にならないための資産防衛術
    インフレ時代の金融資産の中核は日本株 プラス2%のインフレ目標は、ほとんどの先進国採用されている標準的な政策枠組みだが、それまで日本銀行は、その導入を強く否定していた 
  • 「円安大転換」後の日本経済~為替は予想インフレ率の差で動く~
    他人の著書に対して辛辣な意見を付している。データを確認することなく勘や思い込みを基に著された事実誤認の記事がまかり通っていると真に手厳しい。円安・円高、デフレ・インフレ、いずれも長所があり、短所がある。定量的に示すものがあれば分かりやすいのだが、本書は決してそうはなっていない。冒頭威勢のいい言辞に大...続きを読む
  • 不透明なインフレ経済を見通す 新しいお金のルール
    株式市場、為替市場の二つの部分を大まかに説明して過去の事実がどのような市場のデフレ脱却、円安トレンドの方向に結び付いたのか。
    FRBの政策、PBRの読み方や使い方、リスクプレミアムの考え方などが書いてあった。
    チャートの詳しい読み方など載っていた。
  • 日本人はなぜ貧乏になったか?
    経済関連の書籍が大量に出回っている今、リフレ派の考え方の参考として読むことにしました。

    構成は全てQ&A方式となっている上に、データも示されていて、著者の主張の意図は非常によく分かる内容となっています。

    過去の日銀の政策を批判し、デフレの責任は日銀にあると主張し、ゼロ金利、量的緩和、インフレター...続きを読む
  • 「円安大転換」後の日本経済~為替は予想インフレ率の差で動く~
    日銀の量的緩和の重要性について詳しく書かれていて分かりやすい。
    「大規模な量的緩和は危険だ」という意見もよく耳にするので、果たして日本経済はどこへ向かっていくのか、様々な見解を元に考えるのは面白い。
  • 「円安大転換」後の日本経済~為替は予想インフレ率の差で動く~
    数値を用いて丁寧に説明されているように見受けられるが、
    この人にとっていい面だけを取りあえげているようにも読める。

    例えばあるドル円と日米ベースマネー比率の相関に関してだが、
    たしかに相関があるように見えるが、明らかに見ないところがある。
    明らかに見えないところを理論的に補足してくれている。
    が、...続きを読む