立木勝の作品一覧

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作品一覧

2023/11/20更新

ユーザーレビュー

  • 大不平等――エレファントカーブが予測する未来
    クズネッツ仮説というものがある。所得水準と所得格差の関係を示したもので、所得格差、すなわち、不平等は、所得が十分に高まったあとは縮小に向かい、低い水準に留まるとしている。
    縦軸に格差/不平等の程度(ジニ係数という数値で表されることが多い)、横軸に所得水準をとり、上記の考え方に沿ってグラフを描けば、逆...続きを読む
  • 金持ち課税――税の公正をめぐる経済史
    【金持ち課税】
    経済階層と税制のお話。
    異なる階層に課税する場合の考え方は3種類。①平等(比例)②支払い能力による累進③補償による累進。
    現在では当然のように支払い能力に応じた税を課しているものの、その根拠は薄弱。取立てられるとこから徴収する、程度のものでしかない。
    歴史を紐解くと、累進課税を積極的...続きを読む
  • 金持ち課税――税の公正をめぐる経済史
    なぜ個人所得税の累進課税が許されるのか?について一つの回答を示す一冊。答えは明確で「戦争」。特に二つの世界大戦の影響の大きさが示される。また、足元の税率低下も同じ文脈で説明。勉強になりました。
  • 大不平等――エレファントカーブが予測する未来
    経済学の本なのだが、最終章では政治や社会の問題にも踏み込んでいる。移民、金権選挙、パワーカップル、虚偽意識…
  • 民主主義の人類史――何が独裁と民主を分けるのか?
    毎度反省するが、ちょっと勉強しようと思って、新書感覚で外国の研究者の、「一般向け」本を手に取ると後悔する。

    事例が多すぎて、回り道が長くって、何言ってんのか道に迷う。
    訳者の問題があるのかもしれないが。

    初期デモクラシーと、初期オートクラシーの発生の原因を、社会と国家の力学、徴税のために地方の力...続きを読む

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