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作品一覧 2023/11/20更新 金持ち課税――税の公正をめぐる経済史 試し読み フォロー 民主主義の人類史――何が独裁と民主を分けるのか? 試し読み フォロー 1~2件目 / 2件<<<1・・・・・・・・・>>> デイヴィッド・スタサヴェージの作品をすべて見る
ユーザーレビュー 金持ち課税――税の公正をめぐる経済史 ケネス・シーヴ / デイヴィッド・スタサヴェージ / 立木勝 【金持ち課税】 経済階層と税制のお話。 異なる階層に課税する場合の考え方は3種類。①平等(比例)②支払い能力による累進③補償による累進。 現在では当然のように支払い能力に応じた税を課しているものの、その根拠は薄弱。取立てられるとこから徴収する、程度のものでしかない。 歴史を紐解くと、累進課税を積極的...続きを読むに選択したのは、国民の多数が参加する大規模戦争時のみ。労働階級による血税の提供に対して、一部の資本家階級だけが、国家が与えるチャンスに資産を増大させた時。翻って現在、補償が必要となる同様な事態は、ない。現実が示すとおり、課税の累進性は逆行しつつある。 累進課税が必要であれば、補償の新たな概念を示すべき。 自分のこととして考えないと、税制は”平等”な方向に向かいます。 #読書 #経済学 #税金 #みすず書房 Posted by ブクログ 金持ち課税――税の公正をめぐる経済史 ケネス・シーヴ / デイヴィッド・スタサヴェージ / 立木勝 なぜ個人所得税の累進課税が許されるのか?について一つの回答を示す一冊。答えは明確で「戦争」。特に二つの世界大戦の影響の大きさが示される。また、足元の税率低下も同じ文脈で説明。勉強になりました。 Posted by ブクログ 民主主義の人類史――何が独裁と民主を分けるのか? デイヴィッド・スタサヴェージ / 立木勝 毎度反省するが、ちょっと勉強しようと思って、新書感覚で外国の研究者の、「一般向け」本を手に取ると後悔する。 事例が多すぎて、回り道が長くって、何言ってんのか道に迷う。 訳者の問題があるのかもしれないが。 初期デモクラシーと、初期オートクラシーの発生の原因を、社会と国家の力学、徴税のために地方の力...続きを読むが必要か、官僚制で行ったかということを軸に置いてると思うんだが。 歴史的な、あそこはこう、そこはこういう説明ができると、はれほれひれはれで、少なくとも出勤電車内で数日に分けて読むとなんだっけに陥った。 欧州にデモクラシーが発展したのは、農耕を中心とした文化が遅れたからだってのは驚いたな。じゃあなんで世界を席巻したかって言えば、火器だけは発達したから。 面白いと思ったのは、シナとロシアになぜデモクラシーが無いのかっていうところだが、正直、読み通すだけだった。 Posted by ブクログ デイヴィッド・スタサヴェージのレビューをもっと見る