鯨岡仁の作品一覧
「鯨岡仁」の「安倍晋三と社会主義 アベノミクスは日本に何をもたらしたか」「ドキュメント TPP交渉―アジア経済覇権の行方」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
日銀法改正による独立性を高めた日銀の20年
9803速水優ー0303福井俊彦ー0804白川方明ー1303黒田東彦
橋本ー小渕ー森ー小泉ー安倍ー福田ー麻生ー鳩山ー菅直人ー野田ー安部晋三
政治からの完全独立はあり得ないが、政治との駆け引きはむしろ大きくなった
日銀の政策に的を絞った経済金融史は中々ない 記憶にないので有益だった
頭の整理に成ったと同時に、金融政策は変わり映えしない、という感想
「デフレからの脱却」に挑戦し、金融政策の安定性とのバランスに苦心し
行きつ戻りつした20年
我々国民には何を成したのか、という徒労感がある
人口減少・生産年齢人口の急減という基本構造には抗えないのか
従
金融政策の決定プロセスの内幕
デフレと新日銀法が始まった1998年からの20年をインサイダーな視点から振り返るのは有益だった。経済理論や事実の面で変なところは特に無い。当事者の発言や取材での証言が臨場感を出しつつ、ニュースでは伝わってこないヒューミント情報が読み物としての価値を高めている。
Posted by ブクログ
FBより転送。
政治の世界からは大学でのディベートサークル活動以来とんと縁がありませんでしたが、
①経済面だけでなく、国際政治のビッグピクチャーが理解できる
②具体的な記述が多く、ストーリーとして理解できる
という点で、面白く読みました。
感想としては、
①やはり国際政治の基本はバランスオブパワーだし、政治もステークホルダーの利害調整がベースとなるのろうだけど、だからこそ全体像を示す枠組みだったり、全体最適を考える視点が大事だろうということ。農家への所得補償政策が全体最適であると農業団体が理解していれば、そもそも交渉の前提が変わってくるはずなので。
国際政治の現状に関する理解も同様で、中国の