鯨岡仁のレビュー一覧

  • 日銀と政治 暗闘の20年史

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    日銀法改正による独立性を高めた日銀の20年 
    9803速水優ー0303福井俊彦ー0804白川方明ー1303黒田東彦
    橋本ー小渕ー森ー小泉ー安倍ー福田ー麻生ー鳩山ー菅直人ー野田ー安部晋三
    政治からの完全独立はあり得ないが、政治との駆け引きはむしろ大きくなった
    日銀の政策に的を絞った経済金融史は中々ない 記憶にないので有益だった
    頭の整理に成ったと同時に、金融政策は変わり映えしない、という感想

    「デフレからの脱却」に挑戦し、金融政策の安定性とのバランスに苦心し
    行きつ戻りつした20年
    我々国民には何を成したのか、という徒労感がある

    人口減少・生産年齢人口の急減という基本構造には抗えないのか

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    2018年11月10日
  • 日銀と政治 暗闘の20年史

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    自分がまだ経済のことに興味がなかった時代に政治と日銀がいかにデフレに対峙したか、その一端を知ることができる。エンターテイメントとしても楽しめる本。

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    2018年04月10日
  • 日銀と政治 暗闘の20年史

    購入済み

    金融政策の決定プロセスの内幕

    デフレと新日銀法が始まった1998年からの20年をインサイダーな視点から振り返るのは有益だった。経済理論や事実の面で変なところは特に無い。当事者の発言や取材での証言が臨場感を出しつつ、ニュースでは伝わってこないヒューミント情報が読み物としての価値を高めている。

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    2018年01月24日
  • ドキュメント TPP交渉―アジア経済覇権の行方

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    FBより転送。

    政治の世界からは大学でのディベートサークル活動以来とんと縁がありませんでしたが、
    ①経済面だけでなく、国際政治のビッグピクチャーが理解できる
    ②具体的な記述が多く、ストーリーとして理解できる
    という点で、面白く読みました。
    感想としては、
    ①やはり国際政治の基本はバランスオブパワーだし、政治もステークホルダーの利害調整がベースとなるのろうだけど、だからこそ全体像を示す枠組みだったり、全体最適を考える視点が大事だろうということ。農家への所得補償政策が全体最適であると農業団体が理解していれば、そもそも交渉の前提が変わってくるはずなので。
    国際政治の現状に関する理解も同様で、中国の

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    2016年10月11日
  • 安倍晋三と社会主義 アベノミクスは日本に何をもたらしたか

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     面白かった。安倍晋三と岸信介の意外な面を知ることが出来た。
     現在の安倍のひどい言動を見ると、書かれていることがすべて真実だと素直に信じることは難しいが、経済政策に限っての話ならばわからないこともない。
     なるほど、第一次安倍政権とアベノミクスでは経済政策が大きく違うのはそういう訳があったのかと。
     私は経済に疎いのでもうちょっと勉強したい。

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    2020年02月26日
  • 日銀と政治 暗闘の20年史

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    中央銀行の独立性について考えさせられる書籍その2。朝日新聞の日銀担当は驚くほど経済学を知らないし勉強していないが、興味の対象が経済ではなく政治なので仕方ないということがよく分かる本。それはそれで差別化戦略だし他社にはない情報を提供することには意義がある。エコノミストには書けない内容。

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    2018年06月03日
  • 日銀と政治 暗闘の20年史

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    ドキュメンタリーとしては面白い。しかし、どこまで本当に信用して良いのかよくわからない。出版社が出版社だけに。記者会見や講演で話したことは記録に残っているだろうが、内輪の話とか、どうしてそう話したことがわかるのだろう。記録に残っているものでも勝手に捏造するから、そうでないものは気をつけて読むしかない。小説だと思って読めば良いのかな?

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    2017年11月28日