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風穴をあける学校 不登校生が通う特例校 草潤中が切り拓く子どもたちの未来
視察が絶えない不登校生のための学校が岐阜にある 授業も行事も主体は生徒 不登校生を「ありのまま」に受け入れる 岐阜市教育委員会がつくった「学校らしくない学校」 子どもが多様であるという前提に立ち、そこに対応していくのであれば、現状の学校教育システム自体を変えていく必要があります。その意味で︑草潤は不登校の子のための学校ではなく、これからの学校の一つの形だと捉えています。 ー水川和彦(岐阜市教育長) 学校の名前は、岐阜市立草潤中学校。2021年4月に開校したばかりの学校だが、その革新的な学校の在り方が一躍注目を集め、今も県の内外から多くの関係者が視察に訪れている。新聞やテレビなどで紹介される機会も多く、今、日本で最もホットな学校の一つといっても過言ではない。 (本書「プロローグ」より) [目次] プロローグ ―岐阜に誕生した「学校らしくない学校」― 第1章 「学校らしくない学校」 草潤中の日常 「遅刻」という言葉はない 服装・頭髪に規定はない 1日の始まりは「ウォームアップ」 担任は生徒が指名、年度途中の交代も可能 授業はどこで受けても構わない 年間の総授業時数は一般校の4分の3 昼休みは校長室で過ごす生徒も 芸術系教科を合わせた「セルフデザイン 」 思い思いのことに取り組む放課後の「マイタイム」 学年混成で行われる総合的な学習の時間 生徒も登壇する学校説明会 小さな「自己選択」を積み重ねる 決して楽ではない草潤中での勤務 学校を支えているのは教職員間の対話 増えてきている全日制の高校への進学 第2章 「誰一人取り残さない」決意とともに 草潤中誕生の軌跡 なぜ岐阜の地に「学校らしくない学校」が誕生したのか 全国的に見ても多かった岐阜市の不登校 2019年に起きた生徒の自死事件 理想は『バーバパパのがっこう』 「理想の学校づくり」を考えるワークショップ 「学びの選択肢」のある学校 「ありのままの君を受け入れる新たな形」 開校当初の葛藤と苦悩 状況打破の礎となった教職員間の「対話」 第3章 既存の校舎を「生徒目線」でつくり変える 草潤中の空間設計 他校の校務員が手弁当で校舎を改築 寒色中心の校舎に彩りを加える オンライン学習に取り組める「Eラーニングルーム」 遊び場&居場所としての「アクティブルーム」「アゴラ」 人気コミックも備えた「図書室(1616)」 生徒たちの表現活動を後押しする「Musicルーム」と「セルフデザインルーム」 約1000万円をかけて改装したトイレ 生徒たちの居場所は「イマここボード」で把握 第4章 イベントも自分たちでつくる 草潤中の学校行事 学校行事もゼロベースから生徒たちが企画 ユニークな種目満載の「スポーツフェスティバル」 修学旅行も生徒の声を踏まえて実施 大阪・奈良での忘れ得ぬ2日間 行事や学習活動でスマホを活用 生徒・教員・保護者で対話する「ラウンドテーブル」 楽しい催しが満載の「クリスマス会」 徹明地域の人たちとの共催イベント「餅つき大会」 第5章 学びに「風穴」をあける 草潤中の生徒たち 100人いれば100通りの理由がある 周囲の期待に応え続けてきた「まじめな頑張り屋」3年生・Mさん 「個」を「ぞんざい」に扱う学校への問題意識 3年生・Aさん 自分の好きなことにとことん「没頭」したい 1年生・Kさん 「特異な才能」で周囲を驚かせ続ける 3年生・Nさん 第6章 学校・教職員の役割を「再定義」する 草潤中の教職員たち 草潤中の教職員の構成 既存の学校教育の「違和感」と向き合いながら 平岡慶将先生(国語科/10年目) 授業や実践の「意味」を問い続ける 竹村雅仁先生(生徒指導主事/数学科/19年目) 職員室に「対話と同僚性」を創る 中今純一先生(教務主任/社会科/22年目) 第7章 「誰一人取り残さない」覚悟と決意 岐阜市の不登校対策 不登校の子を多層的に支援 「草潤サポート」と「校内フリースペース」 オンラインフリースペース「みちる~む」 小学生の不登校を予防するアプリ「ここタン」 「いじめ対策監」と「ほほえみ相談員」の配置 0~20歳をワンストップで支える「エールぎふ」 不登校の増加に歯止めがかかった エピローグ ―2025年3月、旅立ちの日に寄せて― -
「死にたい」子どもたちと向き合う11のポイント
子どもたちの大切な命を守るためにできることは何か――。近年の10代の死因の第1位は「自殺」という痛ましい現実がある。子どもに関わる大人たちは、子どもをめぐる生きづらい状況を知り、適切な対策や支援をしていく必要がある。子どものさまざまな「死にたい」に対してどのように考え、対応していけばいいのか。児童精神科医である著者が、子どもの10の事例を示しながら検討する。「死にたい気持ち」を理解する11の気づきポイントを、学問的情報を盛り込みながら解説し、さらに自殺念慮に向き合うコツや、自殺予防の取り組みについて伝える。子どもに関わるすべての支援者の必携書。 -
ひろい大地で、大きな夢づくり - 民間企業が十勝の子どもたちのためにできること -
「十勝・帯広の未来のために学校の現場を民間のチカラで引き上げる!」 「子どもたちの無限の力が十勝の未来を明るくする!!」 職場体験、出前授業、知的財産の共有、教職員サポート、ふるさと支援、地域貢献… 北海道を愛する有志が語る豊かな生活とビジネスの可能性! 【著者プロフィール】 川合佑介(かわい・ゆうすけ) 1987年9月10日、岐阜県岐阜市生まれ。 岐阜県立長良高等学校卒業後、教員を目指し北海道教育大学岩見沢校に進学。 大学1年生の時に休学をし、当時JFLに所属していたプロサッカーチームFC岐阜へインターンシップをし、マネージャー、営業を経験。 2007年J2へ入会後、大学へ復学し、サッカーの1級審判員を目指して活動するも不合格。 大学卒業後は(株)AIRDO、外資系生命保険(株)、(株)FPパートナーを経て、帯広の株式会社そらへの転職をきっかけに十勝帯広へ移住。 生命保険代理店の設立業務にあたり、部門を引き継ぐ形で2023年3月(株)北海道パートナーズとかちを設立。 (一社)帯広青年会議所 ジェネレーション開発委員会 副委員長として、青少年育成事業にも携わる。 丹羽祐介(にわ・ゆうすけ) 1988年4月27日、北海道帯広市生まれ。 帯広市立柏小学校、帯広市立第四中学校、北海道立柏葉高等学校と地元で育ち、2009年北星学園大学への進学をきっかけに札幌へ移住。 卒業後は(株)セイコーマートへ入社し、SVとして店舗運営を学ぶ。 その後、不動産管理会社、(株)一条工務店、外資系生命保険(株)と、営業職としてサラリーマン経験を積む。 子どもが生まれることをきっかけに地元の帯広市へ戻り、(一社)帯広青年会議所への入会を通じて川合と出会う。 2023年3月に(株)北海道パートナーズとかちの創業へ参画した。 人材採用をはじめ、十勝帯広の学校での出前授業・職場体験の内容構築・調整を担当。創業1年目で60を超える事業を企画した。 (一社)帯広青年会議所として61年の歴史のあるおびひろ氷まつりの運営に携わる他、有志で別団体を立ち上げ、子ども食堂を定期開催するなど、地元十勝帯広への地域貢献活動を軸に営業を行っている。 -
大人を本気にさせる子どもたち 社会とつながるリアル・プロジェクト学習
子どもたちが探究学習で納得の学びを得るために、教師が持つべきスキルと授業の進め方がよくわかる実践記録 これぞ、本物の探究学習! 本書は、金沢大学附属小学校3・4年複式学級の「総合的な学習の時間」という授業における2年間の取組みと、それによって引き起こされた現象を記録したものです。地域とのネットワーク構築から社会を巻き込む話題づくり、予想外の展開があったとしても確実に成果を生み出す本物のPBL(プロジェクト・ベースド・ラーニング)の手法を紹介します。プロジェクト型学習を学級で行う上で教師に求められるスキルと授業の進め方、従来の教え方と何が違い何が共通しているのかが、とてもよくわかる本です。 【目次】 はじめに 第1章 学習をはじめる前に 第2章 探究に向かう集団の素地づくりと大目標の設定 第3章 金沢町家にどっぷりつかる 第4章 町家での事業内容の検討、そして提案 第5章 水面下の取り組み 第6章 金沢からかみのさらなる発展 第7章 子どもの探究を支える仕掛け 第8章 学びの越境を生み出すヒューマンネットワーク 第9章 パートナーからの異なる視点 ◆「子どもたちとの協働から生まれる未来のかけはし」——やまだのりこさん(建築士) ◆「社会との関わり」——岡部 彩さん(株式会社こはく) ◆「誰一人取り残さない学び」——阿部竹虎さん(北陸中日新聞) ◆「否定しないことがクリエイティビティの第1歩」——灰屋英成さん(金沢市オリンピック関連推進事業室) ほか おわりに 【著者】 福田晃 金沢大学附属小学校教諭 石川県金沢市出身。星稜高等学校卒業、金沢大学教育学部人間環境過程情報教育コース卒業、金沢大学大学院教育学研究科教育実践高度化専攻修了。石川県公立小学校教諭を経て、2017年より現職。「社会とつながるリアルな学び」の実現に向け、子どもが本気で取り組む授業を目指している。JAPET&CEC主催ICT夢コンテスト2016において文部科学大臣賞(学校)を受賞。NHK for School「もやモ屋」、「ツクランカー」番組編成委員など。 山田滋彦 株式会社こはく代表 京都府京都市出身。立命館大学卒業後、2005年に豊田通商(株)に入社。新興国の物流改善や事業開発に関わり、2011年アクセンチュアに入社。グローバルサプライチェーン、マーケティング戦略、新規事業企画立案等様々なプロジェクトに従事。2018年に株式会社こはくを創業し、古民家再生、着地型体験、お取り寄せグルメ事業等に関わる。古民家好きで、町家の保全・継承を推進する(一社)金澤町家推進機構の理事も務める。 -
気候変動に立ちむかう子どもたち
学業との両立、親の説得、そして金曜日の勇気。 ヨーロッパ、南北アメリカ、アジア、アフリカ、オセアニア、南極… 41ケ国60人の日常と葛藤。 ●インドで2,600万本のプラスチックストローを削減した16歳の男の子 ●カナダ政府を相手に地球温暖化について訴訟を起こした16歳の女の子 ●有機ごみから代替燃料を生む会社を立ち上げた25歳のアフリカの青年 ほか 世界中で動き出した若者たちが綴る、自らの言葉。 「自分が思ってるより、仲間はたくさんいるよ」 ――18歳、ニュージーランドの少女 「私たちがchangeなのです。 changeはもう始まっています。 あなたが望もうとも、そうでなくとも」 ――グレタ・トゥーンベリ, 2020年 -
思春期の性と恋愛 子どもたちの頭の中がこんなことになってるなんて!
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 思春期の子どものリアルな性の疑問や悩みを知り、親として理解しておくべき性の知識を網羅した性教育本の決定版! 4/1発売の3~9才向け性教育本に続き、今回は思春期の子どもがいる親向けの性教育本。著者も同じアクロストンさん。4月発売の本は「子どもと性のはなしをしよう」がメインテーマでしたが、思春期の子どもの場合はコミュニケーションをとるのさえひと苦労。性の話をオープンにできる家庭は多くありません。一方で、性の悩みは本格化、具体的になっていく年齢でもあります。そこで、「思春期の子どもの頭の中をのぞいてみたら、こんな性の疑問やもやもやがある」という実際の子どもたちの声を集め、それに対してアクロストンさんが回答&解説をしていくことで、思春期の子どもの親として知っておくべき性の知識を学べる本に。 アクロストン:小学生2人の親である医師夫婦。医療に従事する傍ら、公立小学校で保健体育の授業も受け持つ。子どもに性の知識を、楽しく、ポップに、まじめに、正しく伝えるワークショップを主催している。 -
親を棄てる子どもたち
筆者が、自身の住む地域に「高齢者のためのコミュニティサロン」を開設して10年。そこでの体験を通して、高齢者が抱える孤独や貧困、家族の崩壊などを見つめ、今後の福祉行政の在り方を考える。 -
「発達障害」という個性 AI時代に輝く ― 突出した才能をもつ子どもたち
もう問題児とは言わせない! 教育次第で発達障害児の未来は大きく変わる! 近年増加している「発達障害」の子どもたち。 2007年から2017年の10年の間に、7.87倍にまで増加しています。 メディアによって身近な言葉になりつつも、まだ深く理解を得られたとは言い難く、彼らを取り巻く環境も改善したとは言い切れません。 そういった環境で成長した子どもたちは、 学校で「問題児」と扱われることも多く、不登校になったり、社会に出た時に生き辛さを感じてしまう場合もあります。 しかし、発達障害を公表している著名人が多く存在し、活躍しているのも事実です。 本書では、幼児期の教育に焦点を当て、「潜在能力を引き出す」「才能を伸ばす」ヒントをまとめています。 発達障害の子どもたちも、社会で活躍できる可能性を持っています。 自らも発達障害であるという著者が、「発達障害の可能性を多くの人に知ってもらいたい」と書き上げた一冊です。 -
新・児童養護施設の子どもたち~消えない傷痕~(分冊版)
人気作「児童養護施設の子どもたち」の最新作が登場! ――私はお母さんの顔を覚えていない。気づけばお父さんはいなくて、ゴミだらけの部屋に私はいてお母さんの顔色をうかがいゴミの中の腐ったものを食べて生きてきた。お母さんの口癖は「子供なんてウザい!」「いいつけ、守るね?」。私、お母さんのいいつけを守ったのに、なんでお母さんは戻ってこないの? なんでこの部屋から出ちゃいけないの!? 閉塞された空間で起きるネグレクトを超えた、少女軟禁。6歳の少女、擁子の視線が捉えた虐待のリアルとは!? ※この作品は『ストーリーな女たち Vol.8』に収録されています。重複購入にご注意ください。 -
自閉症の子どもたち
自閉症とは、人と目を合わせない、コミュニケーションがとれない、儀式的な行為を繰り返すなどの行動特性を示す精神障害の一つである。二、三歳の頃に発見されることが多く、その後の社会生活にいかに適応していくかは、本人や家族にとっての切実な課題である。自閉症についてはこれまで数多くの研究がされてきたが、本書で著者は「肝心なことはまだほとんど分かっていない」とし、その上で、「自閉症児は心を閉ざしている」と決めつけるのは大人の側のモノサシの押し付けであると述べる。そして「いま」「ここ」を共有し、子どもたちが見ているのと同じ世界を見ようとすることで、子どもたちが抱える身体・空間・言語感覚の障害の本質を明らかにする。他者との関わりを拒む子どもたちに、人と関わり合って生きることは快い体験であることを、全身で伝えようとする著者の姿勢は、自閉症治療には直接関係のない一般の読者にも大きな感動を与えるだろう。 -
子どもたちは作家になる 大人を超える「生きる力」と「学力」
金森学級、最後のテーマは「他者の気持ちがわかる=想像力を育む」。一年で詩を自らつくり、物語では登場人物の気持ちだけでなく、時代背景まで読み取るようになっていく子どもたち。本当の学びがここにある! -
光の中の子どもたち
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 私は、風景の写真をとるのが好きですが、人の写真をとるのも大好きです。けれど、人の写真をとる時はとても緊張します。知っている人でも知らない人でも、カメラを通して見ると、やけに神々しく感じられ、畏敬の念にうたれてしまうからです。人という不思議な、それぞれにすごいものを、写真の中で形として一瞬だけ写しとってしまうことに申しわけなさのようなものを感じているのかもしれません。けれどやはり自分なりの見方で、あるものの魅力的な側面をとらえるというのは、うきうきする作業です。 -
竜の子どもたち
陸上部に所属する亜梨果(ありか)には、腕に奇妙なアザがあった。それは10年前、沼に落ちたときにできたもの。以来、彼女にはなぜか地震の予兆が感じとれるようになっている。そして今、かつてない規模の大地震が刻一刻と迫っていた。亜梨果は怯えながらも普段の生活を続けるが、冷たい眼をした少年・不破長門によって大災害の幻影を見せつけられ、激しく動揺する。長門もまた、腕にしるしを持った特別な存在「竜の子ども」だったのだ。男女一対の「竜の子ども」は、17歳になったとき地竜がひそむ沼に身を投げ、地震を封じるのが宿命だという。亜梨果は長門と共に破滅をふせぎ、日常を取り戻せるのか(「竜の子どもたち」)。<その他の作品> 偶然、路上で髪が絡み合った少女たち。その直後、片方の娘が悲劇にみまわれた。生き残った菜緒は、故人に縁のある人物を訪ねるのだが…(「ラスト・メッセージ」)。全3本のホラー短編を収録!! -
十二人の死にたい子どもたち
ネット上のホームページに導かれて、廃病院に集まった十二人の少年少女。初対面の彼らの目的は全員で「安楽死」をすること。だが、決行するための地下室にはすでに一人の少年が横たわっていた。彼は、自殺か、他殺か、そもそも誰なのか。少年少女たちは不測の事態に際し、この集いの原則「全員一致」に従い話し合いを始める──! 異才・冲方丁の直木賞候補作を、実力派・熊倉隆敏が渾身のコミカライズ! -
仮放免の子どもたち 「日本人ファースト」の標的
――「この国に生まれたことが、罪ですか?」 【「仮放免」の子どもたち、とは?】 日本で生まれ育ちながら、在留資格を持たず「仮放免」として暮らす子どもたちがいる。 仮放免とは、収容は一時的に免れるものの在留資格がない状態のことだ。国民健康保険にも入れず、進学や就労の道も閉ざされ、県をまたいだ移動すら原則できない。日本語しか話せず、日本の学校で育っても、いつ強制送還になるかわからない不安の中で日々を過ごしている。 【本書の特徴】 街では「日本人ファースト」を叫ぶデモが行われる。その光景を、彼・彼女たちはどんな思いで見ているのか。 本書では、当事者の子どもたちの生活や声を物語として丁寧に拾い上げながら、巷で語られる「移民」や「不法滞在者」への偏見を、データと事実に基づいて一つひとつ検証していく。 【子どもたちを取り巻く環境と見えてきた事実とは】 日本政府は現在、2030年末までに不法滞在者を半減させるという「ゼロプラン」を掲げている。その対象として、クルド人が強く意識されている現実もある。だが、入管庁が「不法滞在者」と分類する人々の中には、本来保護されるべき「難民」が含まれている。日本の難民認定人数が先進国の中で突出して低い事実、そして難民申請者や仮放免者への対応が極めて冷酷である実態は、ほとんど知られていない。そしてその冷酷さは、仮放免者に限らず、何らかの在留資格を持つ外国人にも及んでいる。 取材を進めるほどに明らかになっていったのは―― “問題の本質は外国人の側にあるのではなく、日本の制度と構造にこそ根深く横たわっている” という事実だった。 -
最新図解 自閉症スペクトラムの子どもたちをサポートする本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ■自閉症スペクトラムの基礎知識がわかる! 自閉症スペクトラムは発達障害の一つで、従来の「自閉症」から、 「自閉症スペクトラム」へと医学的な概念が広がりました。コミュニケーションの困難さや強いこだわりなどから、人と上手にかかわるのが難しい障害です。 本書は、その特徴と原因、診断の流れから支援のしかたまで、丁寧にわかりやすく解説しました。 ■さまざまな療育(治療教育)プログラムを紹介! 「行動療法」「ABA」「TEACCH」による構造化といった、さまざまな療育プログラムを取り上げ、イラストとともに解説しています。 ■家庭、園・学校での効果的なサポート例が満載 自閉症スペクトラムの子どもたちのこだわりを尊重しながら、社会適応力をつけられるように、家庭、保育園・幼稚園、小学校でよく起こりがちなシーンを取り上げ、支援の仕方を紹介しています。 ■主要目次 第1章 自閉症スペクトラムを理解する 第2章 自閉症スペクトラムの特徴(サイン) 第3章 自閉症スペクトラムの支援と治療 第4章 家庭でのケース別サポート例 第5章 園・学校でのケース別サポート例 第6章 社会自立に向けた支援 -
「生存者」と呼ばれる子どもたち 児童虐待を生き抜いて
長崎県の情短施設で療養を受ける、虐待で心身とも傷つけられた子供たち。今まで生きてこられただけで幸運だったと言われる彼らと、それを支援する大人たちの壮絶な闘いを追ったノンフィクション。 -
夜回り先生と夜眠れない子どもたち
夜回り先生から子どもたちに贈る第2弾!! 「先生、わたし生きてていいの?」「イジメられてる。死にたい」「さっきいっぱいクスリ飲みました」「これからリスカします」「…痛い」――“夜回り先生”水谷修のもとに、毎日、何百通と送られてくる悲痛な相談メール。夜中から明け方まで鳴りやまない電話。そのひとつひとつに想いを込めて彼は答える。「水谷です」「哀しいです」「私には君の死を止めることは出来ません」 そして、こう言葉を続ける。「でも君にはもっと生きていてほしい」「君の明日にはたくさんの幸せが待っています」 1教師の13年間に亘る“闇との闘い”を綴った大ベストセラー『夜回り先生』第2弾!! -
発達障害の子どもたち、「みんなと同じ」にならなくていい。
発達に課題のある子ども8000人以上が通う、超人気教室の教え 発達に凹凸のある子の伸ばし方、 障害のない社会のつくり方 発達に課題のある子どもたち8000人が通い、さらには待機児童が何千人もいるという人気の教室「LITALICOジュニア」。著者は「教室に来る子はみな独創的で、将来の可能性を感じさせる子たち」と語る。本書では、発達に凹凸のある子の伸ばし方、また、多様な人が活躍できる「障害のない社会」のつくり方までを提唱していく。 ----------- 僕は、発達に課題のあるお子さんたちの保護者の方々とお話しする機会が頻繁にあります。そこでよく耳にするのは、 「普通の子どもになってほしい」 「みんなと同じになってほしい」 「どうかうちの子を、ほかの子たちと同じにしてください」と、直接お願いされたこともあります。 でも、発達障害に限らず、子どもたちはみんな違っています。 伸びていく方向も伸びていくペースも、本来みんなバラバラです。 違っているのに、頑張って同じにしようとしても当然うまくはいきません。 大切なことは違いを理解すること。そして、その違いをその子らしい生き方へとつなげていくことなのです――。 -
子どもたちに民主主義を教えよう
【メディア続々掲載!!】 ★南沢奈央さんが「2022年の3冊」として本書を紹介(読売新聞・22/12/25) ★東洋経済「教育関係者にお薦めしたい」10冊 2022年がわかる、23年に備える教育トレンドに掲載! ★東洋経済オンライン 掲載 (23/1/6) ★京都新聞 (書評欄 22/12/10 ) ★信濃毎日新聞 (22/11/29) ★熊本日日新聞(書評欄 22/11/25) ★文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ! 」著者出演 ★鴻上尚史さん(作家・演出家)推薦! ★ベストセラー『学校の「当たり前」をやめた。』著者 元麹町中の校長と、教育の本質を問い続けてきた哲学者・教育学者が初タッグ! ★これからを生きる子どもたちに必須の力とは? ★全国の親からも絶賛の声 「教育の役割とは何か?」 「学校は何のためにあるか?」 学校改革の旗手と教育の本質を問い続けてきた哲学者・教育学者が 教育の本質を徹底議論! 究極の目的は「民主主義」教育だった。 ーー「多数決で決めよう」のどこに問題があるか、わかりますか? 「誰一人置き去りにしない」を教えるはずの教室で 平然と少数派を切り捨て、 一度決めたことには従え! と「従順な子」をつくる教育がおこなわれている。 未来の社会をつくる子どもたちに本当に伝えるべきことは、 対立を乗り越え、合意形成に至るプロセスを経験させることではないか。 学校で起きるトラブルこそが絶好の学び場であるはず…… 本書は、子どもたちの「対話の力」を重視し、 学校で民主的な力をいかに育むかを提案する実践的教育書だ。 民主主義の考え方を広めていくことで 当事者意識が低い「日本社会」をアップデートする、 著者二人のつよい覚悟を持って書かれた。 いじめ、理不尽な校則、不登校、体罰、 心の教育、多数者の専制、学級王国・・・ いまの学校が抱える大問題を分析しながら 何ができるか、どこから変えていけるか、 哲学と実践を見事につなぐ画期的1冊。 現場で奮闘する教育関係者・保護者、必読! -
にほんでいきる――外国からきた子どもたち
日本で暮らす外国籍の子どものなかに、学校に通っていない/通えない(就学不明の)子どもがいる。子どもたちはこれからの日本社会を支える一員になるにもかかわらず、教育を受ける権利をないがしろにされている。かれらはどのような状況に置かれ、どのようなことを思い、どのように生きているのか。すべての教育関係者に読んでほしい一冊。 外国人労働者の受け入れ拡大のなか、取材班は、全国の100自治体に実施したアンケート調査で、就学状況が不明な外国籍の子どもが少なくとも1万6000人いることを報道した。 継続的な取材と情報公開請求で取得した資料などに基づいた多角的な報道は、日本語教育推進のための施策に法的根拠が与えられるなど、国を動かす原動力にもなった 。2020年度新聞協会賞、2019年度新聞労連ジャーナリズム大賞優秀賞を書籍化。 -
学校や塾へ行かずに、いかにして4人の子どもたちは独学力を身につけたのか?
■小中高、1日も学校にも塾へも行かなかった4人の子の驚異の独学力とは? 本人の意志で、1日も学校へ行かなかった4人の子どもたち。 両親はその意志を尊重しつつ、アドバイスや手助けはすれど、 あえて子どもたちに「教育」する気はなし。 住んでいるところは最寄り駅まで10キロ、コンビニまではクルマで20 分という田舎。 このような環境だと、同世代と比較して勉強が遅れたり、 最低限の教養や社会性さえも身につかないのではないか――? 誰もがそう思うかもしれない。 ところが、4人の子どもたちは同世代を圧倒的に凌駕する教養や自ら学ぶ姿勢を身につけていた。 ■本書では、その秘密を著者である父親がつまびらかにしている。 さらに著者(父)の原稿に対して、著者の妻ナナ、 そして4人の子ハル・ナツ・アキ・フユ(父以外はすべて仮名)のコメントを入れながら構成した。 この家族の現在進行系の経験は、 思いがけず「経済」「地域」「親の学歴」格差を乗り越えるためのヒントを私たちに教えてくれるだろう。 ■学校へ行かずに、こんな子に育ちました。 ◎中1でラテン語とタミル語を自ら学び始める。 ◎小学校高学年頃から読書は文学全集も。 ◎2年足らずの高校の勉強で旧帝国大学A判定。 ◎「NHKラジオ基礎英語」で全員英検2級合格。 ◎テレビ、漫画、ゲーム、スマホよりも本が好き。...etc. -
児童養護施設 施設長 殺害事件 児童福祉制度の狭間に落ちた「子ども」たちの悲鳴
虐待を受けた子ども、身寄りのない子どもたちが暮らす児童養護施設。2019年、児童養護施設の元入所者が、誰よりも自分に救いの手を差しのべた施設長を殺害。不可解な事件の背景には児童福祉制度の構造的な問題があった。どんな境遇に生まれようが、子どもには等しく未来があるはずだ。そんな思いで筆者は立ち上がった。NHK総合「事件の涙 未来を見せたかった ~児童養護施設長殺害事件~」をもとに執筆した渾身のルポルタージュ。 -
星の子どもたち 三星たま短編集
体温を感じる表情描き・三星たまが贈る、8本の物語。 もしも“好き”という感情が目に見えてしまうものだったら……。 気になる女の子が輝いて見え、彼女の前に立つと影になってしまう男の子を描いた、 ハルタコミックグランプリ受賞作「星の影」。 他にも、変形学ランの魅力を語ったフェチ漫画「学生ランダ」、 4人兄弟の仲睦まじい日常を描いた「ひなた家」など、 愛あふれる8作品、計210ページを収録。 恋のトキメキ、青春の喜び、家族への感謝など、 うまく言葉では伝えられない気持ちが込められた、 表現力の高いテレ顔をご堪能下さい。 また初単行本『夜の名前を呼んで』第1巻も同時発売! 収録作品:「ひなた家」・「スター・ドリーマー」・「学生ランダ」・「青春フィート」・「魔法使いと弟子」・「涙に隠す」・「星の影」・「ゼラニウムの庭」 -
子どもたちがつくる町――大阪・西成の子育て支援
【子ども支援の〈現実〉と〈希望〉】●「日本の虐待相談件数はうなぎのぼりだが、西成区の件数は横ばいだ。貧困も虐待も可視化され、『子どもを地域で育てる』のが当たり前になっているからだ」「行政から降ってきた制度ではなく、子どもたちの声が組織の形を決める。ここに、この町が生まれる所以(ゆえん)がある」東京大学大学院教授/現代中国研究者・阿古智子さん(朝日新聞・2021年6月12日)●「支援者へのインタビューを通し、西成の子育て支援の実情を浮き彫りに」「そこから確かな希望も見えてくる」(読売新聞・2021年5月13日夕刊〈大阪本社版〉)●「日雇い労働者の町」と呼ばれる大阪・西成。生活保護受給率は、23%にのぼる。でも、しんどくたって、今日も元気に子どもは遊ぶ。この町の個性的な支援者5人へのインタビューが描く、誰も取り残さない支援の地図! -
最新図解 ADHDの子どもたちをサポートする本
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ADHDを正しく理解するための、最新の解説書! ADHDの常識が変わる?!近年大きな展開のある薬物療法についても詳しく解説! 家庭、幼稚園・保育園、小学校での支援に役立つ、ケース別の対応例とポイントがわかる! ■行動特性・診断の流れ・治療と支援のしかたまで~ADHDの基礎知識がわかる ADHDの子どもたちを理解し、寄り添い、適切にサポートしていくためのヒントをまとめました。 ADHDを含む発達障害の基礎知識や発症の原因をわかりやすく説明した上で、 医療機関へのかかり方、支援の仕方や治療法をイラストとともに解説しています。 ■環境変容法、行動療法、ペアトレ、大きく変わりつつある薬物療法も詳しく紹介 診断や治療の目的は、子どもの困難を正確にとらえ、適切にサポートすることにあります。 さまざな治療法を組み合わせながら、生活上のつまずきやストレスの軽減を目指します。 近年大きな展開のある薬物療法についても詳しく説明しました。 ■家庭・園・学校で…支援に役立つケース別の対応例とポイントがわかる! 子どもの抱えるつまずきや不適応が起こる場面は、ひとりひとり違います。 よくみられるつまずきの場面別でのサポートの方法、ポイントを具体的に多数紹介しています。 さまざまなサポートを試しながら、目の前の子どもにあった対応法を探してみてください。 【主なもくじ】 巻頭 これだけは知っておきたいADHD 1章 ADHDを理解する 2章 ADHDの基礎知識 3章 医療機関へのかかり方と治療法 4章 園・学校や家庭でできるサポート 5章 将来へ向けたサポートと準備 -
「つなみ」の子どもたち 作文に書かれなかった物語
第43回大宅壮一ノンフィクション賞(2012年)受賞作。 ベストセラー『つなみ 被災地のこども80人の作文集』を企画取材したジャーナリストが描く、7つの家族の喪失と再生の物語。平成最大の災害を、子どもたちは「書くこと」でどう乗り越えたのか?「あれから八年間の日々に」を大幅増補。 解説・細谷亮太 「あの震災後、熊本地震や北海道胆振東部地震、北関東や西日本での豪雨災害など未曾有の災害が頻発し、日本中で自然災害で厳しい体験をする人が増えている。被害後をどのように生き、どのように克服していくかは、先人の声に耳を傾けるのがふさわしい。作文を書いてくれた子たちも、取材に応じてくれた家族たちも、おそらくは心のどこかでそんな思いをもっていたことだろうと思う」 (「あとがき」より)。 -
子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から
「わたしの政治への関心は、ぜんぶ託児所からはじまった。」英国の地べたを肌感覚で知り、貧困問題や欧州の政治情勢へのユニークな鑑識眼をもつ書き手として注目を集めた著者が、保育の現場から格差と分断の情景をミクロスコピックに描き出す。2008年に著者が保育士として飛び込んだのは、英国で「平均収入、失業率、疾病率が全国最悪の水準」と言われる地区にある無料の託児所。「底辺託児所」とあだ名されたそこは、貧しいけれど混沌としたエネルギーに溢れ、社会のアナキーな底力を体現していた。この託児所に集まる子どもたちや大人たちの生が輝く瞬間、そして彼らの生活が陰鬱に軋む瞬間を、著者の目は鋭敏に捉える。ときにそれをカラリとしたユーモアで包み、ときに深く問いかける筆に心を揺さぶられる。著者が二度目に同じ託児所に勤めた2015-2016年のスケッチは、経済主義一色の政策が子どもの暮らしを侵蝕している光景であり、グローバルに進む「上と下」「自己と他者」の分断の様相の顕微描写である。移民問題をはじめ、英国とEU圏が抱える重層的な課題が背景に浮かぶ。地べたのポリティクスとは生きることであり、暮らすことだ──在英20年余の保育士ライターが放つ、渾身の一冊。 -
たのしい教師入門 僕と子どもたちのスバラシサ発見
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 子どもたちとイイ関係を結ぶには,なにより子どもたちが喜んでくれること,楽しいことをするのが一番。授業もしかり。1時間でも楽しい授業ができたらいいな。そのための考え方や具体的なノウハウを満載。家庭訪問や保護者会,三者面談を通して,大人たちともイイ関係になれる話も。 ★★ もくじ ★★ 1 子どものスバラシサがみえる時 なんという子どもたちなんだ 騒々しい子どもたちとたのしい授業 「5に決まっている!」なんてわからなかったな るみ子と淡々とした授業 やっぱりアイツもいいとこあるよ! 「子どもとつきあう」とはどういうことか 予想してるから,アイツもどってくるよ 〈足はなんぼん〉と中学生 優等生だってなかなかやるじゃないか 「劣等生」コッちゃんと「優等生」栗崎君 劣等生だってなかなかやるじゃないか コッちゃんの高校受験 卒業生だってなかなかやるじゃないか 20代になったコッちゃんと栗崎君 2 困った時がシメタ時……教師の上達法 女子中学生に反乱されちゃった 委員・係の決め方 トラブルが少ない! ゲーム感覚で決められる! そうじ指導 ハヤイ,キレイ,ラクなそうじのさせ方 「内職」が気になったら ちょっぴり伝えたい教師の胸のうち 〈心配情報〉とのつきあい方 子どものステキさ見つけよう! この4つで,子どもたちとちょっぴりイイ関係 最悪の関係を免れるためには 僕の一点突破 教師のセンスアップ 3 子ども中心主義でやっていこう! 家庭訪問 「うちの子,学校でどうでしょう?」にどう答える? 保護者会 ちょっぴりたのしくするためのアイデア 三者面談 イイこと報告でニコニコ面談 学校からの〈たより〉 喜んでもらえるかな,役に立つかな? 手紙作戦 お母さんたちとも楽しい関係がいいよね! ステキ情報提供者として 大人たちともイイ関係 -
知的障害と発達障害の子どもたち
著者のSB新書『自閉症スペクトラム』『発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち』『子どもの発達障害』『学校の中の発達障害』は、累計25万部突破! ●今回のテーマは「知的障害×発達障害」。これは、最新のDSM-5(米国精神医学会の精神疾患の診断分類)では「神経発達症」と定義づけられているもの ・この2つの障害が重なり合うことで、どんな特性が生まれるのか? ・早期に発見・支援することで、どんな大人になっていくのか? ・今、注目を集める「境界知能」についても言及していく ●キーワード:「早く」気づいて、「ゆっくり」育てる! この本では、知的障害の支援において「早く」と「ゆっくり」がどちらも重要だということを解説していきます。「はじめに」で述べたように「早く」は早期支援のことですが、もう一つの「ゆっくり」は、一体何がゆっくりなのでしょう? みなさんはおわかりになりますか。 これから始まる一冊を通して「ゆっくり」の意味をお伝えしていきますが、ただ読むだけでは、その意味を実感しにくいかもしれません。そこでみなさんには「知的障害の何がゆっくりなのか?」を考えながら、この本を読んでいただきたいと思います。 この本は大きく二つのパートに分かれています。 ・前半(第1章~第2章) 発達障害と知的障害の基本をお伝えします。1章は事例、2章は基礎知識です。 ・後半(第3章~第6章) 前半パートの基礎知識をふまえて、「ゆっくり」の意味を解説していきます。「ゆっくりとは何か」「ゆっくりな子をどう育てていくか」をお伝えします。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
ヤングケアラー 介護する子どもたち
ほとんど知られていなかった若者による、家族の介護の実態。取材班の報道をきっかけに、自治体が調査を開始、そして国が動き出す―― 第25回新聞労連ジャーナリズム大賞・優秀賞毎日新聞連載「ヤングケアラー 幼き介護」の書籍化! 学校に通いながら、家族の介護をする子どもたちがいる。父母や祖父母、きょうだいに病気や障害があるために一番身近にいる若者たちがそのケアを担ってきた実態は、これまであまり知られていなかった。 家族だからという理由で「手伝い」としてしか見られてこなかった介護。しかし家族を支えるために、自らの学業や生活を犠牲にせざるを得ないこともある。 彼ら「ヤングケアラー」たちの存在を認知してもらうため、記者が丹念に取材し、追いかける過程を描いたノンフィクション。 ※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください -
ヒマラヤに学校をつくる カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦
トウガラシを体にすりこんで暖をとり、生活のために我が子を売る。 22歳でネパールに渡った著者は、そんな究極の貧困を目の当たりにして衝撃を受ける。 貧困から抜け出すには教育しかない。その支援をしたい。 けれど、自分は教育者でもなければ、社会に出た経験もない。そんな自分に何ができるのか……。 悩み、もがきがらも貧困家庭の就学支援をスタートさせ、 幾多の困難に直面しながらも、2004年「クラーク記念ヒマラヤ小学校」を開校。 その後もネパール大地震や病気(ガン)などに見舞われながらも、 これまで現在200人までに卒業生を送りだしている。 想いさえあれば、人はどこまでも行ける。 ゼロから学校づくりに挑んだ著者の、涙と感動の20年の軌跡。 -
世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
地雷で脚を失ったアデム、ゲリラに誘拐され兵士にされたターティ、目の前で友達を殺されたアブドゥヌール……。明日をも知れぬ毎日ですが、みな、一日一日を懸命に生きています。どうして同じ人間が憎み合ったり殺し合ったりするのか、なぜ戦争がおこるのか、平和のためにはどうしたらよいのか、親子で、友達同士で話し合うきっかけになる一冊です。 -
わたしの本当の子どもたち
もしあのとき、別の選択をしていたら? パトリシアの人生は、若き日の決断を境にふたつに分岐した。並行して語られるふたつの世界で、彼女はまったく異なる道を歩んでゆく。歴史の歩みも違うそれぞれの世界で出逢う、まったく別の喜び、悲しみ、そして彼女の子どもたち。老境に至り人生をふり返る彼女は、ふたとおりの記憶の狭間で、自分に問いかける――はたして、どちらが“真実”なのだろうか? 『図書室の魔法』と《ファージング》三部作の著者が贈る、感動の幻想小説。全米図書館協会RUSA賞、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア賞受賞作。/解説=渡邊利道 -
世界の終わりの魔法使い 完全版
終わりゆく世界で、魔法使いサン・フェアリー・アンと科学少年ムギは出会った! 虚ろな記憶、魔物の森、そして世界の秘密。禁じられた魔法「影」を軸に広がっていくファンタジー・シリーズ第1作。 全てはここから始まった。魔法なんて信じない、でも君は信じる。プー! (※本書は短編や年表、新地図を追加した改訂第二版です) -
「発達障害」とされる外国人の子どもたち――フィリピンから来日したきょうだいをめぐる、10人の大人たちの語り
外国から来たその子、本当に「発達障害」ですか? 本格的な「移民時代」を迎えた日本の、外国人支援政策の陥穽を問う! いま教育現場では、日本語がわからない外国ルーツの子どもが「発達障害」と診断され、特別支援学級に編入されるケースが増えている。 本書では、この問題のメカニズムと背景を、フィリピンから来た2人のきょうだいにかかわった保護者や教員ら計10人に対するインタビュー調査を通して探る。 外国人の子どもたちが「発達障害」とされる過程を詳細に明らかにし、現代の日本社会の実像を考察したこれまでに類のない一冊である。 ――その支援、子どもにとって幸せですか? -
とびこえる教室:フェミニズムと出会った僕が子どもたちと考えた「ふつう」
「ふつうって何だろう。」私はこれまで幾度となく、この言葉を心の中でつぶやいてきました。子どもの頃、スポーツが苦手で、女の子とおしゃべりをしたり、交換日記を書いたりするのが好きだった私。初恋の相手は男の子で、いわゆる「男子ノリ」にもなじめませんでした。そんな私に投げかけられたのは、「男の子ならふつうは~」という言葉。大人になっても、「社会人の男ならふつうは~」という声に息苦しさを感じます。 「ふつう」からこぼれ落ちる人たちの姿を見つめ、問いかけたいと思い、私は教師になりました。今では「ジェンダー」や「多様性」という言葉が広まったように見えますが、日本のジェンダーギャップは依然深刻です。学校でも、「異性愛が当たり前」「男らしさ・女らしさに従うべき」といった空気は根強く残っています。 本書では、「ふつう」とは何かを問い直しながら、子どもたちが自分らしく生きるために、教師として何ができるのかを考えていきます。 <目次> はじめに 「ふつう」アレルギーの教師 私の人生と実践 第1章 男らしさに苦しんだ子ども時代 私はこんな家で育った 受験に失敗して入った私立小学校 先生に殴られないから「女子はずるい」 突如、暴力教師に変貌した塾の先生たち 父という暴君が支配する家 星野家を支える歯車の一つとして 「俺」という一人称が使えなかった僕の初恋 男社会のノリに過剰適応した中高時代 「男らしさ」を勘違いしていた男子高校生たち ジェンダー規範にとらわれない「虫愛づる姫君」を教えてくれた毛利先生 高校卒業時には自己責任論者に 第2章 学問と出会い、世界の見え方が変わる 大学に入って 学問と出会う はじめてのカムアウト 両親へのカムアウト 父に連れていかれたトランスジェンダー外来 大学で出会ったやさしい男たち—「クズィーズ」との出会い 「クズィーズ」のみんなと築いた友情 誰もが自分を語ることで楽になれるはず コラム「赦し」でもなく、「告発」でもなく 第3章 学校で壊れた私が自分の声を取り戻すまで 出版社を退職し教員をめざした理由 「こんなことをするために教師になったのか……」 休職中に感じた自分の「弱者性」への嫌悪 本を通じて服従の構造に気づく フェミニズムとの出会いで感情を言語化しはじめる 6ヶ月かけて書いた父への手紙 コラム 男らしさって悪いもの?—竹野内豊とドゥカティと僕 第4章 私の教育実践—「生と性の授業」 私を救ってくれたフェミニズム フェミニズムに目覚めた私が最初に取り組んだ「生と性の授業」 「女子力」という言葉をきっかけにジェンダーについて学ぶ 学びのタイミングは必然性を伴いやってくる 保護者に「生と性の授業」のねらいをどう説明したか 保護者の否定的な感想で実践から逃げたくなる 私に実践を決意させた壁の落書き セクシュアリティについて子どもたちにどう教えたか 子どもたちと「ふつう」について考える 卒業式の慣習を変えた子どもたち 「聞く非当事者」から「語る主体」へ変わった子どもたち 教育とは時間を必要とする営み 「生と性の授業」が子どもたちに教えてくれたこと 自分の人生の主導権を他人に渡すな 応えたのは誰のまなざしか—子どもの声を代償にして 承認されたい男、報われない教師 3つの形のトーンポリシング 「複合型トーンポリシング」を子どもたちにした私 ケアの不在と報われなさのゆくえ とびこえるダイアローグ① 毛利いずみ×星野俊樹 第5章 「自分らしさの教育」から一歩先へ 点から線を意識した実践へ 子どもも親も苦しい クラスに「男らしい文化」が蔓延して起きたこと 私がしてしまった暴力的な指導 「受容的なスタンス」の問題点 教室で再生産される性別役割分担 保護者からの反応 教師たちのジェンダーブラインドな反応 柔らかい声をエンパワーすること 「男らしさにとらわれた」男子たちの背景 暴力は構造から立ち現れる 子どもの文化に関心を持つこと 「だいじょうぶ?」で加害的な男子の心をほぐす コラム 秩序とは何か—「自由」と「抑圧」という二項対立をこえて 第6章 私の教育実践、私の物語 セクシュアリティを明かす葛藤 私には物語がいつも必要だった コラム 「性別にとらわれない」と「あえて性別にこだわる」の間で 第7章 語りが祈りになるとき ある男子中学生とのやりとり 語りを当事者に押しつけないために 傷つきと特権のはざまで、語り続けること 語れなかったことを語るために とびこえるダイアローグ② 前川直哉×星野俊樹 おわりに 母の刺繍、父の写真 謝辞 参考文献リスト -
花の子どもたち
母の仕事の都合で、アメリカ・ニューヨーク州の郊外の町の現地中学校に入学することになった櫂(かい)。日本との違いに驚きながら、友だちもでき、学校生活に慣れ始めたころ、学年で行われる討論会のメンバーのひとりに選ばれてしまった。テーマは銃規制。ディベートの準備として調べること、意見をまとめること、発表することの大切さを同級生のロビンの力を借りながら、身につけていく。もうひとつの見どころは、討論会メンバー七人が導いた結論。多様なものの考え方に触れ、「考える読書」に適した1 冊。 第一章 日本の金魚、アメリカの大海へ 第二章 こまつぐみとパドルの作戦会議 第三章 七つのびっくり箱 第四章 銃口に花束を -
ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち
センセーショナルな報道の裏側で忘れられてゆく子どもたち……多数の犠牲者を出した2008年から2009年にかけてのイスラエルのパレスチナ・ガザ地区への電撃攻撃。殺戮の現場を目撃した子どもたちの目線から戦争を描いたドキュメンタリー。 -
25年間で2000人の子どもたちから学んだ 3歳までの子育てで本当に大切なこと30
「体とこころを動かす『脳』は、3歳までに約80%完成する」。小児科医の白川嘉継氏をはじめ、多くの専門家が妊娠中~3歳までの子育ては、子どもの人格形成の土台となる重要な時期だと述べています。 しかし、実際の子育てが始まると毎日のルーティーンをこなすだけで精一杯。少し手が離れる3歳頃になって後悔するママも少なくありません。 本書では、そうしたママたちの悩みに向き合い、24年にわたり親子教室を主宰してきた著者が、3歳までに実践すると、子どもがぐんと伸びる30のポイントを紹介します。 【目次】 第1章 子育てが始まる前から知ってほしい! パパママのマインド編 第2章 いざという時に役立つ! 親子力編 第3章 これだけ抑えれば大丈夫!子どもの生活の基本編 第4章 子育ての困った! にお応えします 第5章 子育てをもっと彩りよくするために -
DV後遺症に苦しむ母と子どもたち
苦しみは暴力の後にやってくる! 父の暴言・暴力におびえつづけた母と娘。母が離婚すればすべてはよくなるはずだった。だが離婚後、恐怖にさらされた母の人格は徐々に壊れていく。そして、娘自身も父の面前DVの記憶と歪んだ母への対応に苦しめられる――。 DV家庭に育ったノンフィクションライターの著者が抱いていた「DVには後遺症がある」という実感。DV後遺症とはどのようなものなのか。暴力と恐怖の爪痕によって心と脳を蝕まれた被害者には、フラッシュバック、自律神経失調、感情鈍麻、ひきこもり等々、さまざまな症状が表れる。 夫のDVで傷つき別れた後から心身の変調に悩まされる妻、親の暴力を目の前で見聞きして育ち成長後もフラッシュバックに襲われる面前DVの子ども、被害者支援団体、精神科医に取材し、その複雑なメカニズムを明らかにする。DV後遺症の理解から自分を取り戻す第一歩がはじまる! -
パンツを脱いじゃう子どもたち 発達と放課後の性
「性の公共」をテーマとする著者の、書き下ろし新刊。 新型コロナの影響で学童保育に注目が集まる中、この数年間で、飛躍的に利用者数を伸ばしたサービスがある。それは「放課後等デイサービス」である。 放課後等デイサービスとは、障害のある子どもや発達に特性のある子どものための福祉サービスで、現在の利用者数は20万人を超えている。 その放課後等デイサービスの現場で問題になっているのが、子どもたちの性に関するトラブルだ。特に多いのが「人前で服を脱いでしまう」という行為。ほかにも、人前で性器をいじる、自慰行為をしてしまうなど、様々な問題が起こっている。 本書は、放課後等デイサービスの現場で起こっている性に関する問題を分析した上で、障害のある子どもたち、そして私たちが自分自身や他人の性とうまく向き合っていくための方策を探る。 -
橋の上の子どもたち
父親の暴力、それを受けいれる母。そんな家族からから逃れるために、障害を持つ姉とともに家を出た11歳の少女・ヴィジ。ホームレスとして生きのびるため、知恵と友情で道を開いていく。インドを舞台とした喪失と再生の美しさと力強さに、心を揺さぶられずにはいられない。 WNDB(書籍の多様性を求める会)による2020 The Walter Award (青少年部門)受賞! ●著者紹介 パドマ・ヴェンカトラマン インド、チェンナイ生まれ。若い時からCWC(The Concerned for Working Children)というNPO組織にかかわり、恵まれない子どもたちのために活動している。CWCは2012年、2013年、2014年にノーベル平和賞にノミネートされている。 19歳でアメリカへ渡り大学で海洋学を専攻。作家としてはYA作品を4冊出版しており、そのうち”Climbing the Stairs”(『図書室からはじまる愛』白水社刊)は2009年全米図書館協会「ヤングアダルトのためのベストブックス」に選出されている。 -
AI vs. 教科書が読めない子どもたち
東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界――。しかし、“彼”はMARCHクラスには楽勝で合格していた! これが意味することとはなにか? AIは何を得意とし、何を苦手とするのか? AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌だという。では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか? 最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる。 -
誕生日を知らない女の子 虐待――その後の子どもたち
心の傷と闘う子どもたちの現実と、再生への希望。“お化けの声”が聞こえてくる美由。「カーテンのお部屋」に何時間も引きこもる雅人。家族を知らず、周囲はすべて敵だった拓海。どんなに傷ついても、実母のもとに帰りたいと願う明日香。「子どもを殺してしまうかもしれない」と虐待の連鎖に苦しむ沙織。そして、彼らに寄り添い、再生へと導く医師や里親たち。家族とは何か!? 生きるとは何か!? 人間の可能性を見つめた感動の記録。 -
よその子 見放された子どもたちの物語
トリイの補習教室は、あらゆるクラスからはみ出した子どもたちで大混乱。自閉症、識字障害の子、暴力的な子、鬱状態の子に全精力を傾けるトリイに彼らはいう。「わたしたち、どうせよその子じゃない。なんでそんなに気にかけるの?」やがて四人は互いの能力を引きだしあい、トリイとの間に特別な絆が結ばれていく/掲出の書影は底本のものです -
「ホームレス」襲撃事件と子どもたち いじめの連鎖を断つために
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「道頓堀ホームレス事件」から14年。子どもたちによる「ホームレス」襲撃はやまない。ときに命さえ奪う弱者嫌悪の根源に迫り続けたルポ。川崎の教育現場での取り組みを第II部に、この10年の事件と新たな取り組みを第III部に。前著に大幅加筆した完全保存版。 -
発達障害の子どもたち
発達障害にまつわる誤解と偏見を解く! 言葉が幼い、落ち着きがない、授業についていけない。そだちの遅れがみられる子のなかで、治療や養護が必要かどうかを、どう見分けるか。ケーススタディをもとに第一人者が教える。 -
死神侯爵の雇われ妻になりましたが、子どもたちが可愛すぎて毎日幸せです!
婚約者に不貞を働いたと濡れ衣を着せられ、婚約破棄された貧乏子爵令嬢のシュゼット。社交界で「悪女」と噂され、家族のために働いていた仕事もクビに。そんなとき求婚の申し出が届く。お相手は死神侯爵──身内を殺して当主の座を手に入れたと悪評高い侯爵だった! シュゼットは家族のため彼との婚約を決めるが、侯爵邸には知らない子どもが2人いて!? 家族思いの貧乏令嬢×死神侯爵の異世界契約婚ラブコメ第1巻! -
スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること
デジタル社会を生きる子どもたちのウェルビーイング[身体的・精神的・社会的に良好な状態]を守るために大人ができることを具体的に説明します。 スマホを通してデジタル社会を生きる子どもたちは、さまざまな「事態」に遭遇しています。 ――いじめ、嫌がらせ、さらし上げ、暴露、タグづけ合戦、マウント合戦、キャンセルカルチャー、プライバシーリスク、自己承認、自己嫌悪、自己欺瞞、不適切投稿、不適切写真……―― ソーシャルメディアなどのテクノロジーがこうした「事態」を悪化させる中、子どもたちはデジタル社会につながり続けることへのプレッシャーや義務化するメッセージのやりとり、過剰なスクリーンタイムといった「課題」を抱えながら、その対処法を求めています。 本書は、子どもたち(主に10代)がデジタルエージェンシー[個人がデジタル技術を主体的に使いこなす力]を身につけるために、親や先生といった大人が何ができるのかを具体的に示します。そこでは、以下の3つの姿勢が大切です。 ・「決めつける」のではなく「問いかける」こと ・「呆れる」のではなく「共感」を優先すること ・「戒め」だけでなく「複雑さ」を受け入れること -
学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち
著者は、臨床経験30年以上の発達障害の専門家。未就学の幼児から成人まで多数の発達障害の人たちの診療に当たってきました。 発達障害の人たちの社会参加を難しくするのは、発達障害の特性よりも、身体症状、うつなどの二次障害によることが大きいと、著者は感じているそうです。 そして、小学校以降の発達障害の子の場合、学校生活の中で経験するストレスなどが要因となって、不登校などの問題が生じることも少なくありません。発達障害の支援で、最も重要なことは二次障害を予防すること、そして、二次障害が生じたときにその悪化を防ぐことです。そのためには、学校が子どもたちにとって楽しく学べる場である必要があります。 発達障害のお子さんは、「多数派」「標準」「友達」に合わせなくてもいい――とはいうものの、学校とは「多数派」「標準」「友達」に合わせるべき最たるところ。いったいどうやって、発達障害の子は学校と折り合いをつけていけばいいのか、じっくり考えていきたいと思います。 -
奇跡の教室 エチ先生と『銀の匙』の子どもたち ~伝説の灘校国語教師・橋本武の流儀~
文庫本で東大からの学力。伝説授業の真実。 橋本武、現在100歳。戦後、公立校のすべり止めだった灘校で、文庫本『銀の匙』だけを3年間かけて読むという空前絶後の授業を始める。明治の虚弱な少年の成長物語を、横道にそれながら丁寧に追体験していく。五感や季節感を大切にしながら進められる橋本の授業は、生徒の興味でどこまでも脱線していき、子どもたちは自分や友人の“個性”に気づく。一学年200人の中高一貫。6年間を繰り上がりで一教科一教師担当制の灘校で、橋本の『銀の匙』授業を受けられたのは30年間でわずか1000人。そして『銀の匙』授業3巡目の昭和43年卒業組は「私立初の東大合格者日本一」に。実社会でも旺盛な好奇心で、教科書なき道を切り開いていく彼ら。現在の東大総長、副総長、最高裁事務総長、弁護士連合会事務総長、神奈川県知事など、各界の頂点が“銀の匙の同級生”である。「燃え尽きない一生学び続ける好奇心」を授けた伝説授業を、橋本自身と教え子たちへの1年間の及ぶ取材から解析し、スロウリーディング・ブームの火付け役となった感動のノンフィクションが文庫化。(2012年10月発行作品) -
波の子どもたち
自由に生きたくて,国境の川を渡った3人の16歳――行動力のあるソル,サッカー好きのクァンミン,賢く冷静なヨルム.先行きの見えない旅路のなかで,彼らはどんな別れを経験し,不安と闘い,苦難を乗り越えなくてはならなかったのか.それぞれの波乱の月日を描き,若い「脱北者」の素顔を伝える,韓国発の強くて優しい物語. -
Z世代のネオホームレス 自らの意思で家に帰らない子どもたち
YouTubeでホームレスを取材し続ける、元芸人による渾身のノンフィクション。 自らの意思で家に帰らない、Z世代ネオホームレスのリアルに迫る。 ホームレスと聞いて、「貧困」「路上生活」などを想像する人は多いのではないだろうか。 しかし近年、10~20代といったZ世代のホームレスが増えている。 実家が裕福であったり、未成年ながらサラリーマンの平均以上の収入を稼いだりする者。 決して路上には根を下ろさず、ホテルやマンガ喫茶で生活をする者など、彼らは従来のイメージとは一線を画す。 もはや貧困だけが理由ではない、まさに新時代の“ネオホームレス”と呼べるのではないか。 ではなぜ彼らはホームレス(=家に帰らない)という生活を選んだのか。 パパ活、毒親、推し、トー横界隈など その背景には、近年度々取り沙汰される社会問題が切り離せない。 本書では、YouTubeで反響の大きかった者含めて、4名のZ世代ネオホームレスに密着取材。 動画では載せきれなかったエピソードのほか、追加インタビューやの著者が交流する中でわかったことなど。 彼らの生き方を通して、先の問題に警鐘を鳴らすルポタージュ。 貧困だけでは語れない。求めるのは、息のしやすい場所―。 あなたの子どもは大丈夫ですか? カバーモデル:戦慄かなの ■出版社からのコメント 青柳さんは、ホームレスの方を救いたいといった大義がある訳ではない。社会的な活動家でもない。しかし、“無知”をまったく恥じない人だ。だからどんな相手にも敬意を持って話を聞く。その度に驚き、笑い、悲しみ、また質問を重ねる。その等身大の姿と、“知りたい”という純粋な欲求を目の当たりにすると、人はつい本音をこぼしてしまう。私もそんな彼の魅力に憑りつかれた一人です。 -
ルポ 消えた子どもたち 虐待・監禁の深層に迫る
役所や学校、地域も見逃していた 虐待の衝撃的事実! 18歳まで自宅監禁されていた少女、車内に放置されミイラ化していた男の子─。虐待、貧困、保護者の精神疾患等によって監禁や路上・車上生活を余儀なくされ社会から「消えた」子どもたち。全国初の大規模アンケート調査で明らかになった千人超の実態を伝えると共に、当事者23人の証言から悲劇を防ぐ方途を探る。2014年12月に放送され大きな反響を呼んだ番組取材をもとに、大幅に加筆。 [内容] はじめに──なぜ「消えた子どもたち」は放置されるのか 第一章 一八歳まで監禁されていた少女 第二章 「消えた子ども」一〇〇〇人超の衝撃 第三章 貧困のせいで子どもがホームレス、犯罪に 第四章 精神疾患の親を世話して 第五章 消えた子どもたちの「その後」 第六章 自ら命を絶った「元少女」 第七章 「消えた子ども」の親の告白 エピローグ もう一度、前を向いて おわりに──「消えていた」子どもたちが問いかけたもの 虐待が疑われる事案の通報先 -
足型をはめられた子どもたち
わずか1年で、学級崩壊した小学5年生の子どもたちを大きく成長させたコミュニケーション教育が、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で紹介され大きな反響を呼びました。その主役、著者の菊池省三先生は「学級崩壊立て直し請負人」と呼ばれ、全国の教師の指導者として活躍しています。 菊池先生が、現役教師から全国の教師の指導者として活動を開始し、10年以上が経ちます。 全国で行ってきた飛び込み授業は3000時間を超えます。いま公立小学校の現状をもっとも知っていると言っても過言ではありません。 その菊池先生が、「以前の学級崩壊は数人の問題児が原因だったが、現在は教室全体が無秩序状態」となった「子どもたちの危機だ」、と本書執筆を決断しました。 今、小学生の身に何が起こっているのでしょうか? ●端末一人一台が当たり前となり、授業中YouTubeを見たりゲームに興じている子どもがいるのは、生徒が教室から飛び出さないために許容しているケースも見られます。 ●不登校小学生は13万人と言われます。じつは教師が疲弊し、対策をとれないという現状も。 ●全国学力テストが教師に与える影響が大きく、型にはめる教育の要因の一つになっています。 学力テストの結果が、県だけでなく、校区ごとでも成績が出るため、学力アップが至上命題に。 「給食時間用の課題プリント」「おとなしく授業を受けさせるため足型に合わせて座らせる」「学力テストの結果をよくするため、成績の悪い子をテスト日に休ませる」などなど。 ●気持ちの伝え方を学べず、苛立ちから器物破損など暴力行為につながるとの分析もあります。 本書では、子どもたちの置かれた状況を明らかにします。とともに、日本の未来を担う子どもがしっかりと生き抜く力をつけるための解決策として、家庭でもできるコミュニケーション能力を伸ばす方法を提案します。 -
これからの時代を生きるすべての子どもたちへ 音楽教育のススメ 改訂版
AI時代を生きる子どもの“人間力”を育てる音楽教育 感性・論理的思考力・自己表現力—— これからの時代を支える「人間ならではの力」をどう育むか 急速に進むAI技術、価値観の多様化、そして学力だけでは測れない能力の重要性が高まるなか、子どもたちの教育環境は大きな転換期を迎えています。学習塾や習い事が増える一方で、「何を学ばせれば将来に役立つのか」「続けられるのか」「勉強と両立できるのか」といった保護者の悩みは尽きません。 こうした複雑な時代背景のもと、再び注目されているのが、感性と創造性、そして思考力と表現力を総合的に育てる「音楽教育」です。 1990年の創設以来、35年以上にわたり音楽教室を運営してきた著者は、ピアノ・ヴァイオリン・チェロ・声楽・ソルフェージュ・リトミックなど、多彩な指導を通して数多くの子どもたちを育ててきました。その長年の実践から導き出したのが、「音楽教育こそが、AI時代に必要な“人間ならではの力”を育てる最良の学びである」という確信です。 本改訂版では、最新の教育研究や海外の事例、オンライン学習の拡大など、現代の学びを取り巻く変化を踏まえつつ、音楽教育が感性・論理的思考力・自己表現力をどのように養うのかをより深く掘り下げています。また、保護者から寄せられた多くの悩みや質問にも丁寧に答え、今の時代に合わせた実践的なアドバイスを強化しました。 「何を学ばせるべきか」が問われる時代に、音楽教育はどのように子どもを支え、未来を拓くのか。 その答えを、豊富な経験と事例から導き出した一冊です。 -
われらみな、星の子どもたち
どこ行ったって、へこたれんと生きていく。 それが能登の人間や――。 懸命に生きようと見上げた空には、いつも「星」があった。 父が語り始めた、波瀾万丈の生涯を送った一族の物語とは――。 人生の輝きが胸を打つ、感動のファミリーストーリー。 2024年元日、能登半島に震度7の地震が襲った。大阪で暮らすホテルマン・星場恵介は、故郷で震災が起こったことを入院中の父に伝えた。 能登半島で生まれ育った両親は戦後、若くして大阪に出、今は二人とも入院生活をしている。同じ病院にいながら会うことのできない両親を案ずる恵介に、父はこれまで語らなかったふるさとでの母との思い出、そして故郷を離れ波瀾万丈の人生を送った一族の話を語り始めた。 著者渾身の新たなる代表作。 -
マンガでわかる! 「発達障害」と間違われる子どもたち
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 15万部のベストセラーをマンガ化!発達障害と呼ばれる子どもが劇的に増えています。文科省によると発達障害が疑われる子は、この13年で約10倍に。ただ、子どもの脳・育ちに向き合ってきた著者は、増えているのは発達障害ではなく「発達障害もどき」ではないかと話します。発達障害もどきとは一体何か、発達障害もどきから抜け出すにはどうすればいいのか――。35年以上の臨床経験をもつ小児科医が増え続ける発達障害児の中にいる「発達障害もどき」について解説します。マンガと図解でわかりやすい! 「発達障害もどき」とは何か、発達障害もどきかもと思ったとき、周囲の大人が何をすればいいのかがよくわかる一冊。 -
脇役になれない子どもたち ― 不登校の正体 ―
不登校の対応に違和感を覚える方へ 「子どもの気持ちに寄り添いましょう。暖かく見守りましょう。」 「今は心の休息が必要です。今はエネルギーを充電中なんです。」 みんながそう言うから、きっと間違っていないと思う。 学校の先生も、無理はさせなくていいですよって言ってくれる。 でも、、、 何かスッキリしない。心から気持ちよく納得できない。 胸の奥に、何かが引っかかっている感じがする。本当にこれでいいのかな・・・。 不登校についてそのように感じている方は、続きをお読みください。 多くの専門家が、不登校の支援方法について様々なことを述べています。 そして、どの見解も心地よく、もっともらしく聞こえます。 理解した自分はとても物分かりが良く、子どもにはとても丁寧に接するようになりました。 まるで、素敵な人に生まれ変われるような、そんな気さえします。 しかし、子どもは今も学校に行かず、家でダラダラくつろいでいます。 それでも、この子にはこの子のペースがあるんだ。子どもを信じて見守って・・・。 専門家も先生も、みんなそう言っている。きっとこれで良いはずなんだ。 でも、やっぱり、、、 いつまで、こんな葛藤を繰り返すのでしょう? どれだけ暖かく見守っても、反対に厳しくしても、どうにもうまくいきません。 対策ノウハウやマニュアルが本当に正しいのなら、不登校はこんなにも増え続けるはずがなく、すでに解決しているはずです。 実は、誰もがうっすらと気がついている「違和感」。 その違和感から目を背けたことで、不登校が急増する今の状態が始まりました。 でも、今度は目を背けずに、しっかりと見てみましょう。 不登校の子どもたちの心の中を。 その心の中が見えれば、寄り添っても褒めても厳しくしても学校に行けない、 不登校の正体が見えてきます。 その正体が見えたとき、愕然とします。それと同時に、希望も見えます。 今の状況は、すべて大人が作り出したんだということに。 そして、大人が作りだしたのなら、また大人によって変えられるということに。 教育委員会からの依頼によって教員向け不登校研修会の講師を務めていた著者の講演は、開催のたびに共感と賛同が続出していました。 「先生の書籍はないんですか?」 「もっと勉強したいので、本で詳しく解説してくれませんか。」 数多く寄せられた研修会参加者のその声に、ようやく応えることができました。 今すぐ、本書を手に取って読んでください。 -
「だれにも言っちゃだめだよ」に従ってしまう子どもたち
「君は特別だからだよ」 「家の人はわかってくれてないんじゃない?」 「みんなやってることだよ」 「おれがなんとかするから大丈夫」 「君は、はずかしいことをしたんだよ」 性的グルーミング=言葉巧みに対象(主に子ども)を手なずける、性犯罪の準備行動 社会を大きく揺るがしたあの性加害問題をきっかけに、 メディアなどで聞くことが増えた言葉、「性的グルーミング」。 加害者は、子どもの素直さや従順さ、 あるいは思春期特有の悩みを利用し、 わいせつ目的で被害者と「信頼関係」を築きます。 周囲も、そして場合によっては被害者本人でさえも、 その被害に気づけないことがある、 複雑で難しい準備行動が「性的グルーミング」なのです。 SNSがコミュニケーションツールとして広がったことで、 その手口はより複雑化・巧妙化しています。 実は、SNSでのやり取りから被害に巻き込まれるケースは、 子どもによる書きこみがきっかけになる場合が7割強というデータがあり、 加害者からではないという傾向が明らかになっています。 SNSのような外部から「閉ざされた」場が、 被害を生む温床になっていると言えます。 SNSに限らず、外部から「閉ざされた」場は日常に紛れ込んでいます。 悪い大人はどのような手口で子どもに近寄り、 信頼を獲得するのでしょうか。 そこには5つのプロセスがあります。 ①被害者となる対象を探し出す ②関係性を構築する ③周囲から隔離する ④性的な行為に馴れさせ実行する ⑤口止めをする 本書は、①~⑤それぞれの段階で加害者が使う代表的な声がけをピックアップし、 その言葉がけの裏に潜む加害者の心理と、 その言葉がけに従ってしまう被害者の心理を犯罪心理の専門家が解説します。 また、巻き込まれないためにどう考えたらいいのか、 そのヒントを提示しています。 少し立ち止まって考えてみれば、大人が子どもに対してするのは変だ、と気づける出来事かもしれません。 自分自身の「おかしい」「いやだ」に耳を傾けることが、被害から身を守る第一歩。 被害者になり得る10代、20代の人や、子育てをしている親御さんに伝えたい1冊です。