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昭和18年、東京から愛知県にある海沿いの国民学校へ転校した真次。無人島の宝探しや炎天下のスイカ泥棒、子ども同士の決闘など、大自然の中を駆け回っているうちに、彼らはかけがえのない親友になった。だが、やがて真次たちは戦争の渦に否応なく巻き込まれる。学徒動員により豊川工廠で働いていた子どもたちは、一面を焼き尽くす苛烈な空襲の下、捨て身の覚悟で互いを守り合った……。史実を元に戦下の友情を描いた感動作。
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Posted by ブクログ
18年8月 とても良い本に出会いました。子供の目線で見る、家族や、友達や、たくさんの人に囲まれて生きてることの意味など。当たり前に与えられているものがどれだけ、大切なものか気づかされます。 ぜひ読んでほしいです。とてもとても良い本です。
戦時中の絆、友情、今では忘れられているもの。この時代の子供たちは、強く、たくましく、そして何よりも心が豊か。今の時代にこそ、読んでもらいたい本。
映画化作品。 史実を元に戦下の友情を描いた感動作。 昭和18年,東京から愛知の国民学校へ疎開した少年。 自然の中を駆け回って遊ぶうちにかけがえのない親友ができる。 しかし,戦争はそんな少年たちも巻き込んでいく。 豊川工廠で働いていた彼らは,苛烈な空襲の中, 捨て身の覚悟で互いを守り合う。 ...続きを読む 本作は現代の不登校の子どもがその話を聞くという形式をとる。 著者自身もあとがきで現代と戦時の子どもを比較して述べている。 彼らの未来には死が待っていたというのに,目は輝いていた。 現代の子どもたちはなぜ目が輝いていないのか。 なぜ不安ばかり口にしているのか。 決して,戦時を生きた人たちが当時を美化しているだけではない。 個人的には,戦後の復興政策にその端緒があると思うが, 過去を論じても仕方ないので,未来を少しでも変えていきたい。
宗田理さんといえば、懐かしき「ぼくらの七日間戦争」を書いた作家さん。 「ぼくらの〜」シリーズはものすごくたくさん続いていて、 かなり長い間読んでいました。 この本は「ぼくらの〜」シリーズ以外で初めて手にした宗田さんの本です。 「ぼくらの〜」シリーズもそうなんだけど、 宗田さんの本はのキーワードって...続きを読む“友達”って気がします。 これも、戦時中の苦しい中の子供たちのことを書いています。 読んでて、さすがにグロテスクな表現が出てくるのが辛かったんだけど、 小さな子供たちの大きな友情に涙が出てきました。
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宗田理
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