作品一覧

  • ブリット-マリはただいま幸せ
    3.8
    1巻1,463円 (税込)
    わたしのクラスでは、ペンフレンドが一人もいないなんて、どうやら普通じゃないみたいなのです。だから、あなたにお手紙が書けるようになって、とってもうれしい…! スウェーデンの小さな町に住む十五歳の少女ブリット‐マリが、ペンフレンドにむけて語る、日々の豊かな暮らし、初恋、家族の絆…。父さんは真面目で愛情深く、母さんは大らか。十九歳の姉マイケンはしっかり者で家庭を切りまわし、十四歳の弟スバンテは愉快ないたずらを次々に考えつきます。下の弟妹やお手伝いさんを加えた大家族には、しょっちゅう事件が起こって…? 「子どもの本の女王」と称され、世界中から愛されたリンドグレーンの幻のデビュー作、本邦初訳。
  • サクランボたちの幸せの丘
    3.0
    1巻1,463円 (税込)
    父さんが故郷に帰って農場の仕事を始めることになったため、サクランボというあだなの十六歳の双子の女の子、バーブロとシャスティンも、初めて自然の豊かな田舎で農場暮らしをすることになりました。 家を改装し、農場で働く人たちと仲よしになり、二人も、ミルク運びや雑草取りなどの農作業に取り組みます。もちろん、働くだけではなく、近所の同年代の仲間たちとハイキングや釣りやパーティに行ったり、夏至まつりを楽しんだり…。そして二人にはそれぞれ、好きな人もできますが…? 双子の一人、バーブロが語る農場の日々は、楽しさとユーモアでいっぱい。“子どもの本の女王”アストリッド・リンドグレーンが、農場の娘として育った自らの幸福な記憶をたっぷりそそぎこんで描いた、生き生きと楽しい少女小説、本邦初訳。10代から。
  • リンドグレーンの戦争日記 1939-1945
    -
    1巻3,850円 (税込)
    作家デビュー以前のリンドグレーンが,第二次世界大戦が勃発したその日から書き始めた「戦争日記」.一七冊の手帖には,新聞や雑誌の切り抜きが貼られ,戦争中立国スウェーデンに住む子育て中の女性が観察し続けた戦争と,家族の日常の様子が,ユニークかつ率直な文章で綴られている.類まれな日記を全文初公開.[カラー8頁]

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  • やかまし村はいつもにぎやか
    4.0
    1巻1,815円 (税込)
    9歳になったリーサ.からかってばかりの男の子たちには負けません.つばとばし競争,赤ちゃんのお世話,湖のほとりでのキャンプ.おなじみ元気な6人組にかかれば,どんなことでも大ぼうけんに!自然いっぱいのやかまし村に,みんなのわらい声がこだまします.「やかまし村」シリーズ第3弾,とびきりゆかいな完結編.

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  • やかまし村の子どもたち
    4.2
    1巻1,815円 (税込)
    干し草の山にとびこみ,野イチゴをつみ,変装ごっこで大わらい!自然豊かな小さな村に,子どもたちがぜんぶで6人.楽しいことでいっぱいの毎日を8歳になるリーサが語ります.遊んで遊んで遊び暮らした作者の子ども時代が色濃く反映された物語を,原書初版のニイマンのさし絵と新訳でおとどけします.シリーズ第一作.

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  • やかまし村の春夏秋冬
    4.5
    1巻1,815円 (税込)
    リーサ,アンナ,ブリッタ,ラッセ,ボッセ,ウッレのわんぱく6人組は,今日も元気いっぱい!クリスマス・パーティーにそり遊び,エープリル・フールにイースター,秘密の冒険に宝さがし……,年中楽しいことだらけ.小さな村にくらす子どもたちの,四季おりおりの物語.新訳・新装丁の「やかまし村」シリーズ,第2弾!

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  • 暴力は絶対だめ!
    -
    1巻1,320円 (税込)
    「子どものしつけに暴力は不要」――『長くつ下のピッピ』を生んだ作家リンドグレーンは、1978年にドイツ書店協会平和賞授賞式で力強く訴えた。その提言は世論を動かし、スウェーデンでは、世界ではじめて子どもへの体罰を禁止する法律を定めるきっかけにもなった。子どもとかかわる全てのひとを希望へと導く名演説。

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ユーザーレビュー

  • やかまし村の春夏秋冬

    Posted by ブクログ

    やまかし村はやっぱりいいなあ。

    湖でたべものをちょっぴりお母さんから奪ってきて(全然奪ってないとこがまた可愛い)晩ごはんとか憧れるなあ。またこの晩ごはんの美味しそうなこと!

    よろこんでもらうって、たいへん!の章も心が溶けた。リーサのお母さんの返事がよすぎて幸せになった。

    結婚の話も可愛すぎて、この子たちは大きくなったらどうなっているんだろうと、思わず考えずにはいられなかった。男の子たちは照れながら、なんだかんだで女の子たちにおされてくっついたりしてたらいいのに。

    おじいちゃんの
    「おまえさんたちが、できるかぎり子どもでいられるのは、すばらしいことなんだよ」
    という言葉がとても印象に残っ

    0
    2021年02月07日
  • やかまし村の子どもたち

    Posted by ブクログ

    小学生のとき、「まんがじゃない本もおもしろい」って思わせてくれた、読書の入り口となった本。昔の本だけど、息子も娘たちも大好き。全部読み聞かせしました。ブックトークでも「テーマ」を変えてよく使います。 少年文庫の「あとがき」が秀逸。

    0
    2021年02月04日
  • やかまし村の子どもたち

    Posted by ブクログ

    とても懐かしかった。
    やかまし村の子どもたちの映画も大好きで、何度も見たことを思い出す。あの生活は本当に憧れで、私も干し草小屋で寝たかったし、手紙のやりとりがしたかったし、野イチゴ食べたいし、あんな楽しそうな登下校がしてみたいと思った小さい頃のままの気持ちが蘇ってきた。

    そういえば忘れていたけど、リーサと私の名前が似てるからそれも好きなポイントだったなあ。

    イングリッド・ヴァン・ニイマンの挿絵もとても可愛くて、ほっこりするし、小さい頃のわくわくを思い出させてくれる。

    いまとても満ち足りている。いい本を読むってなんて幸せなことなんだろう。

    0
    2021年01月28日
  • ブリット-マリはただいま幸せ

    Posted by ブクログ

    読後のこの幸福感、リンドグレーンじゃないと味わえない。デビュー作、徳間さん出してくれてありがとうございます

    4回目、リンドグレーンは心のリハビリに効果的

    0
    2021年03月30日
  • やかまし村の春夏秋冬

    Posted by ブクログ

    仲良しの友達が隣の家に住んでいて、箱と長い糸を使って手紙を交換したり、木の枝を伝わって行き来したり、一緒に遊んでいたずらもして、こどもの頃にこんなふうに遊びたいと思っていたことが全部詰まっている感じ。食べ物やクリスマスの様子などスウェーデンでの暮らしのこともわかって興味深い。赤ちゃんが足の親指をなめるのを素敵なことだと思うところや、何をしたら喜ぶかと聞かれたときの母親の答えに愛情がたっぷりと感じられて、幸せな気分になれる物語だった。

    0
    2024年04月06日

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