リンドグレーンの戦争日記 1939-1945

リンドグレーンの戦争日記 1939-1945

作家デビュー以前のリンドグレーンが,第二次世界大戦が勃発したその日から書き始めた「戦争日記」.一七冊の手帖には,新聞や雑誌の切り抜きが貼られ,戦争中立国スウェーデンに住む子育て中の女性が観察し続けた戦争と,家族の日常の様子が,ユニークかつ率直な文章で綴られている.類まれな日記を全文初公開.[カラー8頁]

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リンドグレーンの戦争日記 1939-1945 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2019年06月01日

    貴重な太平洋戦争の資料が書き記されているスウェーデンのベストセラー作家が遺した戦争日記
    ナチスドイツとその周辺国の関係性が驚くほど良く解る
    衝撃を受けたのは、
    著者の国スウェーデンの立ち位置である
    表面的には中立国を形作っていたのだけれど
    100%中立ではなかったということである
    では、どちらに傾い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月16日

    あれっと思ったけど、あのリンドグレーンだった。“ピッピ”や“カッレくん”を書く前の家庭の主婦だった頃の第二次大戦記録。手紙の検閲という臨時業務で得られる情報の他は、新聞とラジオだけで戦争全体を客観的に論評できるリンドグレーンの慧眼はすばらしい。中立国としてのスウェーデンのしたたかさと、冷酷にも感じる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年05月08日

    『何より恐ろしいことに、いまやもう、みんなドイツの敗北を願っていないのだ。理由は、いよいよロシアが再び動き始めたからだ』―『六月一八日(1940年)』

    自身の性格として物事に白黒つけたがると自覚しているが故に、なるべく自分自身の判断ではなく他人の主張を総合して結論付けるように心がけている。それは様...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月31日

    自国は戦争に参加していないにも関わらず、近隣諸国に胸を痛めるリンドグレーン。
    国々の連盟はオセロのように次々に裏返り、戦時中に信用できるものなんて何もないんだなと痛感した。
    今のアメリカと日本の関係なんて簡単に覆る。安倍はそのときにどうするつもりなんだろう。

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    Posted by ブクログ 2018年02月11日

    「長くつしたのピッピ」で知られる児童文学作家、リンドグレーンの第二次大戦中の日記。

    リンドグレーンの住むスウェーデンはスイスと並ぶ永世中立国として有名。とはいえ、隣国のデンマークやフィンランド・ノルウェーは、ナチス・ドイツとロシア(ソ連軍)の進行におびえ、故郷を追われる人もたくさんいたようだ。そし...続きを読む

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リンドグレーンの戦争日記 1939-1945 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 海外文学
  • 出版社
    岩波書店
  • ページ数
    366ページ
  • 電子版発売日
    2021年09月22日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    14MB

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