作品一覧

  • ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち
    4.3
    センセーショナルな報道の裏側で忘れられてゆく子どもたち……多数の犠牲者を出した2008年から2009年にかけてのイスラエルのパレスチナ・ガザ地区への電撃攻撃。殺戮の現場を目撃した子どもたちの目線から戦争を描いたドキュメンタリー。
  • 飯舘村の母ちゃんたち 福島・女性たちの選択
    5.0
    原発事故後、全村避難を強いられた飯舘村は、もともと「日本で最も美しい村」に認定され、ブランド牛の産地としても名高い、畜産や酪農も盛んな村。原発事故のために手塩にかけて育てた牛を屠畜に出し、家族も暮らしも突然奪われた。絶望的な状況のなかで、悩み、苦しみ、それでも明るくたくましく生きる女性たち――この春公開のドキュメンタリー映画『飯舘村 べこやの母ちゃん それぞれの選択』の監督による最新刊。 伝統の食や素朴で豊かな暮らし、戦争や開拓についての貴重な聞き書きなど、映画では表せない内容も豊富に描かれている。 「ここで全部やめたら、なんか悔しいんだよね。負けるような気がするの、東電と国に。  殺されるような、ほんとにおめら死ねって言われてるような気がする」
  • パレスチナ 戦火の中の子どもたち
    -
    1巻572円 (税込)
    世界の注視を集めた二〇一四年夏のイスラエル軍のガザ侵攻時、何が起こっていたのか。この六年にみたび戦火を経験した子どもたちは、日々をどう生きているのか。事態は悪化し、「安全なところはどこにもない」(著者)――。悲劇が繰り返される土地・パレスチナに二〇年以上通うジャーナリストが伝える現地の声。写真多数。

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  • インティファーダの女たち《増補版》 パレスチナ被占領地を行く
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 イスラエルの不法占領に抗して民衆蜂起(インティファーダ)を続けるヨルダン川西岸とガザ地区に住むパレスチナ人と生活を共にしたカメラマンが、イスラム社会の因習から自立していく女性たちを中心に活写。和平をめぐるその後を増補。

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ユーザーレビュー

  • 飯舘村の母ちゃんたち 福島・女性たちの選択

    Posted by ブクログ

    「この山並を仰いで一生を終りたい」
    若い人たちは戻って来れなくても仕方ない。でも人生の大半をこの村で生きてきた年配者たちの、このちっぽけな望みを効率化で踏み潰していいわけない。

    「ごめんね」「ありがとう」「ごめんな。うちに来たばっかりにこんな目に合わせて」
    廃業を余儀なくされ屠殺に出す牛に酪農家が涙ながらにかける言葉。

    0
    2024年05月11日
  • ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち

    Posted by ブクログ

    子供たちが皆口にする「私たちが何をしたというの?なぜ攻撃するの?なぜ?なぜ?」。これがすべてを表しているように思える。こういった憎しみが、また負の連鎖を巻き起こす。平和的解決は無理なのだろうか。
    イスラエル軍の"狙い"は明らかだし、自分たちのしたことを隠蔽するような事実も存在した。世界的に見て、第二次世界大戦でユダヤ人が味わった大量虐殺(ジェノサイド)が、情けをかっているのかもしれない。
    しかしながら、その後50年以上に渡ってジェノサイドを繰り返しているのは、そのユダヤ人自身だ。
    パレスチナ問題を語るには、そこまで遡る必要があるなと再確認させられた。
    子供達の言葉は、純粋で

    0
    2013年05月18日
  • ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち

    Posted by ブクログ

    2001年頃、ガザに行ったことがある。
    そこで現地の人に聞いた話はこの本と同じ内容だった。パレスチナは40年前から今に至るまでずっと強奪と虐殺にさらされ続けていると彼らは言う。
    例えば労働禁止されている中食べ物ないので畑に行った人は射殺される。街にはよく戦車が来て特に理由もなく砲撃し、パレスチナ人の住居を機関銃で撃ちまくる。死者負傷者に大人子供の区別はない。パレスチナ人の負傷者を回収しようとする赤十字の救急車はイスラエル兵の銃撃に阻止される。街や道路はたびたびイスラエル軍に封鎖され、仕事に行けなかったり物資が入ってこなくなる。俺たちに死ねと言うのかと封鎖ゲートで抗議するパレスチナ人にイスラエル

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    2012年01月05日
  • ぼくたちは見た ガザ・サムニ家の子どもたち

    Posted by ブクログ

    ぼくたちは見た 古居みずえ パレスチナドキュメンタリー映画 感想
    2008年12月27日からのパレスチナのガザでのイスラエルのパレスチナへの攻撃の様子などを子供たちに聞いたドキュメンタリー。


    死者パレスチナ1383人イスラエル13人
    家全壊3540軒 一部壊れた2870軒
    壊された家60188世帯
    改めて数字を見るとその損害のひどさを感じた。実感するという言葉は語弊があると思った。現地へ行かないと、現地の人の話を聞かないとわからないのだろうなと思った。これだけ家が壊されても、コンクリートとかはガザには入れられなかったように思う。この人たちが一体どこで生活しているんだろう?
    アラビア語の単語

    0
    2013年05月27日

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