スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること

スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること

デジタル社会を生きる子どもたちのウェルビーイング[身体的・精神的・社会的に良好な状態]を守るために大人ができることを具体的に説明します。

スマホを通してデジタル社会を生きる子どもたちは、さまざまな「事態」に遭遇しています。
――いじめ、嫌がらせ、さらし上げ、暴露、タグづけ合戦、マウント合戦、キャンセルカルチャー、プライバシーリスク、自己承認、自己嫌悪、自己欺瞞、不適切投稿、不適切写真……――
ソーシャルメディアなどのテクノロジーがこうした「事態」を悪化させる中、子どもたちはデジタル社会につながり続けることへのプレッシャーや義務化するメッセージのやりとり、過剰なスクリーンタイムといった「課題」を抱えながら、その対処法を求めています。

本書は、子どもたち(主に10代)がデジタルエージェンシー[個人がデジタル技術を主体的に使いこなす力]を身につけるために、親や先生といった大人が何ができるのかを具体的に示します。そこでは、以下の3つの姿勢が大切です。
・「決めつける」のではなく「問いかける」こと
・「呆れる」のではなく「共感」を優先すること
・「戒め」だけでなく「複雑さ」を受け入れること

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    実際の子どもの発言が多く書かれている。筆者のグループが3600名以上の子どもからインタビューした結果を分析したものであり、かなり一般性がある。子どもとスマホの関係を示す基本的な本となる。教員養成学生が読むべき本である。

    0
    2025年10月27日

    Posted by ブクログ

    大人たちだけで子どものスマホの使い方について議論をしている今の現状に、本当に必要なことが何かをしっかりとつきつけている。「デジタルだから」と区別してしまっている中、本来の思春期の子どもたちにどのように関与することが大切かを説いている。その上で、デジタルだからこその特性を理解し、子どもの声に耳を傾け、

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    2025年5月発売の本なので、概ね最新の状況下で書かれた本と言えると思う。我が子はまだまだティーン(は通常13歳〜19歳を指す)の年齢ではないものの、スマホやタブレットの取り扱い方を早めに一度知りたくて読んでみた本。前半は、大体これまでの自分の知識の中にあることで大きな学びはなかったが、後半、特にデ

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    ・本書は、ティーエイジャーに対するアンケートなどをもとに、その実情などを探っていき、大人ができることを示す
    ・スクリーンタイムが、ティーエイジャーとウェルビーイングにどうやって影響を与えるのか。スマホ禁止は一概にいい影響を与えるとは限らない。ことはもっと複雑
    ・まずできることは、決めつけるのではなく

    0
    2025年06月28日

スマホの中の子どもたち デジタル社会で生き抜くために大人ができること の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 社会・政治

社会・政治 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す