作品一覧

  • これから戦場に向かいます
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 世界各地でおこる紛争、テロはもう、私たちにとって関係のない話ではありません。この本は、2012年8月、シリア内戦を取材中に銃弾に倒れたジャーナリスト、山本美香さんが、若い人々や子どもたちに、伝えようとした戦場の真実です。 戦場のなかに日常があり、生と死がとなりあわせの毎日。それでも生き抜こうとする人々のたくましさ。人間とは何か、戦争とは何かについて深く考えさせてくれる写真絵本です。
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    4.4
    地雷で脚を失ったアデム、ゲリラに誘拐され兵士にされたターティ、目の前で友達を殺されたアブドゥヌール……。明日をも知れぬ毎日ですが、みな、一日一日を懸命に生きています。どうして同じ人間が憎み合ったり殺し合ったりするのか、なぜ戦争がおこるのか、平和のためにはどうしたらよいのか、親子で、友達同士で話し合うきっかけになる一冊です。
  • 山本美香という生き方
    -
    「外国人ジャーナリストがいることで最悪の事態をふせぐことができる」そう信じて戦地で取材をし続けた山本美香。彼女は2012年8月20日、シリア内戦の取材中に亡くなった。本書は、マスメディアが伝えないイラク戦争の過酷な真相を描く彼女のルポを軸に、人生のパートナーでもある佐藤和孝さんのインタビューを加え、ジャーナリストとして、一人の女性としての「山本美香」を浮き彫りにしている。

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ユーザーレビュー

  • これから戦場に向かいます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    絵本の棚に整備されたが実際は写真集であり、写真に文字が大きくかかれたものであった。イラク戦争の同僚との取材で政府軍が「日本人だ」ということで集中砲火を浴びて殺されたジャーナリストである。中村哲と同様に日本人である、という理由で殺された。これがイラク戦争で米軍に協力して自衛隊を派兵した小泉政権の結果である。このことは、ずっと尾を引いていて、アフガニスタンであろうが、イラクであろうが日本人が狙われる原因となってしまっている。いま紛争があるイスラエルが攻撃しているガザの武装組織のハマスも、日本人というと殺すのかもしれない。

    0
    2025年09月04日
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか

    Posted by ブクログ

    「世の中への扉」シリーズは複数読んでいるが、どれも秀逸。
    いくつかの地域が取り上げており、それぞれに地図が載せられ何が起きているか何が原因の核か、中立的な立場から分かりやすく書かれている。
    知りたいのに無知すぎてどこから手をつけていいか分からないような国際問題迷子の大人(私)にも大変わかりやすく、読んで良かった。

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    2025年08月12日
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか

    Posted by ブクログ

    なぜ政治家にはこの思いが届かないのだろう。自分が最前線に立つなどと考えもしないくせに威勢だけはいい醜い自民党のクソ議員どもに読ませたい。子供向けでふりがなも振ってあるからバカでも読めるだろう。とにかく自民党政府は何もしなくてよい。政策など考えなくて良い。そのかわり金は使うな。地元にずっと帰って東京に戻って来なくていい。国会では全員寝ていてかまわない。その方が日本はずっと良い国になると思う。あんな下衆どもより地雷犬の方がはるかに良い仕事をしていると思う。

    1
    2023年12月17日
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか

    Posted by ブクログ

    私達が平和に暮らしている中で世界のどこかでは死ぬかもしれないと怯えている人がいたり、子供なのに誰かを殺さなければいけない状況にいる事実をこの本を通して知りました。技術が発展して豊かになって私達が現代的な生活をしている中で難民キャンプで綺麗な水もご飯もないまま暮らしている人がいるというまま私たちは幸せと言えるのかなと感じました。どうしたらもっと世の中の人が恐怖に怯えずに生活できて夢を持つことができる世の中にあるのか私達不自由ない暮らしをしている人は考えるべきだと感じました。

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    2023年07月27日
  • これから戦場に向かいます

    Posted by ブクログ

    山本美香さん、命をかけて伝えたかった事、しっかり受け止めました。ありがとうございます。
    ☆戦場では身近なところに人の死があり、生がある。
    ☆人間の心に刻みこまれた憎しみは、何かの拍子に爆発し、暴走するだろう。今はじっとだまって成り行きを見ているイラクの人たちだが、彼らのうけた傷は、いつまでも消える事なく、くすぶり続けるだろう。それでも、毎日はつづいていく。
    ☆「さぁ、行くよ」

    0
    2022年11月10日

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