山本美香のレビュー一覧

  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    なぜ政治家にはこの思いが届かないのだろう。自分が最前線に立つなどと考えもしないくせに威勢だけはいい醜い自民党のクソ議員どもに読ませたい。子供向けでふりがなも振ってあるからバカでも読めるだろう。とにかく自民党政府は何もしなくてよい。政策など考えなくて良い。そのかわり金は使うな。地元にずっと帰って東京に...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    私達が平和に暮らしている中で世界のどこかでは死ぬかもしれないと怯えている人がいたり、子供なのに誰かを殺さなければいけない状況にいる事実をこの本を通して知りました。技術が発展して豊かになって私達が現代的な生活をしている中で難民キャンプで綺麗な水もご飯もないまま暮らしている人がいるというまま私たちは幸せ...続きを読む
  • これから戦場に向かいます
    山本美香さん、命をかけて伝えたかった事、しっかり受け止めました。ありがとうございます。
    ☆戦場では身近なところに人の死があり、生がある。
    ☆人間の心に刻みこまれた憎しみは、何かの拍子に爆発し、暴走するだろう。今はじっとだまって成り行きを見ているイラクの人たちだが、彼らのうけた傷は、いつまでも消える事...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    何故戦地に赴いて取材をするのか? 何故危険な地域で取材するのか?
    丁度いまこの問題がクローズアップされているので、この本を手に取りました。

    児童書として子どもたちを読者対象に書かれているため、内容も戦地に於ける子どもたちが中心となります。戦争で家や家族をなくした子、地雷で体に障害を負った子、少年兵...続きを読む
  • これから戦場に向かいます
    あとがきを読んでいると、人前で無かったら泣いてたかもしれない、というくらい涙が湧き上がってきた。
    戦場の最前線を写し続けてくれた、彼女の遺産たちに向き合って読んでみようと思った。
  • これから戦場に向かいます
    『力でねじふせるやり方は、
    即効性があって、
    表面的には効果があるよに見える。

    しかし、
    人間の心にきざみこまれた憎しみは、
    何かのひょうしに爆発し、
    暴走するだろう。』

    命をかけて世界の戦争の実態を報道するジャーナリスト達。
    山本美香さんはその尊い仕事をしている最中に銃撃され、命を奪われた。
    ...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    ジャパンプレス所属のジャーナリストとして世界の紛争地を中心に取材し、ボーン・上田記念国際記者賞特別賞などを受賞。2012年8月20日シリアでの取材中、政府軍の銃撃により殺害された山本さんの最後の著書。東京へ行く新幹線の中で、一気に読みました。

    読み手を小学上級向きとして書かれた本に登場するのは、山...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    子ども向けの文体、内容だけど、大人が読んでも響くものがありました。
    ニュースでは知ることができない、戦争の中で暮らす人々。息子を亡くしたお父さんの言葉が印象的でした。

    自分たちを見ていてくれるひとがいること、忘れないでいてくれていること、が心の支えになる。

    一人一人に向けられた山本美香さんのまっ...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    とても理解しやすい文章で、戦争、紛争、世界で起きている争い事を紹介している。
    写真も説得力があるし。
    小学高学年~対象の本ではあるけど、大人が読んでも、十分読み応えがありました。
    装丁の子供の笑顔が、とても良いです。
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    世界の戦場を取材して、テレビや新聞などで報道するジャーナリストの山本さんは、小柄で普通の女性。なぜ戦争を取材するのか、迷っていた時にアフガニスタンで爆撃によって子どもを亡くした父親に出会った。彼は言った。「遠くまで来てくれてありがとう。世界中のだれも私たちのことなど知らないと思っていた。忘れられてい...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    世界では何がおこっているのか?
    戦争・紛争・冷戦。今の日本に住んでては全く想像のつかない現実。
    8/20にジャーナリストの山本さんがシリア内戦中、銃撃を受け亡くなったニュースは、衝撃が走った。
    なんでこんな小柄な日本人の女性が戦場で取材をし続けたのか?
    行動力だけでは、絶対に真似できない命がけの仕事...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    著者が小学高学年ぐらい向けにかいた本作。
    山本さんの仕事に対しての想い、死と向き合ってること、今自分ができる精一杯をすることが詰まっていた。
    亡くなってしまったけれど、こうやって本にしてあったことでこれからもたくさん伝えたかった著者の想いをことを受け取る人がいるだろう。
    大切なことを伝えてくれてどう...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    山本美香さんが、子どもたちに向けて書いた一冊。
    わかりやすい言葉で、戦争の悲惨さ、そしてジャーナリストとして戦争を取材することの使命をストレートな文章で伝えている。
    子どもたちに読んでもらいたい一冊だが、自ら読む子はごく少数だろう。だからこそ、大人が読んで子どもに勧める。
    世界で起こっている出来事や...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    シリアで亡くなった山本美香さんが、これまでの命懸けの取材で伝えたかったことを少しでの受け止めたいと思って読んだ。

    この本は、小学生とか中学生の、学校の副教材として利用できることを想定して書かれているのですごく読みやすかった。

    戦争の悲惨さ、無意味さ、勝ったとされる方も負けたとされる方も、大人も子...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    命を危険にさらしても伝えたかったことが、本当に命を失ったことで伝わるということ。記者が命を落とすたび、急にトップニュースになること。そしてやがてまた遠い出来事になること。何とも効率の悪い、地道な仕事だと思う。そしてこういう地道な仕事がやはり必要なのだと思った。

    2003年、取材拠点としていたホテル...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    シリアで銃弾に倒れた山本さんの本。
    被害者の目線に立って、取材をするジャーナリストだったことがよくわかる。
    子供向けに読者に語りかけるように書かれているため、読みやすいし、生々しい状況も伝わってくる。
    もっと取材して、たくさんの本を書いてほしかった。
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    先日亡くなった山本美香さんの本。

    自分が取材先で見た事、感じたことがストレートに書かれていて、読んでいて何度も泣きそうになった。悲しみの連鎖は未だに止まってない。けれども、彼女が見た事、感じたことを共有できたら、確実に世界は平和への道をたどって行けるんじゃないのかな、と思った。難しいけれども、私た...続きを読む
  • 世の中への扉 戦争を取材する─子どもたちは何を体験したのか
    約1週間前、山本美香さんの訃報をニュースで知った。
    ニュースを見ながら、どこか彼女の名前に見覚えがあったのだが、すぐには思い出せなかった。先月注文した本の著者だと後から知った。これから本で彼女の活動を知ろうと思ったのに、その前にこういうことになってしまうとは・・・。
    戦争というものを体験したことがな...続きを読む
  • これから戦場に向かいます
    ジャーナリストの山本美香さんは、戦場のカメラマンだった。1996ねんアフガニスタンでの、命をかけて撮った写真は戦場に最前線となってしまった町に暮らす、普通の人々。20年も続いている戦争のため、戦争を知らない世代はいない。戦闘が止んだわずかな時間に畑に出る。爆弾に家族を失い、ゲリラに拷問を受けることが...続きを読む
  • これから戦場に向かいます
    山本美香さんシリーズ、結構好きで何冊か読んでいる。
    亡くなった時一緒にいた方があとがきを書いてある、山本さんがどんな人であったかが一緒に取材をしていた人の視点から知ることができた。