ヒマラヤに学校をつくる カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦

ヒマラヤに学校をつくる カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦

1,540円 (税込)

7pt

トウガラシを体にすりこんで暖をとり、生活のために我が子を売る。
22歳でネパールに渡った著者は、そんな究極の貧困を目の当たりにして衝撃を受ける。

貧困から抜け出すには教育しかない。その支援をしたい。
けれど、自分は教育者でもなければ、社会に出た経験もない。そんな自分に何ができるのか……。
悩み、もがきがらも貧困家庭の就学支援をスタートさせ、
幾多の困難に直面しながらも、2004年「クラーク記念ヒマラヤ小学校」を開校。
その後もネパール大地震や病気(ガン)などに見舞われながらも、
これまで現在200人までに卒業生を送りだしている。

想いさえあれば、人はどこまでも行ける。
ゼロから学校づくりに挑んだ著者の、涙と感動の20年の軌跡。

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ヒマラヤに学校をつくる カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2025.12.5
    アメリカ人になることを夢見て鍼灸師の資格をとった青年(筆者 吉岡大祐さん)が、ネパールで学校を立ち上げ運営を始めたというお話。試行錯誤しながらも自分の「やりたい」と思うことに一心に奔走する姿、かっこいいなと思った。

    0
    2025年12月05日

    Posted by ブクログ

    著者の勇気ある行動には、全く頭が下がるばかり。
    自分はネパールを訪れたことはないが、東南アジアの国々には何度も訪れたこともあり、学業が人生を決めるということであったり、資本主義は貧富の差を大きく広げるということは、読んでいて深く理解できた。
    支援したい思いもあり、いくつかの団体を通して寄付も行ってい

    0
    2025年08月21日

    Posted by ブクログ

    ネパールがアジア最貧国の一つとは聞いていたけれど、現地の奥まで行かれているだけあって実態の深いところまで知ることができたと思う。良い本でした。

    0
    2025年06月22日

    Posted by ブクログ

    寛大なご両親に育てられた著者は本当に素晴らしい人。困っている人がいると聞いてネパールに行くことを決め、次々とやるべき事に立ち向かい20年活動し続けてきた。逆に自分が励まされることもあるという。自分の命を人のために精一杯使っている彼の生き方に感動させられた。

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    鍼灸師である著者がネパールで
    貧しい子どもたちのために
    小学校を作るお話。

    とにかく社会のために役立ちたいという
    行動力、熱意がすばらしい!!
    また、貧困、格差、カーストなど
    ネパールの抱えている
    問題も知ることができた。
    やはり、教育を受けられる機会があるというのは
    とてもとても幸せなことだと実

    0
    2020年11月15日

    Posted by ブクログ

    貧しいというよりも、貧困の中で暮らす人たちの心の豊かさが心に響く。
    経済成長の中で置いてけぼりになってしまったものを気づかせてくれる。

    0
    2019年09月01日

    Posted by ブクログ

    著者の「挑みと挫折」の20年間を追体験することが出来ます。その中には、ネパールの社会情勢や子どもたちが成長していく様子も描かれています。
    挑戦すること、継続することの大切さを改めて伝えてくれる1冊です。

    0
    2020年08月15日

    Posted by ブクログ

    国の根底に流れる文化、風習、習慣というのはおそろしい。教科書ではさらっと触れるだけのカースト制度とはなんぞや、か、著者の実体験に基づき示されている。読み書きできること、義務教育が制度化されていることは恵まれていることなんだと改めて思い知る。

    0
    2019年09月18日

    Posted by ブクログ

    これは良い本だった! 私の知人が毎年ネパールに行っているけど、それは雄大な自然と文化に触れる為の単なるエトランゼとして。でもこの著者は偶然みたいな動機でネパールに行って、かの地で一番必要なものは下層階級の子供たちへの教育だと一人確信してもがきながら邁進する。彼や支援者や現地の理解者等により蒔いた種

    0
    2019年06月02日

    Posted by ブクログ

    2019年度青少年読書感想文全国コンクール、高等学校の部の課題図書。

    近年、仕事に収入よりもやりがいを求める若者が多くなってきていると聞くが、著者の吉岡さんはそこまで深く考えず、22歳でネパールに行ったようだ。
    けれど、現地で貧しい人々に出会い、突き動かされていく。
    この吉岡さんのご両親の子育て方

    0
    2019年05月17日

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