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薬物依存症の臨床現場では、10代患者が急増しています。その多くは覚醒剤や大麻ではなく、「市販薬」です。子どもたちはつらい感情を和らげようと市販薬をオーバードーズし、いつしかそれを手放せなくなっています。 わが国の薬物対策は長らく「ダメ。ゼッタイ。」のスローガン一辺倒で、使用者をさらし者にし、排除してきました。その背後にある「生きづらさや困りごと」には目を背け、気づかないふりを決め込んできたわけです。いま私たちは、そのツケを突きつけられています。(「はじめに」より)
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Posted by ブクログ
令和の子供が抱える悩みなどが可視化されました。 教職の方や特に中学生の保護者の方に読んで欲しい1冊です。 家庭環境って本当に大事ですね。でもこういう子が育つような家の親は本なんて読まないんだろうなぁ…。
そんな彼女が、身近にいる。 ODの後、周りは彼女が腫れ物になったかのように接する。 にもかかわらず、彼女自身は何事もなかったかのように、むしろOD前よりもけろりと明るく「良い子」になる。 彼女の周りの多くの人が、そこに戸惑っていた。 「なかったこと」にはとても出来ない。でも今彼女は「落ち着いている」...続きを読むようにみえる。どこに「ふとしたはずみ」が転がっているのかわからない。 彼女を大切に思う周りの人たちは、芯から安らぐという心の状態から果てしなく遠ざかってしまう。 この本を読んで、彼女のOD後の心情に、ほんの少しだけかもしれないが近づけたように思う。 今までのODやリスカの本とは明らかに異なる。 今までのどの説よりも、しっくりとくる。 徹頭徹尾、目の前の子どもに寄り添い、そこから組み立てられた言葉が並んでいると感じる。 大人、必読。
SOSを言ってもらえない社会、言ってもらえない大人たち。そりゃ相談するなんてリスクが高すぎるよな、と思う。家族が何とかしないと、なんて、もう一昔前の家族神話だと思っている。自暴自棄になる気持ち、現実から目を背けたくなる気持ちは分かる。だけど、生きていることって、そこまで悪いもんじゃないな、と、一人で...続きを読むも思ってもらえるのであれば、私はそれを伝え続けたいと思う。私も多くの人たちに助けてもらった一人だから。 ODをしてもよく生き延びた、よく頑張ったね、ありがとうと真っ直ぐ目を見て言える大人でありたい。
リストカットやオーバードーズする子供たちが死にたいからやってるわけではなくて、それをやることによって心が楽になって生き延びるためにやってるって言う側面もあると言う新しい視点を学ぶことができた。そのようなことをしてる人に対してステレオタイプでやばい人だと思う事は良くないことだとわかった。 自傷行為を行...続きを読むっている子供、そうなってしまった背景が必ずあるはず。自分が親だとすればその背景の方を指してあげる必要がある。でもすぐに話してくれるわけではないので、まず大きな心で受け止めてあげる。自傷行為そのものが自分の心を守るためにやっているんだと言うことを必ず理解した上で接してあげる必要がある。通常の子育てに対しても通じる内容だと思うので、今後のためにしたいと思った。
年始めに読みました リストカットとオーバードーズどちらの内容も想定していたものとは違いました コロナ時期からの増加、どうしたらいいのか悩みます
『オーバードーズ』『リストカット』…辛い気持ちを抑制する為にこういった行動に走る子どもへの寄り添い方が書かれている本です。昔のように『ダメ、ゼッタイ。』といういわゆる人に寄り添わない態度ではなく、『してもいいから相談もしてみよう』というソフトな対応をしていこうという著者の考えに感銘を受けました。市販...続きを読む薬の濫用やリストカット…突然見たら思わずギョッとしてしまうような行為ですが、それが短期的といえどその人の命を守っている保護因子であるということにも驚きです。 辛く苦しい事ではありますが、そういった人々を支えるには長期的に考えて計画を立てていかなければならないという現実をしっかりと書いた本となっています。 コロナ禍を機にどんどん増加している自殺者数に対して、我々大人が子どもたちへ(もちろん大人も)、どう対応していくべきか、それを考えるキッカケをくれる著書でした。
リストカット、オーバードーズ、する子の気持ちを分かってあげることは難しいけれど、少しでも理解するために。「本当に死のうと思ってしようとしている人は少ないこと」「医師から処方された薬を飲むよりも市販の薬を自分で判断して飲む方が危険であること」「前に50錠飲んで大丈夫だったとしても、その時の体調などによ...続きを読むって、これだけなら大丈夫ということはないこと」などなど。分かりやすかったです。
近年、若者に多いリストカットやオーバードーズについて、日本の現状、そのようなことをする背景、関わり方、対処方法、精神科医による治療方法や、その流れなどが書いてあり、とても勉強になった。事例も載ってあり、とてもわかりやすく勉強になった。 リストカットやオーバードーズについて また知りたい時や忘れてし...続きを読むまった時などに読み返したい。
今までODやリストカットは悪だ・やるべきではないという視点だったものが、その行為をする事で安心材料としてある人もいることがわかった。やめろ・やるなではなく今までの経緯を知って次のアクションを起こすことが大事だと思った。
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オーバードーズする子どもたち
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松本俊彦
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