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人はなぜ,物質や行動にアディクティッド(addicted)してしまうのだろうか? その背景には往々にして,薬物療法では解決できない当事者の「心の痛み」がある。「否認の病」とも呼ばれるアディクションからの回復にとって重要なのは,当事者と彼ら・彼女らを支える家族,専門家,そして自助グループなどによる,ゆるやかな「共助」の姿勢である。
現代社会において多くの人が抱えるこの問題に対し,私たちはどのように向き合い,取り組んでいくべきか。「アディクション」概念成立の歴史からその展開,当事者・家族支援の現状まで,第一線で活躍する14人の豪華執筆陣によるさまざまな視点・立場からの「声」が,私たちにそのヒントを与えてくれる。
『臨床心理学』本誌で好評を博した連載・待望の書籍化。現場で働く専門家はもちろん,アディクションに悩む当事者やその家族の方々にも,是非ご一読いただきたい。
Posted by ブクログ 2022年10月30日
臨床心理学誌に連載されたものをまとめたもの。臨床心理分野にアディクションが取り上げられること自体が画期的なことである。信田さんが公認心理師の会長になった影響なのか、もしくはトラウマとアディクションの関係が言われるようになり興味を持たれたのか。いずれにせよ、「鬼っ子」だったアディクションが、この様に取...続きを読む
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