身近な薬物のはなし タバコ・カフェイン・酒・くすり

身近な薬物のはなし タバコ・カフェイン・酒・くすり

2,640円 (税込)

13pt

酒,お茶にコーヒー,煙草,処方薬や市販薬……私たちはアルコールをはじめ,様々な「薬物」とともに生きている.なぜ人は薬物を求めるのか.乱用に至る人々の背後にある苦しみや生きづらさとは.精神科医で依存症研究の第一人者が,身近にある薬物の歴史や私たちの暮らしとの関わりを語る.好評ウェブ連載,待望の書籍化!

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身近な薬物のはなし タバコ・カフェイン・酒・くすり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    依存症の専門医による薬物の依存性と歴史の話。初めて知る話が多く面白かった。

    ユーラシア大陸にはアルコールと茶、アフリカ大陸にはコーヒー、アメリカ大陸にはタバコ、人類は薬物とともに生きてきた。

    本書の主張は以下の3点に集約される。
    ・薬物の違法/合法は医学的にではなく、政治的に決定される
    アルコー

    0
    2025年05月28日

    Posted by ブクログ

    【目次】

    1.本当に有害な薬物とは?

    2.アルコール(1)ストロング系チューハイというモンスタードリンク

    3.アルコール(2)人類とアルコールとの戦い

    4.アルコール(3)人間はなぜ酒を飲むのか?

    5.カフェイン(1)毒にして養生薬、そして媚薬

    6.カフェイン(2)人類とカフェインの歴史

    0
    2025年05月19日

    Posted by ブクログ

    喫煙者の精神科医の語るアディクション論として、喫煙者側としてはありがたくも面映ゆい主張などもあるが、文字通り身近な薬物を取り上げてそれらの個別的な特性などを学べることに実生活上のメリットもあろうし、人と依存との関係性やそれを取りしまる行政の振る舞いを歴史上の出来事の中で見比べたうえで、今後の我々の薬

    0
    2025年05月17日

    Posted by ブクログ

    読みやすい薬物と人間の社会史、みたいな本です。
    この読みやすさで、薬物と人間の関係がその有害性でなく社会が規定しているという大きな話がまとまっていることに価値を感じました。

    0
    2025年05月12日

    Posted by ブクログ

    精神科医の著者による、ビッグスリー(アルコール、カフェイン、タバコ)を中心とした身近な薬物を臨床的立場から考察している一冊。
    薬物依存が広がる仕組みの解説から始まり、ストロング系チューハイの凄まじさを皮切りにアルコールについて、歴史は浅くとも浸透したカフェインについて、ODなどの社会的課題を抱える市

    0
    2025年10月14日

    Posted by ブクログ

    アルコール、カフェイン、タバコ、市販薬や処方薬、そしてアヘン、コカイン、大麻など依存性の薬物と人間との歴史を紐解き、それぞれの特性を論じていきます。市販薬や処方薬への依存乱用やアヘン、コカイン、大麻はほとんど日常的でないし、カフェインは依存性薬物としてはそれほど強いものではないので、焦点は自ずとアル

    0
    2025年04月22日

    Posted by ブクログ

     タイトルだけ読んで、毒物の雑学本かなあと思って手に取り読んだら違った。後になってサブタイトルに気づいて、なるほどと納得した。
     薬物に良い悪いはなく、あるのは良い使い方悪い使い方だという論が展開している。著者が喫煙者と言うこともありタバコに関してやや擁護的なのが、なんか人間ってしょうがねえなあなど

    0
    2025年04月15日

    Posted by ブクログ

    人は追い詰められて限界の域に達しようとする前に、タバコ、カフェイン、酒、くすり等に頼ることになる傾向が強い、
    本著では、身近な薬物とは何かを問い、結論として日常の食品から薬からでも薬物はあるということを示し教えてくれている。同時に、追い詰められている人たちに対して社会が積極的に関わる必要性を主張して

    0
    2025年12月01日

    Posted by ブクログ

    2025/11/01 2025年15冊目。軽い文体で読みやすかった。身近にある依存性のある薬物(タバコ・カフェイン・酒・くすり)についての書籍で、個人的にはカフェイン・くすりのみだが、なるほどなと思った。(著者がベビースモーカーということもあり、タバコについての記述はバイアスかかっていると思った)

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    様々な薬物について歴史を振り返りながら書かれていた。違法薬物が何故違法なのかについての部分はなるほどなと思った。

    0
    2025年10月18日

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