自傷・自殺する子どもたち

自傷・自殺する子どもたち

1,650円 (税込)

8pt

4.2

悩みや苦痛を抱えたときに一人で抱え込み、誰にも助けを求めないこと。これこそが最大の自傷的な行動であり、同時に、子どもの将来における自殺リスクを高める根本的な要因なのです。子どもの傷つけられた体験を理解し、子どもを救うためにはどうサポートしていけばいいのかを考えます。

...続きを読む

自傷・自殺する子どもたち のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年02月17日

    非常にためになる内容だった。
    今後の勉強にぜひ活かしたい。

    ✏「自傷は他者に対するアピール的意図から行われる」といったことを支持するエビデンスなどどこにもない。
    エビデンスが明らかにしているのは「自傷の96%は、ひとりぼっちの状況で行われ、しかも、そのことを誰にも報告しない」ということである。

    ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年08月28日

    大人の対応をどうしたらいいのか書いてくれていて、とても良かった。援助希求力を伸ばせる心理士になりたいな。その前に私が援助希求できるようにならないとだし、クライエントの利益のためにも支援者が色々な人や機関と繋がってることが必要なんだなぁ

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月13日

    子どもの自傷・自殺について、わかりやすく、丁寧に紹介されている一冊。

    自傷はどんな状況で行われているのか、
    自殺と自傷の違いは何か、
    自傷をする子どもの身の回りではどんなことが起こっている可能性があるのか、
    等々、まさに支援者が知りたいことについて紹介されています。

    注意を要するのは、
    「リスト...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年10月16日

    自傷がどのように自殺に繋がるか、それを如何に周りが防ぐかについての本。
    私は首吊り自殺未遂で現在精神病院に医療保護入院中、19歳です。
    自分は自傷経験無しでの自殺未遂だったから自分に当てはまる部分は少なかったけど、周りの子に当てはめてとても参考になった。特に、初手に「そんな事されたら悲しいでしょ」っ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2018年07月29日

    “ハリスとバラクロウ(Harris & Barraclough, 1997)の研究によれば、あらゆる精神障害の予後のなかで罹患する患者の自殺死亡率が最も高い疾患は、摂食障害なのです。”(p.101)というのが意外だった。統合失調症と双極性障害が二大精神疾患だと思ってたから。

    0

    Posted by ブクログ 2023年04月10日

     自傷行為をする中高生にどういう声かけをするのか、自傷行為と自殺との関係、などを説いた本。同じ著者の詳しい版『自傷行為の理解と援助』を読んだので、それの簡易版。
     内容についてはその『自傷行為〜』と同じなので、今回はその他に気になったりした部分のメモだけ。自傷行為とは何か、という点で、「『身体の痛み...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年03月09日

    「援助希求能力」という言葉が一番頭に残った。助けてと言えない子どもが、助けてと言えるようになるための大人のあり方を考えさせられた。援助希求能力は子どもだけではなく、大人も含めた全ての人にとって一番必要な力のひとつだと思った。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年05月20日

    チェック項目10箇所。本書は、子どもや思春期の若者たちの自傷を中心にとりあげながら、子どもと若者の自殺予防のために周囲の大人たちは何を考え、何をすべきかについて、私自身が臨床経験や研究を通じて考えてきたことをまとめたものです。「自傷の96%は、ひとりぼっちの状況でおこなわれ、しかも、そのことを誰にも...続きを読む

    0

自傷・自殺する子どもたち の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める 暮らし・健康・美容

暮らし・健康・美容 ランキング

松本俊彦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す