われらみな、星の子どもたち

われらみな、星の子どもたち

1,980円 (税込)

9pt

どこ行ったって、へこたれんと生きていく。
それが能登の人間や――。
懸命に生きようと見上げた空には、いつも「星」があった。
父が語り始めた、波瀾万丈の生涯を送った一族の物語とは――。
人生の輝きが胸を打つ、感動のファミリーストーリー。

2024年元日、能登半島に震度7の地震が襲った。大阪で暮らすホテルマン・星場恵介は、故郷で震災が起こったことを入院中の父に伝えた。
能登半島で生まれ育った両親は戦後、若くして大阪に出、今は二人とも入院生活をしている。同じ病院にいながら会うことのできない両親を案ずる恵介に、父はこれまで語らなかったふるさとでの母との思い出、そして故郷を離れ波瀾万丈の人生を送った一族の話を語り始めた。
著者渾身の新たなる代表作。

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われらみな、星の子どもたち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    家族は温かいものだと再認識。
    親とすぐ喧嘩をしてしまう毎日ですがこの本を読んで親と色々なことを語りたいと思いました。

    0
    2025年11月15日

    Posted by ブクログ

    大阪で暮らす星場恵介は、2024年元日、能登半島の地震を入院中である両親に伝える。
    両親は、戦後若くして大阪に出てきてクリーニング店を営んでいた。
    母が脳梗塞で倒れて言語に障害が残ってからは、同じ病院で入院していた父が、恵介に能登での話をするようになった。
    父が語った話は、星場の名前の由来から波乱万

    0
    2025年09月02日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに本読んで号泣しました。
    自分の祖父母、両親、親戚と重なること多々あり。
    みんな必死で生きている姿が目に浮かびました。
    亡き祖父母、先祖に、感謝です。

    0
    2025年08月12日

    Posted by ブクログ

    高齢の親に今までの人生の話を聞くことは、是非やっておくべきことだと思いました。恵介の父親が、自分の生きざまや一族の生きざまを話すのはとても楽しそうでした。いつのまにか能登の星場家の家系図をたどっていくような感じになりました。そうしたい気持ちがとてもよくわかり、読者の私自身も主人公の恵介と一緒に話を聞

    0
    2025年07月31日

    Posted by ブクログ

    感動した。感動した。もっとも親近感を感じる増山実さんの新作を読めたことに感謝しています。そして傑作中の傑作間違いなしの大傑作感動ストーリーを読んでしまいました。能登地震が起こったきっかけでかつて能登で暮らしていた星場家の感動ストーリーの始まりです。大河ドラマにも匹敵するような波瀾万丈、手に汗握る物語

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    もともと能登の話を書くつもりだったのか、
    震災があったから書こうと思ったのか。

    いずれにせよ、自分と連なる人の
    生き様を知るということは、
    自分を知ることにもなるんだと思った、

    0
    2025年10月04日

    Posted by ブクログ

    父と母の歩んできた人生、自分が生まれる前のこと、もっと聞いても良いような気がしてきた。

    小説では、クリーニング屋を営んでいた両親が、亡くなる直前に、若い頃のことや親戚の話を沢山してくれる。どんな人でも大なり小なり山もあれば谷もあるわけで、人生色々だなと思いながら読んだ。この両親は裕福ではなかっただ

    0
    2025年09月13日

    Posted by ブクログ

    面白かった。ノンフィクションかと思うくらいのリアルな語りで引き込まれた。
    星にまつわる苗字の一族のはなし。
    どの一族にも破天荒な伯父さんがいたり、どうしようもなく苦労した叔母さんがいたりするような普通の市井の人の話だけど、どれも波瀾万丈でドラマがある。自分もおじいちゃんの話を聞いてみたい気持ちになっ

    0
    2025年08月10日

    Posted by ブクログ

    家族の物語。
    能登半島地震をきっかけに,主人公・星場恵介が,両親の故郷である能登へ出向き,そこで両親や両親に繋がる人々の過去の記憶をたどりながら,自分の中にある命のつながりに気づいていく。
    興味深いのは,本書タイトルにも主人公の名字にもある「星」にまつわる話題だ。
    主人公は,2度にわたって,柳田植物

    0
    2025年08月05日

    Posted by ブクログ

    自分の親戚、一族のルーツを巡る静かな淡々としたお話だった。
    私自身は親戚付き合い皆無(色々あってほぼ絶縁)だから共感は全くできなかった 笑

    0
    2025年09月03日

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