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「性の公共」をテーマとする著者の、書き下ろし新刊。
新型コロナの影響で学童保育に注目が集まる中、この数年間で、飛躍的に利用者数を伸ばしたサービスがある。それは「放課後等デイサービス」である。
放課後等デイサービスとは、障害のある子どもや発達に特性のある子どものための福祉サービスで、現在の利用者数は20万人を超えている。
その放課後等デイサービスの現場で問題になっているのが、子どもたちの性に関するトラブルだ。特に多いのが「人前で服を脱いでしまう」という行為。ほかにも、人前で性器をいじる、自慰行為をしてしまうなど、様々な問題が起こっている。
本書は、放課後等デイサービスの現場で起こっている性に関する問題を分析した上で、障害のある子どもたち、そして私たちが自分自身や他人の性とうまく向き合っていくための方策を探る。
Posted by ブクログ 2022年04月01日
性被害を受けやすいのが女性ということもあって女性への支援に多く言及しているけど、そもそも“診断基準が男子を基準に作られているので女性の発達障害が見えづらい”というジェンダーギャップがあることに驚き。
この本で紹介されている障害者に対して行われている性教育のプログラム、普通学級でもこういうしっかりし...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月18日
言語化にも至らず、感情表現すらままならぬような、障害者の子ども達における性問題。性器弄りや自慰行為は、障害がなくとも当たり前に存在し、他の動物でも見られるように、生物として問題という訳ではないが、それを人前でしてしまう事が、人間社会では悩ましい点だ。そうした現場の実態、対処方法、性教育の是非などを綴...続きを読む
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