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もう怖がらないで! がんに向き合う12の魔法 - 神様からの贈り物──タヒボ -
東京と熊本で免疫統合医療によって、数多くのステージ4のがん患者を救ってきた医師、赤木純児氏の最新治療メソッド(水素吸入療法、ハイパーサーミア、低用量抗がん剤治療、光がん免疫療法、免疫チェックポイント阻害薬オプジーボとヤーボイなど)と治療の実例を、作家・演出家である中井由梨子氏が取材し、わかりやすく詳述。 特に近年、赤木氏が治療に使用して、その効果を実感しているサプリ「タヒボ」について解説する。 タヒボとはブラジルのアマゾン川流域に自生する樹木で、古くはインカ帝国時代にも薬木として使用されていた記録が残り、現在では抗がんに有効な成分が確認されている注目のサプリである。 標準治療でなすすべがなくなったステージ4のがん患者の方はもちろんのこと、がんと宣告された人にとって重要な情報が詰まった1冊である。 【著者プロフィール】 赤木純児(あかぎ・じゅんじ) くまもと免疫統合医療クリニック院長。宮崎医科大学(現 宮崎大学医学部)卒業。 熊本大学大学院医学研究科博士課程修了後、1992年から1995年まで、アメリカの国立衛生研究所の国立癌研究所に留学し、腫瘍免疫を学ぶ。 帰国後、熊本大学医学部付属病院第二外科(現 消化器外科)勤務などを経て、2010年、玉名地域保健医療センター院長に。2020年2月より現職。 2023年、東京築地に分院である「TOKYO免疫統合医療クリニック」を開院。 日本がん治療認定医、消化器がん外科治療認定医、日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医・指導医、日本消化器病学会専門医、日本乳癌学会認定医、日本統合医療学会認定医、日本統合医療学会理事・熊本県支部長、日本アロマセラピー学会評議員、理化学研究所客員研究員、国際水素医科学研究会理事長。 著書に、『水素ガスでガンは消える!?』(辰巳出版)、『がん治療の「免疫革命」』『がんを切らずに治す』(共に小社刊)など。 中井由梨子(なかい・ゆりこ) 作家、演出家。神戸市生まれ。 1996年に劇団の座付作家としてキャリアをスタート。以降、数々の舞台や映像作品の脚本家・演出家・演技指導者として活躍。 また、作家として、小説やノンフィクションの作品も手掛ける。 主な著書に、『20歳のソウル』(小学館/幻冬舎)、『栄光のバックホーム 横田慎太郎、永遠の背番号24』(幻冬舎)。 構成した『まだ望みはあります』(高橋幸司著/さくら舎)などを通して、がんを克服するための治療法に興味を持つ。株式会社インスピインカ代表。 発行:ワニ・プラス 発売:ワニブックス -
酒癖50
「Hate Alcohol Firm(ヘイト アルコール ファーム) に務める酒野聖は、とある企業の社長から“Hate Alcohol プログラム”の依頼を受けることに……。 それは“酒癖が悪いワースト50”通称「酒癖50(フィフティー)」の社員を集め、彼らに“とあるビデオ”を見せることで、お酒の恐ろしさを理解してもらうというプログラム。 しかし、参加者はプログラム受講後も懲りること無く、お酒を飲み続ける……。 そんな彼らに降りかかる、とんでもない“最悪の結末”とは……? 話題を呼んだABEMAオリジナルドラマがコミカライズ!! ※この作品はフィクションです。登場する人物、場所、団体は実在するものとは一切関係ありません。また、この作品には、いくつか過度な飲酒の表現がありますが、飲酒を助長することが目的ではありません。飲酒は20歳になってから、一定量でお楽しみください。 -
九月はもっとも残酷な月
加害の記憶を忘れ成功体験ばかりを歴史に残すのなら、同じ過ちをまた繰り返す 映画「福田村事件」監督の最新時評集。関東大震災後に起きた朝鮮人虐殺を見つめ、ウクライナやガザに煩悶する。「〈僕〉や〈私〉の一人称が、〈我々〉〈国家〉などの大きな主語に置き換わるとき、人や優しいままで限りなく残虐になれる」と著者は言う。映画公開前後の日々から独自の映像創作論、初めて福田村事件をとりあげた伝説のエッセー「ただこの事実を直視しよう」も収録。その他、入管法やイスラエル・パレスチナ問題、東アジア反日武装戦線など、時事ニュースの奥に潜む社会の核心に食らいつく。 【目次】 Ⅰ 忘れられた加害と想像力 ただこの事実を直視しよう 大量虐殺のメカニズム 映画は観た人のものになる 表現は引き算だ 高野山の夜 忘れられた加害 反日映画の条件 一年ぶりの釜山 オウム以降と親鸞 北京国際映画祭 Ⅱ リアリティとフィクションの狭間で 嫌な奴だと思っていたら嫌な奴に編集できる 天皇小説 テレビに場外ホームランはいらない 「テロ」の定義 三人の兵士たち 『オッペンハイマー』は観るに値しない映画なのか Ⅲ ニュースは消えても現実は続く 事件翌日の夜に 危機管理に目を奪われて転倒 世論とメディアの相互作用 入管法改正前夜 ピースボートは社会の縮図だ イスラエル・パレスチナ問題を考える すぐに消える大ニュース コロナから裏金まで 世界はグラデーションだ 地下鉄サリン事件は終わっていない パレスチナと愛国心 Ⅳ 無限の自分を想像すると少しだけ楽になる くすぶり続けるもの 『いちご白書』 平壌から 自由か安全か 多世界を思う 死刑囚になった夢の話 修業時代 ティッピング・ポイント 北朝鮮ミサイル発射! 桐島、活動やめたってよ ゴッド・ブレス・アメリカ 【著者】 森達也 1956年広島県生まれ。映画監督・作家。98年、ドキュメンタリー映画『A』を公開。2001年、続編『A2』で山形国際ドキュメンタリー映画祭特別賞・市民賞。2023年、劇映画『福田村事件』で釜山国際映画祭ニューカレンツ賞を受賞。著書に『放送禁止歌』『死刑』『A3』(講談社ノンフィクション賞)、『いのちの食べかた』『フェイクニュースがあふれる世界に生きる君たちへ』『ぼくらの時代の罪と罰』『千代田区一番一号のラビリンス』『虐殺のスイッチ』他多数。 -
日航123便墜落事件 隠された遺体
日航123便墜落事件から39年、フライトレコーダーの情報開示裁判が高裁へ、そして最高裁へと展開していく最中、ある「事実」が明らかになる……。 森永卓郎氏(『書いてはいけない』/経済アナリスト)が大絶賛!! 「書いてはいけないことを ここまで書いたのか! 新事実に驚愕した」 日航123便墜落事件から39年、ボイスレコーダーの情報開示裁判が高裁へ、そして最高裁へと展開していく最中、墜落当日の現場を知るある人物から、前代未聞の証言が……。日本航空、行政、メディアの思惑が絡み合う先に「新たな事実」が浮かび上がる。真実に肉薄した衝撃のノンフィクション! -
春の嵐と二人の犬
春の嵐と二人の犬 全68P:表紙1P+本文65P+事務2P ※傾向 断面図/クンニ/乳首責め/顔面射精/男性側の軽度な淫語 などが含まれます。 ※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・職業などとは一切関係がありません。 ※こちらの作品は局部修正を白抜きで行っております。 ◆あらすじ ある出来事がきっかけで夜な夜な飲み歩くようになったOL・マユ ある夜、いつものように繁華街をさまよっていると傷だらけで座り込む男2人を見つける マユ「こんなとこにでっかい野良犬がいる!」 そんな酔っ払い女の軽口に答える男たち 「ワンワン!!」 酒の勢いで男2人と激しい快楽の一夜を過ごすマユ 「俺らは飯だけじゃ満足しない野良犬だから」 「うっかり盛った犬拾っちゃったね…?」 とんでもないことをしでかしちゃったんじゃ…?と思うマユだったが そんなことをしてでも紛らわせたかったマユの「心の傷」がまたうずき始めるのだった… 翌朝、持ち帰った男2人・イオリとカナト兄弟が異様に美形なことに驚き 会話を交わすうちに彼らの魅力にどんどん惹き込まれていくマユ 会社にいても、兄弟のいる我が家に「早く帰りたい…!」とはやる気持ちのマユ だがマユの「心の傷」を作るきっかけとなった同僚の女がやってきてマユの心をかき乱そうとする そこへ突然イオリ・カナトが現れ、マユを抱きしめ言い争いを始めてーーー?! ※本作はさりいしの個人誌作品の電子書籍版となります。【69ページ】 -
決断 パナソニックとソニー、勝負の分かれ目
昭和の日本経済を牽引した松下電機産業(現パナソニックホールディングス)とソニー。 世界で圧倒的な強さを見せていた両社は、「失われた30年」で輝きを失う。 どこで間違えたのか。再生に向けての課題はどこにあったのか。 勝負を分けた「決断」の裏側を日経の取材記者が追う、迫力のノンフィクション。 【本書の主な内容】 ・「血い止めんか。死ぬで」――苦戦のビデオ事業、松下幸之助の忠告 ・「憧れのソニーを超えた」――スティーブ・ジョブズのつぶやき ・「パナソニックのネットワーク化は、この程度」――大坪文雄の自戒 ・「プラズマ以外思いつかない」――止められない投資、7期連続の赤字 ・「電池工場を見学したい」――イーロン・マスクからの突然の電話 ・「格下のアップルとは組まない」――VAIO現場からの本音 ・「いっさい仕事をするな」――特殊任務、「松下・ヤング」作戦 ・「1秒で出資を決めた」――大賀典雄も見込んだ伝説のスタートアップ ・「30年間、仕事をしてこなかった」――楠見雄規のメッセージ ・「反対するなら代案を出せ」――紛糾するブルーヨンダー買収、津賀一宏の気迫 ・「ソニーを越す」――松下、1年早くゲーム機を発売 ・「何を生意気な」――受け入れられなかった安藤国威の訴え ・「幸之助後、成長がない」――中村邦夫、タブーだったリストラに着手 ・「頭がおかしくなったんじゃないか」――CMOS開発、鈴木智行の決断 ・「これからは『暮らしまるごと』カバーする」――ヤマダHD、パナソニックに挑む ・「ハード屋では時代を先取りできない」――ヤマダ、ライバルアマゾンと手を組む -
AIは「月が綺麗ですね」を理解できるか? 愛と人工知能を哲学する
古くから、それはきっと人類が誕生したころから、“愛”という概念、感情は存在している。抽象的で捉えられないその感情は、言葉なくして表せられない。 そうしたヒトの感情を、「AIという存在は理解できない」「人の仕事がAIに奪われているとは言いつつも、感情を伴う仕事は奪われることはない」と人々は言う。しかしそれは、真実だろうか――? そこで本書では、さまざまなフィクションにおける「愛にまつわる言葉」を紹介。その言葉の意味や、性愛・友愛・家族愛・推しへの愛などの、人が持つ“愛”について、AIは理解できるのか、そもそも言葉を理解できるとは、愛を理解できるとはどういうことなのかなどを、言語哲学の視点から解説・検討する。 ※カバー画像が異なる場合があります。 -
「社会」の底には何があるか 底の抜けた国で〈私〉を生きるために
『「社会」の誕生』(2011年)、『「社会」のない国、日本』(2015年)に続く講談社選書メチエ「社会三部作」、完結。 前著以降の約10年、日本は幾度も自然災害をこうむり、実質賃金が上がらぬまま円高から円安に移行し、物価高に苦しめられている。それに呼応して、さまざまなレベルで分断や分離が進行しているように見える。そして、著者もこの期間に人生の苦難を経験し、三部作の構想をいかに完結させるか、完結させられるかを考え続けた。 「日本ではフィクションつまり作り話が増殖し、蔓延し、しまいには事実や現実に取って代わってしまった。庶民の実態とはかけ離れた「好況」、「経済成長」、科学的事実を無視あるいは隠蔽した「安全・安心」、違法な証拠隠滅さえ厭わず明らかな嘘を押し通す国政の運営等々。あげくの果てには荒唐無稽な陰謀論の不気味な浸透……」――そんな現状認識から始める著者は、こう断じる。「今日ついに我々は、ばらばらになり、互いに共に生きられなくなっている。強者・弱者、マジョリティ・マイノリティの話だけではない。人が人として、個人が個人として生きられなくなっている。人々は分断され、「互いに同じ人間同士」であると思えなくなっている」。 それが証拠に、コロナ禍で叫ばれた「ソーシャル・ディスタンス」に、この国の人々はいとも容易に適応したではないか。では、「社会」が存在しないとは、「社会」が存在しないところで生きるとは何を意味しているのか。――この根本的な問いに答えるために、著者は「社会」を成り立たせる最も根底にあるものを問うことを決意した。前2著での議論を簡潔に振り返り、その末に到達する結論とは? 誰もが考えるべき問いを静かな感動とともに伝える完結篇にふさわしい名著。 [本書の内容] 序 章 分解する日本社会 第1章 社会の誕生、人間の誕生、社会学の誕生 一 トクヴィル──民主主義と人民 二 デュルケーム──社会学の創造 三 ベルクソン──社会的事実の基底 四 永井荷風──日本「社会」の不在 第2章 社会的生の規範性と社会学の基底 第3章 社会を成す=為す個人──デュルケーム道徳教育論 一 道徳性の第一、第二要素──規律の精神と集団への愛着 二 道徳性の第三要素──意志の自律性 三 意 志──生たる社会 第4章 合意に依らない民主主義 一 トクヴィル民主主義論の基底 二 ベルクソンの民主主義論 三 民主主義の根底 第5章 社会の根底 一 生という事実 二 賭けの網 三 生という絶対所与 四 社会と社会学の現実性=実在性 五 民主社会を生きるということ──平等と自由、意志の自律と多様性 終 章 現代日本を生きるということ -
雪解けの尾根 JAL123便の墜落事故
遺族の立場に甘えない、やさしくも厳しい目で綴った渾身の手記 どんなに騒がれた大事故でも、時がたつとともに世間から忘れられていきます。しかし、この事故の裏側には、決して忘れてほしくない事実や、人のやさしさがありました。私は、日航機事故のその後を、多くの人に伝えたいと思いました。(本文より) 雪解けの尾根を登る日航社員、上野村の村民、マスコミの人たちとの交流を重ねるうちに生まれた人間ドラマを、筆者のやさしくも厳しい目とココロが追う。「日本航空123便墜落事故」の遺族が自らペンを取った感動のノンフィクション作品。 第一章 遺族として過ぎた十一年 第二章 日航の社員たち 第三章 墜落現場の上野村と村人たち 第四章 忘れられないマスコミの人たち 第五章 尾根に散らばる遺品 第六章 遺書が取り持った友情 第七章 御巣鷹の尾根管理人 ●池田知加恵(いけだ・ちかえ) 東京都生まれ。慶應義塾大学文学部社会学科卒。 -
トンデモ本? 違う、SFだ!RETURNS
なぜありえないことをそんな一生懸命に描くのか? 面白いからに決まっている! 宇宙が赤外線の波長よりも小さく縮んでしまう。異次元からの攻撃でボストンが消滅する。滅亡したイギリスをもう一度作る。怪獣の群れが横須賀を襲撃する。ロケットで地球を動かす。第二の月が誕生する。実はこの世界はフィクションだった……ありえないことを「そんなことあるわけない」とバカにするのではなく、「本当にあったらどうなるのか」を前提に、もっともらしい設定を考え、真剣にシミュレートしてみせることで、常識を打ち破り、現実を揺るがせる驚きの感覚――センス・オブ・ワンダーを生み出す。それがSFの魅力だ。(本文より) 過去に誕生したバカ力に満ちた偉大なSFの数々を一挙紹介。SFを深く愛している人のためのSFガイド、第2弾。 第1章 小説編 第2章 映画編 第3章 マンガ編 第4章 テレビ編 ●山本弘(やまもと・ひろし) 作家。元「と学会」会長。日本SF作家クラブ会員。1956年京都府生まれ。1978年『スタンピード!』で第1回奇想天外SF新人賞佳作に入選。1987年ゲーム創作集団「グループSNE」に参加。作家、ゲームデザイナーとしてデビュー。2003年『神は沈黙せず』が第25回日本SF大賞の、また2007年発表の『MM9』が第29回日本SF大賞の候補作となり、2006年の『アイの物語』は第28回吉川英治文学新人賞ほか複数の賞の候補に挙がる。2011年『去年はいい年になるだろう』で第42回星雲賞を受賞。 -
超孤独死社会 【毎日文庫】 特殊清掃の現場をたどる
人も遺品も〝ゴミ〟になる 凄まじい腐臭の漂う部屋で―― 私は、亡くなった人々の抱えていた「生きづらさ」が 他人事とは思えなかった。 誰もが自分の死から逃れられない。 気鋭のノンフィクションライターが壮絶な〝後始末〟の実態に迫る。 各メディアで大反響! 待望の文庫化。 「特殊清掃」とは、自殺や殺人事件などが起きた凄惨な死の現場の原状回復を行う業務全般をさす。そして、そのほとんどを占めるのが孤独死だ。 私たちはいずれ一人になる。孤独死やゴミ屋敷などの壮絶な清掃現場をクローズアップし、死者たちの苦悩に思いを馳せ、特殊清掃人らの生きざまを描き、日本社会が抱える孤独・孤立問題に斬り込んだ渾身のノンフィクション。 -
ほんとうのことは誰にも言いたくない
わかりあえない。それでも 『くいもの処 明楽』から『違国日記』まで、ヤマシタトモコ全編語り下ろしインタビュー本 全コミックスを作者自身が振り返るのみならず、幼少期や学生時代、同人活動、デビュー前夜など漫画家へと至る歩みを述懐 変わらないもの/変わっていくもの、社会に向ける眼差し、物語の核にある思い……20時間以上にわたる取材から浮かび上がるヤマシタトモコの現在―― BL誌、青年誌、女性誌とさまざまな媒体で多種多様な人たちの「名前のつけられない」関係を描いてきた漫画家ヤマシタトモコ。全編語り下ろしとなる本書は、幼い頃から「フィクション」に惹かれてきた彼女が、自身の全コミックスについて語るのみならず、幼少期や学生時代、同人活動時代、雑誌への投稿を行っていた時期など、漫画家へと至る歩みも振り返る内容となっています。 20時間以上におよぶ取材では、代表作である『違国日記』や『さんかく窓の外側は夜』はもちろん、商業デビュー作の『くいもの処 明楽』、『このマンガがすごい!2011』オンナ編で1位、2位をそれぞれ獲得した『HER』『ドントクライ、ガール♥』、年に5冊も刊行していたBLコミックスなどを現在の視点から述懐する中で、社会に向ける眼差しや物語の核にある思いなど、作り手としての姿勢が立ち上がってきます。また、影響を受けた作家や作品、作品の発想源となった音楽、そして『違国日記』が完結したあとのことも述べられています。 インタビュアーはBLに造詣が深く、これまでにヤマシタへの取材や登壇イベントの司会を多数行っているライターの山本文子が担当。デビュー単行本刊行時から取材を行ってきた山本の質問によって、ヤマシタの軌跡が生き生きと浮かび上がってきます。 装画はヤマシタの描き下ろし。デザインは『違国日記』でもタッグを組んでいる川名潤が担当しています。 -
【分冊版】無限の奪還者
大戦から100年後。国は荒廃し、人々は生きることに困窮していた。そんな世界で、カケルは失踪した妹・アイリを探し続けていた。ある日、カケルは夜盗に襲われて死亡してしまい…。だが次の瞬間には、何もなかったように元に戻っていた!? この世界は、自分は、一体どうなっているんだ!?※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。 -
核融合ビジネス 天才たちによる「究極のモノづくり」
★ビル・ゲイツほか世界の賢人たちがこぞって投資する「未来のエネルギー開発」を完全解説 未来の電力問題を解消するのは“人工太陽”か!? 「フィクション」だと笑われてきた核融合の分野で、18億ドルという資金を集めた企業があることをあなたは知っているだろうか。投資家には脱炭素のリーダーであるビル・ゲイツをはじめ、グーグルや、シリコンバレーの著名投資家たちがズラリと並んでいる。 石油やガスなどの化石燃料に頼らない究極のクリーンエネルギーの実現を掲げて、いま大量のお金がスタートアップに注がれ、世界50社以上が開発競争を繰り広げているのである。 情報がほとんど入ってこない、次世代エネルギー開発レースの舞台裏を、NewsPicks編集部が徹底レポートする。 ◎目次 はじめに 第1部 天才たちが賭ける「究極のものづくり」 第2部 【秘話】日本が支えた、核融合のイノベーション ・2年後に動き出す「ミニ核融合炉」 ・2500億円を集めた「驚異のマグネット」 ・トップが繰り返す「日本もうで」 ・イーロン・マスク企業が「アクセス禁止」 ・敏腕投資家をも引き込む「人たらし力」 ・勝者は、まだ分からない 第3部 【独占】世界で初めて、核融合ファンドをつくった男 ・「核融合」に本気になった日 ・日本の起業家にも、面談した ・核融合の「ルネッサンス」が起きている ・トップタレントを魅了する「資金力」 ・商業化は「10年以内」にできる ※本書は経済メディア・NewsPicksに「ザ・核融合マネー(2023年6月)」として特集され、現在も有料提供されているコンテンツを電子書籍向けに再編集した作品です。肩書、業績、法律などはすべてリリース時のものです。 -
【リーダーの教養】「洋書」を読む 邦訳を待たないというスタイル
あらゆるノウハウや情報がオープンとなり誰にでもクイックに検索、拡散できる時代。「本」の希少性という一面について再考すべき時なのかもしれない。本は基本的に買うことでしかたどり着けない情報であり、仮に3,000部刷ったものは最大でも3,000人しかその内容は届かない。混合玉石であることに言は俟たないが、この世で3,000人しかしらない情報というのはあまりに魅惑的ともいえる。そして今回はその中でも焦点を当てるのが「洋書」である、「洋書を読むことの価値」と言い換えてもいい。 これまでも多くの場面で経営者やトップのビジネスパーソンなど、情報を先んじて得ることの優位性を知り尽くしている人々に、洋書が読まれていることは知られている。世界のビジネス動向をリアルタイムで掴むには、邦訳を待たずして原書を読むに越したことはないし、英語を体にしみこませる作業にもなる。 いまこれだけ情報があふれているからこそ、あえて”洋書を読む価値“ をリーダーであるあなたに強く伝えたい。 【目次】 ・はじめに 第1部・篠田真貴子:なぜビジネスパーソンは「洋書」を読むべきなのか ・洋書を読めば「本質」が分かる ・面白い本は「紹介」してもらう ・洋書の探し方 ・あなたに刺さる「3冊」はこれだ 第2部・未翻訳の最高傑作を、先読みしよう 第3部【秘話】17歳の環境活動家、「グレタ・トゥーンベリ」の物語 第4部【必読】ビル・ゲイツが勧める、「今」読むべき10冊 ①世界は危機を乗り越えてきた ②「血」の全てを知ろう ③ゲイツも涙したロシア小説 ④大統領はいかに戦争してきたか ⑤資本主義はどこへいくのか ⑥フィクションにはまるゲイツ ⑦アメリカの歴史を一冊に ⑧スター・ウォーズ並に楽しみ ⑨全く新しい学校の形 ⑩もう徹夜とはおさらば 第5部【厳選5冊】日本人には書けない「翻訳書」を読め ※本書は経済メディア・NewsPicksに「リーダーの教養「洋書」を読む(2020年1月)」として特集され、現在も有料提供されているコンテンツを電子書籍向けに再編集した作品です。肩書、業績、法律などはすべてリリース時のものです。 -
ソニーを創ったもうひとりの男 岩間和夫四代目社長
本書と連動した内容が楽しめるYouTubeチャンネル「デイリーWiLL」 動画URLはこちら→https://www.youtube.com/@Daily_WiLL 「技術者の気概」を描いた感動のノンフィクション! 2024年の決算でソニーは初めて売上が13兆円を超えた! 町工場からスタートし、見事グローバル企業に成長したソニー。 その礎を築いたファウンダー「発想の井深大」、「販売の盛田昭夫」。 だがもう一人、「第三のファウンダー」がいた。 盛田の後を継いで四代目社長になった「技術の岩間和夫」である。 「華やかな二人」に技術の裏付けのあるユニークな製品を与え続けた男。 岩間はソニーの技術部門を一手に引き受け、日本の半導体事業を牽引した。 いま世界の45%のシェアを誇るイメージセンサーも、 この男がいなければできなかったであろう。 岩間は会長になる前、社長在任のまま63歳で世を去った・・・。 ソニーの技術者たちから「オヤジであり神様だった」と言われる男。 幼なじみであり、年下の義理の兄になる盛田の懇請を受け、 東大地震研究所の研究者から、明日をも知れぬ町工場にやって来た技術者の見事な生き様を見よ――。 -
原発事故に立ち向かった 吉田昌郎と福島フィフティ
2011年3月11日、東日本大震災によって「福島第一原発事故」が発生した。このとき、暴走する原子炉、放射性物質の飛散という恐ろしい事態に敢然と立ち向かった人たちがいた。汚染と生命の危機の中で踏みとどまった彼らのことを海外メディアは、「フクシマ・フィフティ」と呼んだ。本書は、福島第一原発所長の吉田昌郎さんと福島フィフティが、極限の状況で、何を感じ、どう闘ったのかを、鮮明に描き出した。著書『死の淵を見た男』を土台に据えつつ、本書は「友情物語」という新たな視点と証言、エピソードで再構成されている。仲間への友情と思いやり、「ふるさと」を救わねばという責任感と使命感がひしひしと伝わる感動のノンフィクション。小学高学年から。 -
太宰治との奇跡の四日間(きずな出版) 私的、昭和文壇史
【数々の作家を惹きつけた、一つの謎】「昭和二十一年(1946)、十二月が数日後には、新しい年に変わろうかという師走のことだった。神奈川県芦ノ湖に近い芦ノ湯温泉は、いまでこそすばらしい温泉地になっているが、戦争に負けて一年半足らずの時期は、温泉といっても、いまの家庭風呂に毛の生えたようなもので、私は一週間ほど滞在したが、この男性以外の客を、一人も見なかった。」(本文より) 終戦ほどない時分、14歳の著者が湯治場で見知ったある男。この男の正体は誰か。松本清張、三島由紀夫、川端康成……この謎は数多くの作家を惹きつけ、著者の運命を大きく動かすことになる。文学史上には存在しない事実を、93歳、現役作家が書き下ろす待望のノンフィクション昭和文学史! 【目次】第一章 温泉宿の男 第二章 心中事件 第三章 空想の担当者 第四章 太宰治との絆 -
故人サイト
突然死/死の予兆/闘病記/残された辞世/自殺願望/追悼 インターネットで学べる死の事例84本 亡くなった人たちが遺していったホームページたち 個々人の声は、 発信者が亡くなった後でもインターネットに残り続けることがある。 本人が意図しないかたちで残ってしまった例もあれば、 覚悟を持ってこの世に残していった言葉もあり、 なかには残された人たちによって故人の モニュメントが作られるといったケースも見受けらる。 それらを追うと、 故人が生前に抱いた死に際しての想いが聞こえてくることがある。 死はインターネットで学べる。 知ることは後ろめたいことではない。 大切にするということは、腫れ物扱いすることではない。 本書では、 そんな故人がインターネットに残していったサイト84本を取り上げ、 死にゆく人々の本音に迫った――。 ■目次 ・はじめに ●第一章 突然停止したサイト ・ハンターこういちのバイク旅行記 ・旅の女神にキッスして ・飯島愛のポルノ・ホスピタル ほか ●第ニ章 死の予兆が隠されたサイト ・純恋童話 ・戦車模型チャンネルB ・流通ジャーナリスト金子哲雄のWEBマガジン ほか ●第三章 闘病を綴ったサイト ・自分の不幸が面白い! ・戦略事業部の挑戦 肺がんとの壮絶な戦い ・ギャルだけど臓器移植 ほか ●第四章 辞世を残したサイト ・どーもの休日♪~しかしなんだね。ガンだって~ ・進め!一人暮らしの闘病記。 ・小細胞肺がん進展型肺がん患者の余命日記 ほか ●第五章 自ら死に向かったサイト ・むやみやたらにひとりごと ・日本一才能のない漫画家志望(死亡) ・元吉原♪クラブ夢 真性Mかのちんブログ ほか ●第六章 引き継がれたサイト 追悼のサイト ・森徹追悼ページ ・千里&うさ子の乳がんスローライフ ・出会えてありがとう ほか ・おわりに ■著者 古田雄介 1977年愛知県生まれのノンフィクションライターで、 任意団体・デジタル遺品を考える会の代表。 名古屋工業大学工学部社会開発工学科(建築系)卒業後、 建設会社と葬儀会社を経て2002年に雑誌記者に転身。 2010年から故人が残したサイトやデジタル故人、デジタル遺品に関する調査を続けている。 主な著書に『ネットで故人の声を聴け』(光文社新書)、 『第2版 デジタル遺品の探しかた・しまいかた、残しかた+隠しかた』(伊勢田篤史氏との共著/日本加除出版)、 『スマホの中身も『遺品』です』(中公新書ラクレ)など。 -
まんがでわかる! はじめての育児あんしんバイブル
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●アメブロ公式ブロガーでインスタフォロワー11.4万人。4児のママであるリコロコさんの涙あり、笑いあり、失敗ありのリアル子育て体験まんがから学べる、幸せ育児。 ●神奈川県こども医療センター 小児科専門医 松井潔先生監修による、発達や病気ほか、0~2歳までの生活に必要な情報をていねいに解説。不安や悩みをスッキリ解消できます! 本書の特徴 ・4児の育児体験から得た心得やコツを惜しみなくまんがの中に描き込みました。はじめての育児でも楽しく読み進むだけで、コツと楽しさがわかります。 ・まんがは、新生児期から子どもの発達・成長に合わせて進んでいきます。時期ごとに多くのママがぶつかる悩みにスポットを当て、悩めるママパパをフォローします。 ・リコロコ家のパパ育児についても描いています。手伝いたいけれども何からやったらいいのか分からないパパや、パパにもっと積極的に育児してほしいと願っているママに読んでもらえれば、たくさんのヒントがみつかります。 ・まんがの間には、子どもの発達や生活上ポイント、ケガや病気のことまで、育児を補足する記事を小児科医監修でつくっています。育児にまつわる正しい情報が網羅されているので、この1冊を育児中のあんしんバイブルとしてお使いください。 リコロコ アメブロ公式ブロガー。月間1300万PV 突破。インスタではフォロワー11.4万人(どちらも2024年6月現在)。4児の母で、SNSなどで主にセミフィクション漫画を描いている。 -
オープン・ボート、青いホテル、モンスター
米国の自然主義文学の先駆とされる作家、スティーヴン・クレインの一連の短編の新訳。 アーネスト・ヘミングウェイは二十代の若い作家志望者に助言を求められ、トルストイの『戦争と平和』やドフトエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』など世界文学の古典十六作を示したが、そのリストのトップにスティーヴン・クレインの『青いホテル』と『オープン・ボート』という二つの短編が含まれていた。 クレインは二十八歳で早世したが、フォークナーやヘミングウェイなど後の世代の作家にも大きな影響を与えた。 『オープン・ボート』は、キューバに新聞社の通信員として取材に向かうために乗っていた船が沈没し漂流した末に生還したという作者自身の実体験に基づいている。 クレインはその体験を新聞にノンフィクションの手記として記載し、その半年後に小説『オープン・ボート』として雑誌に発表している。 本書では新聞に掲載された手記と小説の両方を訳出しているので、同じ事故をめぐるノンフィクションとフィクションを読み比べることで、すぐれた作家の創作手法や意識の違いがはっきり読み取れる。 『青いホテル』は逆に心理描写がなく、登場人物の目に見える行動のみを追うことで、東部からの旅行者の不条理な死の顛末を描いている。 『モンスター』はワイロムヴィルという中西部の架空の町を舞台にした作品で、医師の家庭で起きた火災をめぐって、人間の誠実さとは何か、小さな共同体における人の噂や社会の空気、フェイクやヘイトといったものの持つ力などが描かれ、SNS全盛の二十一世紀のネット社会の縮図を見るよう。あまりに現代的で、現代にこそ通じる作品である。 -
【分冊版】死神姫と牧師様
私は死神姫。実の母親である王妃の殺害容疑で、10年間幽閉され、今日処刑される。「でも、まだ生きたい…」決死の想いで海に飛び込むと、目の前にはイケメン牧師の姿。この出会いが死神姫の運命を大きく変えていく——。 ※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。 -
2士ペン君
本文150ページ中、有料限定公開56ページを収録。 人類の「自国防衛隊」(略・自衛隊)は長年悩まされてきた、人手不足の解決策として動物を採用した。 結果、できたのが「自国防衛あにまる隊」である。 しかし、動物たちは自らの権利を守るため、国としての独立を宣言。 その中で「自国防衛あにまる隊」は動物たちのための組織となる。 人類とは上手くやれたり、やれなかったり、戦力では到底敵わないと知りつつも独立を守っている。 たまに合同訓練もする。 人類から教育を受けたので、人類の隊と似ている、とかなんとか言われているが、 よく分からないまま毎日元気に生きている動物の兵隊たちのお話。 フィクション。 -
ブレグジットの日に少女は死んだ
英国で話題の疑似ノンフィクション犯罪小説。 2016年6月、EU離脱を問う国民投票が行われた日、ヨークシャーの海辺の寂れた町で、16歳の少女が暴行を受けた上にガソリンをかけられ焼き殺された。犯人は同じ高校に通う16歳と17歳の少女3人だった。 ジャーナリストのカレリは事件の地に居を移して背景を取材し、被害者・加害者の生い立ちから事件に至るまでをまとめたノンフィクションを発表した。しかし、取材を受けた者たちから本の内容に誇張や曲解、捏造があるとの訴えが寄せられ、違法な取材手法も発覚、本は回収に。 凄惨な事件が起きるまでに少女たちに何があったのか、そしてノンフィクションの内容は真実なのか――。 「グランタ誌の選ぶ最優秀若手作家」の一人イライザ・クラークが、T・カポーティ『冷血』にオマージュを捧げた衝撃の疑似ノンフィクション型犯罪小説。ごく普通の少女たちが怪物になるまでをリアルに描き、悲劇すら消費してしまう現代社会を告発したディラン・トーマス賞候補作。 (底本 2024年7月発売作品) -
みんなの研究
「69本のホットドッグ、93個のハンバーガー、110本のソーセージ……1日かけても、1週間かけても、食べられそうにない量だと思う? でもね、ぼくなら、どれもだいたい10分くらいで食べちゃうんだ。」 数々の世界記録をもち、大食いをスポーツに変えた人物として知られる著者が、食べることのふしぎと魅力について語ります。世界を旅しながら食べた、おもしろくておいしそうな料理もご紹介! 「みんなの研究」は、みんなの「知りたい」を応援する、あたらしいノンフィクションのシリーズです。 -
日月潭の朱い花
【第35回小説すばる新人賞受賞第一作】 デビュー作『楊花の歌』 Apple Books 2023年ベストデビュー作(歴史フィクション)第12回歴史時代作家協会賞新人賞部門候補 第3回本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞候補 【東山彰良さん推薦!】 本当の自分への逃走はこんなにも輝かしい 25歳のサチコは、不条理な派遣労働から逃れるように亜熱帯の台湾に渡り、偶然再会した在日コリアンのジュリと、台北の迪化街で暮らしていた。 誕生日の晩、サチコが古物商の革のトランクのなかに日本統治時代の台湾を生きた女学生の日記をみつけたことから、ふたりの生活は一変する。 普段は引きこもっていたジュリだったが、その日記を書いた女学生の行方調査に夢中になり、やがて大きな謎につきあたった。 それは、70年以上前、深山に囲まれた日月潭という湖で起こったある少女の失踪事件だった。 遠い昔に姿を消した少女を探す旅は、いつしかふたりのアイデンティティを求める旅につながってゆく――。 -
マーリ・アルメイダの七つの月
戦場カメラマンのマーリ・アルメイダは、冥界の受付で目が覚めた。現世に留まる猶予は七つの月が沈むまで。スリランカ内戦の狂騒を魔術的に駆け抜ける、圧巻のブッカー賞受賞作。 あなたはこの物語で、人間の悲劇的な愚かさと、目も眩むような愛を目撃することになる。 ──西加奈子 最高にグルーヴィーな語りのリズム。主人公マーリ(の幽霊)と一緒に知られざるスリランカの闇を突っ切った。 ──佐藤究 全ての諍いは死者たちの呪いから始まる。時にフィクションは現実の暴力に無力だ。が、この悪夢の旅はどうだ、シュールな笑いで飄々と死体の間をすり抜けて行く。これはすぐ間近に迫る我々の明日の物語だ。 ──幾原邦彦 強烈なエネルギー、悲しいユーモア、胸が張り裂けるような感情。そして、歴史が人々へしたことへの燃えるような怒り。 ──「ガーディアン」紙 「この世界の狂気をどう説明できる?」 1990年、内戦下のスリランカ・コロンボ。 戦場カメラマンにしてギャンブラー、皮肉屋で放埒なゲイであるマーリ・アルメイダは、目を覚ますと冥界のカウンターにいた。自分が死んだ記憶はないが、ここに来る前に内戦を終わらせるための重要な写真を撮ったことは覚えている。与えられた七夜の猶予のうちに、自分を殺した犯人を捜し、内戦を終結に導くことはできるのか? 復讐を誓う青年革命家、爆破テロの犠牲になった博士、魂を飲み込む邪神、錯綜する陰謀……。死者も生者も入り乱れた地の混沌を駆け抜ける、狂乱のゴースト・ストーリー。 -
マーリ・アルメイダの七つの月 上下合本版
戦場カメラマンのマーリ・アルメイダは、冥界の受付で目が覚めた。現世に留まる猶予は七つの月が沈むまで。復讐を誓う青年革命家、爆破テロで死んだ博士、冥界最凶の邪神、泥沼化する三つ巴の内戦──あの世もこの世も巻き込んだ、血なまぐさい混乱の行きつく先は。悲しくも可笑しい破天荒な魔術的ミステリ。スリランカ内戦の狂騒を魔術的に駆け抜ける、圧巻のブッカー賞受賞作。 あなたはこの物語で、人間の悲劇的な愚かさと、目も眩むような愛を目撃することになる。 ──西加奈子 最高にグルーヴィーな語りのリズム。主人公マーリ(の幽霊)と一緒に知られざるスリランカの闇を突っ切った。 ──佐藤究 全ての諍いは死者たちの呪いから始まる。時にフィクションは現実の暴力に無力だ。が、この悪夢の旅はどうだ、シュールな笑いで飄々と死体の間をすり抜けて行く。これはすぐ間近に迫る我々の明日の物語だ。 ──幾原邦彦 強烈なエネルギー、悲しいユーモア、胸が張り裂けるような感情。そして、歴史が人々へしたことへの燃えるような怒り。 ──「ガーディアン」紙 「この世界の狂気をどう説明できる?」 1990年、内戦下のスリランカ・コロンボ。 戦場カメラマンにしてギャンブラー、皮肉屋で放埒なゲイであるマーリ・アルメイダは、目を覚ますと冥界のカウンターにいた。自分が死んだ記憶はないが、ここに来る前に内戦を終わらせるための重要な写真を撮ったことは覚えている。与えられた七夜の猶予のうちに、自分を殺した犯人を捜し、内戦を終結に導くことはできるのか? 復讐を誓う青年革命家、爆破テロの犠牲になった博士、魂を飲み込む邪神、錯綜する陰謀……。死者も生者も入り乱れた地の混沌を駆け抜ける、狂乱のゴースト・ストーリー。 ※本電子書籍は、「マーリ・アルメイダの七つの月 上・下」の合本版です。 -
【分冊版】わたしのVR恋愛事情
恋愛ご無沙汰の27歳・設楽優雨(したらゆう)。妊娠した後輩のカバーで、今日も残業……。そんな冴えない彼女に転機が! それはVRマッチングアプリ。VR世界に入ると、女子高生になっていて、イケメン生徒にいきなり……。新感覚の大人の学園ラブストーリーがはじめる――。 ※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。 -
【分冊版】竜颯のシャシャ
人間と動物たちが共存している国ラドグニア王国。そこに竜に乗り、郵便配達を行う少年・シャシャがいる。シャシャは相棒の竜・シァシァと自由に空を飛びまわるが……穏やかな日常は突如終わりを告げる。 ※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。 -
ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた
やらかしたくないエンジニアに贈る「失敗の教科書」! 失敗事例で学ぶ、よくある落とし穴の回避策 ソフトウェア開発は、どんなときも順調に進むとは限りません。チームで開発を進めるエンジニアたちは、開発の足を止める「落とし穴」の数々と向き合わなければなりません。 「いつのまにか機能が肥大化していて、手がつけられなくなった…」 「仕様がまったく共有されていないまま、開発が進んでいた…」 「ちょっとしたコード変更が一日分の工数を奪った…」 本書は、このような落とし穴にハマってしまった開発現場の「失敗エピソード」を面白おかしく紹介する、失敗事例集です。事例は架空の開発現場を舞台にしたフィクションですが、著者自らが体験した経験をベースに構成しているので、臨場感たっぷり。読んでいるだけで冷や汗が浮かびます。 また、失敗につながる落とし穴を回避したり、抜け出すための方法も解説しています。新しく開発チームを率いることになった新任リーダーや、チームで開発に取り組むエンジニアが、失敗に直面した際にどのようなアクションを起こせばよいか、現場で役立つ具体策がわかります。 エピソードは「企画」「要件定義」「実装」「品質管理」といった開発の工程別に42篇を収録。各エピソードの冒頭には、4コマ漫画を掲載しているので、楽しく読み進められます。 【収録エピソード(一部抜粋)】 ●機能がてんこ盛りで実装が間に合わない「全部入りソフトウェア」 ●お願いされた機能を断れない「八方美人仕様」 ●ユーザーを迷わす自分ルールのUI「オレオレ表記」 ●カタログだけで判断する「スペック厨導入」 ●行間を読ませる「文学的仕様書」 ●リリース版が復元できない「不完全リポジトリ」 ●つい自分でやってしまう「経験値泥棒」 ●修正が新たなバグを生む「バグ無間地獄」 ●アクションしない「聞くだけ進捗会議」 ●施策を打ち続ける「カイゼンマニア」 など全42篇! 【目次】 Chapter1 「企画」で失敗 Chapter2 「仕様」で失敗 Chapter3 「設計・実装」で失敗 Chapter4 「進捗管理」で失敗 Chapter5 「品質管理」で失敗 Chapter6 「リリース後」に失敗 ※本電子書籍は同名出版物を底本として作成しました。記載内容は印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。 ※印刷出版とは異なる表記・表現の場合があります。予めご了承ください。 ※プレビューにてお手持ちの電子端末での表示状態をご確認の上、商品をお買い求めください。 -
日本軍の小失敗の研究 勝ち残るために 太平洋戦争の教訓 新装解説版
学びとるべき〝失敗〟の例! 人口2倍、戦力2倍、生産力20倍のアメリカと戦った「日本軍」という巨大組織の失策の本質とは。異色の太平洋戦争文化人類学。 敗者の側にこそ、教訓は多く残っている──世界の半分を戦場とし、一〇〇〇万人の生命が失われた太平洋戦争──大国アメリカに戦いを挑み、敗北した日本が学ぶべきこととは。より小さな局面からユニークな視点で読み解く、敗因の究明と分析。日本とアメリカ、日本人とアメリカ人を考える異色のノンフィクション。〈解説/三野正洋〉 -
響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ
※本書は『響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 前編』 『響け! ユーフォニアムシリーズ 立華高校マーチングバンドへようこそ 後編』を収録した電子書籍合本版です。 マーチングバンドの演奏を見て以来憧れだった立華高校吹奏楽部に入部した佐々木梓は、さっそく強豪校ならではの洗礼を受ける。厳しい練習に、先輩たちからの叱責。努力家で完璧主義の梓は、早く先輩たちに追いつけるよう練習に打ち込むが、楽器を演奏しながら動くことの難しさを痛感する。そんななか、コンクールに向けてオーディションが行われることになり……。アニメ化話題作に新シリーズ登場! ※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体とは一切関係ありません。 -
このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機
※本書は以下2タイトルを収録した電子書籍合本版です。 <収録タイトル> ・このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機 1 ・このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機 2 全国大会に向け練習に精を出す北宇治高校吹奏楽部に衝撃が走る―――。副部長で部の要である3年のあすかが部を辞めるという噂が流れたのだ。あすかの退部の話で練習もままならない部員たち。北宇治高校吹奏学部に迫る最大の危機に主人公・久美子は―――。吹奏楽にすべてをかけた少女たちの最後の闘いが、今始まる。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体などとは一切関係ありません。 -
このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏
※本書は以下2タイトルを収録した電子書籍合本版です。 <収録タイトル> ・このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏 1 ・このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏 2 新しい高校生活。流されやすい自分を変えたい――そんな想いとは裏腹に、久美子は友人に手をひかれるままに吹奏楽部へと入部してしまう。新任の滝の指導のもと、ホンキでぶつかり合い、励まし合い、関西大会へのキップを手に入れた北宇治高校吹奏楽部。さらなる高み、「全国大会」を目指し、日々練習に励む部員のもとへ突然、部を辞めた2年の希美が復帰したいとやってきて――。吹奏楽にすべてをかけた少女たちのいちばん熱い夏が、今始まる。 ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体などとは一切関係ありません。 -
まんがでわかる! はじめての妊娠・出産あんしんバイブル
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 妊娠に気づいたあなたは、大きな体の変化、そして世界の変化にとまどっていることでしょう。 でも、あなたが妊娠に気づくその前から、赤ちゃんはおなかの中で健気に生まれるための準備を始めています。 本書のまんがはおなかの中の赤ちゃん目線で妊娠から出産までを描いています。 ストーリーをたどりながら、赤ちゃんの命の鼓動を感じとってみてください。 きっと体と心の緊張がゆるんで、今しか経験できない幸せな妊娠生活を送れるようになります。 だれよりもあなたを応援しているのは、おなかの中の赤ちゃんです。 本書の特徴 ●まんがはすべて赤ちゃん目線。産婦人科医で3児のママである著者の善方裕美先生がシナリオを執筆。アメブロ公式ブロガーでインスタフォロワー11.4万人、4児のママであるリコロコさんがまんがを描いています。主人公である胎児・ポンちゃんからの「ママ~ここにいるよ~」というメッセージを強く感じながら、出産を乗り切ることができます。 ●年間700件の分娩を扱うよしかた産婦人科の医師、助産師、理学療法士たちが専門領域の立場から全力で執筆しました。ネット検索よりも必要で正しい情報を知ることができます。 ●幸せホルモンと呼ばれるオキシトシンをたっぷり出しながらの出産を応援しています。またバースプラン、呼吸法、アクティブバース、立ち会い出産、産後の育児サポートなど、妊娠・出産まわりの気になるワードもしっかり解説しています。 善方裕美(よしかたひろみ) よしかた産婦人科院長 / 横浜市立大学産婦人科客員准教授。医学博士。日本産科婦人科学会専門医。女性ヘルスケア専門医。日本骨粗鬆症学会認定医。大学で骨粗鬆症・更年期を専門として若手医師の育成に従事する一方、よしかた産婦人科では、年 間約700人の赤ちゃんが生まれる分娩施設の院長をしている。女性が本来持っている産む力を活かせるように、そして、ママと赤ちゃんご家族にとって、幸せな出産と育児になるように、安全で自然なお産を守り、産後ケアの充実に取り組んでいる。家庭では3人娘の母。子どもたちと大好きな音楽ライブに参戦することが目下一番の楽しみ。 リコロコ アメブロ公式ブロガー。月間1300万PV 突破。インスタではフォロワー11.4万人(どちらも2024年6月現在)。4児の母で、SNSなどで主にセミフィクション漫画を描いている。 -
響け! ユーフォニアム 久美子2年生編
※本書は以下3タイトルを収録した電子書籍合本版です。 <収録タイトル> ・響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 前編 ・響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章 後編 ・響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のホントの話 マーチングバンドの演奏を見て以来憧れだった立華高校吹奏楽部に入部した佐々木梓は、さっそく強豪校ならではの洗礼を受ける。厳しい練習に、先輩たちからの叱責。努力家で完璧主義の梓は、早く先輩たちに追いつけるよう練習に打ち込むが、楽器を演奏しながら動くことの難しさを痛感する。そんななか、コンクールに向けてオーディションが行われることになり……。アニメ化話題作に新シリーズ登場! ※この物語はフィクションです。作中に同一の名称があった場合でも、実在する人物、団体とは一切関係ありません。 -
このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ
※本書は以下3タイトルを収録した電子書籍合本版です。 <収録タイトル> ・このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ 1 ・このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ 2 ・このマンガがすごい! comics 響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ 3 新しい高校生活。流されやすい自分を変えたい――そんな想いとは裏腹に、久美子は友人に手をひかれるままに吹奏楽部へと入部してしまう。かつては強豪校だったらしいけど、今は見る影もない吹奏楽部。そんな部の目標はまさかの全国!? 少女たちの心重なる吹奏楽物語、開幕です! ※この物語はフィクションです。実在の人物・団体などとは一切関係ありません。 -
ママが死んでよかった
「ねえ、おっぱいが大きくなるのを止める方法はないの?」 私はママにおそるおそるたずねた。 「あのね、ネッティちゃん、子どものままでいたいんだったら、あるのよ、一つだけ。秘密の方法が。それはね……カロリー制限っていうの」 全米200万部超、世界35カ国以上で翻訳される世界的ベストセラー。『I’M GLAD MY MOM DIED』がついに邦訳に。 日本ではNHK教育テレビ(Eテレ)で放送されていた「サム&キャット」のサム役でおなじみのアメリカの女優、ジェネット・マッカ―ディによる凄絶な自伝的告白。子役としてのキャリアと、2013年に亡くなった虐待母との衝撃的な関係を明かす内容に全米をはじめ、世界が驚愕している。 発売後、ハードカバーと電子書籍の両方でニューヨーク・タイムズ紙のノンフィクション部門のベストセラー第1位となり、発売初週に20万部以上を売り上げた大ベストセラーに。 -
響け! ユーフォニアム 久美子1年生編
※本書は以下4タイトルを収録した電子書籍合本版です。 <収録タイトル> ・『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ』 ・『響け! ユーフォニアム 2 北宇治高校吹奏楽部のいちばん熱い夏』 ・『響け! ユーフォニアム 3 北宇治高校吹奏楽部、最大の危機』 ・『響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部のヒミツの話』 北宇治高校吹奏楽部は、過去には全国大会に出場したこともある強豪校だったが、顧問が変わってからは関西大会にも進めていない。しかし、新しく赴任した滝昇の厳しい指導のもと、生徒たちは着実に力をつけていった。実際はソロを巡っての争いや、勉強を優先し部活を辞める生徒も出てくるなど、波瀾万丈の毎日。そんななか、いよいよコンクールの日がやってくる――。少女たちの心の成長を描いた青春エンタメ小説。 ※この物語はフィクションです。もし同一の名称があった場合も、実在する人物、団体等とは一切関係ありません。 -
ユキは十七歳、特攻で死んだ
死が迫ったとき、あなたは微笑むことができますか? 敗戦の破滅に追い込まれるなか、国を憂い、家族を思い、愛する者を護るために特攻死した少年の、短くも烈しく燃えた生涯とその時代。著者渾身のノンフィクション。 -
【分冊版】平成ギャルと令和ギャルにはさまれて
レトロ大好き男子高校生・羽柴由良(はしばゆら)。ギャルを毛嫌いしていた彼は、あることをきっかけに、平成ギャルと令和ギャルに “はさまれる”ことに! コギャルひしめく平成の渋谷を舞台に、繰り広げられる空前絶後・怒涛のラブコメが爆誕。 ※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。 -
時を超えた偉人たちからの励まし 14日間のモチベーションアップ
さっと読めるミニ書籍です(文章量11,000文字以上 12,000文字未満(10分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 「モチベーションのアップ」が必要なのはいつか。 たぶん順風満帆なときではない。 それは、困難に会い心が折れそうになったときだ。 そしてそれは、大抵、人と人との関わりのなかで解決されてきた。 たとえば「先生の一言でスランプから脱した」「敗退したがコーチからは褒められたので続けられた」など。 相手は必ずしも生身の人間とは限らない。 「伝記を読んで感動した」「映画の主人公に励まされた」とか。 人それぞれに貴重な体験がある。 さてそれでは、モチベーションアップをテーマとする本書は、いったい何をするのか。 当然、個別の先生やコーチと代われるわけはない。 本書では、歴史上の偉人たちの言葉を借りることにした。 偉人たちもいろいろな場面で苦労し、モチベーションをアップさせ偉業を達成した。 その各場面で発せられた名言は、同様な場面で悩む我々への、時を超えた、彼らからの励ましとなるに違いない。 今回、そのような名言を14個選んだ。 1日1個、2週間で14人の偉人から励ましを受ける。 立志から成功まで、なんとなくストーリー風に並べた。 読者としては、“悩めるサラリーマン”、“期待と不安いっぱいの新社会人”、あたりを想定している。 構成は、各名言の背景や場面を理解して、自分の状況と重ねられるようにした。 ただし各偉人に関する記述は、史実を参考にしつつも、モチベーションアップを目的としたフィクションであることをお断りしておく。 全部一期に読んでもいいし、自分に近い状況を拾い読みしてもよい。 気に入ったものは、より詳しく調べてもらいたい。 皆それぞれのやり方で、14人の偉人たちのお言葉に、耳を傾けていただきたい。 【著者紹介】 安門拓(アモンタク) メーカーでシステム関連の研究開発に、その後、金融機関でリスク管理や市場分析の業務に従事。学術的な学会にも所属し、理系と文系のはざまで、さまざまな経験を積む。 部下を指導する立場となり、いろいろな人間関係の知見も蓄積。文学からアニメ、プログラミングからAI、筋トレからマラソンと、興味と好奇心の幅は広い。 -
忘れられた日本史の現場を歩く
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 北海道から九州まで全国19ヵ所… 気鋭のノンフィクション作家が、自らの足で日本の“裏面史”を歩いた記録的一冊! 暗闇の中を旅するような風景の描写は、「残すか、忘れるのか」そんな問いを投げかける試みのように思える。これぞ八木澤ルポである。 ――丸山ゴンザレス(ジャーナリスト) 列島を、歩く。大地と人間の物語に、分け入る。歴史の彼方に消えてしまった騒めきに、耳を澄ます。その時、細胞が踊り始める。 ――奥野克巳(文化人類学者) 【内容】 私が好んで歩いてきたのは、アイヌの人々の歴史であったり、 東北の蝦夷、江戸時代の大飢饉の記憶、悪所と呼ばれた色街、 明治時代に海を渡った日本人の娼婦からゆきさん、 歴史的に弾圧されてきたキリシタンなど、どちらかというと、 由緒正しきものではなく、悲劇や血に彩られた哀しい歴史であった。 (はじめにより) 本書では、ノンフィクション作家であり、カメラマンでもある八木澤高明氏が、さまざまな理由で「日本史」において忘れられてしまった場所や遺構を訪れ、写真と文章によってその土地に眠る記憶を甦らせていきます。 北海道から九州まで、消えつつある風習や歴史を辿って旅した本作は、日本史好きはもちろん、ここ最近再び盛り上がりを見せている民俗学の視点でも楽しめる一冊です。 【目次】 ●独自の呪術信仰“いざなぎ流”/拝み屋が暮らす集落(高知県香美市) ●パンデミックの悲劇/面谷村(福井県大野市) ●インドから帰ってきた女性/からゆきさんがいた村(山口県岩国市) ●蝦夷に流れ着いた和人たちの城/志海苔館(北海道函館市) ●かつて栄えた風待ちの港/大崎下島(広島県呉市) ●『遠野物語』に記された“デンデラ野”/姥捨山(岩手県遠野市) ●海外への出稼ぎ者が多かった土地/北米大陸に繋がっていた村(静岡県沼津市) ●本州にあったアイヌの集落/夏泊半島(青森県東津軽郡平内町) ●朝廷に屈しなかった蝦夷の英雄/人首丸の墓(岩手県奥州市) ●国家に背を向けた人々の“聖域”/無戸籍者たちの谷(埼玉県秩父市ほか) ●飢饉に襲われた弘前の地/菅江真澄が通った村(青森県つがる市) ●800年前から続く伝説/平家の落人集落と殺人事件(山口県周南市) ●潜伏キリシタンが建てた教会/中通島(長崎県南松浦郡新上五島町) ●飢饉で全滅した三つの村/秋山郷(長野県下水内郡栄村ほか) ●難破船と“波切騒動”/大王崎(三重県志摩市) ●本土決戦における重要拠点/館山湾(千葉県館山市ほか) ●古より遊女が集まる場所/青墓宿(岐阜県大垣市) ●江戸時代の大阪にあった墓地群/大阪七墓(大阪府大阪市) ●自由に立ち入れない場所/津島村(福島県双葉郡浪江町) 【著者プロフィール】 八木澤高明(やぎさわ・たかあき) 1972年神奈川県横浜市生まれ。ノンフィクション作家。写真週刊誌カメラマンを経てフリーランスとして執筆活動に入る。世間が目を向けない人間を対象に国内はもとより世界各地を取材し、『マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅』で第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。著書に『黄金町マリア』(亜紀書房)『花電車芸人』『娼婦たちは見た』(角川新書)『日本殺人巡礼』『青線 売春の記憶を刻む旅』(集英社文庫)『裏横浜 グレーな世界とその痕跡』(ちくま新書)などがある。 -
エビデンスを嫌う人たち
地球平面説、気候変動否定、コロナ否定、反ワクチン、反GMO、そして陰謀論—— 彼らはなぜエビデンス(科学的証拠)から目を背け、荒唐無稽な物語を信じてしまうのか? その謎をさぐるべく、神出鬼没の科学哲学者は陰謀論者の国際会議に潜入し、炭鉱労働者と夕食を囲み、モルディブの海をダイビングする……。 はたして科学否定論者は何を考えているのか? 知りたくない事実に耳をふさぐ人たちに、どうやったら事実を受け入れてもらえるのか? 本書では、科学否定論者に共通する5つの特徴を通じて、地球平面説(フラットアース)、気候変動否定、反GMOなどの行動原理を分析。最新科学の成果も交えて、エビデンスを嫌う人たちの考え方、説得の方法を考える。 《科学否定論者に共通する5つの特徴》 1 証拠のチェリーピッキング 2 陰謀論への傾倒 3 偽物の専門家への依存 4 非論理的な推論 5 科学への現実離れした期待 インターネットを通じて勢力を増し、政治の世界にまで影響を及ぼしている科学否定——その拡大を止める反撃の狼煙となる一冊! 「マッキンタイアは、社会心理学の成果を用いて信頼関係に基づいた対話の有効性を理論的に補強し、その『実践編』として様々な人々と実際に会って議論を交わし、ときには潜入取材まで敢行している。それゆえ本書は、豊富な知識と堅実な論証で裏打ちされた論考でありながら、科学否定論のリアルな実態に迫る重厚なノンフィクションでもある」――解説・横路佳幸 -
誰も国境を知らない 令和版
国境の島はもちろんのこと、 この国のかたちですら危うくなってきた……。 日本周縁の島々をめぐり、 そこに行かなければ見えない、 知られざるニッポンをあらわにする 伝説のノンフィクション大作、 15年の時を経て復活。 尖閣諸島、竹島、北方領土…… 戦争の果てに線引きされた「日本の国境」に足を運び、 数十年にわたり翻弄され続ける人々の声を追ったノンフィクションが復刊。 尖閣諸島沖を再取材、国有化のリアルに迫ったルポも新たに加筆。 日本において国境が意識されたのは比較的新しいことだ。 四方を海に囲まれ、ごく一部の期間を除き、隣国との境界が海上に存在したため、 日本人にとって国境は目に見えず意識しない存在だった。(東海大学海洋学部教授・山田吉彦) ※2008年に情報センター出版局から刊行された書籍に、 「日本の国境2012~2023」と山田吉彦氏の解説を追加しました。 -
わが家に地獄がやってきた
東京郊外のとある商店街にたたずむ小さな酒場。第一子の出産を間近に控える主婦のユキエは、大きなお腹で酔客相手に働かされていた。 「マイホーム購入のための資金を貯めたい」という夫サトルの強い希望で、 義実家の経営する居酒屋を手伝うことを条件に、2階の一室に居候をしているのだ。 ただでさえストレスの多い義両親との同居に加え、夜な夜な酔っぱらった常連客の相手をするという地獄。 実家でちやほやされて育った夫の嫌な面も露呈してきた。そんなある日、「さらなる地獄」が突然やってきて―――!? 平凡な一主婦に怒涛のごとく襲い掛かる幸・不幸を力いっぱい描き切るセミフィクションコミックエッセイ。 -
少子化に挑む保育園――コビープリスクールに見る解決のカギ
【内容紹介】 「保育園落ちた日本死ね!!!」以降、保育園は増設された。一方、少子化は進み、今や保育園が余る時代となった。今後、どのように少子化に立ち向かうのか。保育をサービスと捉え、ユーザーに感動を与え続けるコビープリスクールが目指す保育の未来。 【著者紹介】 [著]野地 秩嘉(のじ・つねよし) 1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュを始め、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『高倉健インタヴューズ』『トヨタ物語』『ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー』『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』『図解 トヨタがやらない仕事、やる仕事』『名門再生 太平洋クラブ物語』ほか著書多数。 【目次抜粋】 第1章 95%の保護者に支持される保育園 第2章 “伝説の保育士”と呼ばれた創設者 第3章 コビープリスクール誕生 第4章 転機となった2003年 第5章 園の増設と保育スタイルの確立 第6章 コビーの保育の特徴 第7章 食と園舎も本物を追求 第8章 研修と保育士の成長 第9章 最前線の園長たち 第10章 保育はサービスだ 第11章 コビー・サマー・アドベンチャー(CSA) 第12章 少子化への挑戦 -
暴虐と虐殺の世界史 人類を恐怖と絶望の底に突き落とした英傑ワーストイレブン
歴史上、人を最も多く殺したのは誰なのか? 暴虐から読み解く異色の世界史! 全ての悲劇はマルクスとダーウィンの手紙のやり取りから始まった……? ヒトラー、スターリン、毛沢東、コロンブス、ルソー……人類に錯乱と狂気の時代をもたらした11人の英傑たち。 リクルート「スタディサプリ」人気講師がひも解く「悪の世界史」。 フランス人啓蒙思想家ルソーの代表作が、1762年に発表された『社会契約論』ですが、その書のキーワードは「一般意志(人民の意志)」です。中学生の社会科の教科書にあるように「国民主権」という考え方の基礎となりましたが、受け止め方次第で、これほど恐ろしい言葉はありません。 ルソーの思想は穏健に適用すれば、たしかに民主主義につながります。しかし「一般」「人民」の定義を怨みに燃えた特定の「社会階級」に適用した場合には、それは革命と虐殺と略奪に大義を与えるものにもなるのです。 (本書 プロローグより) 《目次》 プロローグ 人類を狂気の時代へ貶めた11人 第1講 宗教と科学、そして思想の変異 第2講 設計主義 第3講 主権論争 第4講 思想のグランドデザイン 第5講 地上における「神の代理人」 第6講 「ハム仮説」というフィクションと悲劇 第7講 「神の国」アメリカの大義 第8講 イスラエルとウクライナ――ふたつの戦争と「死の商人」 -
宋美齢秘録 ~「ドラゴン・レディ」蒋介石夫人の栄光と挫折~(小学館新書)
日米を戦争へと導いたのはこの女傑だった。 中華民国総統・蒋介石夫人として外交の表舞台に立ち、流暢な英語を駆使して、日本軍の横暴を米国に訴え続けた「宋家の三姉妹」の三女・美齢。独裁的な夫を陰で支え、米国の支援を引き出して対日開戦へと導いた彼女は、国共内戦に敗れて台湾に移り住んで以降、長らく不遇に甘んじることになった。 さらに米国移住後、百五歳でニューヨークの豪邸で亡くなる前に、大切にしていた数百着もの高級チャイナドレスを切り刻んで捨てていたという。その背景に何があったのか──。 〈ここに、興味深い資料がある。宋美齢演説の翌月、戦前の内閣情報部が「極秘」とした記録資料……の中に、次のような解説が付けられている。 支那事変に関する国際放送は我が国からも再三行われたが、未だ曾て斯くの如き待遇を受けたことはない。……その意味でこの放送は、現在においておよそ放送のもたらし得る最大の効果を挙げ得たものといい得るであろう。それだけに日本に与えた損害は大きく、これを一転機として米国の対日感情が悪化し、それが政府に反映して来たところへ、南京の爆撃によって更に拍車を加え、形勢がついに一転したと見るべきであろう。〉(「第一章 日中開戦直後の対米放送」より抜粋) 米国在住のノンフィクション作家が日・米・台を徹底取材した傑作評伝。 (底本 2024年5月発売作品) -
奪われた学園
前代未聞、 官製クーデターの真相を綴ったノンフィクション。 平成28年11月30日、私は理事長を「辞任」した ――しかし真実はそうではなかった。 何もかもが一変したあの日から、 正義と真実を追究する「闘い」が始まった。 突然の裏切り、消えることのない失望と怒り。 城西大学で起きたクーデターの真相とは。 教育界最大の悲劇を綴る、衝撃のノンフィクション。 -
元素楽章:擬人化でわかる元素の世界
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 元素の特性に基づくキャラクターデザインとフィクションの要素を融合させ,物語にまで昇華させた,待望の元素擬人化ファンタジーが誕生しました. 錬金術の神秘から現代の科学までを織り交ぜながら,読者を魅惑的な元素楽章の世界に誘う.個性あふれる元素たちとともに,かれらの住むアスティオン大陸の魅力的な名所を観光雑誌風に紹介し,旅の魅力を鮮やかに描く.先人たちによる錬金術や賢者の石の探求にも触れ,一方で宇宙における元素誕生から寿命が尽きるまでを壮大につづる.周期表の果てに広がる超重元素への希望と感動は,きっと読者の心に響くはず―. 純粋な物質が生命を宿すとき,かれらの物語が美しく動きだします. 元素たちの冒険を,麗しいイラストとともに,どうぞご堪能ください. -
閉じた海 社会派推理レアコレクション
ジャンルの始祖・清張にとって、「社会派推理」とは何だったのか? 『或る「小倉日記」伝』(1952)で芥川賞を受賞し、『点と線』(1958)でブレイク、『小説帝銀事件』(1959)で現実の事件に取り組み、『日本の黒い霧』(1960)でノンフィクションへ――と、松本清張はデビュー以来、瞬く間に新たな領域を開拓し、のちに「社会派推理の祖」と称された。 1950~60年代の日本を背景に、本格派/社会派、純文学/エンターテインメント、フィクション/ノンフィクション……といった複数のジャンルの枠を超えて成立した「社会派推理」の実像は、清張没後30年を経てなお、いまだ広く知られていない。 本書では、その「社会派推理」をテーマに、初書籍化となる中篇(表題作)はじめ、これまで単著・全集未収録だった貴重な小説・トーク・エッセイを中心にセレクトした。 本人およびその同時代作家たちによる証言を通して、「社会派推理」が求められた原点、そしてその展開の軌跡と可能性の中心をさぐる。 【目次】 [小説] 閉じた海(1973) よごれた虹(1962) 雨(1966) [対談・座談] 私小説と本格小説――対談・平野謙(1962) 推理小説の作者と読者――座談・高木彬光/水沢周(1962) 作家と批評家――対談・権田萬治(1973) [エッセイ・インタビュー] 広津和郎(1968) 石川達三(1985) 白の謀略(1977) 世界が激動しても、人間は変わらないんだよ――生前最後のインタビュー(1992) 解説・藤井淑禎 -
【分冊版】家庭教師の王子様~政略結婚かと思ったら、なぜか溺愛されてしまいました~
ローレンスは、女性でありながら王子として育てられてきたが、突然「政略結婚のため、王女として生きろ」と国王から告げられる。用意されていたのは、自分を女性として教育するための家庭教師たちだった――。 ※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。 -
いまだ成らず 羽生善治の譜
25歳で七冠を制した羽生善治。 勝敗の数を超えたその強さと人生を、 藤井聡太らトップ棋士たちとの闘いを通じて描く。 宇宙のように広がる盤上で駒をぶつけあう者たち――。 本書は、名対局の一瞬一手に潜むドラマを見逃すことなく活写してゆく。 中学生で棋士となった昭和。勝率は8割を超え棋界の頂に立った平成。 順位戦B級1組に陥落した令和。三つの時代、2千局以上を指し続けた 羽生善治、そして共に同じ時代を闘ったトップ棋士たちの姿を見つめながら、 棋士という“いきもの”の智と業をも浮かび上がらせる。 「週刊文春」連載時より大きな反響を呼んだノンフィクションに 新たな取材、加筆を行った堂々の一冊。 【主な登場棋士】 米長邦雄/豊島将之/谷川浩司/森内俊之/佐藤康光/深浦康市/渡辺明/藤井聡太 -
対立・葛藤類語辞典
シリーズ累計22万部突破! 小説、脚本、マンガ、演技、二次創作、TRPG…… すべての創作者必携の大ヒット類語辞典 第7弾! 登場人物に最適な《コンフリクト=対立・葛藤》を組み込むことで、 物語は鮮やかに動き出す 本書は創作者にとっての魔法の杖だ。 対立がキャラクターに血を通わせ、葛藤がストーリーに生命を吹き込む。 ──読書猿( 『独学大全』著者) 現実世界では避けたい対立や葛藤は、フィクションにおいてはいくらあっても足りないもの。人の不幸、番狂わせ、裏切り、身の毛もよだつありえない展開……私たちはそれらを追体験することで、登場人物に感情移入し、臨場感たっぷりの物語を味わうことができます。本書は、常に書き手を悩ませている「対立・葛藤をどう作品に組み込むべきか」について解説する最適な手引書となっています。読者の心を捉えて離さない物語を書くためには、キャラクターに個人的なリスクを負わせ、失敗すれば大惨事を招きかねないように、ストーリー全体を通して緊張感が高まっていくような対立や葛藤が必要となります。本書はあらゆる作品づくりにおいて、最適な表現をする助けとなるでしょう。 シリーズを通して好評の前半パートでは、対立・葛藤を物語に組み込むことの重要性から、プロットやキャラクターにもたらす効果、様々なストーリーの「型」の紹介、内的・外的葛藤の役割などを実例を交えながら丁寧に解説。後半の辞典パートでは、具体的なシチュエーションを例に、それぞれの対立・葛藤が生じる具体的な状況、引き起こされるネガティブな問題や困難、起こりうる悲惨な結果・特性、もたらされる感情、起こりうる内的葛藤、基本的な欲求への影響、対処に役立つポジティブな特性や結果などを、見開き1ページで紹介しています。 この『上巻』では、「人間関係の摩擦」、「失敗と過ち」、「道徳的ジレンマと誘惑」、「義務と責任」、「プレッシャーとタイムリミット」、「勝ち目の無いシナリオ」に分けた110もの対立・葛藤が生じる場面を収録。さらに多様な項目を収録した『下巻(仮)』は2023年ごろの刊行を予定しています。 あらゆる創作指南書において最重要視されている《コンフリクト=対立・葛藤》の適切な使い方についてまとめ、作品づくりに役立つ豊富なアイデアを提供する、唯一無二にして実用的な1冊となっています。 -
【分冊版】ビギナーズ
小学生の頃、エレキギターを教えてくれた同級生が事故に遭った。そしてもう会うことはなかった。悲しみを乗り越え……主人公・藤原嗣海(ふじわらつぐみ)は北海道札幌市の商店街で今日も路上ライブをしている。あの時のあの約束を胸にエレキギターを弾き続けていた……。情熱を燃やせ! 友情を育め! 高校生音楽バンド物語が今始まる! ※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。 -
地球キラー「人間の森」
いまの世の中は地球キラー……地球環境や野生動物、自然界の危機の到来だ。ぼくたちは、地球温暖化や巨大地震、日常化する戦争など、人知を超えた前例のない地球事変の渦中にいる。そろそろ本気で、環境問題に取り組まなければいけないところに来ているのではないか。国家の衰退を、これまで数多く見てきた。文明もまた、発生、成長そして衰退を繰り返す。成長と衰退は裏腹なのだ。その衰退の原因は「内なるものにある」、つまり「人間側にある」と歴史家は指摘する。学者や政治家に「なんとかしろ」と言っているだけでは前進しない。ぼくたちは、ぼくたちで出来ることから始めなければ……。 本書は知識の「防災グッズ」だ。普段は役立たないかもしれないが、いざという時に役立つ。まずは“知る”ことから始めてみよう……。電子オリジナルのノンフィクション作品。 序章 人知を超えた地球キラー「戦場の森」の歩き方 第一章 「人類の時代」だからこそ、人間らしく生きたい 第二章 文明末を地球末にしてはならない 第三章 真犯人は「森を出たヒト」だったのか? 第四章 AI維新でシンギュラリティを安易に語るな 第五章 〝宇宙の森〟へ、出(しゅつ)・地球マニュアル 終章 森を出たヒトの、「人間の森」の生き方 あとがき――「あゝ! 自分らしく、生きたいな!」 ●森田靖郎(もりた・やすろう) 作家。1945年、兵庫県出身。文革中に、中国・チベット地区を訪れ、辺境地に下放された都市青年との交流から中国への興味を抱く。その後、シルクロードやロングマーチ(長征)など中国各地への旅を繰り返す。改革開放、天安門事件、香港返還などを常に現場から発信し、中国をフレームにして日本への同時代メッセージを送り続けるルポで定評がある。ノンフィクションを底辺にさらに再構築した小説執筆にも精力的で、ノンフィクションでは表現出来ない中国の暗部を赤裸々に描き出している。『上海セピアモダン』(朝日新聞社)、『中国「犯罪源流を往く」』(講談社)、『悪夢』(光文社)、『地経学で読む爆走中国』(原書房)、『引き裂かれた街~池袋チャイナタウン・プロジェクト~』(ナショナル出版)など著書多数。 -
合格にとらわれた私 母親たちの中学受験
希望、期待、焦燥、苛立ち、妬み...。 激化する中学受験を舞台に親子の葛藤を描くセミフィクション。 自分がかつて諦めた中学受験を、一人娘の綾佳に挑戦させることにした真澄。小学4年生から中学受験用の塾に通わせるものの、綾佳の成績は伸び悩むようになり、目指していたクラスに上がれないまま受験生最後の年を迎えることに。 そんな中、同じ塾に通っていて、綾佳より下のクラスにいたまりんが同じクラスにあがってくる。純粋なまりんとその母親のかなえに段々焦りと苛立ちを覚える真澄は、中学受験を諦めた自分と綾佳を重ねてしまい、綾佳に強くあたるようになってしまう。 一方、同じ塾に通う成績優秀な優也の母・潤子は、夫が自分の出身校に入れることにこだわっていることに疑問を感じながらも、自身も学歴コンプレックスがあり、息子を守り切れないでいる。 我が子を信じ、子供の勉強に伴走していたはずが、己のトラウマやコンプレックスとの闘いにまで発展していく中学受験。母親たちの葛藤と、それを乗り越えるまでを描いたセミフィクション。 【解説】 吉田たかよし(医学博士・心療内科医師) 著書『「受験うつ」どう克服し、合格をつかむか』など 【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】 「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。 -
シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選
人新世とは、「人間の活動が地球環境に影響を及ぼし、それが明確な地質年代を構成していると考えられる時代」、すなわちまさに現代のことである。パンデミック、世界的な経済格差、人権問題、資源問題、そして環境破壊や気候変動問題……未来が破滅的に思えるときこそ、サイエンス・フィクションというツールの出番だ。本書に収められた短編10編とインタビューで、不透明な未来を見通し、それが社会や家族や個人にどんな影響を与えるか、そして希望をもたらすにはどうしたらよいか、グレッグ・イーガンを始めとする気鋭の作家たちが探ってゆく。/【目次】序文――人新世におけるサイエンス・フィクション=ジョナサン・ストラーン/シリコンバレーのドローン海賊=メグ・エリソン/エグザイル・パークのどん底暮らし=テイド・トンプソン/未来のある日、西部で=ダリル・グレゴリイ/クライシス・アクターズ=グレッグ・イーガン/潮のさすとき=サラ・ゲイリー/お月さまをきみに=ジャスティナ・ロブソン/菌の歌=陳楸帆(チェン・チウファン)/〈軍団(レギオン)〉=マルカ・オールダー/渡し守=サード・Z・フセイン/嵐のあと=ジェイムズ・ブラッドレー/資本主義よりも科学――キム・スタンリー・ロビンスンは希望が必須と考えている=ジェイムズ・ブラッドレー/謝辞=ジョナサン・ストラーン/解説=渡邊利道/編者紹介/訳者紹介 -
【分冊版】幼なじみは大邪神
ヒーローに憧れる青年・佐野英雄(さの ひでお)の目の前に突如、巨大な怪獣が出現。街は壊滅状態に陥る。 しかも怪獣の正体は、子どもの頃に疎遠になって以来、英雄が14年間も想い続ける幼なじみの巫女・陽菜だった! 英雄は幼なじみを救えるのか、それとも街を守るために殺すのか――。ヒーロー、邪神、怪獣、神様……のハチャメチャのバトル×ラブコメ漫画。 ※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。 -
キル・ショー
「衝撃」に次ぐ「衝撃」。驚異の新人登場! 4月の朝、突然失踪した16歳の少女。 サラに何が起こったのか? 26人の事件関係者の「証言」から浮かびあがる 10年前に全米を揺るがした事件の「真実」とは? アメリカ東部の田舎町フレデリックで、16 歳の女子高生サラ・パーセルが失踪した。 手がかりゼロ、目撃者ゼロ。家族の同意の もと、大手テレビ・ネットワークによって その事件をリアルタイムで報道する連続リ アリティ番組が制作され、全米は不安と熱 狂の渦に叩きこまれる。いくつもの悲劇と スキャンダルを引き起こした番組の放送か ら10年。26人の事件関係者の証言から浮 かびあがる謎に包まれた事件の真相とは? 特異な叙述形式と意想外の展開。才気煥発 の「実録犯罪」ミステリーをご堪能あれ! 大量の伏線が緊張感と疾走感を支え、独特の声とユニークな視点を持つ鋭く描写されたキャラクターたちが物語に立体感と真実味を加味する。アメリカのトゥルー・クライムに対する執着についての痛烈な社会批評を包含した、魅力的なフィクション。 ――カーカス・レビュー -
これってホント? 世界の○×図鑑
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ★☆★みんなが信じきっているものが正しいとはかぎらない!?★☆★ 俗説・迷信・慣習をもとに「これってウソ?ホント?」と大人もうなるネタの真相にせまる本です。 科学、動物、フィクション…オールジャンルを網羅! ページの表裏で完結する構成なので、読むのが苦⼿な⼦でもサクサク読み進められます! 【こんな「ホント?」の疑問60個にせまります】 ・おならに⽕をつけると爆発する? ・暗いところで読書やゲームをすると⽬が悪くなる? ・⾵船で空は⾶べる? ・海に雷が落ちたら、⿂はしびれてしまう? ・じゃんけんはパーが勝ちやすい? ・⼦どもは、ほめると頭がよくなる? ・ハチに2回刺されたら死んじゃう? ・海に⽣えているコンブからもダシが出ている? ・⽜乳を飲んだら背が伸びる? ・バナナの⽪をふむと転ぶ? ・太陽はオレンジ⾊? ・シンデレラはガラスのくつをはいていなかった? など -
モンティチェロ 終末の町で
鳴り響くアメリカ国歌、銃声。逃げ惑う住民が辿りついたのは元大統領邸宅(モンティチェロ)だった……。近未来アメリカを舞台に、トマス・ジェファーソンと奴隷の間に生まれた女性を先祖に持つ女子学生が、暴徒化した白人至上主義者から逃れ、因縁の場所で運命と対峙する表題作をはじめ、全6編を収録したデビュー作品集。 バージニア州シャーロッツビル周辺を主な舞台に、人種差別や経済格差の問題等、さまざまなテーマを内包する中編(表題作)1本と短編5本を収録。 本書は、全米批評家協会賞ジョン・レナード賞最終候補、ニューヨーク・タイムズ紙2021年ベストフィクション10冊に挙げられた。2022年リリアン・スミス図書賞受賞。 (原題 My Monticello) -
まんがのねた コンプリート版
『ダッシュ勝平』『F エフ』の六田登が描く短編集 これは実話かフィクションか!? 自らの生い立ち、家族、ペット……身の回りのすべてが“ネタ”になる。 わずか4ページの起承転結、押し寄せる笑いと引き際の潔さが たまらなくクセになる。 ある著書で「自分と向きあう」それが創作の出発点だ!…と 書かれていたが、まさにそれを体現した作品である。 追加作品4話に加え、Bonus trackとして『愚かめし』を収録。 ――CONTENTS―― 1.こわい人/2.オカン/3.眠れる人/4.路上の人/5.妖しき人/ 6.国分寺/ 7.ヒッチハイク/ 8.天狗様/9.池袋7時50分/ 10.こんな夢を見た/ 11.ネコが死んだ/ 12.ギャンブラー/ 13.顔/ 14.境界/ 15.蝉/ 16.お隣さん/ 17.どこまでさん/ 18.悪人/ 19.ヒーロー/ 20.アイドリングライフ/ 21.イヨちゃん/ 22.プロフェッショナル/ 23.さよなら計画/ 24.独り暮らし/ 25.ドランカー/ 26.その男/ 27.アングリーフェース/ 28.遠き声/ 29.逆襲/ 30.淀む瞳/ 31.まずい飯/ 32.愛しのピーちゃん/ 33.老人と孫/ 34.山羊の眼/ 35.編集長/ 36.予知夢/ 37.無垢の娘/38.水辺の女/ 39.天使の居場所/ 40.真実の人/ 41.ハイハイ婆ちゃん/ 42.死ぬ瞬間/ 43.おもてなしの人々/ 44.危険な子供/ 45.恩師/ 46.ありふれた怪談話/ 47.2時間後の未来/ 48.都市伝説/Bonus track.愚かめし -
B型彼氏は説明できない(分冊版)
「変わってるね。」ってよく言われる。 「だからB型は」ってこれもよく言われる。気にしないけど。 血液型のせいで、ちょっと不幸な恋愛遍歴を持つ新海は、シェフとして働くレストランで同じB型の細美と出会った。 B型受難話で意気投合した二人は、投合しすぎて一夜をともにしてしまう。 それ以来、細美が挙動不審…? それこそが、同じB型男子ですら想像不可能な恐るべきB型クオリティだった! 攻略するより眺めていたい、B型男子。そんなB(型)BOY同士が恋に落ちたら!? B型男子×B型男子の知られざる恋愛生態! ※この物語はフィクションです。実在する特定のB型男子とは一切関係ありません。 ※この作品は単行本版『B型彼氏は説明できない』に収録されています。重複購入にご注意ください。 -
日本男子バレー 勇者たちの軌跡
こんなに面白い日本代表はない! 石川祐希、高橋藍、西田有志、関田誠大……雌伏の時を越えて、頂点に挑むバレー日本代表。フィクションより面白いリアルストーリー。 【目次】 プロローグ 彼らが今、ここに集った理由 第1章 石川祐希 天才少年が絶対エースになるまで 《パリ五輪予選第1日 vsフィンランド》「自分に失望しているんです」 第2章 高橋藍 “怒り”がボクを強くする 《パリ五輪予選第2日 vsエジプト》 「俺にトスを出してくれ」 第3章 小川智大/山本智大 世界のリベロ「最強のふたり」 《パリ五輪予選第3日 vsチュニジア》“魔の第3セット”を乗り越えて 第4章 山内晶大/高橋健太郎 小野寺太志 高校生から始めた“素人集団”の誇り 《パリ五輪予選第4日 vsトルコ》ブラン監督が求めるミドルの“世界基準” 第5章 西田有志 ヤンチャ少年が大人に“脱皮”した日 《パリ五輪予選第5日 vsセルビア》笑顔が戻ったオンコートインタビュー 第6章 関田誠大 藤井直伸が気づかせてくれたこと 《パリ五輪予選第6日 vsスロベニア》“遊び心”と背番号3のユニフォーム 第7章 宮浦健人 この一本にすべてを懸けて 《パリ五輪予選第7日 vsアメリカ》 覚醒するジャンプサーブ 第8章 石川祐希 キャプテンがコートで吼えるとき 《アフター・ザ・ゲーム》「失望」からの帰還 エピローグ 終わらない物語 2024年7月パリ五輪へ バレーボール男子日本代表 2022~2023試合結果 -
エコノミック・ヒットマンの世界侵略 米中の覇権が交錯するグローバル経済のダークサイド
アメリカの弱体化と、中国の台頭。 かつて謀略の最前線にいた元「ヒットマン」だから書けた、「米中経済戦争」の裏側を暴く、衝撃のノンフィクション。 世界的ベストセラーに最新情報を大幅加筆した決定版! このまま世界は、中国に支配されてしまうのか―― なぜ、資源の豊かな多くの国々が、いつまでも貧しいままなのか――。 本書は、私が長いあいだ感じてきた疑問への理解を助けてくれた。 本書に書かれていることは、複雑で不快な真実かもしれない。 だが私たちは、みずからの責任を簡単に放棄してはならないのだ。 /スティング(ミュージシャン) これまでに起こった多くの悲劇、その舞台裏を本書は語っています。 そして、このような「死の経済」を、「命の経済」に変えるための方法を。 /オノ・ヨーコ(アーティスト) 「エコノミック・ヒットマン」とは、表向きはコンサルティング会社など企業の社員として働きながら、実際にはアメリカ資本の手先となって、途上国の指導者たちを罠にはめ、天然資源や巨大利権を強奪する「工作員」のことである。 相手が、彼らの「非暴力的な手段(利権や賄賂)」に屈しない場合は、「ジャッカル」つまり「本物の殺し屋」たちの出番となる。 ******* -ジョン・パーキンス John Perkins 1945年生まれ。かつて、アメリカのエコノミック・ヒットマン(EHM)として暗躍し、発展途上国を舞台に、数々の謀略に関わった。その後、みずからの活動を後悔し、そのような欺瞞と搾取の経済システムを阻止するべく、告発本の執筆を試みるが、脅迫、賄賂、命の危険を感じるような出来事が重なり、何度も筆を折る。しかし、9.11アメリカ同時多発テロをきっかけに、あらためて出版を決意。2004年、ついに本書の初版を刊行した。 初版は発売後、瞬く間にベストセラーとなり、「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーリストに73週連続でランクイン。世界38言語に翻訳され、200万部以上を売り上げた。その後は、本書の内容をテーマに世界中で講演活動などを行い、2012年には、歌手のレディ・ガガらとともに「レノン・オノ平和賞」を受賞している。 本書は、中国問題を中心に、前作から新たに12の章を追加するなど、最新情報を大幅に加筆した「第3版」として、2023年に刊行された。 -権田敦司 Atsushi Gonda 業界新聞記者、消防士を経て翻訳家に。訳書に『図解 教養事典 数学―INSTANT MATHEMATICS』『エレガントな免疫〈上・下〉』(いずれもニュートンプレス)、『シンクロニシティ 科学と非科学の間に』(あさ出版)がある。救急救命士。 -
猫間川をさがせ
大阪の暗渠の残影を追う物語 商業の中心地として栄えた近世の大阪はまちに堀川が巡らされ運送路として利用されていた。近代都市化のなかでそれら堀川には埋め立てられて姿を消したものも多い。西横堀川、長堀川、蜆川、鯰江川……。それら埋められた川のなかで唯一、自然河川でありながら現在完全に埋め立てられて姿を消した川がある。その名を「猫間川(ねこまがわ)」という。 大阪に住む人たちからもほとんど忘れ去られようとしている猫間川を記録と記憶の両面から残しておくべく、河口部から幻の源泉部までを追った。 【目次】 序章 河口 物語のなかの下流 鵲橋幻影 中道の湾曲 二軒茶屋の石橋 石橋をさがして歩く 猫間川筋 小流たち 源ヶ橋あたりから、南をのぞむ 和楽路屋の地図 猫間川の写真 三明町の石垣 光竜寺川 (拾遺)玉造の商店街にて、その一 (拾遺)玉造の商店街にて、その二 (拾遺)源ヶ橋温泉 (拾遺)あるエスペランティストの小伝 あとがき 再々刊にあたってのあとがき 【著者】 椋 康雄 暗渠であったり石彫であったりをテーマに、ノンフィクションなのかフィクションなのか曖昧な小説作品を書いています。詳細は著者サイトをご参照ください …… https://mukunokiyasuo.com/ -
白い拷問 自由のために闘うイラン女性の記録
「私はいま、家を去る最後の瞬間にこの文章を書いています。このあとすぐに私は刑務所に再び入れられます」 2023年に獄中でノーベル平和賞を受賞したナルゲス・モハンマディの手記と、ナルゲスによる13人の女性受刑者へのインタビューをまとめた衝撃のノンフィクション。 ●白い拷問とは? イランのエヴィーン刑務所は、悪臭と恐怖に満ちた悪名高き場所。そこで繰り返されるのは、看守による自白の強要、鞭打ち、性的虐待、家族への脅迫、そして「白い拷問」だ。照明を操作した独房で昼夜の感覚を奪い、睡眠パターンを妨げ、時に目隠しをし、身体的接触をすべて奪うことで、囚人の身体と精神を蝕む非人道的な拷問である。 ●突然の逮捕と奪われた日常 「女性にも権利を」「民主主義と人権を」「好きなことを言い、好きな服を着たい!」自由を求めて思いを表すだけで、服装が不適切というだけで、思想犯・政治犯として逮捕されてしまうイラン。ヒジャブ着用が不適切だと拘束されたのち死亡したマフサ・アミニ氏問題を巡り、国連調査委員会は「違法でありイラン政府に責任がある」と発表している。 本書に登場する女性たちも一方的な容疑をかけられ、拘束されている。幼いわが子を道端に置き去りにするかたちで逮捕・投獄された女性までいる。 著者ナルゲス自身、夫は政治亡命し、10代になった双子の子どもたちも父のもとで暮らし、孤独な闘いを強いられている。13回逮捕され、5回の有罪判決を受け、31回の禁固刑と154回の鞭うち刑を言い渡されても、ナルゲスが闘いをあきらめない理由は、女性の権利と暴力や死刑の廃止を求める信念に他ならない。 ●世界選挙年とジェンダーの平等 ある囚人はインタビューでこう明かす。「独裁者が支配する不平等な世界で、人々は支配されるか従うか、どちらかしかないが、女性は普段からさまざまな不平等に傷ついているので、日々の経験を足掛かりに抵抗のレベルを一段あげることができる」と。さらに「男性優位の社会でヒエラルキーからこぼれ落ちた男性は、女性以上に弱い存在になってしまう」と喝破する。 本書は「遠い国のイスラム世界の物語」ではない。今、現実に起こっている人間の権利とジェンダーの平等の問題でもある。専制政治の支配と家父長制度の支配のなかでがんじがらめの女性たちの闘志は、すべての人に勇気を与える。 ●推薦の言葉および海外での反響 ・安藤優子――全人格を奪う「白い拷問」。その実態をつぶさに告発したナルゲスさんと証言者たち。彼女らが闘っているのは、この地球上の人権を踏みにじられているすべての人々のためだ。 ・ニューヨーク・タイムズ絶賛。世界16か国で緊急出版。 -
ジェーンの物語 伝説のフェミニスト中絶サービス地下組織
妊娠して困ってない? <ジェーン>に電話して! 中絶が違法だった半世紀前の米国シカゴ。女たちが女たちを助けようと立ち上がった違法の地下組織「ジェーン」。安全な中絶手術を求め駆け込んだ女性たちの数は推定1万1000人。激動の歴史を赤裸々に描いた衝撃的なノンフィクション。 「願っていたのは、この歴史を読むすべての人が私たちの中に自分自身を見いだし、「私もこうしていたかもしれない」と思ってくれること」(本文より) 【目次】 日本の読者のみなさんへ はじめに ヴィンテージ・ブックス版(二〇二二) プロローグ 第1章 第2章 第3章 第4章 第5章 第6章 第7章 第8章 第9章 第10章 第11章 第12章 第13章 第14章 第15章 第16章 第17章 第18章 第19章 第20章 第21章 第22章 第23章 第24章 第25章 第26章 第27章 エピローグ 謝辞 訳者あとがき 参考文献 【著者】 ローラ・カプラン 米シカゴの伝説のフェミニスト中絶サービス地下組織「ジェーン」のメンバーで、シカゴのエマ・ゴールドマン女性健康センターの創設メンバー。ナショナル・ウィメンズ・ヘルス・ネットワークの理事を務めていたこともあり、様々なコミュニティー・プロジェクトに携わっている。 塚原久美 中絶問題研究家、公認心理師、臨床心理士、中絶ケアカウンセラー。著書『日本の中絶』、『中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ』(勁草書房:山川菊栄賞、ジェンダー法学会西尾学術賞)、訳書『中絶がわかる本』など。日本人のリプロの環境を改善することがライフワーク。 -
海を渡った7人の侍――大和証券シンガポールの奇跡
【内容紹介】 約10年、十数人の人員で「預かり資産1兆円」を実現した大和証券シンガポールの軌跡を追った【奇跡のドキュメンタリー】。 彼らの勝因は利益目標を掲げたことではない。利益目標よりも「お客さまのために」という理念を実現することを目標にしたからだ。 売り上げや利益を第一にしたのではなく、顧客の困りごとを解決することで、業績を上げたのである。 令和の時代だからこそ検討したい、「商品を売ることよりも、顧客から相談されること」を目指した営業スタイルの[真の実力]とは──。 【著者紹介】 [著]野地 秩嘉(のじ・つねよし) 1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポルタージュを始め、ビジネス、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『高倉健インタヴューズ』『トヨタ物語』『ユーザーファースト 穐田誉輝とくふうカンパニー』『伊藤忠 財閥系を超えた最強商人』『図解 トヨタがやらない仕事、やる仕事』『名門再生 太平洋クラブ物語』ほか著書多数。 【目次抜粋】 ■プロローグ それは奇跡と言っていい マレーシアのゴム園からシンガポールに来た/大和証券シンガポールのWCS/日本人の強さはここにある ■第1章 始まりはバブル 好景気が永遠に続くと思い込んでいた/大和証券の歴史と就職人気の理由/社員のモチベーションを上げる/1988年、岡、海を渡って香港へ/香港大和証券/岡、台湾の個人富裕層へ営業をかける/いい時代は早く過ぎ去る/敗戦処理の日々/謝るだけでは前へ進まない ■第2章 冬の時代 失われた20年/岡、アジアで奮戦する……/真冬の到来/富裕層ビジネスとプライベートバンク/岡、本社から「もう一度やれ」と言われる/リーマン・ショック/三井住友FGと提携解消/岡、ふたたびシンガポールへ/香港からシンガポールへ/プライベートバンキングの考え方/横で見ていた男 ■第3章 シンガポールでの生活 シンガポールの歴史/シンガポールの経済規模/甘くない国民性/たとえば経済/DX化と非接触化する建物/教育について/手紙が来る/山本文恵のシンガポール体験/国家管理が厳しい国/夫の仕事をサポート ■第4章 ゼロからの逆転劇 2012年からのスタート/山本が来た/証券資格を取得するとは……/ゼロからの営業/おもてなしスピリット/暴れていると聞いたから/シンガポールへ行こう/平崎の着任/アイ・ラブ・ユー作戦/お客さまを取り返せ/接待だけが昭和的営業ではない/続いてやってきた男/会社が薦める商品はない ■第5章 チーム大和証券 移住者は増える/連携の始まり/「ひゅーや、お客さまを紹介してもいい?」/口座を開く資格/サポートする人たち/営業員の家族からのサポート/利益よりもまず理念の組織/真似ができない ■第6章 移住者のメリットとは何か それでも増える移住者たち/国外転出時課税制度/法人税と投資について/大出の昭和的営業 ■第7章 3人の営業員 自薦してシンガポールに来た/WCSへ行こう/シンガポールにやってきて/戻ってきた男──遠藤亮/債券についての基本/債券の魅力/債券営業/営業の武器は債券の知識とゴルフ/日本国内へのリフレクション ■第8章 彼らがやること チームワークから始まる/WCSが業績を上げたのはなぜか/コバやんは言った ■エピローグ 「生き生きしてるんだ、やつらは」 東京本社で/海外で働くことは日本を注視すること -
ニート極道 気がつけばヤクザになってました
早く子ども部屋に帰りたい…(泣) YouTubeで48万人超が“どハマり” 大人気マンガ動画、待望の書籍化 ヤクザのフロント企業に就職してしまった 元・ニート青年が、うっかり盃(さかずき)を交わして極道に!? なぜかどんどん昇進していく主人公から目が離せない! 新感覚・極道物語 【著者について】 昨夏 瑛/裏世界ラボ 登録者数48万人超のマンガ動画系YouTubeチャンネル「裏世界ラボ」の脚本担当。「裏世界ラボ」は、一般にあまり知られていないダークで奥深い“裏話”をフィクション作品として公開。現在は、その中でも特に人気だった作品『ニート極道』をシリーズ化して連載中。 -
ハッピーマムアン 新装版
まわりのみんなを幸せにする、チャーミングな女の子マムアンちゃんのほっこり4コマ&イラストブック。 ※新装版特典イラスト付き! 悲しいとき、落ち込んでいるとき、疲れているときもポジティブになれる、カラフルでかわいい4コママンガと心にひびくメッセージイラスト集、装い新たに再登場。 やさしくて、あったかい。そんなマムアンちゃんの世界へようこそ! 著者紹介 ウィスット ポンニミット Wisut Ponnimit 1976年、タイ・バンコク生まれ。愛称はタム。1998年バンコクでマンガ家としてデビューし、2003年から2006年まで神戸に滞在。2009年『ヒーシーイットアクア』で文化庁メディア芸術祭マンガ部門奨励賞受賞。主な作品に『ハッピーマムアン』(ハーパーコリンズ・ジャパン)、『ほぐほぐマムアンちゃん』(岩崎書店)、『ビッグマムアンちゃん』(ビッグイシュー)など。現在はバンコクを拠点にマンガ家・アーティストとして作品制作の傍ら、アニメーション制作・音楽活動など多方面で活躍中。 *本書は、ハーパーコリンズ・フィクションから配信されておりました『ハッピーマムアン』の新装版となります。 本編に変更はありませんので、重複購入にご注意ください。 -
地名と地形から謎解き 紫式部と武将たちの「京都」
日本でいちばん長く読まれている恋愛小説『源氏物語』。フィクションではあるが、舞台となっている京都を始め、登場する地名は実在のもの。これらは現在のどこに当たるのか? 地形や地名の由来、道、建造物の位置関係、距離感などを立体的に把握する。本書を片手に現代の街中に埋もれた平安京などの名残を実際にたどってみると、『源氏物語』の世界がリアルに感じられる。現地に出かける際に役立つミニグルメ情報付き。 -
宇宙の哲学
宇宙の歴史は有限か無限か? 「この宇宙」はどのように生まれたのか? 時間以前には何があったのか? …… 宇宙の謎をめぐる人類の探究の歴史を、ケプラーのSF的宇宙探索物語、パスカルの無限空間への恐怖、ニュートンの普遍力学、カントのコペルニクス的転回、ラプラスの魔、パースの進化論的宇宙論といった魅力的なトピックとともに、コンパクトかつ深く辿る! ビッグバン宇宙論や多宇宙論など、物理学の最新成果を踏まえた、哲学の泰斗による「新しい自然哲学」構築の試み。 解説は、『なぜ宇宙は存在するのか』の野村泰紀氏(理論物理学/カリフォルニア大学バークレー校教授)。 [目次] ■講義 自然哲学の行方 第一講 コスモロジーの自立 (われわれの生きる宇宙/…新しい自然哲学の時代のとばぐち/…) 第二講 ケプラーの夢 (伝統的思考法からの独立/…世界初のサイエンス・フィクション/…) 第三講 無限宇宙の永遠の沈黙 (…沈黙する宇宙と人間の孤独/…パスカルの根源性と先駆性) 第四講 時空をめぐる論争 (ニュートン力学が切りひらいた問い/カントによる時空論の総合/…) 第五講 レヴォリューションーー回転か革命か (世界観の転換/…時空やカテゴリーは固定的か) 第六講 決定論の崩壊 (ラプラスの魔/…非決定論の方へ) 第七講 ビッグバンの方へ (「人類の偉大な一歩」/…哲学に役割は残されているか/…) ■補講 宇宙の時間、有限か無限か 補講一 有限説と無限説 (カントの「誤り」を超えて/…宇宙の歴史は無限か/…) 補講二 カントのアンチノミー (アンチノミーが暴くもの/…ゼノンのパラドクスから一九世紀の数学・論理学へ) 補講三 パースの宇宙論 (進化論的宇宙論ーーカオスからコスモスへ/…現実の「外」へと目を向ける方法) ■解説 新しい自然哲学は未解決問題に挑めるか 野村泰紀 ■人名索引 -
アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録
娘の命を救うために不可能に挑んだ家族の物語。2024年6月、映画公開! 【娘の心臓に残された時間はたった10年――】 生まれながらに、心臓に疾患をもっていた娘は医師から、余命10年を宣告される。 娘の心臓に残された時間はたった10年。 何もしなければ、死を待つだけの10年。 これを運命だと諦めるか。抗うか。 町工場を営む家族は、『「人工心臓」をつくり、娘の命を救うという不可能に挑む』ことを決意した。 実話をもとにした感動のノンフィクション。 2024年6月14日(金)、映画『ディア・ファミリー』として公開されます。 -
ユニクロ
これぞ決定版! 圧倒的な筆力で描き出す、迫真のノンフィクション!! さびれた商店街でくすぶってた青年が「ユニクロ」という金の鉱脈をつかむまでの苦闘。 SPAへの挑戦。東京進出とフリースブームの到来。 集まる仲間たちと、古参社員との別れ。 苦戦する海外展開。ブラック企業批判。 そして、情報製造小売業への進化。 柳井正と、その夢に惹かれた同志たちの長き戦いをリアルに描き出す。 「ユニクロはどうやってここから生まれたのか。 地方のさびれた商店街の紳士服店は、なぜ世界的なアパレル企業になりえたのか。 本書では、その謎をひもといていくことを目的とする。 では、その歩みから何が見えてくるのだろうか。 現代を生きる我々に何を教えてくれるのか。 私が見つけたのは『希望』である。 この国に存在する名もなき企業や、そこで働く人たちにとって希望になるであろう物語である。」 ――本文より -
ザ・原発所長(下)
「俺たちがやらないと、誰もやる人間がいないんだぞ」全電源喪失の原発ー日本の命運は1人の男に託された。 原発トラブル隠しの発覚、特捜部の事情聴取、新潟県中越沖地震による原発への打撃などを乗り越え、奥羽第一原発所長となった富士祥夫を3月11日、巨大津波が襲う。未曽有の事態を前に、彼は何を考え、どのように決断したのか。日本の命運を背負った男の生涯と原子力の功罪を、70名以上に上る関係者への取材をもとに炙り出す感動のノンフィクションノベル! 【目次】 第9章 内部告発、第10章 東京地検、第11章 中越沖地震、第12章 運命の日、第13章 ノブレス・オブリージュ、エピローグ 【著者】 黒木亮 1957年、北海道生まれ。早稲田大学法学部卒、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)修士。都市銀行、証券会社、総合商社に23年あまり勤務し、国際協調融資をめぐる攻防を描いた『トップ・レフト』で作家デビュー。主な作品に『巨大投資銀行』『メイク・バンカブル!』『地球行商人』など。早稲田大学時代は箱根駅伝に2度出場し、『冬の喝采』で自身の競技生活を描いた。1988年から英国ロンドン在住。 -
望まれて生まれてきたあなたへ
産まれたばかりの赤ちゃんを母親が埋める新生児遺体遺棄事件。そんな悲しい事件の犯人は、幼い頃に親しかった友人だった。 タイムラインに流れる事件の見出しと、感情的なコメント。あの頃、たしかに幸福な日々を送った「わたし」と「あなた」は、いったい何が似ていて、何が違っていたのか? 切なく儚い人生の断片を描く、渾身のセミフィクション。 『わたしは家族がわからない』『わたしが誰だかわかりましたか?』に続く、やまもとりえ最新作。 【あらすじ】家族から継いだ個人病院に勤務する小児科医のまどかはある日、母親が産まれたばかりの赤ちゃんを埋める新生児遺体遺棄事件が近所で起きたことをニュースで知る。テレビ画面に映る、無表情で疲れ果てた様子の容疑者の女性――それは、まどかが幼い頃に親しくしていた友人ののぞみだった。公園を走り回ったこと、夏にスイカを食べたこと、可愛い女の子の絵を描いたこと、東京で一緒に暮らす約束をしたこと……。まどかは、かつて幸福な毎日を過ごし、やがて少しずつすれ違い、別の道を歩んでいった2人の記憶を蘇らせるのだった。 【解説】 村井理子(翻訳家・エッセイスト) 【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】 「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。 -
シギント - 最強のインテリジェンス -
本邦初のシギント入門書!! シギントを知らずして、国際情勢は語れない! ※シギント(SIGINT: signals intelligence)とは、通信、電磁波、信号等など傍受を利用した諜報・諜報活動。 盗聴、ハッキング、国益を賭けた戦いの世界【インテリジェンス・ウォー】 繰り返す、これは架空【フィクション】ではない! <救国シンクタンク「国家防衛分析プロジェクト」企画> ヒューミント、シギント、イミントの三分野を現場で体験した元警察官僚、元内閣衛星情報センター次長 茂田忠良。 麗澤大学客員教授。情報史学研究家。2023年フジサンケイグループ第39回正論大賞受賞 江崎道朗。 今、最も日本に欠けているインテリジェンス能力を徹底討論。 ◆スノーデン漏洩資料の徹底分析!見習うべきはアメリカのシステム ◆インテリジェンス能力がなければまともな反撃など不可能 ◆「世界最強のシギント機構」UKUSA(ファイブ・アイズ) ◆インテリジェンスの世界で「専守防衛」は通用しない ◆まともに戦えるようになるために日本版CSSも創設すべき ◆シギント機関の関与なくして“本当のサイバー・セキュリティ”はできない ◆「シギントを進めるヒューミント、ヒューミントを進めるシギント」 ◆「シギント・フレンドリー」なホテルなら部屋の中の会話も筒抜け? ◆いずれ日本もNSAのような組織の必要性に気付く ◆アメリカは外国人のメールを見放題 ◆インテリジェンスの世界で「専守防衛」は通用しない ◆イギリスの首相は「生」のインテリジェンス情報に触れている? ◆シギントはもはや「インテリジェンスの皇帝」 ◆法律になくても対外諜報は「やるのが当たり前」 ◆今こそ国家シギント機関創設に向けた第一歩を 【著者プロフィール】 江崎道朗(えざき・みちお) 麗澤大学客員教授。情報史学研究家。1962年(昭和37年)東京都生まれ。 九州大学卒業後、国会議員政策スタッフなどを務め、安全保障やインテリジェンス、近現代史研究に従事。2016年夏から本格的に言論活動を開始。 産経新聞「正論」欄執筆メンバー。 日本戦略研究フォーラム(JFSS)政策提言委員、歴史認識問題研究会副会長、救国シンクタンク理事、国家基本問題研究所企画委員。 オンラインサロン「江崎塾」主宰。 2023年フジサンケイグループ第39回正論大賞受賞。 主な著書に、『知りたくないではすまされない』(KADOKAWA)、『コミンテルンの謀略と日本の敗戦』(第27回山本七平賞最終候補作)、『日本の占領と「敗戦革命」の危機』、『朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作』、『緒方竹虎と日本のインテリジェンス』(いずれもPHP研究所)、『日本は誰と戦ったのか』(第1回アパ日本再興大賞受賞作、小社刊)ほか多数。 公式サイト: https://ezakimichio.info/ 茂田忠良(しげた・ただよし) 1951年(昭和26年)茨城県生れ。1975年東京大学法学部(公法科)卒業。1980年米国・デューク大学大学院(政治学)卒業(修士)。 1975年警察庁に入庁し主として警備・国際部門で勤務したほか、群馬県警察本部長、埼玉県警察本部長、四国管区警察局長を歴任。 警察外では、在イスラエル日本大使館一等書記官、防衛庁陸幕調査部調査別室長・情報本部電波部長、内閣衛星情報センター次長を歴任。 2008年退官後にインテリジェンスの学問的研究を始め、2014年から2022年まで日本大学危機管理学部教授としてインテリジェンスを講義。現在インテリジェンス研究に従事中。 主な論文に、「サイバーセキュリティとシギント機関」(情報セキュリティ総合科学)、「米国国家安全保障庁の実態研究」、「テロ対策に見る我が国の課題」「『クリプト社』とNSA~世紀の暗号攻略大作戦」「ウクナイナ戦争の教訓~我が国インテリジェンス強化の方向性」(以上、警察政策学会)、「オサマ・ビンラディンを追え―テロ対策におけるシギントの役割」(啓正社)など多数。 現在、月刊誌『正論』『軍事研究』『治安フォーラム』などに寄稿。月刊誌『警察公論』に「インテリジェンスこぼれ話」を連載中。 趣味は「日本を楽しみ、日本を学ぶ」で、特に歌舞伎、文楽、能狂言、講談、浪曲、落語などの古典芸能を楽しんでいます。 茂田忠良インテリジェンス研究室: https://shigetatadayoshi.com -
テッペン、獲ろうか。 中卒40歳・年商14億円経営者の失敗から学んだ「成り上がり論」
貧困、低学歴、喧嘩上等。 すべてを曝け出して生きていけ! 貧しい幼少期を過ごし、生きることを見出せなかった10代。 中卒で社会に出た著者・小澤辰矢は、 ガソリンスタンド、ホスト、闇金、建設業と職を転々とする。 運命的に出会った「コンクリート打設」という仕事で、独立起業。 海外からも評価される商品を生み出すなど、 いまでは年商14億円の「小澤総業」のグループを率いるまでになった。 類い稀なる「行動力」で嵐を巻き起こし続けてきた、 イノシシのように猛進してきたこれまでの人生。 異色の経営者がすべてを曝け出した、 「生きる勇気」をもらえる珠玉のノンフィクション。 ●目次 はじめに――地獄の底から見つかった、俺の「テッペン」 第1章 因縁――金がない、なにもない 第2章 覚醒――東京で金を稼ぐ面白さに目覚めて 第3章 船出――ポンプ車1台からのスタート 第4章 絶望――事件の連続に打ちひしがれて 第5章 転換――見つけた、俺にとっての「テッペン」 第6章 躍進――世界を変える壮大な発明 おわりに――巨大な嵐が、世界を変えていく -
AI監獄ウイグル(新潮文庫)
中国新疆ウイグル自治区には、ホロコースト以来、史上最大規模の少数民族の強制収容所が作られた。収容されるのは、AIに将来犯罪者になると「予想」された無実の人たち。数百万台の監視カメラ、身分証のスキャン、SNSからのデータ収集……テクノロジーを駆使した監視網が、ウイグル人への弾圧を強めていく。そしてその先に待つのは――。丹念な取材で隠された真実に迫る衝撃のノンフィクション。(解説・阿古智子) -
大谷翔平を追いかけて - 番記者10年魂のノート -
日本ハム時代から大谷翔平を10年以上追い続け、現在は『ひるおび』『ゴゴスマ』(TBS系)など多数メディアに出演する、スポーツニッポン新聞社 MLB担当・柳原直之記者による入魂のノンフィクション。 困惑の表情をさせてしまった初インタビュー、タクシーに同乗し交わした言葉、初めて本気で怒らせたあの日、パ・リーグ優勝、エンゼルス入団、テレビに映らないクラブハウスでの素顔、8度にわたる単独インタビュー、二刀流覚醒、WBC優勝、ドジャース移籍――20回に及ぶアメリカ長期取材時のメモを掘り起こし、時代の寵児に密着した約10年を綴る“バンキシャ日記”。 【著者プロフィール】 柳原直之(やなぎはら・なおゆき) 1985年9月11日生まれ、兵庫県西宮市出身。 関西学院高等部を経て関西学院大学では準硬式野球部所属。 2008年に三菱東京UFJ銀行(現三菱UFJ銀行)入行後、転職し、2012年にスポーツニッポン新聞社入社。 遊軍、日本ハム担当を経て2018年からMLB担当。 『ひるおび』『ゴゴスマ』(TBS系)などに随時出演中。 X(旧:Twitter): @sponichi_yanagi -
さよなら毒家族 アルコール依存症の祖母の呪縛から解放されて私を取り戻すまで
4歳のころに父が蒸発、母が自殺し、母方の祖父母に引き取られたゆめの。 アルコール依存症の祖母と世間体を気にする祖父に悩まされ、思春期には二人の介護のために進学も夢も諦めることに。 「普通の家族」を知らないまま大人になった著者だが、恋人と過ごすことで「おかしいのは私ではない?」と気づきを得て――。 それでも「衣食住を与えてくれた二人は私の大切な家族」であることに変わりはない。すぐに縁を切ることも嫌いになることもできなくて…。 「ばあちゃんがお酒に溺れてしまうのは……家族がこうなってしまったのは、私のせい?」祖母の暴言を聞くたびにゆめのは葛藤する。 悩み苦しむゆめのだが、傍でやさしく支えてくれる恋人の存在で、次第に前を向き始め、機能不全家族から解放されていく。 家族への憧れ、葛藤、気づきの心情がリアルに描かれた壮絶なノンフィクションストーリー。 -
【分冊版】猫の娘と鳥の王子
「その姿を人に見せるな」――。獣人という特異体質に生まれ、父親からの徹底的な支配により本当の姿を隠して生きてきたミト。かごに閉じ込められたような生活に疑問を抱くこともなく獣としての能力を失いかけているが、心とは裏腹に身体は本能を持て余している。会社経営者の父親からの引き継ぎ、現実味を帯びてきた結婚。人生の岐路に差し掛かる時、同じく獣人の特異体質を持つメイと出会う。※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。 -
【分冊版】「家の汚点」と呼ばれ、勘当された少年は“千年前の英雄”達の弟子となり、最強へと至る
無能主人公グラムは、魔法学院で成績を残せなかったことで家を勘当された上、家の恥と断じられ、兄が差し向けた刺客により致命傷を負う。だが、目覚めた彼は『魂の牢獄』と呼ばれる異空間で十人の『名もなき英雄』達と出会い、彼らの弟子となってその技を学び、自分を蔑んだ者達を見返すため現世へと帰還する。最弱だったグラムが、十人の『英雄』達より学んだ技で無双する! 痛快バトルファンタジー、ここに開幕! ※本作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、犯罪行為及び刑罰・法令に抵触する行為を容認・推奨するものではありません。一部過激な表現が含まれる場合がありますので、あらかじめご了承の上、お読みください。
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