シェハン・カルナティラカの作品一覧
「シェハン・カルナティラカ」の「マーリ・アルメイダの七つの月」「マーリ・アルメイダの七つの月 上下合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「シェハン・カルナティラカ」の「マーリ・アルメイダの七つの月」「マーリ・アルメイダの七つの月 上下合本版」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
マーリ・アルメイダ。
戦場カメラマンにして、ギャンブラー、そしてヤリチン。
物語の舞台は、1990年のスリランカ、内戦真っ只中のコロンボだが、その様子は全て死者であるマーリの目線から語られる。
マーリは、気づくと冥界のカウンターにいた。周りは死者で渋滞。戦争の被害者である彼らは、死者になってもくだらない手続きのために列に並んでいた。そして42階で〈耳の検査〉を受けて〈光〉に行くよう案内される、、、
しかし、途中不思議な雰囲気の若者の霊と会い、生者の世界に干渉するための力があることを告げられる。残された時間は月が7回昇るまで。腐敗した政府の闇を暴き内戦を終わらせようと、スクープ写真を残してきた友
Posted by ブクログ
2022年 ブッカー賞受賞作
スリランカ出身の著者が描く、1990年当時のスリランカ内戦の惨状、
そして戦場を駆け抜けた主人公"マーリ アルメイダ"がさまよう死後の世界。
現実と想像が激しく入れ乱れる中で主人公は現世で成し遂げることのできなかった、
スリランカの平和への願いを叶えることができるのか。
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エンタメを詰め込んだ海外文学、しかしそれはどれもパーフェクト・テン。
作品が評価されている理由には、その豊富なエンタメ要素にある。
まずは皮肉と比喩。
特に洋楽や洋画に関するジョークも多く、知っ