超孤独死社会 【毎日文庫】

超孤独死社会 【毎日文庫】

990円 (税込)

4pt

4.1

人も遺品も〝ゴミ〟になる

凄まじい腐臭の漂う部屋で――
私は、亡くなった人々の抱えていた「生きづらさ」が
他人事とは思えなかった。

誰もが自分の死から逃れられない。
気鋭のノンフィクションライターが壮絶な〝後始末〟の実態に迫る。
各メディアで大反響! 待望の文庫化。

「特殊清掃」とは、自殺や殺人事件などが起きた凄惨な死の現場の原状回復を行う業務全般をさす。そして、そのほとんどを占めるのが孤独死だ。
私たちはいずれ一人になる。孤独死やゴミ屋敷などの壮絶な清掃現場をクローズアップし、死者たちの苦悩に思いを馳せ、特殊清掃人らの生きざまを描き、日本社会が抱える孤独・孤立問題に斬り込んだ渾身のノンフィクション。

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超孤独死社会 【毎日文庫】 のユーザーレビュー

4.1
Rated 4.1 stars out of 5
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    Posted by ブクログ

    現実に起きている孤独死という深い闇とその縁の特殊清楚業者などの微かな暖かい光が書かれていた。人と人との繋がりが取り戻される社会にするにはどうしたらいいかまだわからないが、とりあえず挨拶をしようと思った。

    0
    2025年01月03日

    Posted by ブクログ

    読み終えた後に街中を歩いているとき、すれ違った人たち一人一人に悩みがあって人生があるということを何となく意識してしまった。
    孤独死の現場の描写は生々しくて読むのに覚悟が必要だったが読んで良かったと思う。

    0
    2024年11月13日

    Posted by ブクログ

    孤独死したくない〜でも自分がどう死ぬかなんて自殺以外にはわからない。孤独死しても早く発見されるようにはどうすればいいのか読後頭の隅で考えています。

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    セルフネグレクト、孤独死や特殊清掃に興味がある。
    私達普通の人は常に何かの目標に向かって毎日を忙しく過ごしている。好きな人に愛されたい、昇進したい、評価されたい、子供を良い大学に入れたい、美味しい物を食べたい、、、など生きることや生殖に関連した煩悩に常に振り回されそれを満たすのに忙しい。
    でも、それ

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    菅野久美子『超孤独死社会 特殊清掃の現場をたどる』毎日文庫。

    壮絶な特殊清掃の現場にスポットを当てたルポルタージュにより、今まさに崖っぷちにある日本社会の現状を炙り出したノンフィクション。

    以前読んだ双葉文庫の『孤独死大国 予備軍1000万人時代のリアル』とも重なる部分が多い。


    自殺や殺人事

    0
    2024年08月09日

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