超孤独死社会 【毎日文庫】

超孤独死社会 【毎日文庫】

990円 (税込)

4pt

4.3

人も遺品も〝ゴミ〟になる

凄まじい腐臭の漂う部屋で――
私は、亡くなった人々の抱えていた「生きづらさ」が
他人事とは思えなかった。

誰もが自分の死から逃れられない。
気鋭のノンフィクションライターが壮絶な〝後始末〟の実態に迫る。
各メディアで大反響! 待望の文庫化。

「特殊清掃」とは、自殺や殺人事件などが起きた凄惨な死の現場の原状回復を行う業務全般をさす。そして、そのほとんどを占めるのが孤独死だ。
私たちはいずれ一人になる。孤独死やゴミ屋敷などの壮絶な清掃現場をクローズアップし、死者たちの苦悩に思いを馳せ、特殊清掃人らの生きざまを描き、日本社会が抱える孤独・孤立問題に斬り込んだ渾身のノンフィクション。

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超孤独死社会 【毎日文庫】 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み終えた後に街中を歩いているとき、すれ違った人たち一人一人に悩みがあって人生があるということを何となく意識してしまった。
    孤独死の現場の描写は生々しくて読むのに覚悟が必要だったが読んで良かったと思う。

    0
    2024年11月13日

    Posted by ブクログ

    孤独死したくない〜でも自分がどう死ぬかなんて自殺以外にはわからない。孤独死しても早く発見されるようにはどうすればいいのか読後頭の隅で考えています。

    0
    2024年08月31日

    Posted by ブクログ

    セルフネグレクト、孤独死や特殊清掃に興味がある。
    私達普通の人は常に何かの目標に向かって毎日を忙しく過ごしている。好きな人に愛されたい、昇進したい、評価されたい、子供を良い大学に入れたい、美味しい物を食べたい、、、など生きることや生殖に関連した煩悩に常に振り回されそれを満たすのに忙しい。
    でも、それ

    0
    2024年08月13日

    Posted by ブクログ

    ゴミ屋敷の解像度が高い。特段文章力や表現力や語彙力が高いわけでもないのに、これでもかこれでもか、と繰り出される描写にかなりダメージをうける。現場を見たからこその執拗さなのだろか。

    特殊清掃業(のみならず、人が避ける仕事)を信念を持って生業とする方を尊敬するとともに、これは行政の仕事だよな、とも思う

    0
    2024年08月02日

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