エッセイ・紀行作品一覧

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  • ガラスの50代
    4.3
    本当に私、大人なのか? 『負け犬の遠吠え』の著者が綴る、令和の50代! Webマガジン「ミモレ」の大反響コラム、文庫化! 上の世代からも下の世代からも、 頼りにはされても心配はされないこの年頃の懊悩を、 これから探ってまいります。――本文より 夏目漱石は四十九歳で亡くなった。 かたや、今は人生百年時代。 令和の五十代が抱える悩みの原因は、寿命が長くなったせい。 美容、体調、親、子供、仕事、趣味、セックス、老後の準備……。 もう若くない。でも、老いてもいない。 心身ともにガラスのように繊細な季節を、どう生きる? 共感必至の人気エッセイ!
  • がんがん焼肉もりもりホルモン
    3.0
    まずはロースにカルビにタン、それから……ミノにハチノスにコブクロ、テッチャンも追加してーっ。焼肉・ホルモンを食べると、暑さも寒さもヘッチャラ、夏バテ、風邪、ジメジメ季節の陰鬱な気分さえもブファーと吹き飛ぶ。おいしい店の見分け方から肉の名称図解まで。煙もくもくの中、熱々の肉を頬張れば、パワー全開、鼻息ふんふん。
  • 贋作者列伝
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 凡作も偉大な画家の作品と銘打たれれば、たちまち<傑作>に早変わりする。からくりの多い美術市場を横目に見て、至芸を披露する贋作者たち-。

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  • ガンジス河でバタフライ
    無料あり
    4.1
    20歳にして、長年夢見ていたひとり旅に出たてるこ。極端な小心者だからこそ、五感をフルに稼働させて、現地の人とグッと仲良くなっていく。インドでは聖なる河ガンジスを夢中で泳ぎ、ぶつかってしまった人に謝ると、なんと流れゆく死体だった……。ハチャメチャな行動力とみずみずしい感性が大反響を呼んだ、爆笑紀行エッセイ第一弾。
  • 元祖 スバラ式世界
    3.5
    少年時代から何事につけても作戦を立案計画するのだが、作戦通りにことが進んだためしは一度もない、という困った性格のハラダ君。そんな著者のトホホで可笑しい体験の数々。冷汗タラタラの父親参観日で、オールナイトの映画館で、気軽に入った理髪店で、初めて招かれた女の子の部屋で、果ては総理主催の園遊会で、と恐怖、深刻体験数々あれど、そっち方面はひたすら避けて、向かうは能天気な明るい方向という、爆笑のエッセイ集。
  • 癌で妊婦で45歳です
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 もし本当に産めて、いつか子どもが「うるせー くそばばあ! 」なんて言い出したら、「なんやとー どの口が言うてんねん!? これ読んでから言うてみぃぃぃ!!」と言い返すために書いているのかも、などと思うようになっていた。だけど、出産が近づくにつれ、なんとなくそれも違うなと感じ始めた。誰かに知ってもらいたかったのかもしれない。こんな規格外の妊娠・出産もあるよってことを。 ※本書は2019/1/15に文芸社より刊行された書籍を電子化したものです。
  • がんでは死なない 余命3カ月から生還する心構え
    -
    がん細胞に「ありがとう」と声をかける――ステージIVを宣告された患者の心得とは?医師の声に振り回されない!治療管理ノートに「奇跡を起こす」と書き殴る 抗がん剤治療で「ハゲません!」宣言 「生きる」というひたむきな気持ちで治療に臨む。 家族や友人と過ごす時間を思い出し、愛する人と不思議な時間を通して、自分を見つめ直すなかで、「がんに感謝する生き方」を意識するようになる。がんを「悪」にすることは本当に正解なのか。がんとの向き合い方が180度変わる闘病エッセイ。

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  • がんになった緩和ケア医が語る「残り2年」の生き方、考え方
    4.2
    人はなぜ生きるのか――。緩和ケア医として多くの終末期患者たちを看取ってきた40代の医師に下された「末期がん」の宣告。患者たちと立場をともにしたとき、医師は初めて命の何たるかを理解した。余命を意識しながら仕事と向き合い続ける医師が語った、「運命」の受容と抵抗のノンフィクション。
  • がんになった人だけが知っている人生で大切なこと
    -
    「がんになってからも、人生は続いていきます。がんになってからの人生をより良く生きることが、とても重要だと思います」 著者で医師の坂下千瑞子氏は、39歳のときに骨軟部腫瘍を発症。その後、再発、再々発と3度のがんを経験しながらも闘病を乗り越え、現在では血液内科医として勤務しながら、がん患者支援のための活動にも力を入れている、「がんサバイバー」の1人です。 「2人に1人ががんになる」と言われるように、がんはもはや特別な病気ではありません。一方で医療の進歩により、がんはコントロールできる時代になりつつあり、がんと共にどう生きていくかが重要になっています。 本書は、3度のがんを乗り越えた著者と5人のがん患者たちが、闘病を経て新しい生き方を見つけるまでの6つの物語を漫画化した、ドキュメンタリーコミックです。登場する面々は、それぞれが大変ながんとの闘いを乗り越え、現在では充実した人生を送られています。 「本書が、孤独な思いをしている患者さん、またはそのご家族やご友人、そして医療に携わる人たちや、すべての人にとって、がんと向き合うための手助けの一つになれば、こんなにうれしいことはありません」(本書「はじめに」より)
  • ガン入院オロオロ日記
    3.2
    ある日、肝細胞がんなる病名を突然告げられ、がーんとなった東海林さん。 約40日間にわたる「初体験入院日記」。手術に、病院生活、その後の治療などを振り返る。 ほか、「粉もん大好き」「ミリメシはおいしい」「流行語大研究」 「初詣はおねだりである」「そうだ、蕎麦食いに行こう」「ガングロを揚げる」など。 新井平伊医師(認知症専門医)との対談「認知症時代の“明るい老人哲学”」、 南伸坊氏・伊藤理佐氏との座談会「雑誌って面白い!」、 岸本佐知子氏(翻訳家)との対談「オリンピック撲滅派宣言『スポーツって、醜いよね?』」 の3本も収録。 解説は池内紀氏(ドイツ文学者・エッセイスト)。 『オール讀物』連載〈男の分別学〉を改題。 ※この電子書籍は2017年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 癌のあとさき 暮れ泥(なず)む
    -
    人はそれぞれ生きてきたように死んでゆく。死に方も一つでなく人それぞれである。だから他人が他者の生死を云々することはできない。まして人の命は何より大切に守るべきだと凝り固まった人道主義者の押し付けがましい正義漢ぶりが、自殺や自死を天に背く行為だと蛇蝎の如く忌み嫌い否定する。しかしそれは、実のところ「自分」の生命だけが大切だと言っているのである。
  • “がん”のち、晴れ 「キャンサーギフト」という生き方
    3.3
    アナウンサーと大学教員、充実した日々を過ごしていた2人は、偶然にも同じ36歳で乳がんを宣告される。そんな彼女たちが赤裸々に綴る、検診、告知、治療の選択、闘病、食事、保険、お金のこと。そしてがんになって、はじめて見えてきた本当の幸せ。何度も泣いて、何度も恨んで、何度も耐えて、やっと笑えた。生きる元気が湧いてくるエッセイ。
  • 頑張って生きる「失明し透析をする」妻へ/被爆者の独り言
    -
    妻と息子を亡くし残された著者が、家族との時間を振り返るエッセイ。 後半は、被爆者でありながら原子力発電所の建設に携わった人間として、今後のエネルギー問題への提言も。

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  • がんばらない
    4.3
    リンパ肉腫の青年が言った。「自分の入る墓を見てきた。八ヶ岳の見える景色のいい所だったよ」青年にぼくはささやいた。「よくがんばってきたね」最後まで青年は誠実に生きて、死んだ。そこには、忘れ去られた「魂への心くばり」があった。テレビドラマ化されるなど、マスコミの話題をさらった感動の書をあなたに。
  • がんばらない、がんばらない
    4.7
    「ここにきて、日本の社会は行き詰まりになったのです。いくらがんばっても、百頭の牛を百五十頭にできなくなりました。泥沼と同じで、がんばればがんばるほど、ますます苦しくなります」(本書「まえがき」より)。これを読んで「たしかにそのとおり」と思った人は少なくないはずです。さらに著者はこう続けます。「では、どうすればいいですか? どうすれば、『のんびり、ゆったり』としたほんとうの喜び、本物の人生の幸福を味わうことができるでしょうか?」本書では、努力は『いいかげん』に 過去を反省しない、未来に期待しない ただひたすらにお茶を飲む時間を持つ 「おいしいもの」を食べるより、「おいしく」ものを食べるなど、「あくせく、いらいら」の人生をやめ、「のんびり、ゆったり」とした人生を送るための72のヒントを紹介。仏教思想に基づく意外なアドバイスを読んでいくうちに、こころが不思議と穏やかになっていく1冊です。『「いいかげん」のすすめ』を再編集。

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  • がんばらないけどあきらめない
    4.5
    結婚したばかりで卵巣がんになった女性。状態が悪化した時、山登りが好きな妻のために、夫が用意した“希望”。教師が、脳出血で右完全麻痺となった。療養2年で退職を迫られた時の驚きの発想の転換。筋緊張性筋萎縮症の陶芸家が、肉体の不自由を超えて作品を生み出す思い。幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる生き方。絶望のなかでも、自分を大切にして信じる心。幸せを呼ぶエッセイ集。
  • がんばらない練習
    3.6
    □会話がわからない □服がわからない □すぐに帰りたくなる □早く着きすぎてしまう □居酒屋が怖い □不意打ちが怖い □ときどき頭の中がワーッとなる □決められない □荷物を減らせない  □からあげばかり食べてしまう □検札が怖い □つがいになれない □やる気がわかない □同じことを続けられない ……他 ダメな自分を受け入れるところから始めよう 京大卒・元ニートが実践する、自分らしく生きる方法
  • 頑張りすぎずに、気楽に - お互いが幸せに生きるためのバランスを探して -
    3.9
    日韓累計140万部のベストセラー 『私は私のままで生きることにした』著者最新刊、待望の日本語版! 「ありのままの自分」で生きることにした私たちが次に目指すのは、幸せに生きるための人間関係を築くこと。 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 誰しも、一人じゃ生きられない。 だから、自分が心地よいと思う他者とのバランスを見つけよう。 生きるうえで必ず関わる、自分以外の誰か。 家族、友人、恋人、同僚など、人生で出会う様々な他者との関係について、どうすれば心地よい関係を築けるかを語る。 私たちが幸せに生きるために、頑張りすぎずに、気楽に、今一度、人間関係を見直そう。 【目次】 第1章 振り回されずに、堂々と ―自分を肯定するということ― 第2章 頑張りすぎずに、気楽に ―私らしく生きるということ― 第3章 ピリピリしないで、丁寧に ―人とともにするということ― 第4章 びくびくしないで、キリリと ―胸を張って生きるということ― 第5章 我慢しないで、スムーズに ―気持ちを言い表すということ― 第6章 冷たくしないで、やさしく ―愛を学ぶということ― 【著者プロフィール】 著:キム・スヒョン イラストレーター・作家。 韓国では本書の他、4冊の著作がある。 2019年に日本語版を発売した『私は私のままで生きることにした』(小社刊)は、韓国で100万部、日本で40万部のベストセラーになった。 ◆Instagram⇒@217design 訳:岡崎暢子 (おかざき のぶこ) 韓日翻訳家・編集者。 韓国人留学生向けフリーペーパーや韓国語学習誌、韓流ムック、翻訳書籍などの編集を手掛けながら翻訳に携わる。 訳書に、『クソ女の美学』(小社刊)、『あやうく一生懸命生きるところだった』(ダイヤモンド社)などがある。
  • 頑張りすぎないほうが成功する
    4.0
    失敗するのは、手を抜いたからではありません。手を抜いたら、失敗すらできないのです。頑張りすぎて失敗した人は、今度は力を抜いてみよう。本書は、仕事や勉強がはかどらなくて落ち込んでいる人に、「今、していること」を楽しむための考え方・行動の仕方を開陳。無理せず、あせらず、チャンスに強くなるための101のヒントを紹介します。最悪の事態の時こそ、笑顔でいよう。深刻な顔で考えるより、いい解決策が浮かぶ/人生は自転車と同じ。とにかくこぎ出せば安定する/詰め込みすぎると、運も引き出しも開かない/神様は「二度と来るな」なんて言わない。何度失敗しても「出直してこい」とチャンスをくれる/自分一人でかかえ込むな。やるだけやったら神様にバトンタッチしようetc.中谷式発想転換法を身につけて、どんなピンチも、新たな挑戦へのウォーミングアップにしよう!つまずきや行き詰まりを感じているすべての人に贈る、応援メッセージ集。

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  • 頑張りすぎない練習 無理せず、ほどよく、上手に休む――
    -
    人づき合い、仕事、家族の介護・・・ 「頑張る」はいいけれど、「頑張りすぎ」はダメ 新聞、テレビ、ラジオ等で話題沸騰中! 「現役看護師」の女性僧侶・玉置妙憂さん待望の新刊! ・まわりからの「評価」を期待しない ・「そこそこ」で折り合いをつける ・気づくだけで「悩み」の8割は解決する ・上手な人づき合いのコツは「適度な距離感」 ・相談されたら、まず「聞く」に徹する ・「自分を満たす」ことを最優先に! ・休むべきときは、しっかり休む ・「介護サービス」を上手に利用する ・暮らしの中に「瞑想」を取り入れる etc. 無理せず、ほどよく、上手に休む― 「頑張りすぎない考え方&実践法」満載の 心がラクになる生き方をまとめた一冊です! 【本文引用】 こんなに頑張っているのに、なぜうまくいかないのだろう……。 このような悩みをかかえて身も心も疲れてしまっている人が今、とても増えています。 悩みの中身は、いちばんに「人づき合い」、そして「仕事」、健康のことまでを含めた「人生」です。 近ごろは、親御さんの「介護」を一生懸命にされている方も多いと思います。   人生がうまくいかなくなったとき、私たちは「どこか自分に悪いところがあるのかも」と思いがちです。 でも、本当に、そうでしょうか?  ・家族や親せき、友人と些細なことでぎくしゃくしてしまうのは、自分が悪いのでしょうか。 ・人一倍の仕事をこなしているのに評価されないのは、自分が悪いのでしょうか。 ・親の介護をイヤだと感じてしまうのは、自分が悪いのでしょうか。 いえいえ、あなたはちっとも悪くありません。   頑張りすぎてしまっていて、少し余裕がなくなっているだけです―。 この本は、頑張りすぎないための考え方と実践法をまとめたレッスン書です。   これが身につけば、「人づき合い」も「仕事」も「介護」も、そして「人生」も、 今よりずっとラクに、楽しくなるはずです。 肝心なことがひとつあります。 それは、頑張りすぎない練習は「ひとりでしかできない」ということ。 誰の力を借りることもできません。 でも、考えてみてください。「誰の力も借りられない」ということは、 「自分だけで、まるごと解決できる」ということです。   ほかの誰の力も必要ありません。 実は、これほどかんたんなことはないのです。 (「はじめに」より抜粋)
  • がんばりません(新潮文庫)
    3.6
    気が強くて、才能があって、自己主張が過ぎる人。他人のまめまめしさと律義さに、ぼう然としてしまう人。本好き女の離婚確率がわかってしまう人。近頃ダスティン・ホフマンは立派すぎると心配している人。小説は全部恋愛小説なんだと思っている人。寝転んでひたすら活字をなめ回していたい人。がんばり過ぎているあなたのために佐野洋子の本はあるんです。大人のための辛口エッセイ。(解説・おすぎ)
  • がんばれ自炊くん! ビギナー編
    3.7
    憧れの一人暮らし。1DKアパートの小さなキッチンがシェフのステージ。基本的な道具の使い方から、意外に誰も教えてくれないご飯の炊き方のイロハまで、自炊博士と読者投稿がおいしい裏技を伝授。 ※本書は二〇〇一年九月刊、小社単行本「がんばれ自炊くん!」を二分冊にし、改題・加筆・修正して文庫化したものが底本です。
  • がんばれ自炊くん! グルメ編
    4.0
    白いご飯にみそ汁。本物のグルメはそんな基本の食事をおろそかにしない。意外に知らない、個性的な薬味の使い方など、心のグルメを目指す全国の自炊くんへ、一歩進んだレシピを紹介。 ※本書は二〇〇一年九月刊、小社単行本「がんばれ自炊くん!」を二分冊にし、改題・加筆・修正して文庫化したものが底本です。
  • 顔晴れる人になるために
    -
    医療人である前に、人間としての成長を。 「マツモトキヨシ」で薬剤師から採用責任者まで上り詰めた著者の、知識と経験に裏付けられた確かな自己形成論。 同業のみならず、全ての若者へ向けた熱いエールがここに――。 病院薬剤師としてファーストキャリアをスタート。しかし、「経営を学んで自分の薬局を持ちたい」と一念発起し、大手ドラッグストアの門を叩く。カリスマ会長の元で営業、人事、教育マネージャーを歴任すると、今度はキャリアコンサルタントへ転身し、予約の取れない大人気講師に――。 人生を楽しみながらも果敢に挑戦を続けてきた著者が考える、自身の可能性を広げる秘訣とは。

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  • 岩盤浴に魅せられて
    -
    追いつめられたがん患者が一人でも多く がん地獄から這い上がっていただきたい がんや病を治しに全国から様々な 思いを持った方が来られる玉川温泉。 玉川温泉の温泉治療がもたらした 様々な人との出会いや交流、 奥様の闘病など、命をつなぎとめたい 多くの方々の気持ちがこもった作品
  • ガン病棟のカルテ
    -
    1972年初版、当時ベストセラーとなった名作が電子書籍として蘇る。「ガン」の臨床現場で、数え切れないほどの生と死に真摯に向き合い、自身に問い続けた、外科医である著者の魂の手記。やがてその精神は、医療・教育・理想郷のメディトピア(著者による造語)へと飛翔する。
  • ガンボ! ジャズの街ニューオーリンズで暮らした十余年 リニューアル版
    -
    ジャズ発祥の地であり、特異な歴史と多様な文化に彩られたアメリカ南部の街・ニューオーリンズ。ミドルエイジにさしかかった著者は、短期の予定で訪れたこの街に魅せられて移り住み、しっかりと根を張って歩み始めます。世界的にも稀有な「ジャズフューネラル」(ジャズ葬式)、世界3大カーニバルの1つ「マルディグラ」、ジャズファンの聖地「プリザヴェーション・ホール」、伝統的ニューオーリンズ料理などを、写真を交えて紹介しつつ、周囲の人々の魅力的な姿と心躍る日常の断片を生活者の視点から軽快に綴るエッセイ集です。 本書は、2006年12月に発行されたオリジナル版に新たなエピソードや写真を加えたリニューアル版。この地を訪れたことのあるニューオーリンズ・ファンはもちろん、これからアメリカ南部を旅してみたいと思っている人なら一読すべき、ニューオーリンズの空気と息づかいが感じられる1冊です。 「エピローグ」より ガンボを作るたび、食べるたび、思う。 ガンボは、ニューオーリンズそのものだ。 幾多の食材がひとつ鍋の中で調理され、個々のもち味を損なうことなく、いや、むしろ個々のもち味を最大限に生かしつつ、質の高い料理に仕上がっている。 何もかもが一緒くたになっているようで、けっして単なるごった煮にはなっていない。 このガンボの特質は、ニューオーリンズの街に、そっくりそのまま当てはまる。 ニューオーリンズを構成するあらゆる要素――文化・伝統・言語・人間など――は、限りなく多彩である。多彩ではあるが、メルティングポット(るつぼ)の中身ほどには溶けきらず、それぞれが原形をとどめている。あるいは原形をとどめようと努める姿勢を見せる。 「ガンボな」という形容が許されるなら、ニューオーリンズは、まさしく「ガンボな街」なのである。

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  • 顔面放談
    5.0
    あなた、本当に「顔」見てますか? 著名人の顔を凝視しつづけて半世紀――直木賞作家・姫野カオルコの並々ならぬ観察眼が炸裂する、捧腹絶倒のマニアック・エッセイ! 漫画家・もんでんあきこによる豪華挿絵つき。 【目次】 1. 顔色をうかがい、顏もうかがう 2. 不公平な検索をされている女優No.1 3. サラリンとオロナイン 4. 岩下志麻の正三角形 5. 声は見えない顔 6. 松田優作の遺伝力 7. フルオヤさんへ 8. 小池栄子の白目 9. 「顔面相似形」ヒメノ式・中期発表 10. イケメン科ショールーム属 11. 田宮二郎を鑑賞する 12. 東京ボンバーズと太地喜和子 13. 世界で一番美しい少年 14. マチ子と蝶子 マドンナのほほえみ 15. 可笑しくてかわいい人 16. 世界一の美人 カトリーヌ・ドヌーヴ 17. 哀しみのオリジャパ日記 18. きれい・好き・うらやむ・なりたい、四種の顔 19. 『無法松の一生』は阪妻版で 20. 好きな映画を聞かれたら?
  • ガンも自分 いのちを生ききる(電子復刻版)
    -
    大腸のポリープ十二個を内視鏡で摘出。胃に前ガン症状が二か所みつかり、やはり内視鏡にて一個を摘出。さらに残り一個も摘出。胃に新たに直径一・八センチ大の前ガン症状が発見され摘出。舌のつけ根に白斑が発見され、直径三センチを切り取る。作家・笹沢左保は平成四年から平成五年にかけて、五回の手術を体験した。ガン闘病を通して語る、「生きることの価値、死ぬことの意味」。勇気を与えてくれるメッセージ。

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  • ガールズ・ビー・アンビシャス 一歩踏み出したいあなたへ贈る21のコトバ(集英社インターナショナル)
    3.7
    マララ・ユスフザイ、周庭(アグネス・チョウ)、ヒラリー・クリントンの他、フォトジャーナリストの安田菜津紀、宇宙飛行士の山崎直子など、国内外で活躍する女性たちによる、心に響く演説や式辞を集めたスピーチ集。
  • ガールズ ファイル 27人のはたらく女の子たちの報告書
    3.6
    毎月ひとりの女性にインタビュー、その女性ならではのエピソードや人となりを作家・柴崎友香さんがエッセイにまとめるハナコウエスト連載の「WEST GIRLS FILE」が1冊の本になりました。リアルな等身大ストーリーが共感をよんでいます。特別書き下ろしとして、登場した女性に改めてインタビューしたその後のストーリーも綴ります。
  • 黄色い信号機
    -
    そこには、いた。漠とした不安を抱え、泣いていた子供の自分が。桟橋を離れていく船の上に、白いブラウスの少女を探した少年の自分が。会社を辞めることを1年悩み続けた10数年前の自分が。そしてそこには、いつも黄色に点滅する信号があった。「もうすぐ赤」をアピールする信号に僕はいつもあわて、とまどっていた――。少年時代の忘れがたいあの日、憧れた異国の山々、息子、娘、妻、大切なものたちへのゆれる想いを綴ったエッセイ集。
  • 黄色い虫 ―船山馨と妻の壮絶な人生―
    -
    命がけで作家の夫を愛した妻の壮絶な記録。 「一緒に死のうと思ったわけでもないだろうに、同じ日に寄り添うように亡くなった。幸せな夫婦だったと思います」(本文中の渡辺淳一氏の証言より)  急逝した太宰治のピンチヒッターとして急遽、新聞連載を執筆することになった船山馨は一躍売れっ子作家となるが、その激務をこなすためにヒロポンに溺れてしまう。元編集者の妻・春子もまた彼とともに中毒になり、なりふり構わず借金を重ね薬物を買い漁った。ふたりは恩人・林芙美子の死をきっかけに薬物を絶つが、馨の作家としての評価は地に墜ちる。それでも夫の復活を信じる春子は、人生の汚れ役を一手に引き受けながら家族を守るために奔走する。  昭和の時代を壮絶に生きた作家と、その妻の破天荒な人生を克明に描いたノンフィクション。
  • キウィおこぼれ留学記
    3.8
    女優業とマダム業を日々真面目にこなすマダム小林に、降ってわいた憧れの留学話。ところは秋の終わりのニュージーランド。優しい初老の御夫婦宅にホームステイし、久々の英語の授業に頭はフル回転、日常を離れて学生気分を満喫、と思った矢先、深夜、激しい腹痛に見舞われて……。たったの十日間だけど濃くて刺激的だった「お試し留学」体験記。
  • 消えた鉄道を歩く 廃線跡の楽しみ
    -
    ゆっくりと廃線跡に残された景観を味わう醍醐味。赤字路線切り捨て策で、国鉄・私鉄を問わず、全国でどんどん廃線が進められている。だが、そうした廃線跡に足を運んでみれば、そこには静かなすばらしい自然があふれており、それをたっぷりと味わって歩く愉悦に浸ることができる。これぞ雅趣極まる旅の発見。
  • 消えない悩みのお片づけ
    4.3
    つらい気分は5つのラベルで整理する――。 散らかったアタマがみるみる晴れていく合理的な悩みの片づけ方。 ベストセラー『反応しない練習』の著者が心を込めて届ける「今の自分にできること」。 【モヤモヤ、クヨクヨ、ウツウツ気分の「悩み」が生まれたら、この本を開いてください。あなたの悩みにストレートに役立つ解決策がみつかるはずです。】 心を整理する天才・ブッダによる、実に論理的で明快な悩み解消本!
  • 消えゆく横丁 ──平成酒場始末記
    4.0
    路地裏の狭い通りやガード下に赤提灯や電飾看板が並ぶ横丁酒場。そこには美食や清廉さから遠く離れた人間くさい空気が満ちていた。戦後の闇市を起源とするこれらの横丁も、平成に入ると再開発事業の対象となり、次々と撤去・解体されていった……。昭和と平成の激動の時代を背景に全国各地から消えていった、あるいは消えつつある横丁の生と死、そして再生を見つめた渾身の記録。文庫書き下ろし。
  • 消えるコトバ・消えないコトバ
    3.5
    「おとぎ話」や「古典作品」は、なぜ時代を超えて読まれ続けるのか? コトバについての考察の中で、著者は考え続けてきた。本書は、その答えを、19篇のエッセイに託して読者に伝える、会心の書下ろしである。この本の重要なキーワードは、「アウトサイダー思考」である。要は、客観的に考えるということなのであるが、現代のコトバが置かれている環境は、「昔よりかなり主観的になっている」「インサイダー思考有利で成り立っている」と考えている著者は、「だからこそ、アウトサイダー思考ができる能力・感覚が大事になる」と述べる。さまざまな、親近感あるエピソードを枕にしながら、アウトサイダー思考とインサイダー思考の違いを比較し、読む人を、「知識の世界」から「理知の世界」という新たなステージに引き上げてくれる、刺激的な一冊である。

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  • 消えるB型 もしも西郷どんがB型でなかったら
    -
    1巻1,133円 (税込)
    明治維新の「リーダー」ともいえる西郷隆盛の血液型が、もしもB型でなかったら、果たして薩長同盟はあっただろうか? 織田信長がB型でなかったら、本能寺の変で殺されることはなかった? アインシュタインがB型でなかったら、もうちょっと教授達から好かれていた? ……などなど、著名人の血液型と行動から浮かび上がった、「B型による、B型のための」面白エッセイ。
  • 記憶に残る作家 二十五人の素顔
    -
    文芸記者、ワイドショーのコメンテーター、そして『婦人公論』編集長を務めた著者が、担当編集者として、あるいは取材対象者として、近しく接した作家たちの意外な素顔を綴る。渡辺淳一、野坂昭如、開高健ら時代の寵児二十五人の知られざる私生活。

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  • 記憶の絵
    4.2
    葬式饅頭を御飯にのせ、煎茶をかけて美味しそうに食べた父・鴎外のこと、ものの言い方が切り口上でぶっきら棒、誤解されやすかった凄い美人の母のこと、カルチャー・ショックを受けたパリでの生活、〈しんかき〉〈他所ゆき〉〈足弱伴れ〉などなつかしい言葉と共にあった日常のこと――。記憶の底にある様々な風景を輝くばかりの感性と素直な心でえがき出した滋味あふれる随筆集であり、いつの時代でも古びることのない本物の「洒落っ気」「哀しみ」「悦び」を味わえる一冊。
  • 記憶の遠近法
    3.8
    かねがね関心をひかれていた古代、中世の錬金術師と錬金術の思想を物語る「サラマンドラよ、燃えろ」、『黒魔術の手帖』以来愛好するタロッコカードについてその蘊蓄をかたむける「タロッコの謎」など、著者の得意とするテーマを満載する論考八編からなる第一部。自らタブーとしてきた身辺雑記や回想を「望遠鏡をさかさまにして世界を眺める」遠近法で描いたエッセイ群からなる第二部。過去と現在という時間を交差させて織り上げた魅惑の作品集。

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  • 記憶の切繪図
    4.3
    「フェルマーの最終定理」解決に貢献した世界的数学者が、今まで語られなかった75年の生涯をはじめて明かす。生い立ち、研究生活、発想法、そして「あの予想」について。
  • 記憶の光景・十人のヒロシマ(小学館文庫)
    -
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 “閃光の痛みも知らない人間に「ヒロシマ」を語る資格があるだろうか”そんな思いの著者が、撮影と取材を目的に初めて広島を訪れたのは、1985年のこと。“負の昭和”をテーマに撮り続ける写真家が、まず始めたのは、被爆体験を聞くことだった。本書は、10人の被爆体験を、聞き書きと現在の風景写真を重ね合わせて綴ったものである。悲惨極まりない現実に直面しながら、生き抜いてきた10人の人生と言葉には、強く胸を打たれるものがある。戦争体験が風化していく現在、原爆で亡くなった多くの犠牲者の霊に捧げる「鎮魂の書」。
  • 記憶の歳時記
    3.6
    想い出をひもとくと、人生の味わいはぐっと深まる。デビュー作『天使の卵』がベストセラーとなり、南房総・鴨川でのゆたかな自給自足生活。出奔そして離婚、東京での綱渡りの日々。常識はずれな軽井沢の家で新たな生活、3度目の結婚――。そんな村山由佳の大胆な生きざまと、作家としての30年を支えてきたものとは? 季節・猫・モノをキーワードにひもとく、極彩色の記憶たち。人気作家になって抱えた葛藤、編集者との関係、20年隠してきたある猫の秘密、過去の恋愛の数々など、初めて明かすエピソードも満載。年若いあなたの肩を「案外、大丈夫よ」とやさしくたたき、人生後半戦のあなたに「この先が楽しみ」と思わせてくれる、滋味あふれるエッセイ集。
  • 記憶の旅に栞紐を挿み
    -
    今日も伊那谷の広い空と2つのアルプスを眺めながら歩んできた道のりを振り返る 妻の病を機に、変化した生活。 移住した信州での、穏やかな暮らし。 予定外の出来事ばかりだけれど、 これが私の、たった一回の生命の旅――。 夕陽が沈む時、その残照が仙丈ケ岳をコバルトブルーに浮かび上がらせています。 その荘厳な光景の先に永遠の時を想い、生きていることの奇跡を思わずにはいられません。 (本文より)

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  • 記憶の引きだし
    -
    【第10回日本自費出版文化賞第一次選考突破作品】記憶には哀愁が伴う。「十八人目の熟女」や「あかずのノート」は涙なくしては読めない。この随筆集は愛妻に捧げる鎮魂歌。

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  • 記憶の森を育てる 意識と人工知能
    4.0
    人類は、終わるのだろうか。知能指数40000の人工知能を前にして。答えは簡単ではないけれど、さあ、わたしたちは歩こう。話そう。そして森を育てよう。すべての記憶を土として。その上で踊る、泥だらけの生命として。『脳と仮想』から10年。意識とはなにかを考え続ける脳科学者、最新の論考。著者は、原始生命におけるおぼろげな意識の萌芽から、言語を有する人間の高度な意識状態にいたるまで、その発達を緻密に考察していきます。近い将来まちがいなく、あらゆることが人工知能にアシストされた、未曾有の文明社会が出現するでしょう。そのときわたしたちは、どのように自らの知性を磨いてゆけばいいのでしょうか。そのヒントは、記憶と意識の根源的な問題を扱ったこの本の中に、あちこち、キラリと光を放っています。
  • 記憶は消えてしまうから 認知症の母との5110日
    -
    過酷な認知症介護にも、くすっと笑える小さなドラマがある! ~癒し度200%のイラストエッセイ~ 記憶がどんどん消える母との 笑いと涙と格闘の毎日から生み出された101話! 毎日買ってくるカレールー問題、エアコンのリモコンがなくなる地獄、絶対に出られない仕組みになっているはずの認知症専門老人ホームからの大脱走など、重いテーマである「認知症介護」を、軽やかに書き綴った一冊。 介護に疲れたときこそ1話1話で一息休憩してもらえるような、全話ショートショートのエッセイ集。 疲れたあなたも、疲れている家族にも贈りたい。

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  • 機械仕掛のエロス [新装版]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 サド、ブルトン、デスノス、マンディアルグ、ジュネ、バタイユなどをめぐる、エロティシズムの文学史。

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  • 着かた、生きかた
    4.2
    シリーズ累計47万部突破! 宝島社文庫『服を買うなら、捨てなさい』の続編、宝島社文庫『大人のおしゃれは、力の抜き方次第』を『着かた、生きかた』に改題して電子書籍化しました。 まだまだおしゃれになれない……。 大人の女性の、終わらないファッションの悩みに、スタイリスト地曳いく子が、再び答えます! 【内容】 第一章 なぜ、おしゃれに見えないのか? 第二章 おしゃれな人がやっていること、やってないこと 第三章 スタイルの見つけかた 第四章 これからの着かた、生きかた
  • 「気がきく女」になれる50のルール
    3.0
    本書では、コミュニケーション・インストラクターである著者が、好感をもたれる気遣いの秘訣を紹介。「お礼の電話をかけるのが早い」「カフェで消費税まで割り勘にしない」「相手に波長を合わせた会話ができる」。誰からも好感をもたれ、仕事が順調に運ぶだけではなく、友人とのつきあいでも大切なことばかりです。人は、自分を心地よくしてくれる人のことを好きになり、協力しようと思います。あなたが気くばりをした分だけ、あなたが過ごしやすくなるのです。気遣いのコツをヒントにして、誰からも愛される女性になってください。

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  • 気がきく人になる心理テスト
    -
    学校では記憶力がいい人が成功しました。社会に出たら、気がきく人が成功するのです。頭がいいことと、気がきくことは違うのです。どうしたら、気がきく人になれるかは、学校や会社では教えてくれません。頭の時代から、心の時代へ変わっているのです。気がきく人は、まわりの人に思いやりがもてる人です。自分に対しては、前向きになれる人です。テストを通して、気がきく人にになりましょう。

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  • 気がつけば、終着駅
    4.0
    離婚を推奨した1960年代、簡単に離婚し別れる2020年。世の中が変われば、考えも変わる。初エッセイから55年。これでおしまい。96歳を迎えた佐藤愛子さん。『婦人公論』への登場も半世紀あまりにおよぶ。初登場の「クサンチッペ党宣言」「再婚自由化時代」から、最新の橋田壽賀子さんとの対談まで、エッセイ、インタビューを織り交ぜて、この世の変化を総ざらい。39歳から今日に至る波瀾万丈の人生を振り返る、選りすぐりの一冊。
  • 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている
    3.6
    雑誌『散歩の達人』の連載エッセイ、待望の文庫化!収録されているのは、吉野家、ロイヤルホスト、CoCo壱番屋、びっくりドンキー、餃子の王将、シェーキーズ、とんかつ和幸、サイゼリヤ、かっぱ寿司、レッドロブスター、牛角、マクドナルド、蒙古タンメン中本、築地銀だこ、日高屋、バーミヤン、すき屋、てんや、リンガーハット等、おなじみのチェーン店ばかり。著者独自の視点から、各店の魅力と栄枯盛衰を綴る。
  • 樹木希林さんからの手紙
    3.8
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 樹木希林さんが一般の方に送っていた直筆の手紙とは? NHK『クローズアップ現代+』と 長野放送局『知るしん』で放送され、 大反響を巻き起こした感動のストーリーが 1冊の本になりました! 2018年9月25日、 樹木さんが亡くなった10日後のNHK「クローズアップ現代+」は 「秘話 樹木希林さん直筆の手紙」というテーマ。 樹木さんの逝去を悼む特集番組やコーナーが続く中、 直筆の手紙を通じた一般の方との 知られざる交流をテーマにした番組は、 新たな感動を呼びました。 さらに番組で紹介しきれなかった若者とのエピソードについては 11月26日に長野放送局『知るしん』で 「拝啓 樹木希林様」のタイトルで放送されました。 本書は『クローズアップ現代+』で取材にあたった NHKの若手ディレクターたちが、 樹木さんが手紙を通じて多くの人と交流し、 彼ら彼女らの不安や悩みに耳を傾けてきた様を綴っています。 番組ではふれられていない手紙や 手紙から始まった交流についてもご紹介しています。 手紙では自らのいじめを告白し、 将来の夢がみつからない若者や教師や介護の仕事をする若者を激励 いじめられた経験からいじめをなくそうとしている方、 大人気だった「ピップエレキバン」CMのロケ場所・北海道「比布駅」、 映画「あん」のモデルになった元ハンセン病患者の方、 長野県上田市「戦没画学生慰霊美術館『無言館』」で 行われた成人式に出席した若者たち、 沖縄の基地で揺れる街を描いた若き仲村颯悟監督、 死について語り合った何必館・京都現代美術館館長、 山形県・米沢婦人会、伊藤忠商事、 亡くなる1ヶ月前に書いた手紙まで、 手紙を送った先はさまざまでした。 病の中でも書き続けた人生の真実 樹木さんが、悩み、立ち止まる人に送った手紙は、 樹木さんが大切にしてきたであろう仏教、 明治天皇のお歌、外国の言葉がたくさん引用されており、 なおかつウィットに富んでいます。 単純な答えではなく、自分で答えにたどりつくための 他の人とは違った角度からのアドバイスをしてくださっています。 その手紙がいかに心に響く名文かは本書をごらんください。 隠されたエピソードの数々に加えて、 樹木さんの達筆な毛筆の手紙も存分に味わっていただける作りになっています。
  • 聞き出す力
    3.9
    現代屈指のインタビュアーが、これまで接した著名人とのエピソードを通じて明かす、相手からいかに話を引き出すかのテクニック! AKB48に長渕剛、古舘伊知郎から森善朗元首相まで……と、ジャンルを問わない多彩な取材対象に鋭く斬り込むスタンスから導かれる抱腹絶倒&危機一髪のエピソードの数々が織り成す人間模様は圧巻。取材対象に時に大胆(過ぎ)に、時に繊細に切り込むことで、相手から興味深いエピソードをぐいぐい引き出すことでは右に出る者のない著者による一冊。相手から話を引き出すために必要なテクニックや心構えを、これまで接してきた著名人たちとのエピソードや裏話を絡めて完全披露! その「技術」は、日常やビジネスの現場で広く応用できる内容となっていると同時に、著者の大胆不敵さが生み出す爆笑エピソード集としても、広く一般に受け入れられる内容になっています。
  • 聞き出す力 FINAL
    4.3
    「戦い」はまだ終わらない――。聞く・書く・知る“極意”で予定調和に抗う! ベストセラー『聞き出す力』シリーズがついに完結!! 浅井健一/アブドーラ・ザ・ブッチャー/石川優実/荻野由佳/小沢さとる/乙葉/小山田圭吾/かざま鋭二/かまいたち濱家/樹木希林/コジン・カーン/小林旭/小日向由衣/さいとう・たかを/ジェリー藤尾/セイントフォー/高知東生/谷隼人/徳光和夫/敏いとう/キングコング西野/ブル中野/前田五郎/みうらじゅん/水野しず/ミッキー安川/南明奈/村生ミオ/諸星大二郎/安彦良和/ユセフ・トルコ/リリー・フランキー……etc. 吉田豪だからこそ知りえた著名人の痛快エピソードと、職業としての「プロインタビュアー」の秘訣が明らかになる極上のエッセイ集。
  • ききりんご紀行
    4.0
    北大農学部出身の恋愛小説家が、約30種のりんごを食べ比べ! 文系理系の両視点から、りんごの魅力を綴りました。身近な果物でありながら、意外と知られていない、りんごの品種や栽培方法。サンふじと有袋ふじの違いって? りんごの“お父さん”“お母さん”とは? 蜜に秘密が? 物語に登場するりんごから、ジャムやジュース、思い出のあの味まで。奥深いりんごの世界を、一緒に旅してみませんか。
  • 企業の常識 弁護士の非常識
    -
    はじめの言葉― より 「お前は常識がない。」と、子供の頃からよく叱られていました。確かにその通りかもしれないと反省する一方、「常識って何だろう?」と疑問も感じていたのです。 私は、会社勤めから、アメリカのロースクールでの勉強を経て、現在弁護士をしています。その中で、会社には会社の常識が、アメリカにはアメリカの常識が、そして弁護士には弁護士の常識が、それぞれあることを知ったのです。 12年前に独立開業して、多くのお客様の仕事をする中で、普通のお客様の常識は、弁護士の常識とかなり違うのだなと実感しました。また、自分自身、かつての会社員の目から見て、弁護士の常識はかなりおかしなものに見えていたこともあります。さらに、日本の多くの法律家が批判しているアメリカ法の常識が、私から見ると日本法の常識よりも優れているのではないかと感じることもありました。 そんな様々な「常識」を、弁護士の立場から面白く書けないかと思い、始めたのがこのニュースレターです。毎月2回発行で10年間、1度も休むことなく続けてきました。企業の常識と弁護士の非常識について、楽しんでもらえれば幸いです。
  • キクコさんのつぶやき 83歳の私がツイッターで伝えたいこと
    完結
    -
    「この歳になった今だからこそ言えるんです。年寄りを敬えだなんて、冗談じゃありません」…83歳の著者のこの意外な言葉の真意とは? なんとそのフォロワー数8万9196人! (2018年1月現在) 豊かな人生経験と理知的感性に裏打ちされたつぶやきで絶大なる支持を得る“世界一のツイッターおばあちゃん”が、 自らの名言・金言ツイートの数々をナマの言葉でとことん掘り下げます! 共感、納得、感動、爆笑…スッキリ爽快、読めば元気の出るヒューマン・メッセージBOOKの決定版! ●おもな名言・金言ツイート● 「お年寄りを敬いましょう、にはほんとに違和感を感じる。いるだけで周りは気を遣うもの。 年寄りこそ周りの人に感謝の念を持つべきものと思う。そこまで生きてこられたことにも」 「タチの悪い姑、基本、頭が悪い。性格が悪い。その他悪いものがいっぱい。 いい姑になるわけない条件が揃っている」 「駄目女は女の敵」 「どういう言葉を使うかに、その人の考えを読み取ることができる。嫁をもらう。これはもらったらこっちのもの。 こっちの家のもの。我々に従ってもらう。我々の世話や介護をしてもらう。つもりなのです」 「子供を自立させるまでが親の務め。その後は自分の老後を考えて準備する期間」 「人に自分の世話をさせることは、人の時間を奪うことです」 「今はセックスレスの夫婦が多いというが、要は体力と気持ちの在り方なのではないかと思う」 「無知と吝(ケチ)が結び合ったら箸にも棒にもかからない」 「私は子供のころから色々感じて、こうはなりたくないということを強く感じて、そうならないように努力してきました。その結果が今の在り方になっています」 「男性は肩書がないと動けないのだとか。女性は何の肩書もなく生きるのに慣れているのですね」 …他、まだまだいっぱい!
  • 聞くこと、話すこと。~人が本当のことを口にするとき
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    あなたと私の「違い」を丁寧に話したい。 「わかりやすく話そう」を突き詰めた結果、 僕たちの会話はただの情報のやりとりに陥っていないだろうか。 上間陽子氏に、坂口恭平氏に、濱口竜介氏に、 人が本当のことを口にする瞬間について聞いて考えたこと。
  • 菊池亜希子のおじゃまします 仕事場探訪20人
    4.4
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「人も、物も、小説も、洋服も、映画も、世代や時代に関係なく、 しみじみと、よいと思えるものを大切にしたい。そんな気持ちを伝えてゆきたい」 という菊池亜希子さんが描く、ジャンルも世代もばらばらな、20人の仕事場。 ページを開くたびワクワク、不思議とじんわり、 そして1冊ぶん読み終えたあとには、全員をもっと大好きになる。 全く新しい“あっこ流”仕事場エッセイ 『菊池亜希子 おじゃまします 仕事場探訪20人』、どうぞご堪能ください。 ※掲載内容は2014年単行本初版発行当時のものです ●大好きな19人の仕事場に“おじゃまします” 糸井重里さん/コピーライター くらもちふさこさん/漫画家 阿部好世さん/プティローブノアー 幅允孝さん/ブックディレクター 皆川明さん/ミナペルホネン 甲斐みのりさん/文筆家 カトウキョウコさん・ジヌシジュンコさん/アンティパスト 舟越桂さん/彫刻家 飯田純久さん/イイダ傘店 唐澤明日香さん/アトリエペネロープ 祖父江慎さん/装丁家 高山なおみさん/料理家 宮崎吾朗さん/映画監督 松浦弥太郎さん/編集長 sunui/デザイン集団 TRUCK/家具屋 手塚貴晴さん・由比さん/建築家 小川洋子さん/小説家 細野晴臣さん/音楽家 ●20人目は、菊池亜希子(&ワカメ)の“いらっしゃいませ” ●bonus track おしゃべり対談 ●おじゃましますの服と手土産 ●おじゃましますとその後
  • 「聞く力」文庫1 アガワ対談傑作選
    4.8
    アガワの文庫新シリーズ創刊! コワイ人、エライ人、黙る人の懐に飛び込む阿川佐和子のインタビュー術が縦横に駆使された、落語家、教育者、俳優、スポーツ選手、映画監督、音楽家らとの新旧対談傑作選。各対談にまつわるエピソードもお楽しみください。大ベストセラー『聞く力』の副読本としても最適な、「聞く力」の実践編。 主な目次 【第一部】「聞く力」はこうして磨かれた 諏訪内晶子/義家弘介/尾崎将司/柳家小さん/橋本久美子/西村雅彦/岸田今日子 【第二部】「聞く力」は進化する 三池崇史/小山明子/振分精彦/宮藤官九郎/金子兜太/壇蜜/タモリ/キダ・タロー/川崎宗則/安藤サクラ/ねじめ正一/新垣隆
  • 聞く 笑う、ツナグ。
    3.7
    アヤパンのベストセラー、ついに電子化。 「アヤパン」の愛称で親しまれ、『めざましテレビ』などで長くキャスターを務めた高島彩。女性による好感度調査「好きな女子アナウンサー」(オリコン)では2005年から5年連続1位に輝いた彼女が、キャスターとして、フジテレビ社員として高く評価された会話、番組進行、気くばりの流儀をあますことなく、語り下ろします。「出すぎず、引きすぎず、それでもなぜか中心にいる」コミュニケーションを、「使い分けたい5つの“なるほど”」「笑顔、挨拶、アイコンタクト」「大人の雰囲気を醸すフレーズ」といった具体例で列挙。職場で仕事場で、そして友人関係から恋愛、夫婦、家族関係まで使える、アヤパン流「気くばりのススメ」です。
  • 畸形の神 : あるいは魔術的跛者
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ギリシア古典あるいは西洋文芸にあって、優れて芸術的営為に携わるオイディプス、サトゥルヌスからメフィストフェレスまでの輝かしき魔術的跛者。いずれもが体現するのは、近代の古層に横たわる豊饒な身体的思考。芸術創造の奥義を求め、文学・美術・舞踊・精神分析から民俗学までの知見をもって展開する、壮大なスケールの表象文化論。

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  • 喜劇としての国際ビジネス 私が出会った〈一流〉という名の怪優たち
    5.0
    ドバイ・国連・アンゴラ・セネガル・ロシア・中国など、文字通り世界中を股にかけて活躍する法律家が、過去20年の間に経験した、あり得ない話が満載の実話集。権力者およびその取り巻きの肥大した虚像が剥がされ、〈一流〉を自認するビジネス・エリートのペテン師ぶりがあらわになる、爆笑ノンフィクション。激しい競争や闘争の中、まともな感覚を保つとはいったいどういうことかを知るためにも最適な、異色の国際ビジネス入門。
  • 紀元前サラリーマン転覆隊 1新米篇
    -
    1~4巻220円 (税込)
    「新米サラリーマンだった僕はドキドキする遊びを求めて試行錯誤していた。そして、その度にスッタモンダしながら新しい仲間を増殖していったのだった。このお話は転覆隊の行動パターンを分析する上で貴重な歴史的資料となることであろう」(「まえがき」より)。本書は、「日本で一番過激でヘタなカヌーチーム」として名を轟かせる転覆隊の誕生前=紀元前からつづった、真剣かつちょっぴり恥ずかしく痛快な人生転覆記録の第1巻。転覆隊隊長である著者の「山」「海」時代のエピソードを開陳する。ほかに、マタギ系変人こと、転覆隊隊員「マタギ」との出会いを収録。

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  • 紀行 忘却を恐れよ
    -
    1巻2,860円 (税込)
    コロナ禍により移動できなくなった旅人は 故郷へ日本国内へ「思索」の旅をする。 第1部では故郷・遠野を軸に「語り」の世界を追究し、 第2部では日本全国を舞台とした文学作品、映画作品を辿ることで 思考をめぐらした。 【目次】 第1部 第1章・花冷えの道 吉里吉里四十八坂 第2章・沖縄と遠野 三つの手紙 第3章・遠野物語の土俗的想像力 第4章・河童と羅漢 旱魃の記憶 第5章・語り部礼讃 遠野物語と千夜一夜物語 第6章・語り部の墓 佐々木喜善 第七章・忘却を恐れよ 大津波の跡 第2部 第1章・北海道への旅 朱鞠内湖 第2章・津軽への旅 龍飛崎 第3章・若狭への旅 水上勉・古河力作・徳富蘆花 第4章・土佐への旅 物部川渓谷 第5章・奄美大島への旅 田中一村 第6章・秋田への旅 戸嶋靖昌 第7章・精神の旅 宮本武蔵と独行道
  • 聴こえない母に訊きにいく
    3.3
    母に、ずっと訊いてみたいことがあった。 ぼくの耳は聴こえるけれど、本当はどちらが良かった?  聴こえる子どもと聴こえない子ども、どちらを望んでいた?  【本書の内容】 「優生保護法」―― 障害者が生まれることを防止し、 女性が産むことを管理しようとした悪法が存在した時代、 「母」はどのように生きたのか。 「ぼく」はどのようにして生まれたのか。 幸せだった瞬間も、悲しかった瞬間も、すべて。 コーダである息子が未来に進むために描く、小さな家族の歴史。 【コーダとは】 コーダ(CODA:Children of Deaf Adults) 聴こえない親をもつ、聴こえる子どものこと。

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  • 貴様いつまで女子でいるつもりだ問題
    3.8
    「女子会には二種類あってだな」「ていねいな暮らしオブセッション」「私はオバさんになったが森高はどうだ」……誰もが見て見ぬふりをしてきた女にまつわる諸問題(女子問題、カワイイ問題、ブスとババア問題……etc.)から、恋愛、結婚、家族、老後まで――話題の著者が笑いと毒で切り込む。“未婚のプロ”の真骨頂。講談社エッセイ賞受賞作。
  • 木皿食堂
    3.5
    1~4巻539~792円 (税込)
    伝説のドラマ『すいか』以降、その作品世界が熱く支持されている夫婦脚本家・木皿泉。何気ない日常が愛おしくなるエッセイや、創作への熱い情熱が伝わる羽海野チカとの対談をはじめ、貴重なロングインタビューやシナリオなどを、一冊にギュッと収録!思わず心をわしづかみにされるコトバとの出会い、ここにきっとあります。
  • 棋士・その世界
    -
    将棋指しが棋士と呼び名が変わっても、勝負に賭ける内実は変らない。想像を絶する驚くべき才能が、激突する。きびしい勝負の末の喜び、悲哀、孤独。一途で誇り高く、しかも心やさしい男の世界。今まで誰も書き得なかったその世界と人間像を、生き生きと、鋭く、暖かく、爽やかに活写した快著。巻末に将棋百科を付す。
  • 岸田タツヤと変な人たち <電子版特典付き>
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版は未掲載カットを収録!】 東海オンエア てつや大推薦!! 「俳優のイメージを根底から覆す彼の柔軟さ、クレイジーさはこの時代を象徴する天才のそれである」 ――揃いも揃って、みんな変! 『騎士竜戦隊リュウソウジャー』リュウソウブラック/バンバ役として硬派すぎる戦隊ヒーローを演じた1年後―― 東海オンエアの魅力に取り憑かれ、愛知県・岡崎市に家を借りてYouTuberにまでなってしまった変な俳優・岸田タツヤと、岸田を取り巻く「変」な人たち。 ●前(表)から読むと「俳優バージョン」  ○後ろ(裏)から読むと「YouTuberバージョン」の両A面仕様! 大親友・本郷奏多が、岸田タツヤを大分析した対談も収録。 【もくじ】 ・表1章 俳優休業。22歳~25歳といういい時期に4年も消えた理由 ・表2章 欠落した僕と、それを埋めてくれる仲間たち ・裏1章 マン振りLIFE!エピソード0 ・裏2章 岡崎に住む、変な仲間との交友録 【著者プロフィール】 岸田タツヤ 1992年4月16日生まれ。東京都出身。 高校生の頃から広告モデル、CMなどで活動し、2009年ドラマデビュー。 以後、俳優として活動し、2019年戦隊シリーズ「騎士竜戦隊リュウソウジャー」にてリュウソウ・ブラック役を演じ、注目される。 昨年4月からはYouTubeチャンネル「タツ兄のブンブン☆マン振りLIFE!」を開設。 特技のゴルフではベストスコアは73、昨年からはテーラーメイドと専属契約を結び、チームテーラーメイドの一員としても活動の場を広げている。
  • 記者失格
    3.5
    「あさイチ」で人気を博したヤナギーは時に予定調和を破る発言で人々の心を揺さぶってきた。元は数々の事件・事故、戦場での取材に奔走した「伝説の記者」。そのまっすぐな姿勢の背景には何があり、何を考えてきたのか。半生を振り返る。
  • 汽車旅12カ月
    4.5
    数字が羅列してあるだけの無愛想な時刻表も、じっとながめていると、汽笛の音や線路の響きが聞えてくる。〈国鉄全線の完乗〉、〈最長片道切符の旅〉をなしとげ、無類の鉄道好きとして有名な著者が、バッグ片手にふらりとローカル線の旅に出た。――旅先で出会う珍しい風物、人情の機微、思わぬ新発見。四季折々に移りかわる旅の風情を、ユーモラスに爽やかに綴る、汽車の旅歳時記。
  • 汽車旅12カ月
    4.0
    一月~十二月まで、その月ごとの旅の楽しみ方を記した鉄道旅のバイブル。『時刻表2万キロ』『最長片道切符の旅』に続く第三作目として刊行された、宮脇鉄道紀行の初期の傑作。
  • 汽車旅の酒
    4.2
    旅行をする時は、気が付いて見たら汽車に乗っていたという風でありたいものである――。旅をこよなく愛する文士が美酒と美食を求めて、金沢へ、新潟、酒田へ、そして各地へ。ユーモアに満ち、ダンディズムが光る著者の汽車旅エッセイを初集成。巻末に観世栄夫の逸文を付す。〈解説〉長谷川郁夫
  • 汽車旅放浪記
    4.0
    近代文学はなぜ多くの鉄道を登場させたのか。夏目漱石『坊っちゃん』から、松本清張『点と線』まで、舞台となった路線に乗り、名シーンを追体験する。ローカル列車に揺られながら、かつて作家たちが鉄道を作品に取り込んだ理由に思いを馳せる。鉄道と文学との魅惑の関係をさぐる、時間旅行エッセイ。
  • 騎手の一分 競馬界の真実
    3.9
    2012年秋のマイルチャンピオンシップ。レースの後、勝利騎手インタビューが行われたウイナーズサークルの中央には、久しぶりの笑顔があった。ユタカさん(武豊騎手)が、約2年ぶりにG1を勝ったんだ。「お久しぶりです」俺はもう家に帰っていたから、そのインタビューはテレビで見たんだけど、何だかとてもさびしく感じた。あの武豊をこんな状態にしたのは誰なのか――。(本書より) (講談社現代新書)
  • 気象予報士という生き方
    4.0
    日本最年長お天気キャスター・森田さんが気象業界の50年余りと人生を語る 気象観測データや数値予報資料を解析し、気象予報を行う気象予報士。お天気キャスターを目指して資格を取得する人も増加しています。天気予報は毎日の生活だけではなく、農林水産業、交通機関、流通・小売業、イベント・旅行産業など多くの産業にも重要な情報です。本書では、気象業界や気象予報士の歴史や仕事内容を一望し、特殊な資格ならではのエピソードや魅力を紹介。また、気象予報士を目指す人たちへ向けて、適正や心構え、勉強法などについても解説します。 【目次】 ■はじめに ■1章 幼少期から日本気象協会を独立するまで 甚大な被害を出した伊勢湾台風 プラネタリウムに憧れ、さまざまなアルバイトを経験 日本気象協会東海本部の職員になる 名古屋から東京へ 前代未聞の「3回連続穴あけ」事故を引き起こす 解説はわかりやすく、やさしく、自分の言葉で 生放送でアンパンをガブリ 倉嶋厚さんに憧れて 「今を語る天気予報」へ方向転換 天気予報のニーズは人それぞれ 独立のきっかけは湾岸戦争 洗濯指数と野村監督 ■2章 気象予報士制度ができてから 会社設立と同時期に気象予報士制度ができる 夕刊紙の見出しに「森田さん落ちる!」 「あしたはあした」の意味 お天気キャスター養成所「森田塾」 気象予報士とお天気キャスターの違い リアルタイムの解説が重要 「伊豆七島夕日生中継」でハプニング 死ぬかと思った「富士山頂生中継」 「日食病」を罹って12年 ■3章 気象予報の歴史と発展 天気図、気象予報の始まりと歴史 気象観測がすべてのきほん 数値予報の誕生 天気予報における三種の神器 世界気象機関(WMO) 「気象業務法」と「気象予報士制度」 気象予報士の仕事と予報業務許可事業者とは 気象予報を行っている機関 気象予報士の勤務体制 ■4章 気象予報士になるには 受験資格と試験内容 勉強の取り組み方 どうやって、どこで学ぶ? 学科試験と実技試験の勉強のポイント 参考書のステップ 理科嫌いの克服術 時間がない人の克服術 資格を取ってから ■5章 これからの気象予報士 気象予報士の適性 動物季節観測の廃止から発展継続へ向けて 「本物」を知る魅力を教えてくれた島バナナ もし、天気予報がなかったら? 気象学は曖昧な学問 気象産業の課題、増える予報の種類 ■おわりに
  • 岸和田人がたり物がたり
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 わが町岸和田への心からのオマージュ。ふるさと岸和田(PART2)。

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  • 木(新潮文庫)
    4.2
    樹木を愛でるは心の養い、何よりの財産。父露伴のそんな思いから著者は樹木を感じる大人へと成長した。その木の来し方、行く末に思いを馳せる著者の透徹した眼は、木々の存在の向こうに、人間の業や生死の淵源まで見通す。倒木に着床発芽するえぞ松の倒木更新、娘に買ってやらなかった鉢植えの藤、様相を一変させる縄紋杉の風格……。北は北海道、南は屋久島まで、生命の手触りを写す名随筆。(解説・佐伯一麦)
  • 奇人たちの黄昏れ ~都会の隅の見聞録~
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    「満員電車の中で身体をくねらせている男。片手をつり革にかけて空いた手で何やら股間のあたりをもぞもぞ・・!」「毎年夏になると出会う褐色の恋人。まるでストーカーのように姿を現す彼女とは?」 コンビニで、牛丼屋で、ファミレスで、公園で、街角で…等々、日々出くわす様々な場面を痛快に描写。 小説『夕焼けとにょろり』『バタフライダンスにSAYONARA』等をリリースする寺澤晋吾(寺沢ごど)が、日常を独自の切り口で語り綴ったエッセイ集。 時に、あられもない妄想の域にまで飛躍するがそれでも根底にあるのは、真面目に生きているのに滑稽に見えてしまったり、真剣になればなるほどずっこけてしまうような人々を愛する作者の視線。 ほんのりと笑える一冊。

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  • キスは、女からするもの。 いい男に愛される恋のルール55
    3.8
    いい男は、大勢が狙っている。“白馬の王子様”はモテモテだから、女から行動しないと、捕まえることはできない。ライバルがたくさんいるから、自分のレベルを上げなければ、勝ち残れないのだ。向上心のある女性に“カツ”を入れる恋愛エッセイ。

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  • 傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった
    3.9
    過剰すぎる母、自傷、パニック障害、就活失敗、女もこじらせ気味…… 問題てんこもり女子、再生なるか!? 生きる勇気が湧いてくる、強烈自伝エッセイ。 過剰に教育的な母に抑圧され、中3で不登校。 キラキラキャンパスライフに馴染めず大学も仮面浪人。 でも他人から見てイケてる自分でいたくて、 留学、TOEIC950点、ボランティア、インターン等々。 無敵のエントリーシートをひっさげ大企業の面接に臨んだ。 なのに、肝心なときにパニック障害に! 就活を断念し、なぜかスペイン巡礼の旅へ――。 つまずきまくり女子は、問題の本質と向き合えるのか? 衝撃と希望の人生格闘記。
  • 傷つきやすくなった世界で
    3.8
    時代の風が冷えこんで、ぼくたちの社会は余裕を失い、仕事に就くことも続けることも難しくなった。恋愛に向けるエネルギーさえ減っている。そんな若い世代に、人気作家があたたかなエールをおくるエッセイ集。社会に格差が存在しても、どうか心にまで格差を持ちこまないで――。やさしく力強い言葉が、明日へ踏み出す勇気をくれる。東日本大震災後の「今」を見つめた文庫版あとがきも収録。
  • 絆〈KIZUNA〉
    5.0
    「絆」、それは目に見えないけれど、人と人とを強く結びつける何か。そして、どんなに辛いことがあっても、乗り越えられる心強い味方――。困難な仕事を影で支えてくれた米国人の夫、肌の色が違う娘、自分の「生」を正面から見据えるエイズ患者ジミー……、夫婦、親子、家族、生命、それぞれの絆を通して、人を愛することの厳しさと喜びを綴ったエッセイ。

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  • 絆 運命の出会い:柳瀬川を眺めながら
    -
    「齢七十に手が届こうかという自分の人生を振り返るとき、この壮絶を極め波乱に富んだ人生をよくぞ歩みきって今ここに至ったと思わずにはいられない。その人生は、見ず知らずの他人なら目を疑いたくなるような不思議な体験に彩られている。とりわけ私の人生を決定づけたさまざまな「出会い」は、常人ではおよそ体験し得ないような、奇縁とでも言うべきものばかりだ。」(本書「はじめに」より) 太平洋戦争勃発の2年前の1939(昭和14)年9月2日、神奈川県横須賀市の坂本という町で生まれた著者が、お世話になってきた人々のこと、家族のこと、そして息子のこと——を思いながら、熱い気持ちを込めて自身の半生を綴った自叙伝。「長男との絆」の回復を願った、感動の一冊。 【著者プロフィール】 望月 成敏(もちづき・しげとし) 1939年、神奈川県生まれ。 埼玉県在住。
  • 絆 なお強く―別離の苦難を乗り越えて
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    北朝鮮による日本人拉致で失踪した地村保志さんの生存を信じて、24年間待ち続けた父親・保さんの執念と行動力を綴ったドキュメンタリー。北陸の町で暮らしていた家族4人の平凡な生活が、ある日、突然破壊した。息子保志の失踪後間もなく、母親は心痛のあまり倒れてしまう。父親の地村保は、妻の介護に明け暮れながらも仕事を続け、同時に息子の消息と救出を求めて、思いつく限りの行動をとってきた。一徹な父親のあくなき執念、それは24年間にも及ぶ、壮絶な闘いの日々でもあった。

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  • 絆の病 境界性パーソナリティ障害の克服
    4.4
    治療が非常に難しいといわれる「境界性パーソナリティ障害」を克服した当事者と精神科医の対談。 当事者ならではの疑問に答えながら、誰もがかかりうる「絆の病」の本質と回復への道のりを明らかにしていく。
  • 傷なめクラブ
    3.6
    女性と交際するために潔癖症を克服したい男子高校生、コンビニ店員からの陰口が不安なOL、男友達の作り方がわからない女子中学生、言いづらい名前を改名したい24歳のOL、貧乏でトイレも流さないブランド好きの独身女…。くよくよ悩む相談者を皮肉り、鋭い回答を突き返す。辛い時はみんなで傷をなめあおう。爆笑と共感のお悩み相談エッセイ。
  • 傷のあるリンゴ
    3.8
    人間も、傷のあるリンゴのようにちょっと欠けたところのあるほうが… 常識の裏側を見抜く、エッセイの名手による、妙味あふれる書き下ろしエッセイ集。

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  • 既成概念を崩せ 息づく東大教養学科の精神
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    この本は東京大学教養学部教養学科を1979年(昭和54年)前後に卒業した同窓生21人による誌上座談会です。新型コロナウイルスによる感染症の拡大で、毎年恒例の同窓会の開催もままならなくなったため、代わりに「世のなかに向けて何か発言しよう」と企画しました。  平均年齢は65歳前後。全員が錚々(そうそう)たる論客です。現役で頑張っている人も、要職から引退したばかりの人もいますが、人生の折り返し点を迎えるに当たって、自らが何をしてきたかを振り返るとともに、後輩の皆様へのメッセージになりそうなことを記述しました。  生の座談会やインタビュー記事とは異なりますので、議論のテンポはいまひとつかもしれません。しかし、同窓生が渾身の力を込めて書いた原稿がもとになっているため、内容の濃さには自信があります。皆様の人生を実りあるものにするのにお役に立てれば、うれしいです。
  • 軌跡
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    1巻968円 (税込)
    無精子症という病気のため子どもを授かることができなかった。それでも、必死で治療を行い、二人も赤ちゃんを授かった夫婦がいる。度重なる切開手術、授かった生命の流産。それでも、赤ちゃんを諦めることだけは、どうしてもできなかった―――。二人はどうやって、子どもを授かることができたのか。不妊治療という壮絶な経験をユーモアたっぷりに描いた、ないて笑える珠玉のノンフィクションエッセイ。

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  • 奇跡のスープ 夫のアルツハイマー改善のために
    -
    運命を変えたのは、手作りの野菜スープ 懸命に夫を支え続けた妻が綴った、回復までの記録。 ある日、夫がアルツハイマーと診断された。 夫のために何かできることはないかと先生に相談すると、 とある野菜スープの作り方を教わる。 僅かな希望を胸に、スープ作りの日々が始まる―。 ・毎日欠かさずスープを作る ・できることは自分でやってもらう ・手足のマッサージをする 懸命に夫を支え続けた妻が綴った、回復までの記録。 【野菜スープレシピ付き】

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  • 奇跡のプリマ・ドンナ オペラ歌手・三浦環の「声」を求めて
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    オペラ《蝶々夫人》の海外2000回公演。 渋沢栄一、滝廉太郎、プッチーニ…… 綺羅星のごとき財界人・芸術家が周囲を彩ったその数奇な運命。 東京音楽学校、帝国劇場、ロイヤル・アルバート・ホール、ホワイトハウス…… 明治~昭和期に「声」一つでプリマ・ドンナの階段を駆け上がった三浦環。 本人直筆の手紙を含む膨大な資料から、 その人間像とドラマを流麗な筆致でつづった、 著者初の伝記ノンフィクション。 「マダム・ミウラがうたっているのではない。 私が心の中で描く、幻のマダム・バタフライが 舞台に現れたと思いました(略) あなたは世界にたった一人しかいない、 最も理想的な蝶々さんです」(プッチーニ) 「芸術家は社会の花です。(略)妻だからといって家庭にとじこめることは公徳を 無視した封建思想です、芸術に対する大きな冒涜です」(三浦政太郎) 日本の芸術史に新たな光を当てるノンフィクション!
  • 奇跡の夢ノート
    4.1
    眼球打撲による網膜剥離、失明の危機、三半規管にも障害が残りまっすぐに泳げない。ましてや水中での回転や倒立は到底不可能。顔には傷跡が残り友達から「フランケン」と呼ばれた。しかし、日々の目標を「夢ノート」に記し、ひとつひとつ達成していった彼女に、17年後ついに奇跡が…。

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  • 季節のうた
    4.4
    「アカシアの花のおもてなし」「ぶどうのトルテ」「わが家の年こし」……家族への愛情に溢れた料理と心づくしの家事万端で、昭和の女性たちの憧れだった著者が四季折々を描いた食のエッセイ。
  • 季節のかたみ
    3.5
    今朝の雲はもう居ません。その代わり、風が訪れてくれます。季節の移り変わりを見るのが、私は好きです。なにより有り難いのは、前向きの心でいられることでしょうか。時の移ろいを瑞々しい五感がキリリと掬いとった名篇。「くくる」「壁つち」「台所育ち」……。失った暮らしや言葉の情感が、名残り惜しく懐しく心にしみる、珠玉のエッセイ集。

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