片目を失って見えてきたもの

片目を失って見えてきたもの

580円 (税込)

2pt

「私の一日は、朝起きて顔を洗うときに、洗面所の鏡の前で、まず義眼をはずし、目薬をさし、石鹸で義眼をていねいに洗うことからはじまります」医者の宣告により、特殊なガンに侵された左の眼球を摘出し、代わりに生を得る。一卵性双生児のコンビで芸能界にデビューし、辛口ユーモアを武器にした服飾評論で人気を集めていた著者は、その壮絶な体験を経ることで、自分の存在を正面からとらえ、また身近で支えた家族や友人たちの深い愛情を発見する。心の視力がとらえた命の賛歌。

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片目を失って見えてきたもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年08月01日

    網膜剥離の眼球癌メラノーマ
    を発症し片目を摘出した
    ピーコさん
    ゲイだからオカマだからという
    こだわりはなく…
    子供の児童文学のような
    まっすぐに届くような
    言葉がヒシヒシと伝わってくる
    いい本でした…
    生きている限りは人の為に
    時間を使おうと
    悩みなんて所詮そんなもの
    とピーコさんに出会わなかった...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年03月15日

    片目を失ってから思い出した母から学んだことや、
    ファッションや教養についての話や人脈で広がった世界など
    たまに耳に痛いお言葉もあったりもしたけど
    読んでみて面白かったです。

    『・・・教養がないと美しさはわからないということを知ったのです。それこそ本もたくさん読まなければいけないし、オペラで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年10月04日

    ピーコさんに対する、というか「ゲイ」に対する偏見が
    一気になくなった一冊。
    題名のとおり、この病気によっていろんなものが見えて
    きたようです

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    昔から好きだったピーコ氏のエッセイ。

    予備校でくさくさしてる頃に新宿の本屋で見つけた。

    息抜きを理由に勝ったが一晩で読み切った。

    さらにピーコ氏を好きになった一冊。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    あの人にこんな過去があったんだと思いながら読み始めました。不幸は突然襲ってきますがそこにしっかりと立ち向かったピーコさんと素晴らしい友達の方々が描かれています。本当にいい友達をお持ちだと思います。人柄なんでしょうね、うらやましいです。電車で読みながらなんどか涙で読み進めなくなりました。人の幸せってな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年10月13日

    タイトルで少し自分に通じるものがあって手にしたんだけど、読んでいるとピーコさんの人となりが今まで自分が考えていたものと違っていて、読んでよかったと思いました。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    TVでピピーピピーしてるピーコしか知らなかったので、びっくりしたのが一番の感想です。たくましい生き様!!

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ■説明
    おすぎとピーコのピーコ本人の 癌による眼球摘出にまつわる話。


    ■感想
    おすぎとピーコの正直な物言いが気持ちよいと感じる人はこの本はオススメ。「辛らつで嫌い」という人には向いていないかもしれない。

     私には、共感することが沢山な本であった。
    ピーコが目を取り出したという話はちらっと...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月16日

    おすぎとピーコ、1975年頃、TV界で「おねえ言葉」を連発してましたね。双子のおかま、ファッション評論家の兄ピーコと映画評論家の弟おすぎ。1945年生まれ、ピーコ 著「片目を失って見えてきたもの」、1999.9発行。44歳の時、左目の悪性腫瘍で左目を摘出。その10年後の心境をエッセイに綴ってます。一...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年02月15日

    今まで感じていたピーコさんへの印象が変わった一冊。誰でも失ってから見えるものも多いけど、歳を重ねた人の回想録は深みがあり学ぶところも多い。中高生に一度読んでもらいたい。内容の意味が分からなくても一度ぜひ。

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