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「私の一日は、朝起きて顔を洗うときに、洗面所の鏡の前で、まず義眼をはずし、目薬をさし、石鹸で義眼をていねいに洗うことからはじまります」医者の宣告により、特殊なガンに侵された左の眼球を摘出し、代わりに生を得る。一卵性双生児のコンビで芸能界にデビューし、辛口ユーモアを武器にした服飾評論で人気を集めていた著者は、その壮絶な体験を経ることで、自分の存在を正面からとらえ、また身近で支えた家族や友人たちの深い愛情を発見する。心の視力がとらえた命の賛歌。
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Posted by ブクログ
網膜剥離の眼球癌メラノーマ を発症し片目を摘出した ピーコさん ゲイだからオカマだからという こだわりはなく… 子供の児童文学のような まっすぐに届くような 言葉がヒシヒシと伝わってくる いい本でした… 生きている限りは人の為に 時間を使おうと 悩みなんて所詮そんなもの とピーコさんに出会わなかった...続きを読む ら絶対に見過ごしていた 考え方やヒントを沢山 もらいました。 ピーコさん、いい話をありがとう とこころより感謝致します。
片目を失ってから思い出した母から学んだことや、 ファッションや教養についての話や人脈で広がった世界など たまに耳に痛いお言葉もあったりもしたけど 読んでみて面白かったです。 『・・・教養がないと美しさはわからないということを知ったのです。それこそ本もたくさん読まなければいけないし、オペラで...続きを読むもクラシックでも知っておいた方がいい、ということに気づいていくわけです。』 私もちゃんと教養を高めていかないといけませんね。 アラサーの私でもまだ遅くはないはず 自分にできることから始めていきたいですね。
ピーコさんに対する、というか「ゲイ」に対する偏見が 一気になくなった一冊。 題名のとおり、この病気によっていろんなものが見えて きたようです
昔から好きだったピーコ氏のエッセイ。 予備校でくさくさしてる頃に新宿の本屋で見つけた。 息抜きを理由に勝ったが一晩で読み切った。 さらにピーコ氏を好きになった一冊。
あの人にこんな過去があったんだと思いながら読み始めました。不幸は突然襲ってきますがそこにしっかりと立ち向かったピーコさんと素晴らしい友達の方々が描かれています。本当にいい友達をお持ちだと思います。人柄なんでしょうね、うらやましいです。電車で読みながらなんどか涙で読み進めなくなりました。人の幸せってな...続きを読むに?って考えさせられる本です。
タイトルで少し自分に通じるものがあって手にしたんだけど、読んでいるとピーコさんの人となりが今まで自分が考えていたものと違っていて、読んでよかったと思いました。
TVでピピーピピーしてるピーコしか知らなかったので、びっくりしたのが一番の感想です。たくましい生き様!!
■説明 おすぎとピーコのピーコ本人の 癌による眼球摘出にまつわる話。 ■感想 おすぎとピーコの正直な物言いが気持ちよいと感じる人はこの本はオススメ。「辛らつで嫌い」という人には向いていないかもしれない。 私には、共感することが沢山な本であった。 ピーコが目を取り出したという話はちらっと...続きを読む聞いていて、ああ、義眼なんだな。というのはどこかで聞いたのだが、 メラノーマという癌が原因だったとのこと。 「縦糸の友達」とは永六輔さんがピーコにおっしゃった言葉だそうで、縦糸は一生の友、横糸は一過性の友というように六輔さんは捕らえているとのこと。 ===本文より=== 友達に何かしてもらいたいと思うのは「欲」だということを、私はこのときはっきりと認識したのです。<中略> その人のためにしてあげたいことを、たくさんしてあげる。その人から、なんの見返りも望まない。 それが本当の友達なのだ...。 ==== ===本文より=== 自分がしにそうなほど悩んでいるときに「そうそう、あなたの言うとおり」といつも言うような友達がいたとしたら、最初はいい気持ちになれるかもしれませんが、<中略>しだいにその人を信じられなくなるかもしれません。 自分にとって居心地のいい人が、自分のことを本当に思ってくれているというわけではないのです。 ==== もっともっと書きたいけれど、このへんで。 私は、相手の悩みを真剣に受け取って考えたときに、素のままの自分の考えを言います。 もちろん相手を傷つけようとして言うつもりはなく、「自分だったら」と考えていることそのものです。 でも、これによって、私から離れていく人も居るかもしれない。それはそれでよいと思います。その人が私に求めているのは そういう言葉ではないのでしょう。 それを理解してくれる人もいるし、それを好まない人も世の中にはいると思う。 そんな風に私と似ていると思うところのあるピーコには 物凄く共感したのでした。 そうして、そういう生き方をしてきたピーコに しっかりとした縦糸の友達ができていることがうれしかった。 私のこの考えを理解してくれる人は きっと私の縦糸の友達になるんだろうな。と思ったのでした。
おすぎとピーコ、1975年頃、TV界で「おねえ言葉」を連発してましたね。双子のおかま、ファッション評論家の兄ピーコと映画評論家の弟おすぎ。1945年生まれ、ピーコ 著「片目を失って見えてきたもの」、1999.9発行。44歳の時、左目の悪性腫瘍で左目を摘出。その10年後の心境をエッセイに綴ってます。一...続きを読む日が左の義眼をはずしていねいに洗うことから始まると。永六輔、吉行和子、石井好子など沢山の友達の有難さについて書かれてます。特に、外面より内面の美しさに言及されてます。
今まで感じていたピーコさんへの印象が変わった一冊。誰でも失ってから見えるものも多いけど、歳を重ねた人の回想録は深みがあり学ぶところも多い。中高生に一度読んでもらいたい。内容の意味が分からなくても一度ぜひ。
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