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「生きて帰ってきました。生きて帰ってきたのは奇跡のような話で」
ヨットでの太平洋往復横断を終え、無事日本に帰国したばかりの辛坊治郎氏は、そう切り出した。
一度は試みた太平洋横断。あれから8年の歳月が経ち、彼は再び挑み、そして成し遂げた。
彼を駆り立てた思いとは、いったい何だったのだろうか。
5カ月間もの間、太平洋の真ん中にたった一人、何を思い、考えていたのか。
世の中では定年後の生き方を模索し悩む同世代が多い65歳という年齢で成し遂げた無謀ともいえるこの挑戦を、世の悩める人たちへの勇気をあたえる一冊として、また現代の冒険譚として、この度の太平洋往復横断をリアルに追体験できる一冊として、本人の航海日誌を元に、全編書き下ろしで刊行いたします。
一度は失敗した太平洋横断横断についてまとめている本書。単独で成し遂げたことは素晴らしく感動もしました。なにか自分も動き出さないと、そんな気持ちになります。
Posted by ブクログ 2022年10月01日
辛坊治郎氏が単独で太平洋往復を成し遂げた時の記録。全てのことを一人で対処しないといけない怖さや、起こった事件、往路と復路の天気や気持ちの違いなど本当に生きて帰って来たことの奇跡を感じました。独り、という自由と責任がこれほど感じられる環境ってないだろうなあ…。ラジオで生存確認も毎回聞いていたので、さら...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月13日
「風邪のことは、医者に聞け」
自分の本の書名を遊んでしまうような、シャイで真面目なおっさん、辛坊治郎氏の太平洋横断航海記。
彼がレギュラー出演している「辛坊治郎のそこまでいうか」を愛聴しているため、彼の航海をリアルタイムで感じていた。
マスゴミがどうのこうの、右翼左翼がどうのこうの言っても、太平洋...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月28日
元読売テレビアナウンサー、そこまで言って委員会先代委員長にして、太平洋横断中にマッコウクジラに衝突して海自に救出されたという稀有の経験を持つ著者が、とうとう単独ヨットでの太平洋横断往復を成し遂げた一冊。
おめでとうと祝福はしていたんだが、思ってた以上にギリギリで、どっか一歩踏み外したら、命に関わっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月02日
辛坊さんは、ジャーナリストだと思う。
それが、読み終わっての率直な感想だ。
つまり、冒険譚というよりも、“淡々と起こった事実”を記してある本のような印象がする。事実を読者に伝えようとする辛坊さんの姿勢を感じるのだ。
この航海で本当に凄かったのは、(往路は基本的に)毎日GoProで映像記録を残し、Y...続きを読む
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