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この本は私の遺言です。別に今どこか体に悪いところがあるわけじゃないですが、確実に死に向かっている実感を日々強くしています。我が人生と日本の歩みを俯瞰すると、まあまあ「いい時代」に生きた気がします。しかし今、未来を決める国民は歪んだマスコミ報道によって判断に足るまともな情報を入手できず、その結果、正しい未来の選択をできずにいるのです。40年以上の長きにわたって「マスコミ」の住人だった私には、その構図が鮮明に見えます。私は早晩この世を去ります。だからこそ未来を生きる世代の皆さんには、少なくとも私が体験した以上の明るい世界を体感してほしいのです。「遺言」が目指すものは「豊かな未来の設計図」です。(本書「おわりに」より抜粋) ●岸田政権が触れたくない同性婚問題 ●昆虫食騒動の背景 ●地方独自の政策が取れない理由 ●ジャニーズ問題とマスコミの変節 ●新聞と絶望感 ほか ニュース報道で触れられない真実を辛坊治郎が暴く!
...続きを読むPosted by ブクログ 2024年03月11日
この本が遺書だと軽々しく言われると、未だに動画やラジオで情報発信している同氏には当てはまらないような気もする。が、それなりに、自分の年齢(67歳)も意識して、日本への憂いを綴ったという事だろう。辛抱さん特有の局所的な視点で一事が万事的な乱暴さはあるが、それでも多々学びがあった。
例えば、福井県永平...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年11月26日
正直2割の希望というのがあまり感じられなかった。政治に対する不信、牽制機能としてのマスコミの機能不全。全体を通してそれしか伝わらなかったような気がする。判らなすぎる未来のことを考えすぎてもいけないかもしれないけど、足下ばかりを見て、大事なことを先送りするつけはどこかで必ず大きなしっぺ返しを生み出す。...続きを読む
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