片足で挑む山嶺

桑村雅治

8歳で左足を切断。
数えきれないほどの喜怒哀楽を経験し、たどり着いた今の心境は、”片足を切断して良かった”というもの。
人生を全うするのに、障害の有無は関係ない。
進む道に迷っている人、人生を楽しみたいと思っている人に読んでほしい一冊。

【目次抜粋】
●第1章 8歳で足を失う
・8歳、告知された病名
●第2章 片足で生きる
・友達の反応
●第3章 前人未到への挑戦
・なぜ、大体義足のトライアスリートがいないのか
●第4章 病魔再び
・ウイルスとの長い闘い
●第5章 そばで見守ってくれる人
・百名山との出会い
●第6章 なぜ片足で山に登るのか
・もののけ姫の森
・国内最難関のルートに挑む
●第7章 山をめぐるエピソード
・沼地獄の苦行
●第8章 先駆者のあしあと
・紡がれて繫がる糸
●第9章 片足で挑む山嶺
・そびえ立つ最難関の山々

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: エッセイ・紀行 / エッセイ
• 出版社: 幻冬舎
• 掲載誌・レーベル: 幻冬舎単行本
• 電子版発売日: 2024年09月04日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 6MB

[ブクログ · ★★★★☆]

骨肉腫により8歳で左足を失うも、障がい者スポーツやトライアスロン、百名山踏破に果敢に挑戦し続ける著者の人生談。自分なら絶望しそうな状況下であるが、「片足だからこそ、自分にしか出来ないことをやろう」という前向きで負けん気な姿勢が素晴らしい。