作品一覧

ユーザーレビュー

  • 風の男 白洲次郎

    000

    購入済み

    どうでも良いけど

    講談社の上下巻と比べると、占領を背負った男?
    戦時中の話で追記された内容があった。大筋は変わりません。
    小林秀雄絡みの話も追記されていて、コスパ考えるとこの本は良いのではないでしょうか。
    書き手さんは奥さんが白羽の矢を立てたらしい。写真が多いのも特徴。
    アルバム抱えているのだから敵わんやね。赤ちゃんの頃の写真が可愛い。
    後ポルシェのナンバープレートが変形していたのがすこく気になった。
    何すりゃあんなふうになるんだろう。
    小林秀雄と白洲次郎の共通項は、タバコをきちんとやめたこと。
    タバコを止めるは、とある国ではエリートの案件としてカウントされるそうな。
    小林秀雄の場合、医者からやめたらと言われた

    0
    2024年11月19日
  • 風の男 白洲次郎

    Posted by ブクログ

    先日読んだ『白洲次郎 占領を背負った男 上・下』のダイジェスト版のような内容。紙数も半分くらいなので仕方がないのだが、これはこれでギュッと凝縮されていて面白い。
    白洲次郎に関しては、やはりGHQと渡り合った「終戦連絡事務局」時代が、白洲の力量を十分発揮した時期だったのだろう。
    日本国憲法草案について、GHQのホイットニー宛に出された手紙「ジープ・ウエイ・レター」が紹介されていた。

    貴下(ホイットニー)のものと彼ら(日本政府)のものとは、同じ目的を目指しているが、選ぶ道に次のような大きな差異があると考えています。貴下の道は直線的、直接的なもので、非常にアメリカ的です。彼らの道は回り道で、曲がり

    0
    2019年02月21日
  • 風の男 白洲次郎

    Posted by ブクログ

    本当にこんなに格好の良い日本人がいたのかと疑いたくなるが、白洲次郎さんがいたからこそ、今の日本があるのだとうとも思えて仕方なくなる。
    自分の考えをもち、自分を見失わず、良いものは良い、ダメなものはダメと言える、そんな人物こそ、当時だけでなく、今の日本にも必要だと切に思います。
    吉田茂と白洲次郎で見てきた戦後の日本、そして平和を願い、一国家として発展していく未来を遠くに見ながら…今の日本を両者がみたら何というだろうか。

    0
    2017年08月16日
  • 風の男 白洲次郎

    Posted by ブクログ

    プリンシプル、ノブレスオブリッジ、プリミティブな正義感。
    最後の、亡くなる下りは、涙が出ました。

    難題に当たる当事者でありながら、物事を俯瞰する態度でことにあたる。

    風のように現れ、風のように去っていかれました。

    カントリー・ジェントルマン、こんな生き方にあこがれる65歳の凡人です(涙)。

    0
    2014年10月06日
  • 風の男 白洲次郎

    Posted by ブクログ

    とにかく「芯の通った人」という印象を受けました。確かに「叱り飛ばされた」とか「突っ跳ねられた」といった逸話が随所に見られましたが、それも故あってのこと。女婿の牧山圭男氏の指摘 白洲次郎の魅力は「骨太なデリカシー」であった が印象的でした。肩書きに弱い日本人らしからぬ爽快さと、心は優しく・言葉は厳しく、内柔外剛の愛らしい不器用さを感じます。

    0
    2013年09月18日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!