青柳恵介のレビュー一覧

  • 風の男 白洲次郎

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    購入済み

    どうでも良いけど

    講談社の上下巻と比べると、占領を背負った男?
    戦時中の話で追記された内容があった。大筋は変わりません。
    小林秀雄絡みの話も追記されていて、コスパ考えるとこの本は良いのではないでしょうか。
    書き手さんは奥さんが白羽の矢を立てたらしい。写真が多いのも特徴。
    アルバム抱えているのだから敵わんやね。赤ちゃんの頃の写真が可愛い。
    後ポルシェのナンバープレートが変形していたのがすこく気になった。
    何すりゃあんなふうになるんだろう。
    小林秀雄と白洲次郎の共通項は、タバコをきちんとやめたこと。
    タバコを止めるは、とある国ではエリートの案件としてカウントされるそうな。
    小林秀雄の場合、医者からやめたらと言われた

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    2024年11月19日
  • かそけきもの 白洲正子エッセイ集<祈り>

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    美術を見るのが好きなんだけど、世界の素晴らしい美術ってほとんど宗教と切っても切り離せない関係があるから宗教を勉強することは欠かせないと思う。

    白洲正子さんはGoogle先生が居ない時代に日本中を旅してこのクオリティのエッセイ書いてるなんて能力高すぎるよな。私はGoogle先生が居なかったら旅しても見たいものの1/10ぐらいしか見られないで帰る羽目になりそう。Google先生を味方にして旅をしてるバージョンの白洲正子先生の旅エッセイも読みたいと思った。

    日本百観音・・・西国三十三所・坂東三十三所・秩父三十四所を合わせた、100ヶ所の観音巡礼を指します。観音巡礼とは、観音様(観音菩薩

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    2024年03月14日
  • 風の男 白洲次郎

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    先日読んだ『白洲次郎 占領を背負った男 上・下』のダイジェスト版のような内容。紙数も半分くらいなので仕方がないのだが、これはこれでギュッと凝縮されていて面白い。
    白洲次郎に関しては、やはりGHQと渡り合った「終戦連絡事務局」時代が、白洲の力量を十分発揮した時期だったのだろう。
    日本国憲法草案について、GHQのホイットニー宛に出された手紙「ジープ・ウエイ・レター」が紹介されていた。

    貴下(ホイットニー)のものと彼ら(日本政府)のものとは、同じ目的を目指しているが、選ぶ道に次のような大きな差異があると考えています。貴下の道は直線的、直接的なもので、非常にアメリカ的です。彼らの道は回り道で、曲がり

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    2019年02月21日
  • 風の男 白洲次郎

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    本当にこんなに格好の良い日本人がいたのかと疑いたくなるが、白洲次郎さんがいたからこそ、今の日本があるのだとうとも思えて仕方なくなる。
    自分の考えをもち、自分を見失わず、良いものは良い、ダメなものはダメと言える、そんな人物こそ、当時だけでなく、今の日本にも必要だと切に思います。
    吉田茂と白洲次郎で見てきた戦後の日本、そして平和を願い、一国家として発展していく未来を遠くに見ながら…今の日本を両者がみたら何というだろうか。

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    2017年08月16日
  • 風の男 白洲次郎

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    プリンシプル、ノブレスオブリッジ、プリミティブな正義感。
    最後の、亡くなる下りは、涙が出ました。

    難題に当たる当事者でありながら、物事を俯瞰する態度でことにあたる。

    風のように現れ、風のように去っていかれました。

    カントリー・ジェントルマン、こんな生き方にあこがれる65歳の凡人です(涙)。

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    2014年10月06日
  • 風の男 白洲次郎

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    とにかく「芯の通った人」という印象を受けました。確かに「叱り飛ばされた」とか「突っ跳ねられた」といった逸話が随所に見られましたが、それも故あってのこと。女婿の牧山圭男氏の指摘 白洲次郎の魅力は「骨太なデリカシー」であった が印象的でした。肩書きに弱い日本人らしからぬ爽快さと、心は優しく・言葉は厳しく、内柔外剛の愛らしい不器用さを感じます。

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    2013年09月18日
  • 風の男 白洲次郎

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    とても良かった。止めるに止められず一気に読んでしまった。「潔さ」は私の最も愛するものですが、この方はその潔さそのもの。これだけの個性であれば敵もあったと思うけど、いいじゃないか。数々のエピソードや写真に何度もジンときた。他人に本を勧めることを積極的にしない私だけど、もし周りの誰かが読んでくれたら嬉しいと思います。男性としてももちろん魅力的なのは言わずもがなだけど、人間として尊敬せずにはいられない。

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    2013年03月17日
  • 風の男 白洲次郎

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    スケール大きく挑戦していく。一本筋を通した考え、人生を送る。そういう生き方を自分なりに真似していこうと決意させた本。

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    2013年01月29日
  • 風の男 白洲次郎

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    白洲次郎
    その人自身は全く未知の人だった。むしろ、ヒトメボレしたのは表紙の写真。どこか祖父に似ている温かい人だと感じたからだと思う。それに、裏表紙の解説を見てまだまだ自分の知りたい「戦後の日本」の時代を勉強できるキッカケにもなるかと思ったから。
    青柳さん自身の体験や、様々な方の挿話があり「身近な人から見た白洲次郎」を同時に知ることが出来た。
    吉田茂との関係にはあまり言及しない辺りも、私がこの作品を何度も読み返す理由だ。

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    2012年10月21日
  • 風の男 白洲次郎

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    私が本当に尊敬する人間です。
    厳しくも優しい、そして同じ男でも惚れるぐらいの男気のある人物だと思う。
    ただ、白州次郎の根本的な部分は当たり前のことを当たり前に言ってるだけどと感じた。

    誰に対しても物怖じせず述べる姿勢は是非とも真似したい。

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    2012年05月25日
  • かそけきもの 白洲正子エッセイ集<祈り>

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    白州正子が雑誌に寄稿した随筆集の多くが書籍化されているが、この本は中でも日本人の心とも言うべき、日本人が何に美を見出すか、という観点で蒐められた作品集だと思う。どの本でも彼女は同様の観点に常に思いを巡らせており、十一面観音巡礼でも見られたが、日本人は立派なモノでなくとも人々が積み重ねてきた素朴な信仰で芸術作品が作られていく、それは名もない市井の人々、所謂大衆が育んでいくもの、という捉え方が今回の本でも前に出ていると思う。
    結果那智の滝の話が何度も出てくるのは少しおなかいっぱいになるのだけど笑、そうした彼女の研ぎ澄まされた精神世界の一端を覗けるのは大変楽しい。

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    2020年12月02日
  • 風の男 白洲次郎

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    かっちょいいいいい!
    人に合わせる性格の日本人が多い中、白洲次郎の意見をバシバシ言う姿にホレるわぁ。

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    2020年05月30日
  • 風の男 白洲次郎

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    この時代に 海外生活の経験が有り
    英語が話せて 整った顔だちです

    進駐軍に
    怯まずNO!と言えた人です

    彼の心の奥には どんな思いがあったのでしょう?

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    2020年03月11日
  • 風の男 白洲次郎

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    「プリンシプルのない日本」を読んで、ぜひこの評伝も読んでみたくなって借りた。

    なんというか、カッコいーのと気持ちいいのとでさわやかな読後感の本ですね。

    タイプは違うけど、ちょっと咳さんっぽい。

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    2019年01月20日
  • 風の男 白洲次郎

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    近年注目されている主人公の伝記として最もよく描かれているのではないか?
    ノブリスオブリージュの心がますます薄れゆくこの世界で彼のような生き方が羨望されるのは当然だ。

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    2017年08月27日
  • 風の男 白洲次郎

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    【本の内容】
    日本国憲法誕生の現場に立会い、あの占領軍司令部相手に一歩も退かなかった男。

    常に活眼を世界に注ぎつつ、わが道を行く天衣無縫の気概。

    物事の筋を通し、自説を枉げぬ強靭さ。

    と同時に、内に秘めた優しさ、しなやかさ、ユーモア。

    端正な面立ち、洒落た身なり、寸鉄の片言…。

    正子夫人をはじめ、この男に魅せられた人々の「証言」から蘇える「昭和史を駆けぬけた巨人」の人間像。

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    2014年08月24日
  • 風の男 白洲次郎

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    なんと不思議な人だったのだろうと思う。現代からみると尚更、その才気も気骨もそして容姿もが著しく特出した存在であり、平たく言えば「こんなカッコイイ人が本当にいたの?」。けれどやはり、時代はすでに変わってしまった。少なくとも今の日本にはこのような人は現れ得ないと思う。

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    2014年06月20日
  • 風の男 白洲次郎

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    身分や肩書がないのに、実力で憲法にも影響を与えた格好いい人という認識だったが、実は名門の出で、最初から政治家ともつながりがあり、東北電力の会長、読売テレビの顧問など、十分過ぎる肩書もある、まあ偉い人だった。やっぱり生まれの差は大きい、としみじみ思うが、それでもやったことの先見性と責任感には感銘をうける。怪しい人、という評価もあるが、格好いいと思う。

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    2014年03月29日
  • 風の男 白洲次郎

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    「占領を背負った男」と合わせて読むと白州次郎、GHQとその政策が日本に与えた影響、現日本国憲法、吉田茂についての理解度が深まる。海外に出やすくなった今日でも白州次郎のような生きられる人間は少ないであろう。それが60年以上も前の彼の生き様がコレである。下手な自己啓発本より、「現代の日本人はまだまだやれるはずだ。いや、やらなきゃいけない」という勇気をもらえる一冊

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    2014年02月22日
  • 風の男 白洲次郎

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    これは、カッコいい!
    「従順ならざる唯一の日本人」白洲次郎。長嶋茂雄に次ぎ尊敬する人物の伝記です。

    一言で表すと、大和魂を持ったグローバルな奇人、だろうか。著者は本人とも親交のあった青柳氏。若干格好良すぎる表現があることは否めないが、白洲ファンが読むにはこれぐらいで良し(笑)

    金持ちの出で、キザな発言を繰り返す白洲は、私の苦手なタイプに感じられなくもないが、彼の言動は何故か小気味良い。突然農家に転身し、一時期真剣に農家業を営んだ経験があることも、白洲ファンになったきっかけだろうか。

    本書では、ひたすらに白洲の激烈な言動を紹介しているが、その裏に隠された思惑は深く、包容力に満ちている。彼が

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    2014年01月10日