青柳恵介のレビュー一覧

  • 風の男 白洲次郎

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    古本で偶然見つけて購入。新品で買っても良かったなと重いました。
    この人がカントリージェントルマンでなかったとしたら、今の日本はどうなっているのだろうと思ってしまいます。

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    2013年12月21日
  • 風の男 白洲次郎

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    「風の男、白洲次郎」、「プリンシプルのない日本」を読む
    犬を飼うときに、何故、動物愛護センターから、講習を受けた上で、選んでもらい受けてきたかというと、何故か、血統書付きというものが、犬であれ、人間であっても、どうも、鼻持ちならないという感慨を否定しきれなかったことがある。それにしても、二世とか、血筋がよろしいとか、家柄がよいとか、犬と一緒にしてはいけないが、どうも、そういうモノに、鼻持ちならないモノを感じざるを得ない。白洲次郎なる人物は、写真からしても、端正な顔立ちであり、表題のように、爽やかな「風の男」というさりげなく歴史の表舞台から、去って行きつつも、決して、奢らず、カントリー・ジェント

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    2012年10月26日
  • 風の男 白洲次郎

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    何冊か読んだ白洲次郎に関する本の中でも、青柳恵介氏の書いたこの本は、異なる時期に様々な場面でのバラバラのエピソードをうまくつなぎ、白洲次郎氏をよく知る、情報という点でも、本としての文章の読みやすさという点でも、非常に素晴らしい一冊になっている。
    さすが次郎氏の妻であった白洲正子氏が指名した著者だけある。

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    2012年09月08日
  • 風の男 白洲次郎

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    読んだのはかなり前だけど、格好良い!!って感動したのは覚えてる。

    戦後の日本国作りで、吉田茂の片腕として働き、マッカーサーに面と向かって意見を言う影の交渉人。
    肩書きを持たない方が自由に大胆に動ける。

    プリンシプルを持って人生を駆け抜けた漢!!

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    2012年04月11日
  • 風の男 白洲次郎

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    だいたいの人物像がわかりました。なぜ、政治家にならなかったか 人柄から感じ取れました。

    2014年06月26日
    今日本の安倍内閣では日本国憲法改正  集団的自衛権で平和放棄寸前であるが この日本国憲法がどういった経緯でできたか 戦後、GHQに対して唯一卑屈になることなく、日本国憲法誕生の現場に立会い 吉田茂の右腕として日本の復権に尽くし 平和な日本へと進むきっかけをどんどん作ってくれた 白州次郎を読んでみると この人たちの功績を無駄にする行為であるとすごく感じ知った。  現在も不安定な情勢は戦前戦中時と変わらなくもない。 白州さんは政治家になることを嫌い、 日本が戦争に突入すれば食糧不足にな

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    2014年06月30日
  • 風の男 白洲次郎

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    白州次郎の男気やセンス、口は悪くても人を思いやったり正しさを追求したりする生き様が良い。先見の目というか立ち回りというか動きの早さを尊敬する。
    白州次郎の言う「カントリージェントルマン」は良い響きだなと思う。
    「プレイファースト」、現場を長靴で巡回する姿勢もかっこいい。

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    2025年05月24日
  • 美しいもの 白洲正子エッセイ集<美術>

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    白洲正子さんが美術工芸品を語るエッセイ。ちょっと読みづらいかな...勉強にはなったけどところどころ飛ばし読み。画像があると嬉しかったけど、図版を掲載しないことを前提に書かれた文章なので敢えて掲載していないとのこと。文章だけで想像できるだけの知識がないのが残念。興味が湧いたものはネットで調べました。

    十一面観音や湯女の絵の桜の着物に関するエピソードが興味深かったです。

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    2024年12月05日
  • 風の男 白洲次郎

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    エアガール?に出てきた白洲次郎を見て、そういえばそういう人おったな〜、と思って読んでみた。
    剛腕であり繊細。やんちゃだけど気配り。とか色んな遂になる要素を抱えてる人柄に魅力を感じる。肌で感じた一次情報をしっかりと自分の考えで副次的な使える実学に落とし込んでいるんだろうなと思った。さっと身を引く潔さとか歯に絹着せないもの言いとか、純粋に日本だけで育つとちょっとこうはならないよなというのはやはり10代後半から20代前半をイギリスで過ごしたのが大きいんだろう。

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    2021年05月04日
  • なんでもないもの 白洲正子エッセイ集<骨董>

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    白洲正子は、日本の能楽、骨董、古美術等の造詣が深く、それらについての随筆を多数残しているが、今般、角川ソフィア文庫から、骨董に関する随筆を集めた本書『なんでもないもの』、美術に関する随筆集『美しいもの』、祈りに関する随筆集『かそけきもの』の3巻が発刊された。
    白洲家と付き合いが深く、本書の編者でもある古美術評論家の青柳恵介が解説で、「小林秀雄に「だから素人はおそろしいよ」と言われたことを、むしろ自慢げに書いている、その素人性である。五十年も骨董の売り買いをやって、それでも自分は素人だという基点からものを見、ものを書く」と記した白洲正子であるが、本書では、古伊万里、織部、信楽などの日本の古陶磁か

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    2016年01月16日
  • 風の男 白洲次郎

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    次郎没後に友人達の発案で語録を取りまとめようということとなり、生前交友のあった方々へのインタビューや各種議事録をもとにまとめたもの。プリンシプルを重んじる白州の人となりがよく分かるが、インタビューに応じた人が限られているせいか、内容が断片的で迫力が伝わりづらいのが残念。

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    2015年01月09日
  • 風の男 白洲次郎

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    エッセイストであり、白洲次郎の妻でもある白洲正子の依頼を受けて、青柳恵介が記した次郎の伝記とも言える一冊。最初は語録のつもりだったとあるけれど、それにはとどまらず、当時の写真や世情の様子などを説明しつつ、数々のエピソードが時代順に記されている。周囲の人の様子や、著者の印象なども織り交ぜてあるおかげで分かりやすい。
    もちろん、彼をこよなく愛した人たちの証言が中心なので、多少の偏りはあるのかもしれないが、「人々にこんな印象を与えた、こんな人だったのだ」という人物像が生き生きと浮かび上がってくる分、面白い。正義感を貫いて言いたいことを言う、彼が今の日本を見たら何と言うだろう?当時のことが知られなさす

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    2013年08月10日
  • 風の男 白洲次郎

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    昨年7月に、白洲正子展に行った際、彼女の旦那さんが白洲次郎という人であることを知りました。入省してしばらく経った後、副大臣との懇親会で副大臣が「我が省を作った白洲次郎の精神を・・・」とお話されていたのを聞いてびっくりしたのがきっかけで読んだ本です。

    今年は白洲次郎のちょっとしたブームだった年ではないのかと思います。書店で目にする本が多かったのではないかと。

    大学の授業で憲法史を学ぶ過程では全然この人の名前は出てきていませんでしたが(僕の勉強不足によるところが大きいのでしょう)、昭和憲法制定時にも大活躍された方なんですね。

    なかなか真似できない生き方をした人ですが、自分なりのプリシンプルを

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    2013年01月25日
  • 風の男 白洲次郎

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    あとがきに書いてあった『物事の筋を通し、プリンシプルを重んじ、自説をまげぬ』という言葉がピッタリの白洲次郎の伝記。

    金持ちに産まれ、留学し、戦争をくぐり抜け、GHQと渡り合い、政治の表舞台に出ることなく、産業界に身を置き、最後は悠々自適の隠居。

    いい人生を送ったと笑って死ねるようだと感じる。

    今の政治家にこんな人が居たら面白いと思う。

    平凡な会社員の私には羨ましい人生だ。。。

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    2012年09月10日
  • 風の男 白洲次郎

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    白洲次郎は、「男が理想とする男」である。

    筋の通った持論を持っていて、その人となりは、強者に厳しく、弱者に優しい。

    英語が堪能、日本国憲法誕生の立会人、GHQ相手でも、一歩も引かない気質。

    お洒落で、自動車とゴルフを愛し、男前、しかも、ジーンズを初めて穿いた日本人。

    こんな日本人が戦後に存在した。彼の考え方を知ることこそが、勉強になる。

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    2012年02月26日
  • 風の男 白洲次郎

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    ネタバレ

    時系列が飛ぶのである程度予備知識があった方が読みやすい本なのかなと思った。「白洲次郎 占領を背負った男」の後に読んだので、何とかついて行かれた感じ。詳しく書かれているけど少し難しく、複雑な書き方だった。

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    2012年02月08日