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  • 海賊とよばれた男(上)
    4.3
    すべてのビジネスマンに捧ぐ。 本屋大賞の話題作、早くも文庫化! ページをめくるごとに、溢れる涙。これはただの経済歴史小説ではない。 一九四五年八月十五日、敗戦で全てを失った日本で一人の男が立ち上がる。男の名は国岡鐡造。出勤簿もなく、定年もない、異端の石油会社「国岡商店」の店主だ。一代かけて築き上げた会社資産の殆どを失い、借金を負いつつも、店員の一人も馘首せず、再起を図る。石油を武器に世界との新たな戦いが始まる。 石油は庶民の暮らしに明かりを灯し、国すらも動かす。 「第二の敗戦」を目前に、日本人の強さと誇りを示した男。
  • 海賊同心、参る!
    3.0
    紀州海賊の末裔である坂船静馬は、大坂・仙台と江戸をつなぐ品川沖を管理する船手組に配された。しかし徳川吉宗の考案で行われた水泳訓練中、旗本が不審な死を遂げ、その責任を問われる。汚名をそそぐため、坂船は盟友の田沼意行と事の真相を追うが……。
  • 海賊に贈られた花嫁
    -
    船長が、ふくらみに舌を這わせる。 「むきだしにしてやるから待ってろ」 ガートルードは、修道院から海賊船の船長へ差し出された。 それがなんであろうと、船長が彼女に求める役目を果たすために。 湯浴みをしていた船長がざばと湯から上がる。黒い毛の奥に隠されているそれが、 まるで彼女に触れようとするかのように伸び、ふくらんで、こちらを指さしている。 目をつぶろうとしたが、できない。船長がガートルードの耳元に口を寄せた。 「その一。海賊は奪う」船長の指が、喉から乳首へとすべっていく。 「その二。海賊は豊かなところから奪う。持ち腐れの宝を狙うんだ」 彼の手が乳房を包み込んだ。熱く、荒々しく。彼女の心臓の鼓動を感じているはずだ。 「その三」彼のささやきが髪をくすぐる。彼の手が、腿の間へ延びる――。 「ああっ、神さま……!」ガートルードの叫びを、船長の熱いキスが塞いだ。
  • 海賊に心とらわれて
    -
    三カ月以内に妻を見つけなければ、相続財産はいっさい受け取れない。それどころか、その財産は宿敵の手に渡ってしまう! 姉の遺言を聞いて期限以内に結婚しようと思ったコナーは、親友の妹テアに求婚することに決めた。彼女なら、相続財産を手に入れるため、そして妻として厄介な存在にならないからという理由の求婚でも受け入れてくれる。そう信じて彼女のもとを訪ねたが、なんとテアは駆け落ちを告げる置き手紙だけ残して姿を消していた。彼女を見つけて、なんとしてでも自分と結婚させようとコナーは決め……。
  • 海賊忍者
    3.0
    【第15回 小説 野性時代 新人賞受賞作】 選考委員・冲方丁賞賛! 「書き手の心をとらえて離さない面白い何かを、 渾身の力で形にしようとする熱量に圧倒されました」 伊賀忍者・向井正綱は、甲賀衆に襲われている市女笠の少女を助ける。少女――雪姫は伊勢の戦国大名・北畠具教の愛娘。織田信長の子・茶筅丸への輿入れが決まっていたが、不本意な婚礼を嫌い、織田家の非道を京の幕府に訴え出ようとして狙われたのだった。 「北畠を、伊勢を、お助けください!」 姫君の懇願を聞き入れた正綱。山野を駆け滄海を渡り、甲斐の武田を引き入れ熊野水軍をも動かす。敵は信長。織田の大軍との大勝負が、はじまる……!
  • 海賊の掟
    3.4
    ギリシア神話の昔から、大航海時代のキッド、ドレーク、あるいはカリブの海賊たち、日本でも藤原純友、倭寇、水軍、そして今日のマラッカ海峡に出没する略奪者に至るまで――古今東西、海のあるところ常に存在した海賊。国家や法律などの枠組みから抜け落ちた成らず者集団であったが、一方で必ず独自の掟を設け、驚くほど民主的な共同体を作り上げていた。映画やアニメの世界などでは窺えぬ、本当の“奴ら”の実態。

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  • 海賊のキスは星空の下で
    -
    ブリジャートン子爵の姪ポピーは、2回目の社交シーズンを終え、婚約どころか気になる人もできず、退屈をもて余していた。そんな時、海辺の町に住む友人に誘われて屋敷に滞在することに。ひとり海岸の散歩を楽しんでいると、いかにも海賊が略奪品を隠していそうな洞窟を発見する。わくわくするポピーだったが、そこにはなんと本当に”海賊“がいて連れ去られてしまう。 私掠船の船長だというアンドルーは実は元海軍将校で、今は機密文書の受け渡しという政府の任務を帯びていた。おまけにポピーが自分の縁戚であることにも気づく。アンドルーの兄である次期マンストン伯爵がポピー従姉と結婚しているのだ。 ポルトガルへの航海は一刻を争うもので、すぐ解放することはできないが、ポピーの評判を守るには、失踪を内緒にするよう友人に手紙を送り、任務完了後に素早く帰すしかない。さらに船員たちにも存在を秘密にするため、ポピーはアンドルーと船長室で寝泊まりすることに。 はじめは憤慨していたポピーだったが、いつしかアンドルーとの会話を楽しむようになっていた。そしてアンドルーもポピーに惹かれて……。 好奇心旺盛な令嬢と、秘密を帯びた海賊。ふたりの恋の行方は――?
  • 海賊の日本史
    3.9
    藤原純友、松浦党、倭寇、村上水軍。海に囲まれた日本列島は、古来、「海賊」と呼ばれる人びとの活動の舞台だった。様々な地域で活躍した様々な「海賊」たちの存在を通して日本の歴史を読み直す、ユニークな日本史の試み。
  • 海賊富豪と愛の妖精
    -
    海賊のようなスペイン富豪の子供を身ごもってしまうなんて! アンナはリゾートを営む母からの電話でスペインの島にやってきた。1カ月後に盛大な結婚式が行われるから準備を手伝ってほしいというのだ。翌朝、不意に出会ったのはクルーザーを停泊させて島に上陸している人物。その黒髪の精悍な男性は結婚式を挙げる花嫁の兄レオだと名乗り、妹に代わって下見に来たと尊大に告げた。レオがスペイン貴族の末裔の富豪だと知るやいなや、アンナは彼との間に一線を引こうと心に誓った。18歳のころ、同じように魅力的な貴族の男性に惹かれ、ごみのように捨てられたあげく流産した苦い思い出があるから。それなのに彼の真の姿に気づいた夜、体を重ねてしまい……。 ■悲しい記憶のせいで、アンナは堅実さと分別を何よりも大事にして生きています。そんな彼女の前に突然現れたのは、まるで海賊のような貴族のスペイン富豪! アンナは彼の魅力にとらわれて……。英国人作家J・ギルモアが贈る極上のロマンスをご堪能ください。
  • 解体新書&蘭学事始(福沢諭吉も感動で涙した<苦難と挑戦の人間ドラマ>)
    -
    これは江戸時代の「プロジェクトX」だ!! 平賀源内も惚れ込んだ夭折の天才絵師・小田野直武による『解体新書』図版を完全収録! 『解体新書』だけでなく杉田玄白が晩年に書いた『蘭学事始』と、それをもとに菊池寛が書いた小説版『蘭学事始』も同時収録した豪華版! ――『解体新書』と『蘭学事始』―― 本書には『解体新書』の人体解剖図を収録しています。この図版を描いたのは秋田蘭画の中心人物として活躍した天才画家、小田野直武です。 本書にはさらに、杉田玄白が『解体新書』完成にいたるまでの奮闘と、蘭学の草創から隆盛までを臨場感あふれる筆致で描き出した『蘭学事始』も完全収録。 良沢たちが『解体新書』翻訳に奮闘する様子を描いた、感動の人間ドラマ『小説・蘭学事始』も同時収録しています。 日本の近代文化の礎を築いた大事業ともいわれる『解体新書』の翻訳……。そこには、江戸版「プロジェクトX」といってもよい、感動が数多く詰まっているのです。本書を開けば、その感動が怒濤のごとく押し寄せてくるでしょう。 福沢諭吉が感動のあまり涙を流しながら読んだという杉田玄白の『蘭学事始』。蘭学者たちが困難を乗り越えていく様に、現代を生きる私たちの魂もきっと激しく揺さぶられるはずです。 ――――――――――――――― 【本書の内容】 ・はじめに ・杉田玄白について ・前野良沢について ・小田野直武について ・『解体新書』人体解剖図版(小田野直武・画) ・『蘭学事始』(杉田玄白・筆) ・小説『蘭学事始』(菊池寛・筆)
  • 開拓使にいた!龍馬の同志と元新撰組隊士たち【HOPPAライブラリー】
    -
    戊辰戦争後、意外な選択 開拓使に入っていた!龍馬の同志たち4人、元新撰組隊士たち 5人それぞれの人物像を探る。

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  • STAiRs, be STAR! 怪談アイドルはじめます。
    3.0
    アイドルグループ「STAiRs」所属の隆治は霊媒体質。今日もPVの撮影でホラーな現象が頻発し、これでは活動もままならない。ところが他のメンバーも、口々に「見えて」いることを訴えだして……?
  • 怪談 累ケ淵
    -
    旗本小普請組の深谷新左衛門は、鍼医で高利貸しの安川宗順への借金返済に窮し、妻を抱かせた。それを、嫡男新一郎に見られ、逆上した彼は宗順を斬殺。その後、新左衛門は幻覚にとり憑かれ妻を刺殺、みずからも命を絶った。深谷家は改易になり、散り散りとなった家族に、世にも数奇な運命が……。(表題作) 剣豪作家としても著名な著者が放つ、妖気と幻想の世界!
  • 階段で鉢合わせ
    -
    愛しているけど不実な男性と、愛していないけど心を捧げてくれる男性と。■ある春の暖かな宵、セーラは買い物袋を胸にかかえ、古びたアパートの階段を上がっていた。上から男が一段おきに駆けおりてきた。二人はぶつかり、力強い男の腕がセーラを支えた。「大丈夫かい?」その声は低音で魅力的にかすれていた。それが恋の始まりだった。キアは男らしくユーモアにあふれ、申し分のない恋人だった。二人が結ばれるまで、さほど時間はかからなかった。だが、キアはワーカホリック並みに仕事第一。すれ違いが多くなり、しだいにセーラの心に影がしのびこむ。彼はわたしを本当に愛しているのだろうか?だからキアがセーラをさしおいて美女と出かけたと知って、誠実な愛をいちずに捧げてくれる人のプロポーズを受けたのだ……。
  • 怪談と名刀
    3.2
    名物警視として活躍後、実業界に転じて通信事業の世界で風雲児となった著者が、その晩年、刀剣研究を志し著した幻の名著。名刀妖刀にまつわる怪談奇聞の数々を、物語的興趣を湛えて活写している。昭和10年初刊以来、史上初の再編復刊なる!
  • 怪談四代記 八雲のいたずら
    3.0
    呪いの仏像、鷺に救われた話etc.――、今も不思議な怪異が絶えない小泉家。「耳なし芳一」などを遺し、"怪談"の礎を築いた八雲は、ギリシャで生まれ、世界各地に暮らし日本に流れ着く。旅多き人生と、奇妙な縁でつながった四代の歴史を、曾孫である著者が辿る。百年の時を繋ぐ、特別な家族エッセイ。
  • 怪虫ざんまい―昆虫学者は今日も挙動不審―
    4.3
    1巻1,650円 (税込)
    凄絶ホラーな寄生虫、ミズスマシだけにつく幻のカビ、地球史を語る透明な甲虫、冬に碧く輝く超希少ゴミムシ、井戸の底に潜む新種らしきプラナリア……。たとえヤツらが1ミリたりとも人類の役に立たなくても、異常な執念で徹底的に追いかけるのだ。「裏山の奇人」の異名をとるコマツ博士の、暴走する「昆虫愛」エッセイ。
  • 海潮寺境内の仇討(あだう)ち
    -
    文政九年の夏。父・東条仁左衛門の七回忌法要の日に郷里に戻った三郎太は、兄の敵(かたき)・彦兵衛に決闘を挑んだ。江戸で剣の修行を積んだとはいえ、彦兵衛は藩の剣術指南役。だが、武士の一分(いちぶん)を立てるべく、相打ちを覚悟した三郎太の必死の猛襲に勝敗はつかず。やがて二人に思わぬ結末が……!?(表題作) 一編一編に多彩な魅力を満喫できる珠玉の短編八編。
  • 改訂 桜は本当に美しいのか
    4.0
    桜を美しいと感じるのは自然の情緒なのか、そのように刷り込まれただけではないのか。記紀や万葉集から最近の桜ソングまで、誰も触れえなかった問い=タブーに歌人が果敢に挑む。
  • 海底神殿~迷宮の冒険ファンタジー3~
    -
    日本の海底に眠るという幻の王国を求めて消息を絶った落合喜芳(きよし)。7年後、妹の絵美(えみ)は兄との再会を信じ、約束の海へと向かう。世界各地に今なお眠る古代都市の跡、そこに秘められた謎とはいったい何なのか? 満月の夜に訪れる奇跡とともに、今、異次元への扉が開かれる……。謎を解きつつ、スピーディーに展開するジェットコースター小説、「迷宮の冒険ファンタジー」シリーズ第3弾!

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  • 改訂新版 アンヌとゆり子 <電子特別編集>
    完結
    -
    ウルトラセブン・アンヌ隊員後の日常を、赤裸々に、正直に綴ったエッセイが、電子特別編集版あとがきを加えリニューアル刊行! 『ウルトラセブン』のアンヌ隊員役をはじめ、『プレイガール』『好色元禄(秘)物語』など数多くのTV・映画作品で、今なお多くのファンのハートを鷲掴みにしている、永遠のアイドル=ひし美ゆり子。 2024年6月10日に喜寿(77歳)の誕生日を迎えられました。 その記念企画として、2000年に同文書院から出版されたエッセイ『アンヌとゆり子』(2002年に講談社より『隊員服を脱いだ私』に改題発行)を底本とする、豪華新装版エッセイ企画が実現しました。 本の内容はアンヌ隊員の終了後(=著者の現実世界)の様子が綴られたもので、自らを取り巻く環境、発刊当時に経営していたお店の話、往年のセブンファンとの交流録、家族の話など、その内容は多岐にわたります。 今回の新装刊では、底本の内容はもちろんのこと、2002年『隊員服を脱いだ私』刊行後に身の回りに起こった出来事や自身の心境などについて、オフィシャルブログ「あれから55年… アンヌのひとりごと」に書かれた文章やXアカウントに投稿した文章などを参考に、エピソードを精選しました。 執筆当時の著者の考え、心の動きなど大切に残す部分はそのままに、活字として残したい、将来に向けて伝えたい、鬼籍に入られた方々への想いなどについて、ひし美さんご本人による推敲を重ね、さらに掘り下げていく本人直筆での集大成となる一冊を目指すものです。 盟友でもある満田かずほ(※漢字表記は禾に斉)監督との新規特別対談も収録された、まさに女優・ひし美ゆり子さんの仕事とプライベートすべてがわかる一冊となっています。 ▼目次 【アンヌとゆり子 隊員服を脱いだ私】 第1章 『セブン セブン セブン』刊行の顛末 第2章 写真集とCD-ROM 第3章 「台北飯店」繁盛記 第4章 ファンとの交流いろいろ 第5章 今まで書けなかったこと 第6章 ゆり子・オン・ムービー 映画女優 第7章 ゆり子・オン・TV テレビ女優 第8章 アンヌとゆり子 第9章 オーストラリア旅行こぼれ話 あとがき 両手いっぱいの愛をあなたへ あとがき やっぱり両手いっぱいの愛をあなたへ 【改訂版 アンヌとゆり子】 改訂版刊行にあたって 改訂版 第1章 冬木透先生との出会い 改訂版 第2章 2冊の写真集とDVD 改訂版 第3章 ウルトラの仕事 改訂版 第4章 オファーは突然やってくる 改訂版 第5章 大好きだった母のこと 改訂版 第6章 アジアン・タイペイの思い出 改訂版 第7章 逝ける人々への思い 改訂版 第8章 コロナ禍と日常生活あれこれ 改訂版 第9章 対談・満田穧監督を迎えて 終章 ゆり子のメモリー 増補改訂版 改訂版 あとがき 電子特別編集版 あとがき ※本電子書籍は、2024年6月に弊社より刊行された『改訂新版 アンヌとゆり子』を底本とし、一部内容を修正・割愛のうえ刊行するものです。電子版の掲載内容には一部相違がございますが、ひし美ゆり子氏による本文は原文のまま収録しております。あらかじめご了承ください。
  • 改訂新版 心的現象論序説
    3.0
    わたしなどの望みだったひとつの共通の場がひらかれ、この本もながいあいだの不眠から解放されるかもしれない――。戦後思想を大きく回天させた吉本隆明の理論の、これはその凜々たる種子というべき一冊である。
  • 改訂新版 聖ニコラスの機械式自動車
    -
    ロサンゼルスからラスベガスに向かう途中にある砂礫地帯に、ジャックの自動車修理工場がぽつんと建っていた。そこには、鉄の塊のような自動車をこよなく愛する者が集っていた。「機械式自動車」を愛する人たちの人間模様に囲まれ少年のマイキーは成長する。大人のファンタジー物語です。
  • 改訂 それでいいのか、先生
    -
    教育にかかわるすべての大人たちへ こどもの魂を揺り動かし、たくましく育てる教育を進めるためには、先生自身が言行一致、正論居士でなければならない。正直、誠実で裏も表もない先生、信念を貫く先生、こどもはそういう先生に一目も二目も置き、信頼に値する先生として評価し、ついて来てくれるのである。(本文より)
  • 海底二万リーグ(上)
    -
    次々と報告される海の「怪獣」の正体を明らかにすべく、アメリカは巡洋艦エイブラハム・リンカーン号を派遣する。フランスの海洋生物学者アロンナクス教授は正式な招待をうけて、それに乗り込む。同行するのは召使いの若者コンセイユだ。艦にはカナダ人のモリ撃ちの名手ネッド・ランドもいた。「怪獣」の正体はほどなく明らかになったが、それに気づいたとき、3人は鋼鉄製の「怪獣」の腹のなかへと引きずり込まれた。「怪獣」は見たこともない潜水艦で、ネモ(誰でもない)という名の艦長がその指揮官であった。艦長はいぶかる3人を深海の散歩に歩につれだす。ヴェルヌの「驚異の旅」の代表作。

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  • 【改訂版】熊本地震体験記 震度7とはどういう地震なのか?
    -
    本書は2016年11月に発行した『熊本地震体験記 震度7とはどういう地震なのか? 』にその後の復興状況を追加した改訂版です。 2016年4月14日に発生した熊本地震。震源地の益城町に実家のある著者は地震の報を受け急遽熊本へ。そこで遭遇した深度7の本震。著者自身も被災者となり避難所生活が始まりました。 本書は熊本地震を身を持って体験した著者が、自らの体験をありのままに綴った震度7の大地震のレポートです。地震の現場で何を見て、どういう気持ちに襲われたか、そこで何を考え、どうしたか。避難所で、被災地で、復旧の現場で、著者が自身の目で見て感じたことをありのままに報告します。 地震と火山の国日本では、いつでもどこでも、そしてだれにでも起こりうる災害です。著者の体験は決して人ごとではありません。 全ての人に本書をぜひ役立ててほしいと思います。
  • 改訂版 発達障害でIT社長の僕
    5.0
    障害は才能に変えられる 「発達障害の特性は環境次第でいくらでも仕事に活かせる」 その想いのもと、自身も発達障害である著者が、 農業×福祉×ITで障害者たちが活躍できる場を創出する—— ------------------------------------------------------ 発達障害は一見して「障害」と分かりにくいため周囲から理解されにくく、それゆえに 生きづらいという苦しみがあります。著者は幼いころからその苦しみのなかで孤立し、 自分には生きている価値がないとまで思い詰めていました。 しかし、「人と違うことはすばらしい!」という父の言葉を受け、 マイナスでしかないと思っていた障害をむしろ「活かして」世の中とつながることが できると考えるようになります。そして好きだったIT分野の仕事に取り組み、 ついには業界初の障害福祉事業者向け施設運営管理システム(HUG)の開発に成功、 全国の児童発達支援・放課後等デイサービス事業者にシステムを販売するIT会社の 社長になったのです。 さらには放課後等デイサービス運営を行う新会社を設立し、卒業後の子どもたちの 働く場をつくる農業事業を始めるなど、かつての自分と同じように苦しむ人たちと ともに働く場を創出しようと奮闘を続けています。 本書は、著者が自身の発達障害の特性をネガティブなものにせず、 才能に変えることができるようになったきっかけと考え方、社長になってからの 取り組みをまとめた前著「発達障害でIT社長の僕」(2021年 幻冬舎)の改訂版です。 障害のある人たちが働いているより具体的な様子に加え、農林水産省が推し進める 「農福連携」への取り組みなどさらに広がる著者の活動について記しています。 発達障害に苦しむ人やその家族だけでなく、自身のマイナス面に悩み生きづらさを 感じている人たちへ、「ハンデを才能に変える」ヒントと、新たなことに挑戦する 勇気を伝える一冊です。

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  • 改訂版 ビッグ・ウォーズ1 神鳴る永遠の回帰
    3.0
    二十五世紀。人類はかつて“神”として自分たちの上に君臨した者たちとの“大戦(ビッグ・ウォーズ)”に突入していた。太陽系を植民化しようとする人類、これを阻むために銀河系外から飛来し、水星を要塞とする神々。人類と神々はすでに対等だった。私ハイパー・マグドナルドも地球防衛軍に志願、大戦に加わり、同僚の浄土一成らと共に人体強化処置を施されて、神々の砦・水星を目指した……。一九七八年に発表されたSF古典名作を、著者が現在の知見を加えて全面的に書き直した改訂版、登場!
  • 改訂版 宮崎勤 精神鑑定書―多重人格説の検証
    4.0
    「多重人格鑑定書」が、いま日本人に突きつけられている大問題に、大きな示唆を与える。宮崎事件は日本人の「心の闇」を映しだす!――宮崎勤……一見、普通の家庭の「よい子」だった彼が、なぜ、あのいまわしい犯罪を!? 当時、新聞社の社会部記者として宮崎事件を担当した著者が、事件の背後に根深く横たわる、現代の病理に迫る。「別の島にいるような」といった、「夢の中でやったような」とも述べた宮崎勤の意識は、いま、どこを漂うのか……心は何を描いているのか……。第一審死刑判決、控訴第二審開始の情況を踏まえ、大幅に加筆修正して文庫化。
  • 改訂版 笑いと祈りは神様に通じる 一主婦の記録
    -
    来世の自分はどうなる? それは現世での信仰と行動しだい。日々祈り、笑い、周りに感謝して生きることで奇跡を起こす。死後の世界での幸せのヒントの詰まった「真の終活エッセイ」増補版。

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  • 海底牧場
    3.9
    21世紀、世界連邦食糧機構の海務庁牧鯨局は、食用の鯨を海で放牧し、人類の食糧需要量の一割以上をまかなうほどになっていた。その海底牧場で、牧鯨者として鯨を管理する一等監視員ドン・バーリーは、新人として配属されてきたウォルター・フランクリンの訓練をまかされることになった。だが、フランクリンにはひとに言えない過去があった……海に生きる男たちの波瀾に満ちた運命を描く巨匠クラークの感動的な海洋SF
  • 海底密室
    3.3
    深海4000メートルに存在する、海底実験施設《バブル》。 取材に訪れた鷲見崎遊は、そこで二週間前に、常駐スタッフが不審な死を遂げていたことを知る。 すでに自殺として処理されてしまったひとつの“死”だが、それはひとつだけでは終わらなかった。 連続して発生する怪死事件。 完全に密閉された空間の中で、なにが起きているのか。 携帯情報デバイスに宿る仮想人格とともに、事件の推理に乗りだす遊だったが……。 日本SF新人賞受賞作『M.G.H. 楽園の鏡像』の前日譚を描く本格SFミステリー。
  • 快適!ひとり好き!
    -
    心はいつもすっぴん!生き方はセンスよく! 男に頼って生きてきたシングルマザーの母のもと、モデルとして15歳から家族を支え、トップモデルとなって、2度の結婚、2度の離婚。娘と息子をひとりで育てる。葛藤のあった母が80歳を過ぎ、認知症に。その介護体験は『母の日記』に赤裸々に語られ、話題になった。60代の著者はひとりになり(子どもは独立、母は介護施設に)、「私の役目は終わった」と心がしぼんでしまう。 そんなとき、シェアハウス(外国人OK)の提案が!すぐに家を改造し、寮母(?)に。無類の「ひとり好き」がシェアハウスを始めたことで、新たな居場所を見つけ、かけがえのない人間関係をつくっていく過程がリアルに語られる。さらに、60代以降、何を見、何を知り、何を学び、何を食べ、何を楽しむか、すべてにセンスが必要と、センスよく生きる実践的方法が明かされる。
  • 開店休業
    値引きあり
    4.0
    思い出の味は忘れがたく、あの日の団欒を呼び覚ます――。父母の故郷・天草の雑煮、今はなき三浦屋のレバカツ、母にねだった塩おにぎり、少年期の大好物焼き蓮根、自ら絶品と称した手製の豚ロース鍋……。食を通じて蘇る記憶はどれも鮮やかに「家族の日常」を浮かび上がらせる。あわせて長女・ハルノ宵子が、父・隆明の晩年の姿をユーモア溢れる筆致で瑞々しく綴る。胸と胃袋を打つ、珠玉の食エッセイ。
  • 回転扉
    3.5
    35年前に死んだ父に、まるでそっくりの若い男が息子たちの前に現れた。顔も体つきも言葉遣いさえも、父そのものだった。おまけに名前までも同じなのだ。その男が出現して以来、息子たちの商売はとんとん拍子に繁栄していった。息子たちは、男を父親のように感じ慕いはじめていたが、その裏には、正体不明の組織があった。現代社会を変えるべく、過去からよみがえった“亡霊”を描く異色長篇。 カバーイラスト/杉本一文
  • 回転どあ・東京と大阪と
    3.0
    「いったい涼しげというのは、すっきりと線が立っている趣をいい、すっきりとは或る鋭さを含んでいるとおもう。……。げというのは力量である。」(『回転どあ』「あじさい」)――父・幸田露伴の思い出を綴った文章で世に出た著者は、東京下町・向島に生まれ育った。気性の激しさ、繊細鋭利な感性、強靱な文体で身辺を語り、日々の発見を精妙に記す。庶民生活を清新に描いた、単行本未収録エッセイ101篇。
  • 怪盗王子チューリッパ!
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ちまたをさわがす怪盗王子チューリッパのつぎの狙いは、お金持ちのカネスキー氏所有の「黄金のカネスキー像」!  いっぽう、冒険にあこがれるカネスキー氏の息子アベルは、部屋にしのびこんできたチューリッパとおつきのじいやに出会い、いっしょに宝がねむるという地下の迷宮へむかうことになる。鍵のない鋼鉄の扉、大迷路や女神像の謎解きなど、関門を突破していくうち、なかよくなっていくアベルとチューリッパ。お金ばかり大切にする父親に反抗心をもつアベルは、チューリッパの仲間になりたいと思いはじめていた……。 かわいくて、かっこいい怪盗王子あらわる!
  • 怪盗 桐山の藤兵衛の正体 八州廻り桑山十兵衛
    -
    悪は必ずしも悪ならず。 思いがけない事件の結末が胸を打つ! 消息を絶っていた盗賊「桐山の藤兵衛一味」。 再び動き始めたのはなぜか。 時代に翻弄される人々への、十兵衛の深い眼差しが胸を打つ。 ドラマ化もされたヒットシリーズ『八州廻り桑山十兵衛』。 松戸近辺に住む強欲な百姓一家殺害事件で、 十兵衛は、一時期世間を騒がした盗賊たちが再び動き始めたのではないかと疑い始める。 十兵衛の前に現れては捜査を攪乱する謎の美女、 さらに事件の背景には盗賊たちの人生を変えたある悲劇。 時代に翻弄される女と男に対する十兵衛の深い目線が胸にささる、 人気シリーズ第10弾にして最後の作品! ※この電子書籍は2017年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 怪盗 黒猫1
    3.0
    妹の仇を追う若殿が鉢合わせした黒影は、巷で話題の義賊黒猫? 長屋の大家は若い女義賊。 住人は癖のある者ばかり。 妹の仇討ちが巡り巡って、女義賊と長屋の衆と共に、悪党退治に目覚める若殿! 長屋の女大家と若殿新シリーズ第1弾! 若殿・結城直次郎は、世継ぎの諍いで殺された妹の仇討ちに出るが、仇は途中で殺されてしまう。下手人は一緒にいた大身旗本の側室らしい? 江戸に出た直次郎は旗本屋敷に潜り込むが、黒装束の影と鉢合わせ。ところが、その黒影は直次郎が住む長屋の女大家で、巷で話題の義賊黒猫だった。仇討ちが巡り巡って、女義賊と長屋の住人ともども世直しに目覚める直次郎の活躍!
  • 怪盗ジバコ
    5.0
    「ドクトル・ジバゴ」ならぬ「怪盗ジバコ」とは、そも何者……? 出生はもとより、その本名も秘密の帳につつまれている。全世界を股に神出鬼没、その足跡の及ばざるところ皆無。名探偵・明智小五郎や、あのジェームズ・ボンドすら自由自在に翻弄する謎の人物。イスタンブール・トプカピ宮殿の巨大エメラルドを、かの怪盗ルパンと奪い合い、パリのサン・ジェルマン・デ・プレのカフェーで突然恋をする。この現代のメルヘンが読者にプレゼントするは、ユーモアの花々である。
  • 海東青 摂政王ドルゴン
    3.0
    北京へ、そしてまだ見ぬ大地へ――遼東の地から大空に翔けあがる鷹の如く、ドルゴンは関を超え、大帝国清を築いた。満州の長ヌルハチの子として八旗を束ね中華統一をなした男の生涯。
  • 怪盗鼠推参 一
    値引きあり
    3.7
    家禄も扶持もないが明るい貧乏浪人の百地市郎太は、ひょんなことから鼠小僧次郎吉に出会った。強きを挫き弱きを助ける姿に憧れた市郎太は次郎吉に弟子入りし、“鼠盗め”を学ぶことに。だがある日、貧しい人々に配るはずの金を次郎吉が着服しているのではないかという疑念が芽生え――。先祖伝来の忍びの術と必殺剣が光る新シリーズ、堂々始動!
  • 怪盗ワイリーと砂漠の国の王女
    -
    十七歳の少年ワイリーはロマヌアに住むかけ出しの泥棒だ。十年前に一匹の王族サビネズミを助けたことがきっかけで一日二十四匹のサビネズミを自分の手足のように使えるようになる。ワイリーは師匠に認めてもらいたく「腕試し」のため、ある邸宅に忍び込む。盗みを終え屋根に出たときシュリカと出会った。シュリカは小国コレンバの王女だ。そうとも知らず、ワイリーは彼女にロマヌアの案内を頼まれる。渋々それに従うが一人の女性として意識し始める…。しかしシュリカにはもう一つ大きな秘密が!?※巻末ページのリンク先にはジャンプ出来ませんのでご了承下さい。

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  • 快盗若さま 幻四郎
    3.7
    笹島藩下屋敷に暮らす若侍、片倉晴四郎は、藩主の息子でありながら、じつのところ養子。実父はなんと十一代将軍の徳川家斉……つまりは正真正銘、徳川のご落胤であった。しかし、その若さま暮らしは退屈そのもの。衣食住は満ち足りているものの、藩政にかかわることもなく、まさに籠の中の鳥。そこで晴四郎、一計を案じ、家臣であり竹馬の友でもある助五郎、各右衛門を仲間に引き込むと、正義の盗人・徳山幻四郎になることを宣言した!とはいえ、盗みはあくまでも道楽、あくどい豪商や威張りくさった武家を懲らしめるのが目的というのだが……。盗人になった徳川家若さまの痛快活劇シリーズ、ついに開幕!
  • 怪盗若殿 颯爽剣
    -
    懸命に生きている人々の営みを助けるため、強欲に走る悪を懲らしめる、という正義の盗賊が江戸に現れた。その名も「お歌舞伎夜兵衛」──。だが、その正体たるや、千二百石の直参旗本の三男坊・若月左馬介であり、気楽な身分を利用して、悪政の証となる文や宝刀を盗み出すため、颯爽とした男ぶりで闇を駆け巡っていたのである。ところがある日、連続して起こる座頭殺しに直面し、左馬介もこの不可解な事件に巻き込まれてゆく。惨事の裏に幕政をも脅かす謎の組織の存在を知った左馬介は、お歌舞伎夜兵衛へと変貌。この世にあってはならぬ者を追い詰めるため、秘剣・夜桜を体得し、驚くべき姿を敵前に曝け出すのだった!果たして政事の安寧を守ることはできるのか!?
  • 街道の牙
    -
    材木問屋の主が斬り殺された。半壊した橋の修築を落札、工事を終えたばかりだった。 怨みの筋と判断した定町廻りの左門は探索を開始。 が、思うように捗らず、鏡心明智流の剣友、清四郎に助力を頼む。 旗本次男坊の“お控えさま”が必殺の剣を揮う! 書下ろし長篇。
  • 海道の修羅 (角川ebook)
    5.0
    我は人を捨てた。この瞬間から。 室町幕府の名門・今川家は、乱世の波に呑まれて、勢力を失っていき、今や北条家と武田家の争いの渦中にあった。幼き頃から仏門に入り、太原雪斎に師事していた今川氏親の五男の栴岳承芳(義元)は、見聞を広げるため、二年前から京に上っていた。だが、甲斐の守護・武田信虎との争いが激しくなり、急遽、呼び戻された承芳は、北条家に侵食されつつある駿河の惨状に衝撃を隠せなかった。北条の手駒となって果てるのか。だが、今川と駿河の行く末を危惧する承芳の声は、兄の今川氏輝と母の寿桂尼に届くことはなかった──。駿河を救うため、承芳は、兄たちと母に非情の決断を下す。「海道一の弓取り」と讃えられし今川義元の、閃光の如き生涯を描く、長篇歴史小説 ※本書は2017年4月27日に配信を開始した単行本「海道の修羅」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
  • 街道ぶらり歩き 読む地図
    -
    1巻1,155円 (税込)
    東海道、中山道に続き、日光街道、甲州街道、奥州街道へ。そしてついに五街道、踏破! 歩き旅の先達松尾芭蕉にならい、その土地ならではの「よさ」を感じ取り、実際に歩いたからこその驚きと発見の全記録。名所旧跡、名刹古刹はもちろん、時を越えて佇む一里塚など、ひとり歩き旅を通して、‘時代’を振り返り、現代社会のありようを考える。
  • 解読できません・・・
    -
    2031年が過去になっている物語である。  息子の美路はアンドロイドに教育されていた。母親の優子は息子がロイドTに似てき、情緒の理解が難しく、論理的に正確に物事を見る傾向に憂慮していた。  他方、父親は気にしていなかった。  優子は嫌な夢を見る。それは、街の全てがアンドロイドに占拠されていたのだ。彼女はベットの上で暗澹とした気分になり、街中に飛び出す。 その結末は・・・。
  • 飼い慣らせない恋心
    -
    キーリーは海辺の町セルチャーチに伯父夫婦と暮らしていた。ある10月の夕刻、誰もいない海で泳いでいた彼女は、浜辺に上がったところでミステリアスな男性に声をかけられる。町ではまず見ないほどハンサムな彼は、取材に訪れた記者だと言い、強く惹かれずにはいられないものを感じたキーリーは、警戒しながらも、誘われるまま激しいキスを交わした。これが運命の出会い、そして本物の恋なのかしら……。実は彼が町出身の有名な億万長者ロッド・バートレットで、正体を偽った帰郷の目的が、キーリーが姉と慕う従姉との悲劇的な過去の清算であることなど、まだ知りもせず。■圧倒的な人気を誇るキャロル・モーティマー。彼女の1984年に書かれた作品をお贈りします。作者が得意とする、心の内に熱い情熱を秘めた、陰のあるヒーローの魅力をたっぷりとご堪能ください。
  • 解任
    4.1
    私はなぜ三〇年勤めたオリンパスを告発するに至ったのか? なぜ私が社長に選ばれたのか? 事件の真相はどこに? オリンパスの英国人元CEOが突然の解任までの全真相を激白!
  • 貝のうた
    4.5
    屈指の名脇役で、名エッセイストでもあった「おていちゃん」の代表作。戦時下の弾圧、演劇組織の抑圧の中で、いかに役者の道を歩んだか、苦難と巧まざるユーモア、そして誠実。待望久しい復刊。
  • カイの樹
    -
    医師として、ひとりの人間として。日々の豊かな知見を綴る、心が潤う随筆集。 脳。進化。心。震災。音楽。文学。 枝葉を拡げる大樹のように、かくも豊潤に溢れる思索。

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  • 海覇王 (上)
    -
    寛永元年、南蛮貿易の港町・平戸ではキリシタン弾圧が行われていた。南蛮人明人の追放がはじまり、斬首があいついだ。街では吸血の妖怪が徘徊するとの噂がとんでいた。そしてそのころ、明の商人・鄭芝竜と日本人妻の間に、南海の覇者となるべく定めをうけた快男児・鄭成功が誕生する。男の夢と女の想いをのせて、アジアの英雄が織りなす壮大な物語がいま始まる。
  • 開発チームは、なぜ最強ブランド「瞬足」を生み出せたのか?
    4.0
    ■老舗靴メーカー、苦境からの大逆転! 空前の“メガブランド”誕生の舞台裏を開発チームが初公開! 「150万足売れれば大ヒット」と言われる子ども靴市場で、 年間600万足を売り上げ、いまや「子どもの2人に1人」が履いていると言われる アキレス株式会社の子ども靴「瞬足」。 業界関係者の間では、“奇跡のシューズ”として、いまや伝説化した子ども靴ブランドです。 「速く走れるようになる靴があるらしいぞ!」 2003年の発売以来、「瞬足」は子どもたちの間で瞬く間に口コミで広がり、 初年度24万足、04年70万足、05年158万足…と加速度的に売上を伸ばしました。 発売10年目の13年現在、累計売上は4,000万足を突破。 毎年発売するモデル数は200種にも及びます。 また、注目すべきは、自社の売上だけでなく、それまで縮小していた子ども靴市場全体の拡大にも貢献したこと。 現在では、ランドセル、Tシャツ、靴下、なわとびなど、他ジャンルの企業とのタイアップ商品も開発し、売上も好調。 「子どもたちのライフスタイルを応援する」メガブランドに成長しました。 では、どのようにして、開発チームは、最強ブランド『瞬足』を生み出したのか? それは、靴業界はもちろん、一般的にも常識破りで前代未聞の「あるアイデア」から始まりました。 組織力、決断力、突破力、マーケティング、現場主義、熱意… 開発チームが「瞬足」を生み出した背景には、 ビジネスを成功させるために不可欠な様々な要素が見えてきます。 本書は、その開発の舞台裏をドラマ性に富んだタッチで描きました。 また、この少子化時代に、「どうやって子どもたちの心をとらえるか」、 その秘訣を開発チームが明かします。 縮小する国内市場も、アプローチしだいでまだまだ打開できる! 子ども市場だけでなく、あらゆる業界のビジネスパーソンに、 “現状打破”への貴重なヒントを与えてくれる1冊です!

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  • 恢復する家族
    5.0
    障害を持つ子供の苦しみを積極的に受けとめ、共に生きていくことによって家族もまた癒されていく。3歳のときすでにベートーヴェンやショパンに敏感に反応し、野鳥の声に示した興味に添うかたちで音楽に出会った光さんを父のやさしい文と母のあたたかい画で綴った感動の長篇エッセイ。
  • 怪覆面マスクド・メロン
    -
    記者たちが感嘆の声を上げる。その男の姿は、まさしく異様だった。白のスーツに身を包んでいるが、その顔は……。単なる覆面だけなら大して驚くにはあたらない。しかし彼の覆面は常軌を逸していた。なんと、メロンをデザイン化してあったのだ。「マスクド・メロンさんの得意技は?」「十二支のスープレックスです」「じゅ、じゅうにしのスープレックス……」(「怪覆面マスクド・メロン」より)  溢れんばかりのプロレス愛! 抱腹絶倒のプロレス小説3篇を収録。 *怪覆面マスクド・メロン *謎の黒覆面 *太陽がいっぱい ●高井 信(たかい・しん) 1957年、名古屋生まれ。東京理科大学理学部卒業。1979年、大学在学中にSF専門誌「奇想天外」にて作家デビュー。以後、ショートショートやSFアイデアストーリーを中心に活躍。1990年代にはRPGに材をとった小説やシナリオも執筆。2000年ごろからショートショートの研究に着手。著作多数。
  • 怪物退治の夏 昭和48年 甲子園2回戦 銚子商と斎藤一之
    -
    1973年、春の全国高校野球。 優勝候補の名門校が、一回戦で姿を消した―― 歴史的敗戦によって厳しい批判を浴びる中、 打倒「昭和の怪物」を目指して奮闘した 高校球児と名将に迫る、渾身のルポルタージュ。 良いことも悪いことも人生の一部として教えてもらった野球に、 そしてその野球人生のスタートだった銚子市と、 野球を教えてくれた関係者の皆様に対して、 感謝とお礼のつもりでこの作品を手がけた。(本文より)

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  • 怪物の解剖学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 怪人伝説からロボットまで、にんげんの欲望と恐怖を凝縮し、神の創造の秘密に接近する〈人工的生命〉の種々相を追求し、蘇るべき祝祭空間をさぐる綺想の現象学。

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  • 怪物のユートピア
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 暴力映画を論じつつ、ギリシア神話の世界を散策し、転じて怪奇映画のなかに世界の終末と来るべきユートピアを遠望する。――新しい映画の批評法を確立すると同時に、光と闇の芸術の彼方に人間存在の秘められた本質を透視する、氏の多彩な営為の原点となった第一評論集。

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  • 怪物弁護士・遠藤誠のたたかい[増補版]
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 怪物と言われた弁護士の背景にある戦時・戦後体験を語る。

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  • 怪文書
    3.5
    経営者VS闇勢力の凄絶な暗闘! そごう、NEC、拓銀、イトマン、東京佐川……本書は、元『週刊文春』記者が、“怪文書爆弾”が炸裂した現場を歩いた記録である。
  • 解放された世界
    -
    世界の権力志向国家は、二大陣営にわかれて再び地球規模の戦争状態を引き起こす。核兵器を使用するのは、当然のなりゆきでもあった。世界の大都市が瓦礫と化すなかから、ようやく一群の目ざめた人びとが立ち上がる…1914年に書かれた本書は、遠く1950年代に舞台を設定し、驚くべき洞察力で未来戦争を描いたSF巨編だ。

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  • 解放老人 認知症の豊かな体験世界
    3.2
    認知症を"救い"の視点から見直す。2025年には730万人に達する可能性があるともいわれる認知症患者(厚生労働省調べ。最多の場合)。『救急精神病棟』『脳を知りたい!』で知られる著者が、重度認知症治療病棟のお年寄りたちに長期間密着。この難病をまったく新しい角度から見つめた画期的なルポ。
  • 解剖 日本維新の会
    4.0
    「大阪都構想」を掲げて誕生した地域政党「維新」。党勢を拡大して国政にも進出、いまや政界再編の鍵を握る政党の正体を探る。
  • 海魔の紋章(1)
    -
    明駿学園高等部の生徒が航空機事故に遭い海上保安庁の病院に収容されたとの連絡を受けて すぐに駆け付けた新任の生物教師・緑川忍は、妙な違和感を感じていた。 目の前の少年が、自分の知っている陰気でひねくれた生徒ではなく、大人びた雰囲気を持つ見知らぬ人間に思えたからだ。 忍は確認するように少年を見つめながら、とっさに尋ねてしまう。 「君、--龍造寺瞬くんよね?」 超人・怪物・殺し屋・美女-- 持てるものすべてを叩き込んだ、著者渾身の伝奇アクション・シリーズ!!
  • カイミジンコに聞いたこと
    4.5
    古生物学の泰斗が「何にでも興味を持つ子供のような眼」で見つめた日常は、新鮮な“発見”に満ちていた! 落語のこと。軽井沢の不思議な店のこと。逃げ出した見世物用のコブラのこと……。自然史科学者が平明な文章で綴る随筆集。
  • 壊滅日本 17の致命傷
    -
    「こんな日本に誰がした!」日本は崩壊する! 致命傷を抉りだし処方箋を提示ーー「腹がたつ。こんな日本に誰がした!」日本を崩壊させている〈17の致命傷〉に、怒りをこめて鋭いメスを入れる。議員バッジで金もうけする土建政治、倒産・貸し渋りに喘ぐ町工場、原発事故にさらされる住民、いじめ自殺の子どもなど、社会の深層に根を張る症例を抉りだし、解決に向けての処方箋を提示する。
  • 買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて
    3.9
    沖縄で買ったやちむん、大人のときめきパジャマ、ギャルっぽくない下着、ちょっと高価な傘…… 欲しいものがいっぱい! 女子垂涎のお買い物本 週刊文春の人気連載「お伊勢丹より愛をこめて」が書き下ろしを追加して一冊に! 山内さんが選ぶ「長く愛せるもの」が満載です。
  • 買い物の九割は失敗です
    4.0
    ますます便利になった通販。時間をかけて吟味してポチったものの果たして結果は……!? かといってリアル店舗で購入すれば必ず成功というわけでもなく。失敗しても得しても、やっぱりお買い物は楽しい。「わかるわかる!あるある!」がここにある。好評、お買い物エッセイシリーズ第4弾!
  • 海洋生命5億年史 サメ帝国の逆襲
    4.3
    <100点以上のフルカラーイラストを掲載> 海の生命の物語は陸上よりも奥深くダイナミックだ! サメの仲間は陸上で恐竜が誕生するずっと前から海洋世界に君臨し、恐竜絶滅後も生き残ってきました。 8割以上の生物が死に絶えた2億5000万年前、史上最悪の大量絶滅事件。 そして恐竜を滅ぼした6600万年前の小惑星衝突。 なぜサメたちは幾度の危機を乗り越え、 4億年以上にわたり“帝国”を築き上げることができたのでしょうか? 本書は海洋生命をめぐる興亡史を徹底的に解説します。 【目次】 ◎第1章 壮大なる“序章” 「アノマロカリス」から「ウミサソリ」へ ◎第2章 剛と軟。主導権を握るのは? 「甲冑魚」vs「初期のサメ」 ◎第3章 最強と最恐。海洋覇権をめぐる決戦 「サメ類の絶対王者」vs「モササウルス類」 ◎第4章 新勢力は“海の王”となるか 「クジラ」vs「メガロドン」
  • 海洋堂創世記
    3.3
    『1Q84』とも『あまちゃん』とも違う狂熱の80年代が、ナショナル・パナソニックの企業城下町で、日夜、繰り広げられていた! 大阪芸術大学に通う〈僕〉が足を踏み入れた、狭い路地の奥の倉庫。まさしくそこが模型づくりの聖地であり、総本山であり、梁山泊である海洋堂だった。そこで、〈僕〉は、館長や専務、ボーメさんら原型師たちとともに、疾風怒濤の日々を過ごしてゆく──。〈世界に一か所しかないガレージキットの聖地で、原型師ではないけれど、自分にしかできない作業を任されているという気持ちは、一種の宗教体験みたいなものだったと思う。[……]ただ、僕らには神も仏もなくて、模型だけがあった。〉(本書より)。海洋堂公認! 本書は、草創期の海洋堂をディープに描く「おたく」な青春グラフィティ。日本のSFが「ニュータイプ」に突入した時代、特撮やアニメへの情熱はもちろん、オタキングこと岡田斗司夫氏との対決や、美少女フィギュアづくりの裏事情まで、現場にいた当事者の目からいきいきと痛快に物語る。海洋堂の「青春時代」はこんなにも物凄かったのか! と驚かされるエピソードが満載だ。
  • 海洋プラスチック 永遠のごみの行方
    4.1
    (目次) はじめに ~このまま汚れた海でいいのだろうか 第一章 世界の海はプラスチックごみだらけ 第二章 プラスチックは地球の異物 第三章 マイクロプラスチックを生き物が食べる 第四章 わたしたち一人ひとりの力は小さいのか?
  • 快楽主義の哲学
    4.0
    人生に目的などありはしない──すべてはここから始まる。 曖昧な幸福に期待をつないで自分を騙すべからず。 求むべきは、今、この一瞬の確かな快楽のみ。 流行を追わず、一匹狼も辞さず、世間の誤解も恐れず、精神の貴族たれ。 人並みの凡庸でなく孤高の異端たれ。 時を隔ててますます新しい澁澤龍彦の煽動的人生論。 【目次】 第1章 幸福より、快楽を 第2章 快楽を拒む、けちくさい思想 第3章 快楽主義とは、何か 第4章 性的快楽の研究 第5章 快楽主義の巨人たち 第6章 あなたも、快楽主義者になれる ※電子版には文庫収録の三島由紀夫氏による推薦文は掲載しておりません。
  • 快楽上等! 3.11以降を生きる
    4.2
    「人並みに生きよ」のプレッシャーに縛られる日本の男と女。失敗を恐れ、恋愛・セックスからも遠ざかり、ただ加齢と老後に怯えるばかりだ。しかし、「生きていて良かった」の実感を得たいなら、「面倒くさい」「飽きた」を封印し、偶然と冒険に身をさらさねばならない――。悲しみも苦しみも快楽へ変えてきた二人が人生を味わい尽くす方法を伝授。
  • 快楽生活術
    -
    スポーツやボランティアなど、生きる喜びを創りだす快楽活動を、生活に効果的に取り入れるにはどうしたらよいか。活動に必要な資金や具体的な目標の設定などを実際に書き込むことで、自分に最も合った快楽生活をスタートできる、読者参加型の一冊。人生100年時代を心底から楽しむ、ユニークな暮らしの手引き書。
  • 快楽としての読書 海外篇
    4.7
    中身があって、面白くて、書き方が洒落ている。そして、その本をすぐに読みたくなる。それが丸谷書評の魅力だ。海外の傑作を熱烈に推薦した114篇。聖書とホメロスの新訳を味わい、中世フランスの村の記録に驚く。ナボコフ、クンデラ、エーコ、カズオ・イシグロ、そしてマルケス、バルガス=リョサの魅力を語り、チャンドラー、フォーサイスを楽しむ。書評傑作選第2弾。
  • 快楽としての読書 日本篇
    4.3
    丸谷書評は、読むに価する本の魅力を、普通の読者に向けてすっきりと語る。そして読者を本屋さんまで走らせる。読書共同体のための本の評判記にして書物の買物案内―そんな見本が123本。石川淳、大岡昇平から池澤夏樹、村上春樹まで、王朝和歌から谷川俊太郎まで、広辞苑、日本国語大辞典から絵本まで。ジャンルを超えた最高必読の本を推薦する文庫オリジナル第1弾。
  • 快楽としてのミステリー
    4.0
    探偵小説を愛読して半世紀。ミステリーの楽しみを自在に語る待望のオリジナル文庫。ミステリー批評の名作として名高い『深夜の散歩』から最新の書評まで。ポー、ドイル、チェスタトンからクリスティー、フレミング、チャンドラーまで、そして、グリーン、バルガス=リョサ、エーコまで、さらには、松本清張から大岡昇平、大沢在昌まで、あっと驚く斬新華麗な名篇揃い。
  • 快楽なくして何が人生
    値引きあり
    3.4
    真面目くさって一生懸命働いたって、この世は夢のようなものだ、遊べ、遊べ―快楽の追求こそ人間の本性にかなった生き方なのだから。だが、自分がこれまでに得た快楽は、はたして本物だったのか? 男にとって本物の女とは何か? そしてセックスとは? 執筆当時、末期の腎不全を患いながらも、唯一の延命策である人工透析を拒否したSM文豪・団鬼六が、死を目前にして、人生の価値を問い直す、現代社会への痛切なメッセージ。
  • 快楽のアルファロメオ
    4.5
    爛熟したイタリア文化を体現した華やかさ、暴力的な加速感、奇妙な動物のような仕種、抜群のコーナーリング性能、おかしな所が故障するユーモラスな側面、音楽的なエンジン音、驚異的なまでに快楽にポジティブなコンセプト、そのすべてが愛しく感じられた――。生命体にいちばん近く、あまりにイタリア的な歴史を持ち、現在も進化を続けるアルファ・ロメオへの恋心を縦横に綴った名作エッセイ。
  • 快楽の奥義 アルティメット・エクスタシー
    -
    御年74歳にして現役AV監督のヨヨチュウが追い求める、本当のオーガズムとは何か? 伝説のAV女優、AV男優に学ぶ性愛の技法。心も体も解放されるセックスの真髄を説く。あなたはまだ、本当の快楽を知らない。
  • カイラス巡礼 インダスとガンジスの内奥をめぐる
    -
    1巻880円 (税込)
    最終目標をカイラスにおいたヒマラヤ周行の旅。著者は細かいことは考えず、とらわれることなく漂泊することだけを思った。自分に対し、単独行で、飛行機を使わず陸上移動を原則とするという条件を課した。可能な限り自分の足で歩く。しかし、カイラスだけは例外となる。中国領の西域への個人の入城は許されない。結局インドのヒンズー教団に加わり巡礼者として目的を果たす。その意味では単独行とは言えないが、自由な旅を満喫し、この世の猥雑な人間関係や体制から免れ、いつも大いなるものと対話を楽しんでいた自身においては単独行をやりおおせたと思っている。ヒマラヤ周行をやり遂げた後も、著者の思いは依然としてチベットにあり、カイラスの上空を飛翔している。
  • 海嶺(上)
    5.0
    天保3年(1832年)熱田から、千石船宝順丸が14人の乗組員を乗せ江戸に向かって出航した。しかし遠州灘で激しい嵐に遭い、船は遭難してしまう。1年2か月後、乗組員の中で生き残った、豪胆な岩松、明朗快活な久吉、心優しい音吉の3人は、奇跡的に北アメリカに漂着した。彼らを待ち受けていたのは、想像を超える数奇な運命だった……。逆境の中、諦めることなく、希望を持って生き抜く男たちを描いた感動の時代巨編、第1巻。
  • 会話のつづき ロックンローラーへの弔辞
    4.0
    「腹減った、のど渇いた、死にそうだぁ」。「バン!」。男が口で言った銃声に、女はのけぞって言った。「こんな日に死ねて嬉しいぜ、感謝します!!」。列にいた若い男女の会話である。故人に似せた言い回しと原色で着飾ったふたりの悲しみとは程遠いやりとりの方が、ロックンローラーを送る言葉としてはふさわしく思えて、嗚咽混じりの弔辞から目を外し忘れないうちにと走り書きした。
  • カウボーイ・サマー
    4.0
    「カウボーイって、今でもいるの?」 と、周りの誰もが言った。 20年以上持ち続けたカウボーイへの憧れにケリをつけようと、電通コピーライターの職を捨て、僕はカナダの牧場に立った。そして、あまりの広大さに息をのんだ――。 そこに生きるカウボーイたちとの仕事を通して、人としての「在り方」を見つめる、冒険の夏。
  • カウンターウェイト
    3.5
    韓国の巨大企業が建設中の軌道エレベータに隠された世界を揺るがす機密を巡り、高軌道で微重力下戦闘を繰り広げるアクションSF
  • カウンターの向こうの8月6日~広島 バー スワロウテイル「語り部の会」の4000日~
    4.0
    被爆しながらも、孫に決して多くは語ろうとしなかった祖母。戦後72年を経て、被爆者の平均年齢は80歳を超え、当時の出来事を詳細に語れる人が徐々に少なくなっていく現実に危機感を覚えた著者は、自らが経営するバーで、毎月6日、「被爆体験者の証言の会」を開くことを決意する……。本書の刊行を目前に、肺がんにより37歳で亡くなった著者が、その生涯を通じて持ち続けた平和への覚悟と志とは……。
  • カウント・ゼロ〔新版〕
    3.0
    電脳空間のイメージが鮮烈に展開される、新版第二弾 新米ハッカーのボビイが没入中に邂逅した謎の少女の正体とは。『ニューロマンサー』を超越する圧倒的スケール、シリーズ第二作
  • フクシマ戦記 上 10年後の「カウントダウン・メルトダウン」
    4.0
    「日本は東日本を失うかもしれない」―― 戦後最大の危機から10年、衝撃的肉薄で明かされる「福島第一原発の真実」! メルトダウンの最中、パニックに陥る日本政府中枢、 蔓延る官僚システムの陥った失敗、悲劇の数々、 そして問題解決に取り組んだ偉大な技術者たち…… 今、改めてこの国の危機対応を問う 国民的ノンフィクションの金字塔。 日米同時発売、 第44回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作を大幅アップデート! 分刻みで描かれる「メルトダウン」、 そのとき日本政府は、日本国首相は、東電は、 そして現場の職員・技術者たちは何を考え、課題に取り組んでいたのか? 新史料で続々と明らかになる「フクシマ」の真相。 序 フクシマはなお、終わっていない。 第1章 SBO 全交流電源喪失 第2章 原子力緊急事態宣言 第3章 水素爆発 第4章 海水注入 第5章 運命の日 第6章 対策統合本部 第7章 住民避難 第8章 最後の砦
  • カウントダウン・メルトダウン(上)
    4.5
    2011年3月11日、 14時46分。東北地方太平洋岸一帯をマグニチュード9.0の激震が襲った。この地震と、そのあとの巨大な津波により、福島第一原子力発電所は全交流電源喪失という非常事態に陥る。 戦後最大の危機にあって、政治家は、東京電力は、原発の現場は、自衛隊は、そして地域住民は、どういった危機に直面し、どのような行動をとったのか。事故後、福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)を設立した国際的ジャーナリストが、危機に面した人々のストーリーに照準を合わせて、報告書の作成後も、さらなる取材を敢行。 リスクとは何か。リーダーシップとは何か。国家とは何か。福島第一原発の危機が問うた、日本の「国の形」、「戦後の形」を浮き彫りにするノンフィクションのマスターピース。第44回大宅賞受賞作。 上巻は事故の発生から、原発への放水作業までの軌跡を描き出す。
  • カエアンの聖衣〔新訳版〕
    4.5
    服は人なり、という衣装哲学を具現したカエアン製の衣装は、敵対しているザイオード人らをも魅了し、高額で闇取引されていた。衣装を満載したカエアンの宇宙船が難破したという情報をつかんだザイオードの密貿易業者の一団は衣装奪取に向かう。しかし、彼らが回収した衣装には、想像を超える能力を秘めたスーツが含まれていた……後世のクリエイターに多くの影響を遺した英SF界の奇才による傑作の新訳版。星雲賞受賞作。解説/中島かずき
  • 嘉永五年の人工呼吸 《姫四郎医術道中4》(電子復刻版)
    -
    謀殺された名医・内藤了甫の忘れ形見・姫四郎、今では“悪”と噂の渡世人。日光街道宇都宮の城下。太物商いの豪商・野州屋の孫娘がかどわかされ、発見者に百両の賞金が出る、と聞き及んだのが氏家宿は七兵衛親分の手下二人。誘拐犯の上前をはねるべく、近在を駆け巡り、それと覚しきを見つけたが、この幼女、前夜肺炎を起こしかけたところを姫四郎に救われたばかりだった……。好評股旅連作。

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  • 嘉永三年の全身麻酔 《姫四郎医術道中2》(電子復刻版)
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    関八州随一の名医と謳われながら謀殺された内藤了甫の忘れ形見・姫四郎、今では世を拗ね、“悪”と噂の渡世人。さしかかった小田原城下、この十日ほどに医師三人が殺されたという。その魔手は姫四郎をも襲い、拉致された先は城主大久保家浜屋敷。病床に伏す姫君の見立てを強要された姫四郎、「乳岩」と看破、切開手術を試み、見事、腫瘍除去は果たしたが……(「命を競う小田原宿」)。好評股旅連作。

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  • 嘉永二年の帝王切開 《姫四郎医術道中1》(電子復刻版)
    -
    野州無宿、乙井の姫四郎。関八州随一の名医と謳われた父は、ある夜、正体不明の武士の闇討ちに斬死、母、二人の兄弟もその道連れとなる。一人難を逃れ上訴したが、何故か却下される。世を拗ねた姫四郎、この日を境に“悪”と噂の渡世人となる。「右手の数珠は人助け、左の長脇差は殺めの道具」と嘯きながら踏みこむ裏街道。見様見真似の医の術が、やがて街道筋の評判に……。股旅連作。

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  • 華栄の丘
    4.1
    司馬遼太郎賞受賞作。争いを好まず、あえて負けを選ぶことで真の勝ちを得る――。乱世にあって自らの信念を曲げることなく、詐術とは無縁のままに生き抜いた小国・宋の名宰相、華元(かげん)。出目で太鼓腹の巨漢、人をつつみこむ、あかるく磊落(らいらく)な性格。西郷隆盛をおもわせる男、とは作者の言。名君・文公を助け、ついには大国晋と楚の和睦を実現させた男の奇蹟の生涯を、さわやかに描く中国古代王朝譚の名作。人間の器量について考えさせられる一冊!
  • 嘉永四年の予防接種 《姫四郎医術道中3》(電子復刻版)
    -
    医術の心得ある渡世人と街道筋に噂される乙井の姫四郎、草鞋を脱いだ下仁田宿は文治親分宅。だがそこにはすでに医術修行中の触れこみで乙姫が投宿しているという。名を騙るニセ乙姫、松井田宿の大尽・吉富の末娘の危難を救ったと見せていい仲となり、実はゆすりを企む悪党の一味。だがその無頼の一人が発熱、ついで発疹を見るに及んで流行病の痘瘡と見抜いた姫四郎だったが……。好評股旅連作。

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  • 嘉永六年の奄美―解説『嶋中御取扱御一冊』―
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    沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第4弾。 著者は鹿児島県奄美市出身で奄美の古文書研究家、山下文武氏。 今年86才になる現在でも古文書解読学習会の講師を務め、古文書解読の中から奄美の歴史を学び取ると共に、古文書が読める人材養成に力を注いでいる。 嘉永六年(1853年)といえば我々はアメリカのペリーが黒船軍艦四艘を率いて浦賀に来航した幕府に通商や開港を求めた事を想起するだろう。あわただしかった当時の海外情勢の中で我国は開港論と攘夷論に分かれ騒然とした時代であった。 こうした時代に『嶋中御取扱御一册』は公布された。本書は原文に訳文・読み下し分を加え、わかりやすく解説されている。当時の薩摩藩の奄美支配体制を知ることができる重要な史料が電子書籍として復刻。 「本書は幕末開港期の奄美大島に関する根本史料である。与人(よひと)・横目(よこめ)と呼ばれる島役人の職掌についてはもちろんのこと、末端の支配構造、階級配置についても具体的に知ることができる。本書によって私たちは、歴史の横断面を目のあたりに見ながら、幕末開港期の奄美社会を生き生きと、しかも科学的に語ることが可能になったわけである。(1988年初版発行時の作品紹介文より)
  • 嘉永六年のアルコール中毒 《姫四郎医術道中5》(電子復刻版)
    -
    噂が噂を呼ぶ乙井の姫四郎、医術を使う渡世人。道中合羽に三度笠、右手に数珠を巻きつけて、さしかかった甲州街道は横山宿。姫四郎がのぼせを癒してやった年増後家、その女のひさぐ居酒屋に寄寓して酒毒に溺れる五十男。元は歴とした日野の大店の主・平右衛門。のめりこんだ賭場で身代を失い、愛娘二人までも借金のカタに……。酒毒を断てば娘二人を救ってやると請け合った姫四郎だったが……。好評股旅連作。

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  • カエクスの巫女 天青国方神伝
    4.0
    元士官候補生にして、現在、天青国のお尋ね者の少年イオンと、英雄の祖父を持つアルは、新たな邪神と出逢うため、アウラ族を訪ねる。だが、街の人々は天青国の正規軍に連れ去られたあとだった……! 一方、リッカは天青国王を暗殺するため、王城に忍び込むが思わぬ邪魔が入り……!? 三人の数奇な運命は、ときに交わり、ときにぶつかりながら、天青国を思わぬ方向に導いていく! 大人気ファンタジー第三弾!

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